4 / 14
004 助けたのに捕らえられ
しおりを挟む
「よっしゃあ!経験値ゲット!」
俺は石つぶてを武器にモンスター狩りに勤しんでいた。
石ころも使いようで武器になる。
というより、バケモノ級のステータスが石ころを武器に変えたのだ。
うっかり武器を買い忘れた俺は手頃な石を拾い、スライムめがけて投げてみた。
どうせ効かないだろうと思ったら、一撃で木っ端微塵に。
これはイケる。
それからはモンスターを見つけては石ころを投げつけ、着実にレベルアップを続けていた。
スキル【社畜】の効果で経験値が大量に入り、開始1時間足らずでレベル10にまで上がっている。
マヨネーズの価格もレベル2で9,500ネルトだったのが、今では150ネルトにまで下がっていた。
「これなら商売できるな。ってか、どういう計算なんだよ。一気にここまで減るかね?」
安くなったのは喜ばしい限りだが、ここまで急落されると若干不安になる。
他の調味料も軒並み急落していることから対価としては同じ計算なのだろう。
その証拠に、高級品の調味料は軒並み高止まりしている。
本来ならば目的は達しているのでサッサと街に引き返すべきなのだが。
「ここ、どこ?」
モンスター狩りに夢中になりすぎて遠くまで来てしまった。
周囲を見渡しても街の灯は見当たらない。
というか街道すら見当たらない。
見えるのは奥深い大森林と澄んだ清流の小川だけだ。
「たしかあっちから来たと思うけど……」
記憶を総動員して来た道を割り出そうとする。
早くしないと日が暮れてしまう。
夜になれば夜行性のモンスターが現れて大変な事になる。
「やばい、全く覚えてない」
これは終わったなと大きく溜息をついた。
すると。
「あれ?」
気のせいだろうか。
大森林の方から人の声が聞こえたのだが。
まさか、こんなところに人がいるわけがないだろうし。
幻聴か。
そう思った時だった。
「助けてー!!」
確かに大森林の方から人の声が聞こえた。
聞き間違いじゃない。
俺は希望の光が見えた。
「待ってろよ!」
俺は周辺にある石ころを拾い集めると声がした方に猛然とダッシュした。
「いや……やめて……来ないで……」
女性は樹の幹を背にしてへたり込んでいた。
およそ大森林を訪れる格好とは思えないドレス姿の女性は、見目麗しい容姿で先端の尖った特徴的な耳をしている。
その女性を追い詰めているのは赤褐色の巨大な狼だ。
大きく裂けた口には鋭い牙が並び、発達した筋肉の先には刃物のような爪が光っている。
女性の白い太ももには狼に受けた傷だろうか。
痛々しく裂けた傷口から鮮血が流れ、地面に血溜まりを形成していた。
狼は獲物を逃すまいとゆっくり間を詰めている。
すでに女性には逃げる力も術もない。
しかし最後の抵抗を試みているのか。
短剣を構えて祈るような目で狼に向き合った。
狼が低く呻る。
戦闘態勢に入る前準備だろうか。
前傾姿勢となり、四肢の筋肉に力を溜めている。
まるで弓の弦が引き絞られている感じだ。
解き放たれれば瞬く間に女性の首筋に牙を食い込ませる事だろう。
それは女性自身が一番理解していた。
「お願い……助けて……」
震える手が全てを物語る。
きっと助からない。
ここで死ぬのだ。
女性の瞳に大粒の涙が浮かんだ。
狼は大きく吠えると力強く大地を蹴った。
解き放たれた矢の如く、凄まじいスピードで女性の首筋めがけて牙を剥く。
一瞬の出来事。
女性はなす術なく死を覚悟した。
「そうはさせるか!」
女性に迫る狼めがけて石ころを投げつけた。
投擲は見事にヒット。
狼の側頭部にクリーンヒットし、短い断末魔をあげた狼は半回転して地面に崩れ落ちた。
「……え?」
突然の出来事に女性は訳がわからず固まった。
転がる石ころに視線を落とし、横死した狼の亡骸に視線を向ける。
それを何度か交互に行った後、ようやくホランドに視線を向けた。
「大丈夫ですか?」
俺は好青年の容姿を活かして爽やかな笑顔を浮かべた。
ラノベ的な展開なら恋愛模様に発展するパターンなのだが。
「いやぁあああぁぁぁぁぁっ‼︎こ、こないでぇぇぇぇぇぇっ‼︎」
猛烈な勢いで拒絶された。
それも狼以上に嫌悪感丸出しの反応だ。
うっそぉおおおぉぉぉぉぉ~~~ん⁉︎
ここは頬を赤らめて有難うございますだろう。
なんで狼より嫌われなきゃならんの?
しかも命の恩人なのに、拒絶するっておかしいだろ!
想定外の反応に俺が戸惑っていると、女性は糸が切れた人形のように脱力して動かなくなった。
死んだのか?
