ソナタを奏でるには、

アキノナツ

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後.1】ソナタを奏でるには、最後まで心を込めるようです。※

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チュッ

そばに彼が居ると、通りすがりでも唇を掠めてしまう。

ああ、どうしよう。
いつでもキスしたい。
ずっと抱きしめていたい。

今も食器を拭いてる彼が可愛くて、チュっとキスをしてしまった。
「あぶないぃ。マスターって、キス好きだね」
「キミは好きじゃないの?」
「んー、好きだね」
唇尖らせて考えてるのも可愛いから、キス。

「ホント、危ないからぁ」
「ハイ、コレで最後」
洗い終わって、手を拭くと彼の後ろに回って抱きしめる。
はぁー、抱き心地いいわぁ……。
「もぉー」
多分、唇を尖らせてる。

頬を擦り合わせて、催促。
仕方ないなぁとこっちを向いてくれた。

唇を合わせて、数回リップ音と共に上、下、と交互にハムハムと唇の柔らかさ感じ堪能する。
もっと感じさせて欲しい。
『入れて?』と舌先で唇を舐める。
唇を合わせてクチュクチュと割れ目を何度も舐めてお伺い。
『入、れ、てぇ~』

「んー、うぅん!」
なんか抗議された。
シュン、残念。

「コレ終わったらね」
真面目ちゃん。

「お風呂準備してくる」
頬っぺにキス。
「んもぉ!」
今日も可愛がっていいかな?


◇◇◇◇


「ぁふん……うぅん、はぁあん……いぃぃ」
枕を背もたれにして、後ろから抱き込んで胸に凭れさせて、前を触ってやりながら、乳首を捏ねくり回す。
もう腰が揺れてるな。
もっとと足で彼の足を開かせる。
完全に俺に乗せる。
俺の肉棒が尻を擦る。
完勃ちだ。
「んぅ~ん…あぁん」
俺の首に腕を絡めるとずり上がってきた。
唇を合わせてくる。

両乳首を執拗に捏ねる。
前は放置。
切なげに揺れているのが目の端に見えるが、唇の方で忙しい。

クチュクチュ……
今度はちゃんと迎え入れてくれた。
舌を擦り合わせて、ジリジリと舌が互いの熱を伝えて、もっとと舌を擦り合わせ絡める。
互いの唾液も絡んで、混じり合う。
舌をぬるりと解くと、上顎へ移動してたっぷり舌全体で擦り上げ往復して、歯茎とのギリギリのところをレロレロと擽ってやる。
口の中で甲高く啼いた。
響いて気持ちいい。

後孔をチロっと触ると、低く甘く啼いて響く。
やっぱ、気持ちいい。

腰が揺れて、彼の前も揺れて切なげで可愛い。
可愛がってやらないとな。
前を撫でて、可愛がってやりながら、後孔に侵入してやろうと、解してると中からトロッとした感触が。
中に仕込んでたか。

彼の舌が甘えるように絡んできた。
『褒めて』と言ってるみたいだ。
『ありがとう』と指をゆっくり挿れてイイところを探る。

見つけた。

クッと押し込むように撫でる。
腰が跳ねて、甲高く呻く。
前も強めに扱く。
「ひゃぁん!」
口が離れちゃった。
あん、寂しい……。

首筋を強めに吸い付く。
赤い跡が付く。
うん、上手く付いた。
付けた跡をペロリと舐める。

「あ、あう……もう、挿れてぇ」

後孔は3本の指を咥え込んで、もっともっとと絡みついてくる。
後ろ手でゴムを探す。あれ?
「もう…生でぇ…いぃ、からぁ……」
焦らし過ぎたか、泣きそうだな。
見つかんねぇ…いいか。

俺の先走りも足されて、ズブズブ這入っていく。
彼の体重も加算され、速度を上げて奥に這入って行くのが分かった。
「はぁぁぁんぅぅぅ」
肉壁が絡みついて痙攣するような蠕動運動が俺を刺激する。
ヤバい……あっ……。

奥に到達した途端、逝ってしまった。
「ごめん。ーーー久しぶりの…生が…刺激的でした」
「はぅぅ。うふふ」
彼はまだだ。申し訳ない。

「ちょっ…!」
彼がきゅっと中を締めた。意図的だ。
「くふふ」
身体を捻ってキスを強請ってきた。
イったばかりの敏感な息子は、さっきの刺激で復活し出した。

俺の唇を悪戯っ子の表情でペロペロ舐めてくる。
お返しに彼の前を強めに扱く。
「あっ…あぁぁ」
開いた口を塞いで、舌も絡めて扱いてやる。
「ぐうう“う”ぅ!」
口の中に響きまくる。

彼はイかない。
耐えたねぇ。

ホラ、これならどうかな?

復活した中の息子をグリンと捏ねるように回した。

「ふうう“うんぅうー!」
なんだか非難がましい喘ぎ?
俺は、口内に響いて気持ちいい。

チュパッと口を解放してやる。
名残り惜しいけど。

「もうぉ、遊ばないのぉ」
「可愛いから、もっと啼いて?」
腰を小刻みに揺らしながら、強請ってみた。
さっきの吐精したもので中の滑りがいい。
「あっ、あ、あぁぁん、やぁ…ん」
甘く、啼いてくれる。
もっと可愛がってあげないと。

ゆっくり前に倒すと、尻を高く上げさせて、反った背中を眺めながら、ゆるゆると抽送を始めた。

パンパンと打ち付ける音と後孔でグチュグチュ出す音が重なり昂まっていく。

暫く、緩急をつけて打ち付け、彼を乱れ悶えてさせた。
「あ、あ、あう! あーーーーーッ!」
汗ばむ背中に身体を重ねて、彼の中に再び射精した。
吐露した中のものを押し込むように数度抽送する。
彼も吐精してた。

前を触る。さっきのお返し。
「はぅぅぅ!」
中が締まる。クルなぁ。

伸びてる彼の背にべったり重なって耳元に囁く。
「ねぇ、休みだし、もう一度いい?」
中に這入ったまま。
ぐにゅっと動かす。

彼が下で跳ねる。
「もう、無理ぃ」
「ねぇ?」
胸をもみもみ。
尖りを掠るように刺激する。
モジっと悶えてる。

「はぅん。…セフレの時、こんなにしなかったじゃん。あ、あぁぁん」
「止まんない」
「ん、あぁん?」
「煙草で無理矢理止めてたんだよぉ」
頸にぐりぐり鼻を擦りつける。
「ふぅへ?」
喘きが混じって、言葉が妖しく耳を擽ぐる。

「好き過ぎて、止まんない。もっとキミの声が聞きたいし、口の中で響く声も気持ち良くて」
ぐにゅんと中を擦る。
「そうなのぉん?」
「こうやって動くと、キミ高く啼くだろ? こうすると、低く呻く。まるでキミがチェロみたいで、もっと可愛いがりたくなる」
腰を深く沈めたり、引いて浅く抉ったりと刺激すると、思った通り啼いて喘ぐ。

甘やかして、溶かしてやりたい。

うふふと笑って、艶やかに微笑むと「分かったぁ」と吐息と共に言ってくれた。

許可が出たので、今度は前から抱き込んで、ヨシヨシと揺らしながら、優しく、甘やかして、甘やかされて、悦楽に沈んでいった。




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砂糖吐くまで甘くしたかったんだけど、、、上手く書けないですね。。。難しい(~_~;)
どうかな?
反応あると嬉しいです。
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