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旅行編
最終日 7
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*
荒い息を繰り返しながら、薄紫色の瞳を見る。
大勢の人がいる筈の訓練場もシーンと静まり返り、耳が痛いほどだ。
自分が何をしでかしたのか、冷静になると怖くなる。
「あ……、わ、たし………」
こわごわと周りを見渡すが、辺りに座り込んでいる自警団の面々と、観客の女性達が口元を手で覆い、息を呑んでこちらをみつめている。
大変な事をしてしまったと一気に血の気が引く。
足の力が抜けて崩れ落ちそうになる身体をウィルソンがすかさず抱きしめた。
「ルー…一体何があった?」
身体がカタカタと震える。
なんて事をしてしまったんだろう。
「ウィル…様……も、申し訳…ございません……」
ウィルソンは周りを見渡してからルーシェに視線を戻す。
近くにいたサンノエルを一瞥すると、コクリと頷いた。
一息ついてからルーシェを抱え上げる。
「っ!」
「場所を変えるぞ」
有無を言わせずウィルソンは周りの視線を無視してスタスタと建物の中へと足を進めた。
◇
文句も言わず、ルーシェはされるがまま大人しく運ばれた。
どこへ連れて行かれるのか検討も付かないが、とにかく自分もあの場から逃げ出したかった。
ウィルソンの胸に顔を埋めながら、先程の出来事を激しく後悔していた。
なぜ自分の衝動を抑えきれなかったんだろう。
もう過去など何年も前の違う人物の事なのに、いつまでもどこまでも引きずって、こうして囚われている。
ここは違う世界で、違う人生なのだ。
割り切ればいいのに、どうしても割り切ることができない。
ウィルソンはその間も、建物の中をどんどん先へと進んで行く。
角を曲がったその先に、黒い重厚な扉があり、その取手に手を伸ばし中へと入っていく。
中はある程度の広さがあり、大きな机とソファー、それにたくさんの書類の束が積み重なっていた。
応接室か執務室といったところだろう。
ウィルソンはその中の大きめの広いソファーに向かい、抱えたルーシェと共に座る。
「安心しろ。ここには誰も来ない……それで、どうしてあんな事になったんだ?…何があった?」
「………私が、自警団の方々相手に…手合わせを願い出ました……」
膝の上で自身の身体を抱きしめる。
「それは状況を見ればわかる。私が聞きたいのは、なぜ君がその様な行動に出たかだ……」
声が一段低くなり、怒り口調になったウィルソン。
「わざわざ服まで着替えて、奴らを鍛えるという定義で君が相手をするとは思えない。それ以外に理由があったのだろう?私が居ない間に、奴らが君に無礼でも働いたのか?」
「─!、違います!そんな事は絶対にありません!!」
ウィルソンに顔を向け、それだけは違うと全力で否定する。
「では、何故だ」
責められている様に感じたルーシェは、体をビクリと震わせ口を噤む。
「……」
困った顔でウィルソンはルーシェを見下ろし、今度は難しい表情で何かを思案する。
ウィルソンの聞きたい事はもっともだ。
普段から手合わせを拒むルーシェが、あんな風に容赦なく叩きのめす様に相手を蹴散らすのはどう考えてもおかしい。
明らかに彼女を怒らせるような、何かがあったことは明白だ。
暫く考え込んでいたウィルソンは少しの沈黙の後、言葉を口にする。
「ルー……私には話せない事なのか?」
ルーシェは首をふるふると力なく横に降った。
話せない訳ではない。
だが、簡単に説明できることでもない。
自分の前世での心の傷、一番触れてほしくない繊細な部分なのだ。
あの状況に至るまでの経緯を話すには、言いたくない事まで事細かく話さなくてはならない。
過去の惨めな自分を、好きな人に晒したくない。
こんな話をして、ウィルソンを失望させるかもしれない。
明らかにここに来る前とは違うルーシェの様子に、心配そうに顔をのぞき込むが、ルーシェは瞳を伏せて沈黙している。
ふぅ…と息をはいて、ウィルソンは語り出す。
「話したくないのなら、無理に聞かない。強要はしたくない……だが君は、たまに何か思い悩むような…そんな仕草をすることがある」
俯いていたルーシェは、ハッと顔を上げてウィルソンを見上げた。
「これは私の憶測だが、おそらく君の前世に関わることなのだろう?……どうしてか君は、前世の事になると話が曖昧になり、言葉を濁す傾向がある…無論、他人には話したくない事もあるだろうが…」
ルーシェを見つめるウィルソンの薄紫の瞳は、なぜか悲しそうに揺らめいている。
「……ただ、見ているだけでは歯痒い時もあるんだ……私では心許ないか?全てを話さなくてもいい…だが、君が思い悩んでいる時くらい、頼りにしてくれないか……何も出来ない自分が、情けなくなる……」
「─!」
思いもよらない告白に、目を見開いて愕然とした。
ウィルソンの顔は悲痛に歪み、見ているだけで心が傷んだ。
まさか彼をこんなふうに追い詰めているなんて。
詮索はしないというウィルソンの優しさに甘え過ぎていた。
自分だって、相手が悩んでいる時に、何も話してもらえなかったらきっと悲しい。
好きだからこそ知りたいし、何でも受け止めてあげたいと思う。そんなこともわかっていなかった。
「違ッ……違います。…違うんです!」
自分の浅はかさにポロポロと涙が零れた。
泣いたら止まらなくなって、堰を切ったように声を上げて泣いた。
ウィルソンは泣き止むまで静かに抱きしめてくれた。
しばらく気がすむまで泣いた。そっと出されて受け取ったハンカチをビショビショになるまで濡らした。
自分があまりに不甲斐なくて、相手思いやる事が出来なかった。
思いっきり泣いたせいか、妙にスッキリして心が軽くなった。
そして決心した。
しゃくりあげてまだ涙声でまともに話せないが、ウィルソンの膝から降りて隣に座り直した。
まともに顔が見れなくて俯き加減だが、ポツリポツリと話し出した。
自分のつまらない見栄や虚勢で、ウィルソンを悲しませるは嫌だった。
「……私の、前世は…コンプレックスの塊でした──」
前世の自分の容姿、それに対するいじめ、男性に対する恐怖心や苦手意識……途中言葉に詰まりながらも何とか話した。
ずっとずっと心の奥に秘め、誰にも晒さずガチガチに固め閉じ込めていた気持ち。
それを初めて人に…愛する人に暴露した。
隣に座っていたウィルソンは、たまに質問や言葉を挟みながらも、ルーシェの話を真剣に聞いてくれた。
わかってもらえなくても別にかまわない。
才色兼備で容姿端麗、家柄も良く、生まれながらにして何でも手に入れていたであろうウィルソンに、ルーシェの悩みなど理解出来なくて当然だ。
「君がそんなふうに悩んでいたとは、思いもよらなかった…」
一通り話し終え、ウィルソンが口を開く。
いまだに顔が見れなくてソファーの前にあるテーブルに視線を置いていた。
「……ずっと、そう見えないように努めてきましたから。……私は…いつまでも過去を引きずって、清算出来ない自分がとても嫌なんです。記憶なんて戻らず、一生わからないままで良かったのに!」
手で顔を覆い感情を吐き出すルーシェに、ウィルソンはフッと微笑みかける。
「ルー…それは違う。過去の経験も、全ての事柄が今の君を創りあげている。記憶が戻ったからこそ、君は独りで生きる為に自立しようと学園に入り、そこで私と出会ったのだろう?」
「……そう…です」
確かにそうなのだ。
貧乏貴族で次女のルーシェなら、良くて同じ家柄の貴族か、商家の息子にでも嫁いでいたと思う。
過去を思い出さなければ、普通に暮らして普通に適当な相手と、何の不満も不安もなく結婚していたことだろう。
「君には悪いが、私はそれに感謝している。ルーと出逢わなければ、私は一生独りのままだった。誰かを愛する喜びも、愛しい人と触れ合う幸せもわからず、虚しく人生を終えていただろう」
「そんなことは…ないはずです。私がいなくても…」
ウィルソンは前に視線を移す。
「いや、そうだ。そのつもりで生きていた。それで構わないと思っていたんだ。今思うとゾッとするがな」
自嘲気味に笑うウィルソンに、ルーシェが戸惑う。
話題が変わりようやく顔を上げられるようになった。
泣き腫らした顔を向けるのは恥ずかしかったが、ウィルソンの様子が気になりハンカチをあてながら顔を向けた。
「君とは内容が違うが、私も容姿で悩んでいた…」
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読んで頂き、ありがとうございます!
中々更新出来ず、申し訳ありませんm(_ _;)m
荒い息を繰り返しながら、薄紫色の瞳を見る。
大勢の人がいる筈の訓練場もシーンと静まり返り、耳が痛いほどだ。
自分が何をしでかしたのか、冷静になると怖くなる。
「あ……、わ、たし………」
こわごわと周りを見渡すが、辺りに座り込んでいる自警団の面々と、観客の女性達が口元を手で覆い、息を呑んでこちらをみつめている。
大変な事をしてしまったと一気に血の気が引く。
足の力が抜けて崩れ落ちそうになる身体をウィルソンがすかさず抱きしめた。
「ルー…一体何があった?」
身体がカタカタと震える。
なんて事をしてしまったんだろう。
「ウィル…様……も、申し訳…ございません……」
ウィルソンは周りを見渡してからルーシェに視線を戻す。
近くにいたサンノエルを一瞥すると、コクリと頷いた。
一息ついてからルーシェを抱え上げる。
「っ!」
「場所を変えるぞ」
有無を言わせずウィルソンは周りの視線を無視してスタスタと建物の中へと足を進めた。
◇
文句も言わず、ルーシェはされるがまま大人しく運ばれた。
どこへ連れて行かれるのか検討も付かないが、とにかく自分もあの場から逃げ出したかった。
ウィルソンの胸に顔を埋めながら、先程の出来事を激しく後悔していた。
なぜ自分の衝動を抑えきれなかったんだろう。
もう過去など何年も前の違う人物の事なのに、いつまでもどこまでも引きずって、こうして囚われている。
ここは違う世界で、違う人生なのだ。
割り切ればいいのに、どうしても割り切ることができない。
ウィルソンはその間も、建物の中をどんどん先へと進んで行く。
角を曲がったその先に、黒い重厚な扉があり、その取手に手を伸ばし中へと入っていく。
中はある程度の広さがあり、大きな机とソファー、それにたくさんの書類の束が積み重なっていた。
応接室か執務室といったところだろう。
ウィルソンはその中の大きめの広いソファーに向かい、抱えたルーシェと共に座る。
「安心しろ。ここには誰も来ない……それで、どうしてあんな事になったんだ?…何があった?」
「………私が、自警団の方々相手に…手合わせを願い出ました……」
膝の上で自身の身体を抱きしめる。
「それは状況を見ればわかる。私が聞きたいのは、なぜ君がその様な行動に出たかだ……」
声が一段低くなり、怒り口調になったウィルソン。
「わざわざ服まで着替えて、奴らを鍛えるという定義で君が相手をするとは思えない。それ以外に理由があったのだろう?私が居ない間に、奴らが君に無礼でも働いたのか?」
「─!、違います!そんな事は絶対にありません!!」
ウィルソンに顔を向け、それだけは違うと全力で否定する。
「では、何故だ」
責められている様に感じたルーシェは、体をビクリと震わせ口を噤む。
「……」
困った顔でウィルソンはルーシェを見下ろし、今度は難しい表情で何かを思案する。
ウィルソンの聞きたい事はもっともだ。
普段から手合わせを拒むルーシェが、あんな風に容赦なく叩きのめす様に相手を蹴散らすのはどう考えてもおかしい。
明らかに彼女を怒らせるような、何かがあったことは明白だ。
暫く考え込んでいたウィルソンは少しの沈黙の後、言葉を口にする。
「ルー……私には話せない事なのか?」
ルーシェは首をふるふると力なく横に降った。
話せない訳ではない。
だが、簡単に説明できることでもない。
自分の前世での心の傷、一番触れてほしくない繊細な部分なのだ。
あの状況に至るまでの経緯を話すには、言いたくない事まで事細かく話さなくてはならない。
過去の惨めな自分を、好きな人に晒したくない。
こんな話をして、ウィルソンを失望させるかもしれない。
明らかにここに来る前とは違うルーシェの様子に、心配そうに顔をのぞき込むが、ルーシェは瞳を伏せて沈黙している。
ふぅ…と息をはいて、ウィルソンは語り出す。
「話したくないのなら、無理に聞かない。強要はしたくない……だが君は、たまに何か思い悩むような…そんな仕草をすることがある」
俯いていたルーシェは、ハッと顔を上げてウィルソンを見上げた。
「これは私の憶測だが、おそらく君の前世に関わることなのだろう?……どうしてか君は、前世の事になると話が曖昧になり、言葉を濁す傾向がある…無論、他人には話したくない事もあるだろうが…」
ルーシェを見つめるウィルソンの薄紫の瞳は、なぜか悲しそうに揺らめいている。
「……ただ、見ているだけでは歯痒い時もあるんだ……私では心許ないか?全てを話さなくてもいい…だが、君が思い悩んでいる時くらい、頼りにしてくれないか……何も出来ない自分が、情けなくなる……」
「─!」
思いもよらない告白に、目を見開いて愕然とした。
ウィルソンの顔は悲痛に歪み、見ているだけで心が傷んだ。
まさか彼をこんなふうに追い詰めているなんて。
詮索はしないというウィルソンの優しさに甘え過ぎていた。
自分だって、相手が悩んでいる時に、何も話してもらえなかったらきっと悲しい。
好きだからこそ知りたいし、何でも受け止めてあげたいと思う。そんなこともわかっていなかった。
「違ッ……違います。…違うんです!」
自分の浅はかさにポロポロと涙が零れた。
泣いたら止まらなくなって、堰を切ったように声を上げて泣いた。
ウィルソンは泣き止むまで静かに抱きしめてくれた。
しばらく気がすむまで泣いた。そっと出されて受け取ったハンカチをビショビショになるまで濡らした。
自分があまりに不甲斐なくて、相手思いやる事が出来なかった。
思いっきり泣いたせいか、妙にスッキリして心が軽くなった。
そして決心した。
しゃくりあげてまだ涙声でまともに話せないが、ウィルソンの膝から降りて隣に座り直した。
まともに顔が見れなくて俯き加減だが、ポツリポツリと話し出した。
自分のつまらない見栄や虚勢で、ウィルソンを悲しませるは嫌だった。
「……私の、前世は…コンプレックスの塊でした──」
前世の自分の容姿、それに対するいじめ、男性に対する恐怖心や苦手意識……途中言葉に詰まりながらも何とか話した。
ずっとずっと心の奥に秘め、誰にも晒さずガチガチに固め閉じ込めていた気持ち。
それを初めて人に…愛する人に暴露した。
隣に座っていたウィルソンは、たまに質問や言葉を挟みながらも、ルーシェの話を真剣に聞いてくれた。
わかってもらえなくても別にかまわない。
才色兼備で容姿端麗、家柄も良く、生まれながらにして何でも手に入れていたであろうウィルソンに、ルーシェの悩みなど理解出来なくて当然だ。
「君がそんなふうに悩んでいたとは、思いもよらなかった…」
一通り話し終え、ウィルソンが口を開く。
いまだに顔が見れなくてソファーの前にあるテーブルに視線を置いていた。
「……ずっと、そう見えないように努めてきましたから。……私は…いつまでも過去を引きずって、清算出来ない自分がとても嫌なんです。記憶なんて戻らず、一生わからないままで良かったのに!」
手で顔を覆い感情を吐き出すルーシェに、ウィルソンはフッと微笑みかける。
「ルー…それは違う。過去の経験も、全ての事柄が今の君を創りあげている。記憶が戻ったからこそ、君は独りで生きる為に自立しようと学園に入り、そこで私と出会ったのだろう?」
「……そう…です」
確かにそうなのだ。
貧乏貴族で次女のルーシェなら、良くて同じ家柄の貴族か、商家の息子にでも嫁いでいたと思う。
過去を思い出さなければ、普通に暮らして普通に適当な相手と、何の不満も不安もなく結婚していたことだろう。
「君には悪いが、私はそれに感謝している。ルーと出逢わなければ、私は一生独りのままだった。誰かを愛する喜びも、愛しい人と触れ合う幸せもわからず、虚しく人生を終えていただろう」
「そんなことは…ないはずです。私がいなくても…」
ウィルソンは前に視線を移す。
「いや、そうだ。そのつもりで生きていた。それで構わないと思っていたんだ。今思うとゾッとするがな」
自嘲気味に笑うウィルソンに、ルーシェが戸惑う。
話題が変わりようやく顔を上げられるようになった。
泣き腫らした顔を向けるのは恥ずかしかったが、ウィルソンの様子が気になりハンカチをあてながら顔を向けた。
「君とは内容が違うが、私も容姿で悩んでいた…」
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