異世界の冒険の果てに。~ハーレムなんて当たり前!果てに至るは天帝~

シロガネーダ

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異世界の街と冒険者

48話 長い買い物二回目

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 ヒサ達とパティは、メイド隊の生活必需品を買いに、オールガ商店の近くに転移をしていた。


 (やはり女中といえば着物何だがな。薙刀なんて持ったら凄いだろうなぁ。)

 と、ヒサは思いながら流石に洋風屋敷に着物と薙刀は似合わないだろうと思う。

 シルフィとパティはメイド隊のメイド服とメイド隊の下着やらを買っていたのだか、ヒサには何もする事が無くウサミとワカバの面倒を見てたりオールガ商店の品物とかを見ていた。

「ご主人様~見てぴょん♪ぴゅ~♪ぴゅるぴゅる♪」

「あっワカバも、ぴゅ~♪ぴゅるぴゅる♪」

「ウサミとワカバ!それまだ買ってない!買ってから遊びなさい」

「あっそうだったぴょん!ぴゅ~♪」

「そうだったにゃん!ぴゅ~♪」

「だから!ふぅ~、あっすいません。店員さん。この笛みたいの二つ買います」

「はい!ヒサ様!大丈夫です!あっ!お金は最後に一緒で構いません!」

 どうやら二人笛のおもちゃが気に入ったみたいだが、ウサミよ、お前の年齢14歳だぞ!良いのか!っと思うヒサだったがウサミとワカバは気に入ったらしくおもちゃを離さない、溜息を付きながら楽しければどうでもいいやと思ったヒサだった。

 しかしこの店員さんやけに嬉しそうだなぁと思ったヒサだった。

 その頃店員さんの心の中は

(うっひょー!やった。やったね!ヒサ様に声をかけられちゃった。ふふふっ♪こ、これで、私もヒサラ様とラブラブし隊に入れる!この隊は、ヒサ様に声を掛けられたら入れるのよね、うふふっうふふふ♪)

 とやばい娘だった。


 ウサミとワカバの遊んでる所見ていると見せにオールガ商店会長キリク・オールガが入って来た。

「おや、ヒサさん。毎度です。お買い物してくれてるですか?」

「あぁ。入用があってな少し多めに買ってく。少しおまけしてもいいぞ。ふふ」

「そうなんですか。入用とはどんな入用なんでしょうね。ふふ」

「「ふふふっ」」


「あっヒサ様…………」

 丁度シルフィがヒサに聞きたい事があったが、変な雰囲気に少しほっとこうと思うシルフィだった。


 少しして二人が離れたのを見計らってシルフィがヒサに声をかけた。

「あのヒサ様。この服どうでしょうか?」

「ん?可愛いくて綺麗だよ。シルフィ」

「あっ、ありがとうございますですわ!うふふっ♪」

 本当にシルフィは恋する少女みたいだなと思いながらもシルフィにとても似合っていて、白ワンピースに花柄模様が付いており、かと言って大人らしい雰囲気のあるワンピースだった。

「ん?パティその服は?」

 仕事着のメイド服らしいが何か可愛すぎないかというほどフリルやらカチューシャもお洒落な感じだった。

「シルフィ様に特注してもらいました。うふっ」

 うふってそんなに嬉しいのかと、思いながらも今さっき来たばかりなのに何故特注なんだと、思うとシルフィが話した。

「ヒサ様。私がデザインして仮縫いしたんですよ。私、裁縫はできるんですわ!り、料理は、無理ですけど……ふん!」

 シルフィに裁縫の特技があったとはな知らなかったと言いたがったが、またもやシルフィが料理の事を思い出してしまって不機嫌になって自分を怒ってしまった。

「そ、そうか!凄いな!シルフィ!綺麗で裁縫も出来るなんて良いお嫁さんになるだろうな!」

「えっ!ほ、本当ですか!ヒサ様!うふふっ♪お嫁さん!うふふっ♪」

 シルフィは妄想世界に入ってしまったので、会計を済まそうとパティを探したら何やら店員さんと話してるので先に会計をしようとしたら、


「あっヒサ様!お会計ですか?」

「ちょっとあなた!あなたの仕事終わって無いでしょ!」

「何よぉ!あなたこそ商品の棚入れ、途中でしょう!」

「じゃあ私が!」

「あなた買い取り部門でしょ!」

「私今仕事無いですから!オホホホ♪お待たせしました!ヒサ様!お久しぶりですね!」

「あ、あぁ。あ、前に貴金属を応接室で鑑定してくれたな」

「そ、そうです!覚えていればくれてたんですね!嬉しいです!私クルティナと申します!あっ、お会計しますね!」

「あ、あぁ。頼む。」

「はい!喜んでしますね!こちらはですね。あっこちらもですね」

 ヒサは未だ負けた店員さん達がクルティナを凄く睨んでいるが、クルティナはのほほんと楽しそうに会計をしていた。

「全部で金貨四枚と大銀貨八枚と銀貨五枚です!先程キリク会長からまけていいと言われて金貨四枚です。」

「そうか。では金貨四枚。キリクにありがとうと伝えておいてくれ。キリクは忙しいのか?」

「丁度頂きます。キリク会長に伝えておきます。はい!キリク会長は、その、ヒサ様のお陰で大忙しです」

「そ、そうなのか。それは、良かったな。」

「はい!良かったです!またお越し下さいませ!」

「あぁ。また来る」


 荷物をインベントリに入れながら、鑑定した時余り話さなかったからこんなに喋る子なんて思わなかったので少し困惑しているが、まぁ元気が一番と思いながら、後なんで俺のお陰で忙しんだと思いながら会計を終えた。

 しかし来るティナは

(ふふふっこれでクリティナ玉の輿作戦の始まりよ!)

 っとクリティナは意気込んでいたが、多分永劫にヒサの玉の輿、お嫁さんにはなれないだろう。

 そんなクリティナに会計されて終わり、シルフィ、ウサミ、ワカバ、パティを見るといつの間にか帰る用意が出来ていた。

「さて屋敷に帰るか。行くぞみんな」

「はいぴょん!「はいにゃん!「はいですわ」」」

「は、はい旦那様!」

 やっと買い物が終わったと思った。ヒサだった。

 因みに、オールガ商店でヒサとシルフィとウサミとワカバが服を買うと、後に、男はヒサの真似して、シルフィは女性に大人気らしく、ウサミとワカバはお母さん達が娘に買って行くそうで、ヒサ達が買い物するたびにオールガ商店は、大繁盛していた。

 そしてオールガ商店の女性店員達は、一目散にシルフィが買った物を買っている、らしい。

 ヒサは、今回も長い買い物だったなと思いながら、ふっと前回の長い買い物の後、武器屋の事を思い出し、

「あっ!武器屋行くのずっと忘れてた!ジーンだっけ?ジースだっけ?忘れてたよ。」


 ようやく注文して一週間ぐらいで思い出したヒサだった。

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