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第6話 マーカス
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「おぉ~!やっぱり水魔法と氷魔法の【二重詠唱】は相性良いねぇ~!まさか一撃だとは……!」
「わ、私も驚いてる…森の王者ってBランクの魔物なのよ…?たぶん、動けなくなってなかったら無理だったんじゃないかな…?あの魔法、オークにしか当たった事なかったから、あんなに威力があるとは知らなかったし…」
「マジか…結構ギリギリだったのか……」
しばらくそんなことを話していると、不意にいつもの声が聞こえてきた
《レベルアップしました。
レベルアップしました。
レベルアップしました。
レベルアップしました。
レベルアップしました。
レベルアップしました。
レベルアップしました。》
「お、おぅ…!?一気に7つもレベルが上がったよ!?」
「わ、私は2つ上がったわ」
「なんか楽勝過ぎて不安になるね~…」
「えぇ、油断しない方が良いと思うわ、もし封印が効かなかったり、振りほどかれたら勝てる気がしないもの」
「あーそうだね…失敗するとは考えてなかったや、上手くいってよかった~怖い怖い」
「あ、ねぇ、さっきの人大丈夫かな…?」
「あ!忘れてた!行こう!」
*****
つい、実戦で使った魔法とレベルアップに夢中になってしまったが、襲われてた男性のところに近づくと、彼はどうやら気絶してるようで反応はなかった
「もしもーし?大丈夫ですか~?もしもーし?」
「………う、うーん……ここは…はっ!?や、奴はっ!?」
「落ち着いてください、奴なら倒しました、そこです。」
「君は…魔族……?いや、人間か……そこ?うぉっ!?こ、これはスゴいな…もしかして冒険者なのかい?」
そう尋ねつつ、彼は俺たちを観察するように見てきた。…おぃ、イリーナはジロジロ見るなよな!ほら、イリーナも俺の後ろに隠れたじゃないか!
彼の印象なんだけど、笑みを浮かべいい人そうではあるんだけど…薄い目元がニコリとしてるようで、笑ってない気がして本心が分からない感じで、どこかの商人のような印象を受けた。
「いいえ、違いますね、まぁなろうとは思ってますけど…」
「そうか、君たちなら、かなり上のランクにまで行けるんじゃないかな?……今回は助けてくれてありがとう。僕の名前はマーカス、しがない商人さ」
「あ、やっぱり商人なんですね、そんな気がしました。俺は山本康介、彼女はイリーナです。」
「ははは、わかったのか、それは嬉しいね~…ところでお礼がしたいんだが……見たところイリーナさんは着るものに困ってるみたいだから、服を見繕ってあげようか?」
「良いんですか?でも荷物は…?」
「あぁ、僕は空間魔法のスキルを持っていてね、普段手ぶらなんだ、その方が移動も自分が乗る馬だけで済むしね」
「空間魔法!スゴイ!便利ですね~」
「あぁ、だが最近の商人は大抵の人がスキルを覚えてるよ?盗まれる心配もない、移動は自分の乗る馬と護衛だけ、かなり良いことずくめだからね」
「そうなんですか…いいなぁ~…」
「ははは、機会があれば頑張って覚えてみなよ?冒険者でも覚えてるとかなり有利だよ?」
「はい!ぜひ覚えたいと思います!」
まぁ、触れば覚えられるんだけどね、にしし♪
そこまで考えたところ、今まで黙っていたイリーナが意を決してマーカスに話しかけた。
「…あ!あの!……魔族…なんですけど…良いんですか…?」
「ん?あー、君は魔族なのか……全然大丈夫だよ?僕の知り合いにも魔族はいるからね」
「あ、ありがとう…あと、色々聞きたいことがあるんですけど…今年は何年ですか?」
「今年?今年は神歴1576年だよ?」
「…そう…ですか………あれから10年も経ったの………」
「10年…?もしかして封印の女神ですか!?」
「「封印の女神?」」
俺とイリーナは揃って首をかしげた
