81 / 88
異世界の冒険の旅立ち(ジェルゴ王国篇)
75話 帰り道の買い物と久しぶりの知り合い
しおりを挟むヒサと理沙と緋里とで考えた計画は、取り敢えず完遂して、ヒサは奴隷達六人でのんびりと、買い物しながらヒサの屋敷に戻って行った。
街中の八百屋があるとヒサ達は向かった。
八百屋に寄るとスウジーが、野菜を見渡し物色しだした。
「ヒサ様、体が弱っている時、このかぼちーやとかいいですよ。このおぅ豆も何かもいいと思います。あっ!このホレングザも良いですよ!」
「いらっしゃい!うちは安くて新鮮な野菜を売ってるよ!お嬢ちゃん流石だね!後タマンネギとか良いよ!あっ。ヒサじゃないか!シルフィちゃんはいないのかい?振られたのかい?」
以前シルフィが野菜を買った所だ。野菜好きのシルフィはちょくちょくと通っているみたいだ。
「あっ久しぶりだな。シルフィは今日は家で、色々頑張ってんだよ」
「そうかい、そうかい。あの娘いい子だから離しちゃ駄目だよ」
「大事な女だからな、分かっているよ。家で衰弱した子達の、看護していてくれているんだよ。いい野菜あったらよろしく」
ヒサが大事な女と言った途端、奴隷達六人は
(えっ!やっぱり恋人いるんだ~。でもジェルゴ王国は、一夫多妻制だから大丈夫出し、愛人でもいいから、何とかならないかなぁ)
っと思う奴隷メイド六人だった。
「ひゅー♪暑い~暑い~笑笑。幸せそうで何よりだよ。今日はおまけと金額まけてあげるよ!このカボチーヤ何て良いよ!栄誉満点だよ。煮込んだりすると甘くて美味しいよ!ウサちゃんとワカちゃんも元気かい?」
「あの二人はいつも元気だよ。そうか。じゃあ野菜を金貨一枚分、色とりどりの野菜も含めて貰うよ!」
「良し!分かったよ!アイテムボックス持ちだったね。良い野菜沢山出すから持ってけ泥棒!ワハハ」
元気いっぱいの八百屋のおばちゃんは、忙しく野菜をヒサに渡して来るので、貰いながらアイテムボックスに入れるふりして、インベントリに入れる。
「ヒサ様アイテムボックス持ちだったのですね。凄いです。近代、アイテムボックス持ちは、減ってるみたいです。噂によれば、アイテムボックスの靄に手を入れると、スキルが得られるみたいですよ」
ヒサはオールガ商店のキルク・オールガに初めて会った時に、アイテムボックスのスキルを覚えていた。そしてアイテムボックスに入れている様子を見ていたスウジーは、アイテムボックスの靄を初めて見たようだ。
「ん?触っても良いぞ。覚えるかは天任せだな。ハハハ」
「あっ私も良いですか?」
「良いぞ。皆も良いぞ」
ヒサの言葉に反応した、ミミアが了解を得ると、奴隷メイド五人は、ヒサが野菜を入れている時に、手を入れてみる。
「んー?どうなんだろ?覚えたのかな?分かんないです」
ミミアはアイテムボックスの中に、一番に手を突っこんでいたので、手を入れた途端スキルが得たのか分からないでいた。
「そうですね。スキルを得たのか分からないですね」
スウジーもアイテムボックスの中に二番目に入れてスキルを得たのか分からないでいた。
後の奴隷メイドケーレ、達も分からないでいたいた。
やはりステータス異常によって、何か異変が起きているのかも知らないな、と思うヒサだった。
「今日は店じまいかな?ワハハ♪ヒサ、シルフィちゃんによろしく言っといてね。ヒサ毎度ありだよ!」
「ああ。分かった。シルフィに言って置くよ。おばちゃんありがとな。また来るよ」
「気を付けて帰りなよって街の英雄に要らぬお世話かな。ワハハ♪」
金貨一枚分の野菜を、インベントリに入れたヒサは、八百屋のおばちゃんに別れの挨拶をすると、ヒサは屋敷に帰る事にした。
「ヒサ様、街の人々に人気あるのですね。八百屋さん来る前の焼き鳥屋さんとも仲良さそうでしたね」
