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3】してみますか? ※
しおりを挟む彼が身体の余分な力を抜いて、俺に全身を預けてくれた。
嬉しさに両手で抱きしめたくなっていた。
忙しない気持ちが落ち着いてくると、即物的なアレコレが恥ずかしい事になってる事実にまごついてしまう。
「あ、あのさ…行かない?」
胸張り付くようにしてた彼から提案があった。あったが、何?
分からない時は訊くに限る。
「え? ど、こ…に?」
なんとなく、ぼんやりと、頭に思い浮かんではいるところはあるんだが…。
「…二人で、その…、ゆっくり? 出来る、ところ?」
まぁ、俺に接触してる彼のナニも主張してる…。自ずと導かれる所は…分かるんですが…。
「あ、そうだね…。土地勘が…」
俺の胸に『のの字』でも書きそうな感じでモジモジと提案してくれてる。可愛いじゃないかッ!
しかし、ここへは滅多に来ない。最近は通ったりしてたんだが…。この腕の中の人を探して…。
「オレ、知ってるッ」
元気な声に彼を見遣れば、トロンとした顔を俺に向けて嬉しそうだ。キラキラしてると言っても良いだろう。
「はへ?」
幻滅というか…なんと言うか…、幻滅とは違うな、びっくりしただけで。むしろ、今、ふわふわと嬉しくなってたりする。彼も俺を求めてくれてる事に。
「…ココ」
スマホの画面を見せてくれる。
ラブホテルだった。即座に提示してくる辺り…なんと言うか…彼は、遊び人?
唐突に、ムカついた。
成人してるし、オメガとはそう言った人も多いらしいし、お見合いと言いつつ、体の相性とかなんとかでヤってた自分がとやかく言える立場ではないのだが…ムカつく。
あの相性云々は、国的には確実に子供を産んでくてる『番』を作りたいだけだのシステム的な事ではあった。俺はオメガのあれこれを実地で知ってしまった。知りたくもなかったが。
ムカつきながら、彼を引き摺る勢いでそこへ向かった。
画面を一瞥しただけだったが、間違う事なく到着し、さっさと手続きを済ませて部屋に彼を放り込んだ。
大きな身体を丸くしてベッドに転がってる。
あー、俺もこんな怪力だって初めて知ったというか、びっくりしてます…。
厳つい顔した男だ。オメガしては、規格外の大きな男が、驚きの中でも睨みつけている。
のっそり起き上がると、ベッドの端に腰掛けた。
互いにどうやら昂ぶりは、切羽詰まったところから脱した様だ。
ふぅ~っと熱ぽいため息の様な息を吐いてる。
俺も我知らずに息を吐いていた。
ドアに背を預けてぼんやりしていたが、この状況をなんとか話し合いと言うか好転というか変えたいと、一歩前に出たら、思いっきり前に突き出した手に静止を告げられた。
『止まれ』と言われて止まってるアルファの自分も変だが、ビシッとした声に思わず従ってしまった。
「ちょっと待ってくれ。初対面で、キツく言ってすまん。…あー、なんと言うか、こう言ってはなんだが、それ以上近づかないで貰えないだろうか…。どうも、その…熱くなって…」
顔を赤くしながら、突き出した手が震えてる。
熱く…?
確かに近づくと、こう…抑えられない衝動というか、熱に炙られる様だな。
そうだな。ここは、ちょっと物理的に距離をとったほうが良さそうだ。理性を保つにはそれが良さそうだ。話そうと思えば尚のことだろう。
「ああ、分かった」
そばにあるソファに腰掛けた。
部屋に入ってすぐ目に入る大きなベッドといい、この小さなソファにガラス張りの浴室とヤる事を目的にした造りだ。
ドア前に靴を脱ぐ空間があった。俺は脱いで来たが、彼は履いたままだった。彼はだるそうに脱いで投げてる。重そうな靴がその空間に弧を描いて着地した。今まで見てきたオメガとは腕力も違うようだ。
「えーと、お前、アルファって奴で、オレとヤりたいって事で合ってる?」
さっき誘ってきたのは、そちらだと思うが、俺もその気になってたし…、お相子だな。
「んー、多分、そうだと思う。擬似ヒート起こしてるから引き合ってるってヤツじゃないか?」
仲介人が言ってた事を頭で振り返りながら言ってみた。
背広を脱ぎ、後ろにあったハンガーに掛けて壁に戻す。ネクタイを外して、丸めてネクタイピンで留めて、腕時計と一緒に目の前にテーブルに並べる。
身体がこわばってる感じがする。緊張でもしてたのか、取り敢えずリラックスしたい。
締め付ける物を取りたい。
淡々と付属物を取って行く。
スーツでは寛げない。寛げなければ頭も働かない。外し並べて行くと、少しずつ冷静さを取り戻してくるように感じていた。錯覚かもしれないが。この変な動悸では致し方ないだろう。
ベッドに腰掛けてる彼が更に訊いてきた。
「互いに抑制剤が効いてる内に訊いて置きたいんだが、オレでいいのか?」
彼の声は、心地いいと思う。
ん?
