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落ちた異世界
4話 大事な短刀
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ゴブリンの片付けを終えた久二郎はマップを見ながら2人仲良く手を繋ぎ街に向け歩いていた。
(ふーん。此処はリーンの森林って場所何だな。それにしても何でマップとかスキルとか色々な変な言葉がすんなり理解出来るんだろう?)
(何でだ?プレミアムスキルさん?)
【回答。異世界言語の影響であらゆる言葉の知識が理解出来るようになります。詳細は異世界言語スキル鑑定して下さい。》
(ふーん。そうなんだな。どれ、ステータス。異世界言語、鑑定。)
《異世界言語》
異世界転移の際、時空の壁を通過したら必ず取得出来るユニークスキル。
異世界に馴染んだ際、宇宙全体の全ての言語が理解出来ます。
しかし、意思無き言葉は理解出来ない場合があります。
調べ終わった久二郎は、メニュー閉じてから、
(ふーん。それは、有り難いなぁ。異世界かぁ。なぁプレミアムスキルさん元の世界には戻れないのかなぁ。)
《回答。異世界召喚魔法で、出来ます。しかし、貴方様のいた世界では魔力の源、魔素が物凄く無いので地球からの召喚は出来ません。現在、此方の世界、フロン星では召喚は出来ても他の星への魔法はありません。例外で神が使う異世界転移魔法が存在し、神に許可が得れば異世界転移魔法が授けられ使用可能です。》
(そうなんだな。はぁ此の世界で生きていくしか無いか。神様かぁ。縁なさそうだな。)
歩きながらプレミアムスキルと話していると気配察知に反応した。
うさみもウサ耳ピコピコさせて反応していて、
「ご主人様!なんかいます!ぴょん!」っと張り切ってナイフを持った手を上げて言ってきた。
「おお!うさみは凄いなぁ!」と言ってうさみの頭をなでなでしてやった。
うさみは張り切ってナイフの持って無い左手で、反応があった場所に久二郎の手を繋ぎ誘導した。
鞘の無いナイフを持ったうさみに少し危ないかなぁと思いつつ、
(うさみは危険な場所居るのに警戒心が足らないなぁ。少しづつその辺覚えさせていくか。)
久二郎がうさみにそんな事を考える時、うさみは、役に立ちたくて少し浮かれて張りきりすぎていた。
(ご主人様に役に立っていっぱい褒めてもらって、いっぱいなでなでしてもらうぴょん♪♪)
そして久二郎はうさみの思いも知らず、周囲の気配を感じつつうさみに引っ張られいった。
暫くして、反応のあった近くまで来たら、うさみの肩をトントンと叩きシーッと人差し指を立て喋らないようにしてからソォーッと反応があった場所に近付き見たのは、プルプルとした透明で饅頭を人の頭ぐらいの大きさの形をした生き物が5匹居た。
(何だありゃ!奇妙な生き物だなぁ!えーっと鑑定、鑑定。っと)
名前 無し
名称 スライム
レベル 1
種族 ノーマルスライム
スキル 体当たり レベル1
《ノーマルスライム》酸性の液体固まりで、レベルが低いのは人体に影響は無い。レベルが上がるにつれ酸性が強くなり酸を飛ばす事がある。属性が無く森林など人気の無い場所で地上から出る瘴気によって、生まれる。雑食でレベルが上がると色々と消化し吸収し成長する。ノーマルスライムは草木食べている。多種多様なスライムが居り、レベルによって進化する。スライムの赤い核が弱点である。核を壊さないと酸が減るまで死なない。核を壊しても何故か魔石が残る。
(ふーん。弱そうだな。うさみに倒させるか。)
「うさみ!お前が倒してみるか?」
「うん!倒すぴょん!」
