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005 エルフの集落にて
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エルフの集落に連行された俺は丸太で作られた檻に入れられた。
人間が珍しいのか、エルフの子供達は好奇心に輝いた瞳で遠巻きに俺を眺めている。
逆に、大人達は嫌悪感を露わにして俺を睨みつけていた。
中には殺気を漲らせて弓矢を構える者もいた。
牢番が居なかったら射られていただろう。
その牢番も決して友好的ではない。
仕事だからと割り切っている感が強かった。
「食事だ」
牢番が木枠の隙間から食事を差し入れた。
メニューはパン一切れ、チーズ、果実の盛り合わせだ。
肉や魚といった生臭ものは一つもない。
「うん、美味い。街の食事より美味しいかも」
パンには干し葡萄が練りこまれているせいか街のパンより甘く、少しだが柔らかい。
チーズも味が濃くてよく熟成されている。
果実に至っては採れたてで新鮮だ。
とはいえ量が量だけに瞬く間に完食してしまった。
「ねえ、牢番さん。怪我してた彼女はどうなったの?」
問いかけるが無反応だ。
貴様に答える義理はない。
そんな頑なな気配さえ窺える。
こりゃどうしようもないな。
せっかく色々と話ができると期待してたのに、これでは全くの無駄足だ。
せめて興味を示している子供達が近づいてくれば面白いのに。
俺はガッカリしてふて腐れたようにゴロ寝した。
「ん?」
やけに慌ただしい。
何事かと視線を向けると、兵士らしきエルフに案内されて年老いたエルフが次々とやってくる。
皆一様に焦った面持ちで余裕が無い感じだ。
中にはこうべを垂れて意気消沈している者もいる。
「なんだありゃ?」
牢番に問うても答えが帰ってくるはずもない。
ただただ成り行きを眺めていると、誰かがこちらにやって来る。
早足で険しい表情をした青年だ。
それは大森林で俺を捕縛したリーダーの青年だった。
「貴様リシュナになにをした!」
突然の怒号に驚いて飛び起きた。
訳がわからず呆然としていると、エルフの青年が怒りを宿した眼で俺を睨んでいる。
「なんだよいったい?」
エルフに睨まれるのは流石に慣れたが、青年の様子は今までのエルフ達とは明らかに異なる。
剥き出しの憎悪。
まるで仇を前にした戦士のような雰囲気だ。
「貴様が狼を使役してリシュナを襲ったんだろう!」
俺は言葉を失った。
どうしたらそんな考えに至るのか。
彼女を襲うどころか命を助けたというのに。
「ふざけるな!なんで俺が襲わなけりゃならないんだ!」
「とぼけるな!人間がエルフを狩って奴隷にしているのは知っているんだ!貴様もリシュナを捕まえて奴隷にしようとしていたんだろう!」
耳を疑う情報に驚き、そして納得した。
大人のエルフ達がことごとく嫌悪感を露わにしていたのは、そういう事情があったためか。
だから彼女も、リシュナも露骨に拒絶反応を示したのだろう。
だとしても、俺は違う。
人間全てがエルフを奴隷として扱っている訳じゃない。
「俺はエルフを奴隷にしようなどと考えていない!もし奴隷程度にしか見ていないなら彼女を助けたりしなかった!」
「フンッ!白々しい。人間の言うことなど信じられるか!」
「だったら彼女に、リシュナに聞いてみろ!少なくとも狼から救ったことは事実だ!」
「薄汚い人間がリシュナの名を口にするな!」
感情的になって論点がズレようとしている。
ここは一旦冷静にならないと泥沼にはまってしまう。
俺は昂ぶる感情を必死に堪えると。
「わかった。彼女の名を口にはしない。だが、彼女に聞いてほしい。俺が彼女を救ったのはまぎれもない事実だ」
俺は冷静な物言いに切り替えて下手に出た。
すると青年は気勢を削がれたように口をつぐみ、苛立ちながらも辛うじて耳を貸してくれた。
水掛け論は青年も望んでないのだろう。
でなければワザワザ牢にまで足を運んで話しかけるハズがない。
「少し、時間をくれ」
青年は苛立ちを鎮めるように深呼吸を繰り返した。
完全に苛立ちを鎮める事は出来ぬまでも、ある程度は冷静に話ができるレベルまでクールダウンできたらしい。
俺に向き直った青年の眼からは剥き出しの憎悪がかなり和らいでいた。
「本当にリシュナを救ったのか?」
やや圧のある声で青年が問いかける。
やはり腹の中には抑え難いマグマが沸騰しているようだ。
俺は噴火させれば終わりだと気をつけつつ。
「信じられないだろうが、事実だ」
「Aランクモンスターを石ころで倒したと?本来ならAランクの冒険者がパーティーを組んで討伐するバケモノだぞ」
「だが、事実だ。なんなら証拠を見せてもいい」
「証拠を見せるだと。どうやって?」