声とは遅れて、言葉として頭に届いた。
カフスを外しながら、彼を改めて見る。
「キミは、そうだな…、存外可愛いと俺は思うが、一般的ではない返答か?」
€€€€€€€€€€
びっくりした…。ベッドの上に転がされて…投げられて、固まってる。身体も頭もびっくりしてるよ。
アルファは肉体を極限まで解放できるらしいとは聞いてたが、実際自分の身に起こると正直に驚いた。
本人も驚いてる様だから、火事場のなんとやらと言うのだろうか。この場合の土壇場の要因はオレ。ヒートを起こし掛ける存在になってるオレという存在を逃がさない為だな。
身体を離した事で、やっと落ち着いて来た。やっとの思いで起き上がった。
さっきまで頭がピンクに染まる気分だったよ。オレとした事がその場で盛るところだった。十分盛ってたな…。身体擦り付けて、甘えて(?)いたよな…。恥ずかしさに隠れたい気分だ。もう何もかもびっくりだよ。
近づこうとする彼に、素早く腕を突き出し、掌をビシッと向ける。
危険箇所に無防備に近づこうとする輩を静止させる様な号令も発してしまった。
声も十分ドスが利いてた気がする。
アルファ様になんて事を…。後悔先に立たず。
素直に従う彼に少し違和感を覚えるが、分かってくれたようで助かった。今まで傲慢なアルファにしかあった事がなかったから…。彼に対して違和感だらけだ。
安全靴を投げながら、彼も何やら高級そうなスーツを脱ぎ出した。三つ揃えだよ。律儀に並べてる姿になんだか可愛く思えてる自分に驚いた。後ろに一纏めに括られたスズメの尻尾より少し長い髪も可愛い。
カフスボタンを外してる。おしゃれさんかよ。
ますますオレでは釣り合わないと思ったので、確認を取ったら…。
「か、可愛くなんかないぞッ」
思いもよらない返答にドギマギした。何故ドギマギなのか分からんッ。
「ん? その釣り上がった目も俺は好きだな。キリッとした眉もおでこの張りも、そのスッとした鼻、しっかりした顎も。唇は厚くて、魅力的だ。十分に可愛い」
自分の顔の部位を触りながら、オレを見つめて、微笑みさえ浮かべて宣ってる。ぽっぽと顔が熱くなってくる。
言ってる方は涼しい、否、微笑んでる。恥ずかしくないのか?!
説明しながら、自分のパーツを綺麗な指が触る。それを目で追って、うっとりしてる自分もいた。大柄な体躯なのだが、優しげな顔の作りなのにアンバランス感はない。大柄な体躯も全体にスラリとしてて整ってる。
キリッとしたら、威圧感バッチリだろうが、彼には似合わないと思った。この優しげな雰囲気…オレは好きだ。
最後に触れた少し薄いがしっかりとした唇に視線が釘付けになってしまった。
顔が熱い。照れる。可愛いなんて言われたのは、幼い頃の短期間だけしか覚えがない。
男らしい顔立ち。厳ついってよく言われてるし、自覚もしてる。可愛いのかけらもない。断じてない。
この男、目がおかしいのか、それとも頭か?