「そうか。あれはスライムと言って弱いが、スライムの中に見える赤い核ってのを壊せば直ぐに死ぬから、そこを狙って倒せよ。」
「うん!解ったぴょん!」っとスライムに向って走り出して行った。
「頑張れよー!」と久二郎は聴こえたのか解らないうさみを見ていた。
(そういえばうさみのステータスって見えるのかな?それ鑑定っと。)
名前 うさみ
名称 兎
職業 無し
性別 女
年齢 14歳
レベル 1
種族 兎獣人(異世界の兎で久二郎の命名によって進化した希少種)
力 E 魔力 C 魔法力E 防御力 E 器用力 C 敏捷 B 幸運 C
ユニークスキル 異世界言語 疾風迅雷 如何忠誠
スキル 跳躍 レベル2
称号 異世界を渡りし者 命名せれし者 進化した者
命名によって進化した際、ご主人様と隷属化しているが基本的には自由。異世界の兎によって希少種。 ご主人に助けられた事に感謝していて、恩返しがしたくて仕方がない。ご主人様の事がとても好き。ご主人様の命令は絶対と思っている。
(そうか。助けたのをそんなに感謝していたのか。助けてよかったな。疾風迅雷?如何忠誠?何だろ?鑑定っと)
《疾風迅雷》
魔力を使い激しい風の様な素早さを得、雷を拳や蹴や武器に迄纏え連続して動け攻撃できる。風属性と雷属性の魔法も発現しやすい。
《如何忠誠》(にょかちゅうせい)
ステータスの能力値には記載されないが常備反映し、ご主人様への忠誠心によって、反映した際は能力値が増える、忠誠心思えば思う程、能力が高まり、白いオーラを纏う、他者にご主人様への行いで激昂した際は、能力値倍増化し深紅の般若オーラ纏い自分を見失う場合がある。ご主人様の命令で解除可能。
(とんでもスキルだな!後で説明するか。如何忠誠は少し怖いな。)
如何忠誠を考えると少し寒気がした久二郎であった。
久二郎がうさみのステータス閲覧してる時、うさみは、2体同時にポヨンポヨンと跳ねて体当たりして来るスライムを跳躍しスライムの前上に躱し、後方に着地した際に片足ですぐさまスライムの後方へ向き返りナイフで核に突き刺し、融解した直後2体目にナイフで薙ぎ払い、核を外したスライムが飛び散ってうさみにドロドロした液体が付着した。嫌悪感を抱きつつ、少し小さくなったスライムの核にナイフを突き刺して、融解した。2匹倒して3匹のスライムはポヨンポヨンと跳ねてうさみに近付いてくるがかなり離れている。
「うにゃー気持ち悪いーご主人様ー(泣)」
ぴょんも言えず半べそなうさみに気付き濡れた服見てびっくりし、まだ戦っているうさみを助ける為、刀を抜きうさみの方に歩いて行った。
「ありゃあ。うさみ核外したなぁ。ベトベトじゃないか援護しようか?」
「1人で頑張るぴょん!ご主人様応援してくれたぴょん!!」
久二郎に話しかけらたから、より一層張り切り、少しうっすらと白いオーラが見えた。
久二郎は刀を納刀し、うさみのステータスの俺への思いを思い出し、懐に差してある蒼い短刀を取り出し、うさみを呼んだ。
「うさみ!これを使え。鞘の納刀の仕方は後で教える。」と言い短刀を抜刀し抜かれた短刀を渡そうとした。
だがうさみは、
「そ、それは、ご主人様の大切な物なの!受け取れないぴょん!」
うさみは短剣を受け取るのを拒否した。異世界に来てからずっと大事にいつも触っているのを見ていたからだ。
「確かに大事な父の形見だ!だかな!今此の世界、異世界に一緒に来て名を与えたかけがえのない仲間だ!お前より大切な者は無い!お前が俺に思うように俺もお前が大切だ!此れから何が起こるか分からんが、この短刀がお前を護ってくれるだろう。」
ポヨンポヨンとゆっくりスライムが迫り来るもうさみは久二郎の言葉に嬉しくて涙をポロポロと流している。
「本当にいいぴょん?」少し不安げきいてみるも