一瞬心配になったが、どうやら失神しただけのようだ。
太ももの出血に加え、猛然と拒絶反応を示した事で血圧が上がり意識を失ったのだろう。
「やばい。早く止血しないと」
俺は圧迫止血をすべく女性に近付いた。
「動くな!」
突然響いた声に驚いて足が止まった。
その刹那、目の前を矢がかすめて地面に突き刺さる。
驚いた俺は全身を硬直させ、恐る恐る矢の飛んできた方角に視線を向けた。
すると大樹の枝に弓矢を構える人影が見えた。
それも1人や2人ではない。
複数人の人影が見える。
どうやら周囲を取り囲まれ、全方位から弓矢で狙われているようだ。
「ま、待ってくれ!俺は敵じゃない!」
両手を上げて敵意がないことをアピールする。
しかし効果は無いらしく、敵意は少しも和らぐ気配がない。
「彼女は君たちの仲間か?だったら、彼女は俺が助けた。そこに死んだ狼がいるだろう。その狼に襲われている彼女を、俺が石を投擲して狼を倒して助けたんだ」
必死に敵ではないとアピールしたが、どうやら信じてもらえなかったようだ。
当然も当然だ。
どこの世界に石ころを投げて巨大な狼を仕留める人間がいるというのか。
Sランクの勇者ですら、そんな芸当はできない。
ましてや冒険者ですらない人間が仕留めたなどと誰が思うだろう。
これが悪手だったらしい。
余計な疑念を与えてしまったようだ。
「捕らえよ!」
リーダー格の青年が命令すると数人の男女が縄を持って近付いてきた。
俺は抵抗すべきか、逃げるべきか悩んだが、大人しく捕まることにした。
だって彼等はエルフなのだから。
ファンタジーでしかお目にかかれない種族が目の前にいるのだ。
もっと近くで観察したいし、話をしてみたい。
逃げ出すのはその後からでも遅くはないだろう。
俺は楽観的に考えると黙ってエルフに連行された。
俺は石つぶてを武器にモンスター狩りに勤しんでいた。
石ころも使いようで武器になる。
というより、バケモノ級のステータスが石ころを武器に変えたのだ。
うっかり武器を買い忘れた俺は手頃な石を拾い、スライムめがけて投げてみた。
どうせ効かないだろうと思ったら、一撃で木っ端微塵に。
これはイケる。
それからはモンスターを見つけては石ころを投げつけ、着実にレベルアップを続けていた。
スキル【社畜】の効果で経験値が大量に入り、開始1時間足らずでレベル10にまで上がっている。
マヨネーズの価格もレベル2で9,500ネルトだったのが、今では150ネルトにまで下がっていた。
「これなら商売できるな。ってか、どういう計算なんだよ。一気にここまで減るかね?」
安くなったのは喜ばしい限りだが、ここまで急落されると若干不安になる。
他の調味料も軒並み急落していることから対価としては同じ計算なのだろう。
その証拠に、高級品の調味料は軒並み高止まりしている。
本来ならば目的は達しているのでサッサと街に引き返すべきなのだが。
「ここ、どこ?」
モンスター狩りに夢中になりすぎて遠くまで来てしまった。
周囲を見渡しても街の灯は見当たらない。
というか街道すら見当たらない。
見えるのは奥深い大森林と澄んだ清流の小川だけだ。
「たしかあっちから来たと思うけど……」
記憶を総動員して来た道を割り出そうとする。
早くしないと日が暮れてしまう。
夜になれば夜行性のモンスターが現れて大変な事になる。
「やばい、全く覚えてない」
これは終わったなと大きく溜息をついた。
すると。
「あれ?」
気のせいだろうか。
大森林の方から人の声が聞こえたのだが。
まさか、こんなところに人がいるわけがないだろうし。
幻聴か。
そう思った時だった。
「助けてー!!」
確かに大森林の方から人の声が聞こえた。
聞き間違いじゃない。
俺は希望の光が見えた。
「待ってろよ!」
俺は周辺にある石ころを拾い集めると声がした方に猛然とダッシュした。
「いや……やめて……来ないで……」
女性は樹の幹を背にしてへたり込んでいた。
およそ大森林を訪れる格好とは思えないドレス姿の女性は、見目麗しい容姿で先端の尖った特徴的な耳をしている。
その女性を追い詰めているのは赤褐色の巨大な狼だ。
大きく裂けた口には鋭い牙が並び、発達した筋肉の先には刃物のような爪が光っている。
女性の白い太ももには狼に受けた傷だろうか。
痛々しく裂けた傷口から鮮血が流れ、地面に血溜まりを形成していた。
狼は獲物を逃すまいとゆっくり間を詰めている。
すでに女性には逃げる力も術もない。
しかし最後の抵抗を試みているのか。
短剣を構えて祈るような目で狼に向き合った。
狼が低く呻る。
戦闘態勢に入る前準備だろうか。
前傾姿勢となり、四肢の筋肉に力を溜めている。
まるで弓の弦が引き絞られている感じだ。
解き放たれれば瞬く間に女性の首筋に牙を食い込ませる事だろう。
それは女性自身が一番理解していた。
「お願い……助けて……」
震える手が全てを物語る。
きっと助からない。
ここで死ぬのだ。
女性の瞳に大粒の涙が浮かんだ。
狼は大きく吠えると力強く大地を蹴った。
解き放たれた矢の如く、凄まじいスピードで女性の首筋めがけて牙を剥く。
一瞬の出来事。
女性はなす術なく死を覚悟した。
「そうはさせるか!」
女性に迫る狼めがけて石ころを投げつけた。