オレの目もおかしな気分だ…。頭を抱えたくなるのに、彼から目が離させない。
カフスをテーブルに置いて、シャツの上のボタンを外し、そこから覗く肌に性的な欲求が湧いてくる…。
誘ったのはオレだよな…。相手もしたいそうだ。
「…相性をみたいって事でいいのか?」
言葉にすれば、腹がズクズクと疼き出す。
『番いたい』と予期せぬ欲求も湧き上がってきた。
オメガなんて…ッ。
「ココだしな。出来れば…」
応える男の顔が欲情してるのが分かる。部屋に香りが満ちて来る…。『出来れば』なんて上品な事を言ってくれるが、押し倒して、突っ込みたい顔だ。根が優しんだろう。お人好しかって程かも知れない。アルファなら間違いなく自分の欲望を押し付けてくるはずだが、言質をとってくる。
「分かった。ダメだったら、無かった事で別れよう」
突っ込まれるのはイヤだが、観念するしかないだろう…。オレもこの頭を殴られる様な本能の衝動に抗えそうにない。ウンザリだ。
「準備して来る…」
男オメガには、突っ込む穴はひとつしかないので、いきなりは悲惨な事になる事もある。とは言え、オメガの特性上、ほとんどそんな事故は起こらないが、準備はした方が安全だろう。精神的にも身体的にも、互いの為に。しかし、面倒ではある…。
部屋にある自動販売機には、ゴムや下着、エッチなアレコレ以外にもオレに必要なアレも売ってたが、男オメガの特性で必ずしも必要ではない。
ヒート前なら自浄作用で体液で洗われる様な排出が起きて、綺麗になってるのだが、今は擬似ヒートがいきなり起きてるだけで、身体の方は不十分だろうが、急激に準備を整えようとしてるはずだ。なので、洗浄だけでいい。オレに必要なのは風呂だ。
後ろを使うのは、初ヒートの時に指と道具でやっただけで、生身の経験は無い。
オメガという生物的な特性か、普段から排泄がスッキリだなので、シャワ浣だけで十分だ。やり方は知ってる。時々オメガ特有の自浄排泄が気持ち悪くてやってるから、慣れたくはないが出来る。
オメガは、ヒート前は前兆として、粘液状のものがドロドロと排泄される。自浄作用での準備だろう。オレはほぼない。時々、軽いのがあるので洗浄する。とにかく腹が気持ち悪いのだ。
ヒートが終われば、暫く後、腹痛が襲ってくる。種を貰えなかった子宮が不要な物を排出する。女性の生理は1週間程続くらしいが、男オメガは1時間ぐらいの腹痛とトイレの真っ赤な惨状にうんざりするぐらいで済む。
これが一般的な周期なら3ヶ月に一度なのだが、オレは、1年に1回か2回だ。人によれば、月1のも居るというから、個人差もあるのだろう。
ヒート期間も状態も個人差があるらしい。オレ的には、初ヒートの時みたいに、ケツ穴で自慰しまくりの淫蕩に浸るには勘弁して欲しい。あれは嫌だった。あの時は、1週間がっつりだった。思い出したくもない。
オレのは、もしかすると度々のセックスで発散してるからか、ケツを弄る事もない。初ヒートのあの時は、空腹を感じる事もなくヤリ続けていた。時々正気に戻って、水は飲んでたみたいだがな。あんな状態は、1週間が限界だろう。でも、普通一般的にはどうなんだろう…。今の今まで考えもしなかった。
あっ、確か、アルファのヤツがヤりながら世話するんだったか? やべぇ奴だな、アルファってのは。
そんな事をつらつら考え、服を脱ぎながら、ガラス張りの区画に向かう。ワゴンが置いてあったから、脱いだ服を適当に畳んで置く。
タオルとバスローブを確認して、扉を潜る。
後ろで自販機で何か買う音がしてたが、気にする様な気持ちの余裕はなかった。
手早くすませて出て来た。オレの身体は予想通り準備してたようで、シャ浣で完璧完了に至った。しっかり流したよ。自分の身体なんだけど、…凹むよ…。
あれ? 彼の姿がない。
???
トイレから出て来た。
???
服を脱ぎ出したから、風呂に入るのだろう。
オレはベッドに向かった。
均整の取れた体躯とすれ違う。
クラッとする。慌てて距離を取るが、前が大変な事になった。バスローブを突き上げてやがる。男だし、性的な反応はこうなるよな…。
慌ててベッドに上がると身体を丸めて羞恥に耐えた。ベッドに上がって、恥ずかしくて、転げ回りたい程に悶えそうに恥ずかしくなった。抱かれるなんて初めてだよッ。
『恥ずかしい』で頭がいっぱいになる。
前を大人しくさせようとするが、ますますイキリ勃って困ってしまう。恥ずかしいと欲情は別なようで…。なんなんだよぉ~。
オレは、焦りと羞恥に時間の経過を失念していた。
風呂を終わらせた彼がそばに居て、触れられて、身体のアレコレの羞恥と申し訳なさにクラクラする。
触れられたところが熱い。泣きそう…。
「すまない…。オレ、その…オメガなんだが、初めてで…」
ここは正直に言った方が良いと判断して、クラクラする頭での判断で、正しいのかの判断かも分からないが、この男には全て伝えなければいけないと。そればかりで頭がいっぱいだった。
€€€€€€€€€
ベッドで大きな身体を丸めて震えてる。
バスローブに包まれてる身体は大きい。今まで関わったオメガたちとは何もかも違う。違うのに、嫌な気はしない。むしろ抱きしめたい。これが『運命の番』の引き合う力なのか?