「えぇ、近くのユーカリアの町で有名な話です。昔、魔族は差別がひどかったところ、身を犠牲にして魔族の信用回復に勤めて、最後には差別派に洞窟の奥に封印されてしまう………その話しが人気を呼びまして、お芝居や物語として拡がってるんですよ?」
「ほ、ホントですか!!?でも、どうして…?魔族を悪者にするために暴動を起こしたはずなのに……」
「やっぱり、本物の封印の女神なんですね、それは今では伝説の冒険者、《紅蓮の超越者》ライン・ギルバードが暴動を防ぎ、陰謀を暴き、黒幕を退治するんですよ。
…ただ封印の女神はその封印が強力すぎて、解くものが現れず…悲劇のヒロインとして伝わってますね。
だから、どちらかと言うと…ライン・ギルバードの英雄譚に出てくる物語の舞台として、有名…と言うところでしょうか」
「そうなんですね…良かった……魔族のみんなが無事で……本当に…よ、良がっだよ"~~~……!うぅぅぅ………!ぐすっ…」
「良かったね…イリーナ…本当に、良かったね…よしよし…」
泣いてしまった彼女を、俺はまた泣き止むまで頭を撫でた。それにしても《紅蓮の超越者》か………もし会うことがあったらお礼を言わなくちゃな………
――――――――――――――――
《山本 康介》
種族: 人間(異世界人)
職種: 魔法使い
レベル: 8 (+7)
HP: 448/448 (+235)
MP: 326/445 (+259)
腕力: 35 (+14)
耐久: 46 (+12)
敏捷: 18 (+7)
魔力: 147 (+21)
器用: 107 (+18)
幸運: 5 (+2)
スキルポイント:3
《スキル》
封印魔法lv.4 水魔法lv.1(NEW) 風魔法:lv.1(NEW) 土魔法:lv.1(NEW) 氷魔法:lv.1(NEW) 緑魔法:lv.1(NEW) 光魔法:lv.1(NEW)
《固有スキル》
スキルの匠 言語理解 二重詠唱
《イリーナ》
種族:魔族
職種:魔導師
レベル:25 (+2)
HP:880/880 (+60)
MP:988/1117 (+72)
腕力:66 (+4)
耐久:63 (+5)
敏捷:34 (+3)
魔力:286 (+6)
器用:88 (+4)
幸運:13 (+1)
スキルポイント:2
《スキル》
水魔法:lv.3 風魔法:lv.2 土魔法:lv.2 氷魔法:lv.1 緑魔法:lv.1 光魔法:lv.1 身体強化:lv.1 魔力強化:lv.1 清掃:lv.1 歌唱:lv.1
《固有スキル》
二重詠唱
「わ、私も驚いてる…森の王者ってBランクの魔物なのよ…?たぶん、動けなくなってなかったら無理だったんじゃないかな…?あの魔法、オークにしか当たった事なかったから、あんなに威力があるとは知らなかったし…」
「マジか…結構ギリギリだったのか……」
しばらくそんなことを話していると、不意にいつもの声が聞こえてきた
《レベルアップしました。
レベルアップしました。
レベルアップしました。
レベルアップしました。
レベルアップしました。
レベルアップしました。
レベルアップしました。》
「お、おぅ…!?一気に7つもレベルが上がったよ!?」
「わ、私は2つ上がったわ」
「なんか楽勝過ぎて不安になるね~…」
「えぇ、油断しない方が良いと思うわ、もし封印が効かなかったり、振りほどかれたら勝てる気がしないもの」
「あーそうだね…失敗するとは考えてなかったや、上手くいってよかった~怖い怖い」
「あ、ねぇ、さっきの人大丈夫かな…?」
「あ!忘れてた!行こう!」
*****
つい、実戦で使った魔法とレベルアップに夢中になってしまったが、襲われてた男性のところに近づくと、彼はどうやら気絶してるようで反応はなかった
「もしもーし?大丈夫ですか~?もしもーし?」
「………う、うーん……ここは…はっ!?や、奴はっ!?」
「落ち着いてください、奴なら倒しました、そこです。」
「君は…魔族……?いや、人間か……そこ?うぉっ!?こ、これはスゴいな…もしかして冒険者なのかい?」
そう尋ねつつ、彼は俺たちを観察するように見てきた。…おぃ、イリーナはジロジロ見るなよな!ほら、イリーナも俺の後ろに隠れたじゃないか!