「ああ!受け取れ!此の短剣の銘は蒼守!」
久二郎が宣言した途端、短刀と鞘に蒼い光が光った。
光っている理由はわからないがそのままうさみに蒼白く光る短刀を渡し、ナイフを受取り、そのままナイフをインベントリに入れる。
うさみは嬉しくて涙して受け取った瞬間、蒼白い光は消えた。
「ご主人様有難う御座います。此の蒼守ちゃん有難く受け取らせて貰います。」
いつもはぴょんっと語尾をつけるのにとても丁寧な受取りで吃驚しつつも久二郎は嬉しくもあり、うさみを撫でた。うさみは撫でられて嬉しくも真剣な顔で蒼守を眺め蒼守に声をかけた。
「蒼守ちゃん此れからよろしくぴょん!♪」
蒼守は少し蒼白く光って消えた。
「ご主人様!鞘も受け取らせて下さい!何故か蒼守ちゃんが教えてくれます。」
久二郎は驚くも蒼守の持ち方や扱いが様になっていて、「わかった」と言って鞘を渡した。受け取ったうさみはとても綺麗な納刀をし、また鞘の抜刀も様になっていた。
「蒼守ちゃん有り難うぴょん♪これでこれからも一緒にご主人様をお守りするぴょん♪うん!色々と使い方教えてぴょん♪」
うさみは蒼守と嬉しそうに話していたが、スライムが近くに感じ左手に鞘を逆手に持ち右手に蒼守を逆手に持ち構え、うさみの周りに白いオーラが濃く見えた。今迄より素早い動き、持ち手以外の鞘から氷が纏い脇差しの長さまで伸びた短刀ができ、短刀からは、水が刀全体に覆い脇差しぐらいまで伸びたた。鞘も短刀も脇差の長さ40cmから50cmぐらいの長さになっていた。体当たりしてくるスライムに正面から立ち向かい、蒼守で斬り伏せ、2匹のスライムが綺麗に核を中心に真っ二つに斬れて溶けた、鞘の氷刀で最後の1匹を核を狙い斬り伏せた際、凍りつき粉々になった。3匹は魔石を残し、戦闘は終わった。
戦闘を終了後、鞘と蒼守の氷と水が消え、うさみは蒼守を鞘に納刀した。
「蒼守ちゃんお疲れ様ぴょん♪これからも力を貸してぴょん♪」
微かに蒼白く光り、うさみは蒼守を抱き締めた。
(ふーん。此処はリーンの森林って場所何だな。それにしても何でマップとかスキルとか色々な変な言葉がすんなり理解出来るんだろう?)
(何でだ?プレミアムスキルさん?)
【回答。異世界言語の影響であらゆる言葉の知識が理解出来るようになります。詳細は異世界言語スキル鑑定して下さい。》
(ふーん。そうなんだな。どれ、ステータス。異世界言語、鑑定。)
《異世界言語》
異世界転移の際、時空の壁を通過したら必ず取得出来るユニークスキル。
異世界に馴染んだ際、宇宙全体の全ての言語が理解出来ます。
しかし、意思無き言葉は理解出来ない場合があります。
調べ終わった久二郎は、メニュー閉じてから、
(ふーん。それは、有り難いなぁ。異世界かぁ。なぁプレミアムスキルさん元の世界には戻れないのかなぁ。)
《回答。異世界召喚魔法で、出来ます。しかし、貴方様のいた世界では魔力の源、魔素が物凄く無いので地球からの召喚は出来ません。現在、此方の世界、フロン星では召喚は出来ても他の星への魔法はありません。例外で神が使う異世界転移魔法が存在し、神に許可が得れば異世界転移魔法が授けられ使用可能です。》
(そうなんだな。はぁ此の世界で生きていくしか無いか。神様かぁ。縁なさそうだな。)
歩きながらプレミアムスキルと話していると気配察知に反応した。
うさみもウサ耳ピコピコさせて反応していて、
「ご主人様!なんかいます!ぴょん!」っと張り切ってナイフを持った手を上げて言ってきた。
「おお!うさみは凄いなぁ!」と言ってうさみの頭をなでなでしてやった。
うさみは張り切ってナイフの持って無い左手で、反応があった場所に久二郎の手を繋ぎ誘導した。
鞘の無いナイフを持ったうさみに少し危ないかなぁと思いつつ、