投擲は見事にヒット。
狼の側頭部にクリーンヒットし、短い断末魔をあげた狼は半回転して地面に崩れ落ちた。
「……え?」
突然の出来事に女性は訳がわからず固まった。
転がる石ころに視線を落とし、横死した狼の亡骸に視線を向ける。
それを何度か交互に行った後、ようやくホランドに視線を向けた。
「大丈夫ですか?」
俺は好青年の容姿を活かして爽やかな笑顔を浮かべた。
ラノベ的な展開なら恋愛模様に発展するパターンなのだが。
「いやぁあああぁぁぁぁぁっ‼︎こ、こないでぇぇぇぇぇぇっ‼︎」
猛烈な勢いで拒絶された。
それも狼以上に嫌悪感丸出しの反応だ。
うっそぉおおおぉぉぉぉぉ~~~ん⁉︎
ここは頬を赤らめて有難うございますだろう。
なんで狼より嫌われなきゃならんの?
しかも命の恩人なのに、拒絶するっておかしいだろ!
想定外の反応に俺が戸惑っていると、女性は糸が切れた人形のように脱力して動かなくなった。
死んだのか?
一瞬心配になったが、どうやら失神しただけのようだ。
太ももの出血に加え、猛然と拒絶反応を示した事で血圧が上がり意識を失ったのだろう。
「やばい。早く止血しないと」
俺は圧迫止血をすべく女性に近付いた。
「動くな!」
突然響いた声に驚いて足が止まった。
その刹那、目の前を矢がかすめて地面に突き刺さる。
驚いた俺は全身を硬直させ、恐る恐る矢の飛んできた方角に視線を向けた。
すると大樹の枝に弓矢を構える人影が見えた。
それも1人や2人ではない。
複数人の人影が見える。
どうやら周囲を取り囲まれ、全方位から弓矢で狙われているようだ。
「ま、待ってくれ!俺は敵じゃない!」
両手を上げて敵意がないことをアピールする。
しかし効果は無いらしく、敵意は少しも和らぐ気配がない。
「彼女は君たちの仲間か?だったら、彼女は俺が助けた。そこに死んだ狼がいるだろう。その狼に襲われている彼女を、俺が石を投擲して狼を倒して助けたんだ」
必死に敵ではないとアピールしたが、どうやら信じてもらえなかったようだ。
当然も当然だ。
どこの世界に石ころを投げて巨大な狼を仕留める人間がいるというのか。
Sランクの勇者ですら、そんな芸当はできない。
ましてや冒険者ですらない人間が仕留めたなどと誰が思うだろう。
これが悪手だったらしい。
余計な疑念を与えてしまったようだ。
「捕らえよ!」
リーダー格の青年が命令すると数人の男女が縄を持って近付いてきた。
俺は抵抗すべきか、逃げるべきか悩んだが、大人しく捕まることにした。
だって彼等はエルフなのだから。
ファンタジーでしかお目にかかれない種族が目の前にいるのだ。
もっと近くで観察したいし、話をしてみたい。
逃げ出すのはその後からでも遅くはないだろう。
俺は楽観的に考えると黙ってエルフに連行された。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜
日々埋没。
ファンタジー
「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」
かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。
その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。
レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。
地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。
「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」
新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。
一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。
やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。
レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
【完結】悪役令嬢ですが、元官僚スキルで断罪も陰謀も処理します。
かおり
ファンタジー
異世界で悪役令嬢に転生した元官僚。婚約破棄? 断罪? 全部ルールと書類で処理します。
謝罪してないのに謝ったことになる“限定謝罪”で、婚約者も貴族も黙らせる――バリキャリ令嬢の逆転劇!
※読んでいただき、ありがとうございます。ささやかな物語ですが、どこか少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
妹の初恋は私の婚約者
あんど もあ
ファンタジー
卒業パーティーで、第一王子から婚約破棄を宣言されたカミーユ。王子が選んだのは、カミーユの妹ジョフロアだった。だが、ジョフロアには王子との婚約が許されない秘密があった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる