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十
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できあがった玉ねぎソースのハンバーグ、お皿の上でお肉がソースがキラキラしていて食べるのが勿体無いけど、口のなかはヨダレの大洪水だ。
「なかなか美味そうにできたな……そうだ、付け合わせに何かあったな」
ブランはカバンから密封容器の瓶を二つ取りだした。中には液体に浸かった、緑色の野菜のようなものが入っている。
「それは何?」
「これか? 俺が作った獣人産のガーキンのピクルスと、ジンセンのピクルスだ。美味いって家族にも評判いいから味には自信あるぞ」
「ピクルス? 食べてみたい」
「わかった、ヒーラギの丸いパン貰っていい? あとレタも欲しい」
レタ? あ、レタスか、
「いいよ、どんどん使って」
ブランは丸いパンは半分に切ってバターを引いたスキレットで焼き、レタを数枚剥がしてこんどは水魔法で洗って水をきり、ピクルスと一緒にハンバーグの皿に乗せた。
用意した、携帯用の折りたたみのフォークを手に持ち。
「じゃ食べようか、いただきます!」
「いただきます!」
私は声にださずに感謝を述べて、ハンバーグにフォークを入れると中からジュワッと透明な肉汁が溢れた。一口大に切ってハンバーグをパクッと食べる。ソースに使った玉ねぎの甘さがお肉に負けていない。
この玉ねぎソース美味しい。
さっきバターを引いたスキレットで、焼いていた丸いパンは玉ねぎソースを乗せて食べるの? とブランを見た。
彼はそのパンの間に全部、挟んで大きな口で食べていた。
「何その食べ方は、それ美味しそう」
「ああ、美味いぞ。これはハンバーグをパンで挟んだハンバーガーだ、ヒーラギもやってみな」
「ハンバーガー? やってみたい」
また未知なる食べ物ね。パンに玉ねぎソースと肉汁が染みて絶対に美味しい。私もパンにハンバーグ、レタス、ピクルスを挟んでかじった。
「ンンッ! 焼いたパンの外はパリッとしてなかはフワフワ。ハンバーグで食べても美味しいのにパンで挟んだら違う食べ物になったわ。ブランが漬けたピクルスは酸っぱい味だけど、ハンバーガーのいいアクセントになってる」
「ヒーラギ。俺が漬けた、ピクルス美味いだろ」
「凄く美味しい、ありがとうブラン」
お皿に残った玉ねぎソースまで、追加したパンでぬぐって食べちゃった。
いま使ったスキレットなどの後片付けはどうするのだろう? 水魔法で洗うのかな、それだったら私にも手伝えるけど。
「ブラン、後片付け手伝うよ」
「大丈夫、アイツに任せるから」
「アイツ?」
「俺の友達のスライムのスラだ。出て来い、スラ」
「ニュ!」
ブランに呼ばれて、マジックバッグからピョンと、青色したスライムが飛びでてきた。見た目とプルプルした動き。
「見た目が図鑑と同じだわ。スラ、こんにちわ。私はヒーラギよろしくね」
私の声がスラに届いたらしく、ニョキッと細長い手が伸びて私の手を突っつき挨拶した。
「挨拶は終わったな、よし後片付けをしよう」
ブランがスラに使ったスキレットを渡すと、体の中に入れて、ジュワッと汚れだけを綺麗に落とした。
「お、サンキュ、美味いか?」
「ニュ、ニュ」
「そうだろ。……おいスラ、そんなに急かすなって、いま渡すから」
「ニュ!」
スランにもハンバーグの味がわかったのか、手を伸ばしてブランに催促している。最後に火を消した、消し炭までスラは綺麗に消化してしまった。
最初スラは鍋など全て消化してしまったらしい。二人で特訓して、今では汚れだけを綺麗にできるようになったんだって。
「すごいね、スラ」
「ニュ、ニュ」
「ん? ヒーラギ、スラがお礼を言いたいってさ、僕の友達の傷を癒してくれてありがとう! だって」
プルプル、プルプル揺れて、スラは私にお礼をしていた。
「ブランはスラにとって大切な友達なんだね。それにしても友達のブランは無茶をしたわね」
「ニュ、ニューー!」
そうだと、怒ってると言わんばかりにスラの伸びた細い手で、ポカポカブランを叩く。
「スラ、そんなに怒るなよ。俺だってあの時は限界だったし……心配かけてごめんな、スラ」
「ニュ! ……ニュ、ニュ」
「ちょっ、わかってるって……のがしゃしねぇーよ」
二人で何やらコソコソ楽しそうに話している、私にはスラの言葉はわからないのに。
「ブラン、何を逃さないの?」
「ん? これは、男同士の話だよなスラ」
「ニュ」
二人で楽しそうに肩を並べて笑った。
「なかなか美味そうにできたな……そうだ、付け合わせに何かあったな」
ブランはカバンから密封容器の瓶を二つ取りだした。中には液体に浸かった、緑色の野菜のようなものが入っている。
「それは何?」
「これか? 俺が作った獣人産のガーキンのピクルスと、ジンセンのピクルスだ。美味いって家族にも評判いいから味には自信あるぞ」
「ピクルス? 食べてみたい」
「わかった、ヒーラギの丸いパン貰っていい? あとレタも欲しい」
レタ? あ、レタスか、
「いいよ、どんどん使って」
ブランは丸いパンは半分に切ってバターを引いたスキレットで焼き、レタを数枚剥がしてこんどは水魔法で洗って水をきり、ピクルスと一緒にハンバーグの皿に乗せた。
用意した、携帯用の折りたたみのフォークを手に持ち。
「じゃ食べようか、いただきます!」
「いただきます!」
私は声にださずに感謝を述べて、ハンバーグにフォークを入れると中からジュワッと透明な肉汁が溢れた。一口大に切ってハンバーグをパクッと食べる。ソースに使った玉ねぎの甘さがお肉に負けていない。
この玉ねぎソース美味しい。
さっきバターを引いたスキレットで、焼いていた丸いパンは玉ねぎソースを乗せて食べるの? とブランを見た。
彼はそのパンの間に全部、挟んで大きな口で食べていた。
「何その食べ方は、それ美味しそう」
「ああ、美味いぞ。これはハンバーグをパンで挟んだハンバーガーだ、ヒーラギもやってみな」
「ハンバーガー? やってみたい」
また未知なる食べ物ね。パンに玉ねぎソースと肉汁が染みて絶対に美味しい。私もパンにハンバーグ、レタス、ピクルスを挟んでかじった。
「ンンッ! 焼いたパンの外はパリッとしてなかはフワフワ。ハンバーグで食べても美味しいのにパンで挟んだら違う食べ物になったわ。ブランが漬けたピクルスは酸っぱい味だけど、ハンバーガーのいいアクセントになってる」
「ヒーラギ。俺が漬けた、ピクルス美味いだろ」
「凄く美味しい、ありがとうブラン」
お皿に残った玉ねぎソースまで、追加したパンでぬぐって食べちゃった。
いま使ったスキレットなどの後片付けはどうするのだろう? 水魔法で洗うのかな、それだったら私にも手伝えるけど。
「ブラン、後片付け手伝うよ」
「大丈夫、アイツに任せるから」
「アイツ?」
「俺の友達のスライムのスラだ。出て来い、スラ」
「ニュ!」
ブランに呼ばれて、マジックバッグからピョンと、青色したスライムが飛びでてきた。見た目とプルプルした動き。
「見た目が図鑑と同じだわ。スラ、こんにちわ。私はヒーラギよろしくね」
私の声がスラに届いたらしく、ニョキッと細長い手が伸びて私の手を突っつき挨拶した。
「挨拶は終わったな、よし後片付けをしよう」
ブランがスラに使ったスキレットを渡すと、体の中に入れて、ジュワッと汚れだけを綺麗に落とした。
「お、サンキュ、美味いか?」
「ニュ、ニュ」
「そうだろ。……おいスラ、そんなに急かすなって、いま渡すから」
「ニュ!」
スランにもハンバーグの味がわかったのか、手を伸ばしてブランに催促している。最後に火を消した、消し炭までスラは綺麗に消化してしまった。
最初スラは鍋など全て消化してしまったらしい。二人で特訓して、今では汚れだけを綺麗にできるようになったんだって。
「すごいね、スラ」
「ニュ、ニュ」
「ん? ヒーラギ、スラがお礼を言いたいってさ、僕の友達の傷を癒してくれてありがとう! だって」
プルプル、プルプル揺れて、スラは私にお礼をしていた。
「ブランはスラにとって大切な友達なんだね。それにしても友達のブランは無茶をしたわね」
「ニュ、ニューー!」
そうだと、怒ってると言わんばかりにスラの伸びた細い手で、ポカポカブランを叩く。
「スラ、そんなに怒るなよ。俺だってあの時は限界だったし……心配かけてごめんな、スラ」
「ニュ! ……ニュ、ニュ」
「ちょっ、わかってるって……のがしゃしねぇーよ」
二人で何やらコソコソ楽しそうに話している、私にはスラの言葉はわからないのに。
「ブラン、何を逃さないの?」
「ん? これは、男同士の話だよなスラ」
「ニュ」
二人で楽しそうに肩を並べて笑った。
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