(うさみは危険な場所居るのに警戒心が足らないなぁ。少しづつその辺覚えさせていくか。)
久二郎がうさみにそんな事を考える時、うさみは、役に立ちたくて少し浮かれて張りきりすぎていた。
(ご主人様に役に立っていっぱい褒めてもらって、いっぱいなでなでしてもらうぴょん♪♪)
そして久二郎はうさみの思いも知らず、周囲の気配を感じつつうさみに引っ張られいった。
暫くして、反応のあった近くまで来たら、うさみの肩をトントンと叩きシーッと人差し指を立て喋らないようにしてからソォーッと反応があった場所に近付き見たのは、プルプルとした透明で饅頭を人の頭ぐらいの大きさの形をした生き物が5匹居た。
(何だありゃ!奇妙な生き物だなぁ!えーっと鑑定、鑑定。っと)
名前 無し
名称 スライム
レベル 1
種族 ノーマルスライム
スキル 体当たり レベル1
《ノーマルスライム》酸性の液体固まりで、レベルが低いのは人体に影響は無い。レベルが上がるにつれ酸性が強くなり酸を飛ばす事がある。属性が無く森林など人気の無い場所で地上から出る瘴気によって、生まれる。雑食でレベルが上がると色々と消化し吸収し成長する。ノーマルスライムは草木食べている。多種多様なスライムが居り、レベルによって進化する。スライムの赤い核が弱点である。核を壊さないと酸が減るまで死なない。核を壊しても何故か魔石が残る。
(ふーん。弱そうだな。うさみに倒させるか。)
「うさみ!お前が倒してみるか?」
「うん!倒すぴょん!」
「そうか。あれはスライムと言って弱いが、スライムの中に見える赤い核ってのを壊せば直ぐに死ぬから、そこを狙って倒せよ。」
「うん!解ったぴょん!」っとスライムに向って走り出して行った。
「頑張れよー!」と久二郎は聴こえたのか解らないうさみを見ていた。
(そういえばうさみのステータスって見えるのかな?それ鑑定っと。)
名前 うさみ
名称 兎
職業 無し
性別 女
年齢 14歳
レベル 1
種族 兎獣人(異世界の兎で久二郎の命名によって進化した希少種)
力 E 魔力 C 魔法力E 防御力 E 器用力 C 敏捷 B 幸運 C
ユニークスキル 異世界言語 疾風迅雷 如何忠誠
スキル 跳躍 レベル2
称号 異世界を渡りし者 命名せれし者 進化した者
命名によって進化した際、ご主人様と隷属化しているが基本的には自由。異世界の兎によって希少種。 ご主人に助けられた事に感謝していて、恩返しがしたくて仕方がない。ご主人様の事がとても好き。ご主人様の命令は絶対と思っている。
(そうか。助けたのをそんなに感謝していたのか。助けてよかったな。疾風迅雷?如何忠誠?何だろ?鑑定っと)
《疾風迅雷》
魔力を使い激しい風の様な素早さを得、雷を拳や蹴や武器に迄纏え連続して動け攻撃できる。風属性と雷属性の魔法も発現しやすい。
《如何忠誠》(にょかちゅうせい)
ステータスの能力値には記載されないが常備反映し、ご主人様への忠誠心によって、反映した際は能力値が増える、忠誠心思えば思う程、能力が高まり、白いオーラを纏う、他者にご主人様への行いで激昂した際は、能力値倍増化し深紅の般若オーラ纏い自分を見失う場合がある。ご主人様の命令で解除可能。
(とんでもスキルだな!後で説明するか。如何忠誠は少し怖いな。)
如何忠誠を考えると少し寒気がした久二郎であった。
久二郎がうさみのステータス閲覧してる時、うさみは、2体同時にポヨンポヨンと跳ねて体当たりして来るスライムを跳躍しスライムの前上に躱し、後方に着地した際に片足ですぐさまスライムの後方へ向き返りナイフで核に突き刺し、融解した直後2体目にナイフで薙ぎ払い、核を外したスライムが飛び散ってうさみにドロドロした液体が付着した。嫌悪感を抱きつつ、少し小さくなったスライムの核にナイフを突き刺して、融解した。2匹倒して3匹のスライムはポヨンポヨンと跳ねてうさみに近付いてくるがかなり離れている。