相手もそうあって欲しい…。
尻は大きいが肉感的とかではないのに目が離せない。グラビア写真の豊満な女の丸く大きな尻とは明らかに違うのは、彼が男性だからだろう。だが、今までの男オメガのとも違う。今までのオメガは皆、線が細かったな…。
そうだな…、どちらかと言えば、ベータのスポーツ選手の尻に近いか。尻だから丸みはあるが四角い。
尻の事ばかり次々と考えが浮かぶ。
だって、仕方がない。言い訳させてくれ。誰にって感じだが。尻を向けて、もとい、背中を向けているから、尻が目に飛び込んでくるのだ。
頭がもやもやする。部屋の中を満たしてきてる香りの所為だと思うが、さっきの薬のおかげで、思考はなんとか働いてくれてる。さっきの暴走はないだろうが、気合いを入れないと獣のような欲情に持って行かれそうだ。
彼の近くに来てもなんとか理性を保ててるが、危うい。
今までオメガとは、何もかも違うのに、俺にとっては魅力的に感じてる。
彼の丸くなってる背中に手をと言うか、指が触れた時、声がした。何か言ってる。俺に向けてみたいだが…、聞き取れなくて、聞き取ろうともっとしっかり手を触れ、顔を寄せる。彼が動いた。
赤く染めた厳つい顔を身体を捻って向けられたから、間近で顔を合わせてしまった。
驚きながらも聞き取った言葉を噛み締めた。自分は未経験だと告白をされた。
嬉しく思った。
今すぐキスしたくなったが、留まる。
「優しくする。初めは、兜合わせでもしようか?」
しっかりした顎に手を添えて、魅惑的な唇にそっと唇を押し当てた。貪りたくなる…。
今までの経験で知り得た経験と知識を総動員する。今までの見合いが役に立つんだったら、嫌々でもしてきて良かった。
「経験豊富なんだ…」
唇を尖らせて文句を言う彼のなんて可愛い事ッ。
「そうでもないんだがね…」
唇をツーっと舐めてやれば、口が受け入れてくれる為に半開きになって、俺の唇に彼の唇が重なった。
舌を触れ合わせて、互いの口の中を行き来して、舌も息も唾液も相手の全て吸い尽くすように口づけを交わす。
うっとりとするキスにどうにかなりそうになりながら彼の前に手を這わせれば、彼からも俺の陰茎に手が添えられた。
互いに硬くなった肉棒を互いの手で撫でて扱いた。バスローブは邪魔になって脱がせ合う。何も纏わない身体で片手で互いの竿を扱きながら、もっと近づきたくて、片手は抱き寄せ合っていた。
脚を松葉を合わせるようにしながら寄れば、扱く手が触れ合う。
キスが更に深くなって、口端から唾液が垂れてきていた。
溢れ出ていた粘液で竿も手も濡れて、卑猥な音が下でも上でもしていて、音でも昂ぶって溢れ出る粘液は増え、ヌチュヌチュと音を激しくする。
いつしか二人の竿を互いの手で一緒に握り扱いていた。
「はぁあああんッ」
まとめて互いの手を触れ合わせながら、一緒に扱けば、口づけが中断され、顎が上がった彼から甘い声が発せられた。
男の低い声だったが、さっきの話してる声よりは少し高めで、艶のある嬌声だった。
その後の吐息も熱っぽくて、俺を熱くさせる。
唾液で濡れてる顎を舐めて、唾液を舌で拭ってやる。その刺激にも喘いでくれた。立派な喉仏にも舌を這わせ、唇で食んでやる。頸がちらりと視界に入る。唾が溢れて来て、ごくりと嚥下した。噛みつきたい衝動が起きたが『今じゃない』と抑え込む。
しっかりとしたヒートの時に、俺の陰茎を彼の穴に深く突き入れ、溶け合った状態でしたい。
手に熱を感じた。視線を下に向ければ、白濁が溢れていた。イってしまったようだ。
手に付いたそれを口元に持ってくる。
匂いが甘い。舐めれば、さくらんぼの香りが広がる。青臭い精液の臭いも味もあるが、それを上回る香りだった。驚いた。今してる行動にも驚いた。
「はぁ、ぅふ…はぅ…」
射精後のぐったりとした身体を俺に預けて、荒い息をさせながら、俺の様子を見てる。
「あ、これは、その…」
その視線に気づいて、言い訳したくて、言葉が見つからなくて、言い淀んでしまった。
「変態?」
俺自身も思ってた言葉を言われて固まったところに、硬いままの俺が下からねっとりと扱き上げられた。
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