俺はアイテムバックから石ころを取り出した。
青年は武器を隠し持っていた事に驚いたが、すぐにそれ以上に仰天する事になる。
「それっ!」
俺は天空めがけて石ころを投擲した。
標的は天井を覆う木枠だ。
手の平サイズの石ころが丸太の枠に直撃すると、激しい破壊音を響かせて木っ端微塵に吹き飛んでしまった。
「な、なんだと⁉︎」
信じがたい光景に青年は目を丸くした。
石ころが当たった丸太が破壊され、なおかつ勢いの衰えない石ころは天高く飛んで見えなくなる。
ほどなくして天空で衝撃音が響くと、全長3メートルはあろう鳥型モンスターがエルフの集落に墜落した。
「ば、ばかな……」
大きく口を開けて呆然とする青年。
目の当たりにした現実は証拠とするには充分過ぎるだろう。
俺の言い分が嘘ではないと理解すると、青年は意外にも素直に謝罪した。
「すまん。リシュナの命の恩人を疑ったこと、許してほしい」
疑いが解けて牢から出された俺はグッと背伸びした。
「別に良いさ。事情は理解したし。奴隷にされたんじゃ人間を恨むのも仕方がない」
「俺だって全ての人間が悪いとは思っていない。だが、種族を守るには仕方がないんだ」
青年は握りしめた拳を震わせた。
悔しい思いが見て取れる。
それだけで辛い胸の内が察せられた。
「ところで彼女は?だいぶ酷い傷口だったが」
「実は、そのことで話を聞きにきたのだが」
「どういうことだ?」
「忘れてくれ。てっきり狼を使役しているとばかり思っていたから」
「従魔師と思ったわけか」
従魔師とはモンスターを使役する特殊職だ。
個々のレベルや能力によって異なるが、卓越した従魔師ならSランクのモンスターを使役する事も不可能ではない。
もっともそれは選ばれた一握りの従魔師のみで、その他大勢は最高でもAランク。
大抵はBランクモンスターが定番化していた。
「従魔師ならモンスターに毒を使わせる事もできる。彼女の容体は相当悪いんだな?」
「はっきり言って、手の施しようがない」
青年は無念そうに奥歯を噛み締めた。
よほどリシュナが大切なのだろう。
関係は、無粋だから聞かないが、相当親密であろうことが窺える。
なんとかしてやりたいが。
俺には回復魔法は使えない。
せいぜいスキル【等価交換】で現代の薬を用立てることしかできない。
「……待てよ、確か説明には」
俺はステータスウインドウを開くとスキルの説明に目を通した。
「もう、他に方法がない。このまま苦しみ続けるなら、いっそ俺の手で」
青年は悲しみに暮れた顔で腰に帯びた短剣を抜いた。
「待て!諦めるのはまだ早い!」
「しかし、もうどうしようも……」
「俺に任せろ!」
俺は胸板を叩いて満面の笑顔を見せた。
人間が珍しいのか、エルフの子供達は好奇心に輝いた瞳で遠巻きに俺を眺めている。
逆に、大人達は嫌悪感を露わにして俺を睨みつけていた。
中には殺気を漲らせて弓矢を構える者もいた。
牢番が居なかったら射られていただろう。
その牢番も決して友好的ではない。
仕事だからと割り切っている感が強かった。
「食事だ」
牢番が木枠の隙間から食事を差し入れた。
メニューはパン一切れ、チーズ、果実の盛り合わせだ。
肉や魚といった生臭ものは一つもない。
「うん、美味い。街の食事より美味しいかも」
パンには干し葡萄が練りこまれているせいか街のパンより甘く、少しだが柔らかい。
チーズも味が濃くてよく熟成されている。
果実に至っては採れたてで新鮮だ。
とはいえ量が量だけに瞬く間に完食してしまった。
「ねえ、牢番さん。怪我してた彼女はどうなったの?」
問いかけるが無反応だ。
貴様に答える義理はない。
そんな頑なな気配さえ窺える。
こりゃどうしようもないな。
せっかく色々と話ができると期待してたのに、これでは全くの無駄足だ。
せめて興味を示している子供達が近づいてくれば面白いのに。
俺はガッカリしてふて腐れたようにゴロ寝した。
「ん?」
やけに慌ただしい。
何事かと視線を向けると、兵士らしきエルフに案内されて年老いたエルフが次々とやってくる。
皆一様に焦った面持ちで余裕が無い感じだ。
中にはこうべを垂れて意気消沈している者もいる。
「なんだありゃ?」
牢番に問うても答えが帰ってくるはずもない。
ただただ成り行きを眺めていると、誰かがこちらにやって来る。
早足で険しい表情をした青年だ。
それは大森林で俺を捕縛したリーダーの青年だった。
「貴様リシュナになにをした!」
突然の怒号に驚いて飛び起きた。
訳がわからず呆然としていると、エルフの青年が怒りを宿した眼で俺を睨んでいる。
「なんだよいったい?」
エルフに睨まれるのは流石に慣れたが、青年の様子は今までのエルフ達とは明らかに異なる。
剥き出しの憎悪。
まるで仇を前にした戦士のような雰囲気だ。