「うにゃー気持ち悪いーご主人様ー(泣)」
ぴょんも言えず半べそなうさみに気付き濡れた服見てびっくりし、まだ戦っているうさみを助ける為、刀を抜きうさみの方に歩いて行った。
「ありゃあ。うさみ核外したなぁ。ベトベトじゃないか援護しようか?」
「1人で頑張るぴょん!ご主人様応援してくれたぴょん!!」
久二郎に話しかけらたから、より一層張り切り、少しうっすらと白いオーラが見えた。
久二郎は刀を納刀し、うさみのステータスの俺への思いを思い出し、懐に差してある蒼い短刀を取り出し、うさみを呼んだ。
「うさみ!これを使え。鞘の納刀の仕方は後で教える。」と言い短刀を抜刀し抜かれた短刀を渡そうとした。
だがうさみは、
「そ、それは、ご主人様の大切な物なの!受け取れないぴょん!」
うさみは短剣を受け取るのを拒否した。異世界に来てからずっと大事にいつも触っているのを見ていたからだ。
「確かに大事な父の形見だ!だかな!今此の世界、異世界に一緒に来て名を与えたかけがえのない仲間だ!お前より大切な者は無い!お前が俺に思うように俺もお前が大切だ!此れから何が起こるか分からんが、この短刀がお前を護ってくれるだろう。」
ポヨンポヨンとゆっくりスライムが迫り来るもうさみは久二郎の言葉に嬉しくて涙をポロポロと流している。
「本当にいいぴょん?」少し不安げきいてみるも
「ああ!受け取れ!此の短剣の銘は蒼守!」
久二郎が宣言した途端、短刀と鞘に蒼い光が光った。
光っている理由はわからないがそのままうさみに蒼白く光る短刀を渡し、ナイフを受取り、そのままナイフをインベントリに入れる。
うさみは嬉しくて涙して受け取った瞬間、蒼白い光は消えた。
「ご主人様有難う御座います。此の蒼守ちゃん有難く受け取らせて貰います。」
いつもはぴょんっと語尾をつけるのにとても丁寧な受取りで吃驚しつつも久二郎は嬉しくもあり、うさみを撫でた。うさみは撫でられて嬉しくも真剣な顔で蒼守を眺め蒼守に声をかけた。
「蒼守ちゃん此れからよろしくぴょん!♪」
蒼守は少し蒼白く光って消えた。
「ご主人様!鞘も受け取らせて下さい!何故か蒼守ちゃんが教えてくれます。」
久二郎は驚くも蒼守の持ち方や扱いが様になっていて、「わかった」と言って鞘を渡した。受け取ったうさみはとても綺麗な納刀をし、また鞘の抜刀も様になっていた。
「蒼守ちゃん有り難うぴょん♪これでこれからも一緒にご主人様をお守りするぴょん♪うん!色々と使い方教えてぴょん♪」
うさみは蒼守と嬉しそうに話していたが、スライムが近くに感じ左手に鞘を逆手に持ち右手に蒼守を逆手に持ち構え、うさみの周りに白いオーラが濃く見えた。今迄より素早い動き、持ち手以外の鞘から氷が纏い脇差しの長さまで伸びた短刀ができ、短刀からは、水が刀全体に覆い脇差しぐらいまで伸びたた。鞘も短刀も脇差の長さ40cmから50cmぐらいの長さになっていた。体当たりしてくるスライムに正面から立ち向かい、蒼守で斬り伏せ、2匹のスライムが綺麗に核を中心に真っ二つに斬れて溶けた、鞘の氷刀で最後の1匹を核を狙い斬り伏せた際、凍りつき粉々になった。3匹は魔石を残し、戦闘は終わった。
戦闘を終了後、鞘と蒼守の氷と水が消え、うさみは蒼守を鞘に納刀した。
「蒼守ちゃんお疲れ様ぴょん♪これからも力を貸してぴょん♪」
微かに蒼白く光り、うさみは蒼守を抱き締めた。
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