花束は咲良先生に（保育士）

②

②咲良先生は，
「太郎君，今日の給食美味しいね」

「うん，美味しいよ」

「そうだね，今日はお散歩でドングリやまに行ってお腹空いたね」

　太郎君は，ニコニコと咲良先生を見ながら，ドングリ山のお散歩の出来事を話し出した。咲良先生は，良く聞いてあげてそれに応えてあげ，心の通い合いをしている。

「太郎君，先生の食べ方を，ちょと，見ていて・・・・・・・・・」

　咲良先生は，今日のハンバーグを小さくとり，口の中で，

　モグモグモグモグモグ，ゴクン～

「太郎君，ハンバーグ美味しいよね，咲良先生みたいに食べると，もっと美味しくて体の中に入ったら，太郎君，もっと元気になれるんだよ」

「へえぇ～，咲良先生，そうなの」

「先生と一緒にハンバーグ食べてみようか」

「うん！」

　太郎君は咲良先生と一緒に，

　モグモグモグモグモグ，ゴクン～

　咲良先生は租借力が年齢の低さから考えてないので，一緒にやったり，声でまねたりする方法をとって，太郎君の早食いが改善されました。