彼の印象なんだけど、笑みを浮かべいい人そうではあるんだけど…薄い目元がニコリとしてるようで、笑ってない気がして本心が分からない感じで、どこかの商人のような印象を受けた。
「いいえ、違いますね、まぁなろうとは思ってますけど…」
「そうか、君たちなら、かなり上のランクにまで行けるんじゃないかな?……今回は助けてくれてありがとう。僕の名前はマーカス、しがない商人さ」
「あ、やっぱり商人なんですね、そんな気がしました。俺は山本康介、彼女はイリーナです。」
「ははは、わかったのか、それは嬉しいね~…ところでお礼がしたいんだが……見たところイリーナさんは着るものに困ってるみたいだから、服を見繕ってあげようか?」
「良いんですか?でも荷物は…?」
「あぁ、僕は空間魔法のスキルを持っていてね、普段手ぶらなんだ、その方が移動も自分が乗る馬だけで済むしね」
「空間魔法!スゴイ!便利ですね~」
「あぁ、だが最近の商人は大抵の人がスキルを覚えてるよ?盗まれる心配もない、移動は自分の乗る馬と護衛だけ、かなり良いことずくめだからね」
「そうなんですか…いいなぁ~…」
「ははは、機会があれば頑張って覚えてみなよ?冒険者でも覚えてるとかなり有利だよ?」
「はい!ぜひ覚えたいと思います!」
まぁ、触れば覚えられるんだけどね、にしし♪
そこまで考えたところ、今まで黙っていたイリーナが意を決してマーカスに話しかけた。
「…あ!あの!……魔族…なんですけど…良いんですか…?」
「ん?あー、君は魔族なのか……全然大丈夫だよ?僕の知り合いにも魔族はいるからね」
「あ、ありがとう…あと、色々聞きたいことがあるんですけど…今年は何年ですか?」
「今年?今年は神歴1576年だよ?」
「…そう…ですか………あれから10年も経ったの………」
「10年…?もしかして封印の女神ですか!?」
「「封印の女神?」」
俺とイリーナは揃って首をかしげた
「えぇ、近くのユーカリアの町で有名な話です。昔、魔族は差別がひどかったところ、身を犠牲にして魔族の信用回復に勤めて、最後には差別派に洞窟の奥に封印されてしまう………その話しが人気を呼びまして、お芝居や物語として拡がってるんですよ?」
「ほ、ホントですか!!?でも、どうして…?魔族を悪者にするために暴動を起こしたはずなのに……」
「やっぱり、本物の封印の女神なんですね、それは今では伝説の冒険者、《紅蓮の超越者》ライン・ギルバードが暴動を防ぎ、陰謀を暴き、黒幕を退治するんですよ。
…ただ封印の女神はその封印が強力すぎて、解くものが現れず…悲劇のヒロインとして伝わってますね。
だから、どちらかと言うと…ライン・ギルバードの英雄譚に出てくる物語の舞台として、有名…と言うところでしょうか」
「そうなんですね…良かった……魔族のみんなが無事で……本当に…よ、良がっだよ"~~~……!うぅぅぅ………!ぐすっ…」
「良かったね…イリーナ…本当に、良かったね…よしよし…」
泣いてしまった彼女を、俺はまた泣き止むまで頭を撫でた。それにしても《紅蓮の超越者》か………もし会うことがあったらお礼を言わなくちゃな………
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《山本 康介》
種族: 人間(異世界人)
職種: 魔法使い
レベル: 8 (+7)
HP: 448/448 (+235)
MP: 326/445 (+259)
腕力: 35 (+14)
耐久: 46 (+12)
敏捷: 18 (+7)
魔力: 147 (+21)
器用: 107 (+18)
幸運: 5 (+2)
スキルポイント:3
《スキル》
封印魔法lv.4 水魔法lv.1(NEW) 風魔法:lv.1(NEW) 土魔法:lv.1(NEW) 氷魔法:lv.1(NEW) 緑魔法:lv.1(NEW) 光魔法:lv.1(NEW)
《固有スキル》
スキルの匠 言語理解 二重詠唱
《イリーナ》
種族:魔族
職種:魔導師
レベル:25 (+2)
HP:880/880 (+60)
MP:988/1117 (+72)
腕力:66 (+4)
耐久:63 (+5)
敏捷:34 (+3)
魔力:286 (+6)
器用:88 (+4)
幸運:13 (+1)
スキルポイント:2
《スキル》
水魔法:lv.3 風魔法:lv.2 土魔法:lv.2 氷魔法:lv.1 緑魔法:lv.1 光魔法:lv.1 身体強化:lv.1 魔力強化:lv.1 清掃:lv.1 歌唱:lv.1
《固有スキル》
二重詠唱
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