「貴様が狼を使役してリシュナを襲ったんだろう!」
俺は言葉を失った。
どうしたらそんな考えに至るのか。
彼女を襲うどころか命を助けたというのに。
「ふざけるな!なんで俺が襲わなけりゃならないんだ!」
「とぼけるな!人間がエルフを狩って奴隷にしているのは知っているんだ!貴様もリシュナを捕まえて奴隷にしようとしていたんだろう!」
耳を疑う情報に驚き、そして納得した。
大人のエルフ達がことごとく嫌悪感を露わにしていたのは、そういう事情があったためか。
だから彼女も、リシュナも露骨に拒絶反応を示したのだろう。
だとしても、俺は違う。
人間全てがエルフを奴隷として扱っている訳じゃない。
「俺はエルフを奴隷にしようなどと考えていない!もし奴隷程度にしか見ていないなら彼女を助けたりしなかった!」
「フンッ!白々しい。人間の言うことなど信じられるか!」
「だったら彼女に、リシュナに聞いてみろ!少なくとも狼から救ったことは事実だ!」
「薄汚い人間がリシュナの名を口にするな!」
感情的になって論点がズレようとしている。
ここは一旦冷静にならないと泥沼にはまってしまう。
俺は昂ぶる感情を必死に堪えると。
「わかった。彼女の名を口にはしない。だが、彼女に聞いてほしい。俺が彼女を救ったのはまぎれもない事実だ」
俺は冷静な物言いに切り替えて下手に出た。
すると青年は気勢を削がれたように口をつぐみ、苛立ちながらも辛うじて耳を貸してくれた。
水掛け論は青年も望んでないのだろう。
でなければワザワザ牢にまで足を運んで話しかけるハズがない。
「少し、時間をくれ」
青年は苛立ちを鎮めるように深呼吸を繰り返した。
完全に苛立ちを鎮める事は出来ぬまでも、ある程度は冷静に話ができるレベルまでクールダウンできたらしい。
俺に向き直った青年の眼からは剥き出しの憎悪がかなり和らいでいた。
「本当にリシュナを救ったのか?」
やや圧のある声で青年が問いかける。
やはり腹の中には抑え難いマグマが沸騰しているようだ。
俺は噴火させれば終わりだと気をつけつつ。
「信じられないだろうが、事実だ」
「Aランクモンスターを石ころで倒したと?本来ならAランクの冒険者がパーティーを組んで討伐するバケモノだぞ」
「だが、事実だ。なんなら証拠を見せてもいい」
「証拠を見せるだと。どうやって?」
俺はアイテムバックから石ころを取り出した。
青年は武器を隠し持っていた事に驚いたが、すぐにそれ以上に仰天する事になる。
「それっ!」
俺は天空めがけて石ころを投擲した。
標的は天井を覆う木枠だ。
手の平サイズの石ころが丸太の枠に直撃すると、激しい破壊音を響かせて木っ端微塵に吹き飛んでしまった。
「な、なんだと⁉︎」
信じがたい光景に青年は目を丸くした。
石ころが当たった丸太が破壊され、なおかつ勢いの衰えない石ころは天高く飛んで見えなくなる。
ほどなくして天空で衝撃音が響くと、全長3メートルはあろう鳥型モンスターがエルフの集落に墜落した。
「ば、ばかな……」
大きく口を開けて呆然とする青年。
目の当たりにした現実は証拠とするには充分過ぎるだろう。
俺の言い分が嘘ではないと理解すると、青年は意外にも素直に謝罪した。
「すまん。リシュナの命の恩人を疑ったこと、許してほしい」
疑いが解けて牢から出された俺はグッと背伸びした。
「別に良いさ。事情は理解したし。奴隷にされたんじゃ人間を恨むのも仕方がない」
「俺だって全ての人間が悪いとは思っていない。だが、種族を守るには仕方がないんだ」
青年は握りしめた拳を震わせた。
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個々のレベルや能力によって異なるが、卓越した従魔師ならSランクのモンスターを使役する事も不可能ではない。
もっともそれは選ばれた一握りの従魔師のみで、その他大勢は最高でもAランク。
大抵はBランクモンスターが定番化していた。
「従魔師ならモンスターに毒を使わせる事もできる。彼女の容体は相当悪いんだな?」
「はっきり言って、手の施しようがない」
青年は無念そうに奥歯を噛み締めた。
よほどリシュナが大切なのだろう。
関係は、無粋だから聞かないが、相当親密であろうことが窺える。
なんとかしてやりたいが。
俺には回復魔法は使えない。
せいぜいスキル【等価交換】で現代の薬を用立てることしかできない。
「……待てよ、確か説明には」
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青年は悲しみに暮れた顔で腰に帯びた短剣を抜いた。
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