「ん?焼き鳥屋は冒険者ギルド行く時、良く買っているからな。他はウサミとワカバの二人が、愛想振りまいているからな。後はシルフィの事を知っている人も、話しかけて来るかな」
「そうなんですね。ウサミさんとワカバさんは元気いっぱいなんですね。(八百屋さんの話しを聞く限り、シルフィさんは美人さんなんでしょうね)」
と屋敷に帰りながらスウジーは(心の中で思い悩みながらも)と話しをしていると、慌ただしい集団がヒサ達が歩く前から見えてきた。
「お、やっと騎士団が、ゲド奴隷商会とケドラス邸に、行くのだな」
「そうみたいですね。早く解決して欲しいですね(別にゆっく~り操作してくれても良いですけどね。あっ!それだとヒサ様に負担が……悩みどころですね)」
またもやスウジーの心の中では真逆の事を考えていた。
そんなこんなでヒサ達は歩いていると、騎士団の誰かがヒサに気付いた。
そしてやって来たのは。
「あっ!ヒサ殿ではないか!ん?久しぶりだな?元気か?ってそういえばケドラスの事件に、巻き込まれたらしいな。ヒサ殿は巻き込まれ体質なのか?フフフ」
「おっ。クリスじゃないか!俺は元気だぞ。クリスこそ元気でやっているか?訓練はちゃんとやっているか?」
「私はいつも元気だぞ!訓練は仲間達と色々相談しながら、頑張っているぞ!また訓練してくれるか、ヒサ殿」
「そ~だなぁ。暇な時なら良いかもな。しかし、近いうちに、この街から離れるけどな」
「そうなのだな。街の英雄が、リューゲルの街からいなくなると、街の人達が、寂しくなるのではないか?しかし男なら冒険したいものだよな。もしリューゲルに戻って、時間が空いた時の暇な時は、訓練頼むな。おっとこれから仕事だ。ヒサ殿のお陰で私の部下の個々の長所が、成長して私達の騎士団の仕事が増えて来たぞ。ありがとな。今度お礼をしたいな。ではまたいずれな!」
街の人が俺を気にするのかと思いながらも、クリス女騎士団は成長しているらしい。
良かったなと思うヒサとは別に、クリスのお礼をしたいなと言ったとき、クリスは、少し頬を朱に染めながら言っていたが、ヒサは気付かなかった。
しかしスウジー達は、クリスの表情の変化に気付き、むむむっまたライバルですか、っとスウジー達六人は思っていた。
ヒサの一石二鳥の、女に惚れられる効果は、いつまで続くやら。
そんな効果の事知らず、ヒサは屋敷に帰って行くのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界に行った、そのあとで。
神宮寺あおい@1/23先視の王女の謀発売
恋愛
新海なつめ三十五歳。
ある日見ず知らずの女子高校生の異世界転移に巻き込まれ、気づけばトルス国へ。
当然彼らが求めているのは聖女である女子高校生だけ。
おまけのような状態で現れたなつめに対しての扱いは散々な中、宰相の協力によって職と居場所を手に入れる。
いたって普通に過ごしていたら、いつのまにか聖女である女子高校生だけでなく王太子や高位貴族の子息たちがこぞって悩み相談をしにくるように。
『私はカウンセラーでも保健室の先生でもありません!』
そう思いつつも生来のお人好しの性格からみんなの悩みごとの相談にのっているうちに、いつの間にか年下の美丈夫に好かれるようになる。
そして、気づけば異世界で求婚されるという本人大混乱の事態に!
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身
にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。
姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる