先生，理科って楽しいね。

⑦ ４年生 電池のはたらき

⑦　 ４年生　電池のはたらき

　森田先生との教材研究で質問された。「子どもにはたらき」の意味を聞かれたらどう答えるかだった。
（お父ちゃん、働いているよね、確かに、電池がはたらくって・・・）
答えられずにいると、森田先生から、国語辞典で調べるように進められた。
「仕事をすること。労働すること」と、まず出ていた。子どもの質問の答えになっていない。次に、「活躍すること、また、その実績」とあった。
　電池は活躍するけど、これも答えとしては違う。じゃあ、「仕事の成果」「 稼ぎ、収入。また、それを得る才覚」等も違う。「物事に備わっている機能、その及ぼす作用」、これが答えだ。
　森田先生が、「機能」とは、「はたらき」のことだけど、四年生に、どういう言葉で伝えるのか、考えておくように言われた。
「向日葵（ひまわり）先生、単元名の乾電池のはたらきのはたらきを子どもにどう伝えるか考えながら単元全体を読むと、素晴らしい教材研究なんだよ」
（「乾電池の向きを変えると、電流の向きは変わるか」から始まって、ずっと、「はたらき」を勉強していくことがわかったよ、単元名って、深い意味があるんだ、そして、そこからが教材研究の始まりだとわかったよ、お父ちゃん、向日葵も成長しているから、お仕事、頑張って）