【全94話】魔力一般人以下、最強少女の秘密【完結】

なつ

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34.大切なくじ引き

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みんなが少しでも本気になってくれたおかげで効率よく練習ができた。

校内戦まであと3日。今日はトーナメント戦のドローを決める大切な日。もちろんそれを引くのはカナリア・マーベラス。カナが引くことにより、みんなは仕方がないな。と流してくれるということもある。責任を押し付けていると捉えられても仕方がない。

1番引きたいところはやはりシード。7クラスなために1クラスだけ1回戦を戦わなくして2回戦に進める。他のクラスの戦い方もみれるし、最高のポジション。

トーナメント表を作るにあたってすることはただ単にクジを引くだけ。それだけ決まってしまう軽いものだが、このクジ引きは戦いをするにあって一番重要なもの。

カナ以外の生徒はクラスで待機。
みんなで「どうなるんだろうねー、」など話ながら朗報を待つ。

するとバタバタっと誰かが走ってくる。

バンッと大きな音を鳴らして扉を開けたカナが入ってくる。

カナリア「みんな!トーナメント表持ってきたよ!」

「おぉー!」
「その反応!まさかシードですか!!」

カナリア「いやー、私もまだ見てない!みんなで見たいなって思って!!」

机の上にトーナメント表を丸めている紙をおき、そこにぞろぞろと人が集まる。

カナリア「早速見てみようか…」と固唾を呑んだ。

緊張しながらトーナメント表を開いてみる。

「おぉー!中々いいんじゃないか??」
「欲しかったポジションじゃないけど、これはこれでアリだね!」

1校 校内戦 1回戦

1組 VS 4組           
2組 VS 5組            
3組 VS 7組

6組はシード獲得で1回戦は無し。

1組と4組で勝ったクラスが6組と対戦し、2組と5組の勝者と3組と7組の勝者が対戦となる。

1組と2組は貴族が在籍していて強敵と見られているが7組がどんどんと実力をあげ強いと噂されていた。決勝までは2組か7組と対戦する場合がない。1組としては有難い対戦表となった。

とはいうものの他のクラスを勝てると見下してはならない。貴族のいるクラスが勝つとは限らない。

必要なのは団結力。

どれだけクラス、チームを信じるか。実践ではないものの実力があるものは必ず他者の目にはいる。

みんなのやる気が出るのが遅かったことが気にはなるが、出来ることはやったはず。だと気合いを入れるリン。

校内戦まであと3日。

骨折などの怪我をしないように、残り3日は復習や確認、少しの運動にした。体調管理などをしっかりして無茶な練習はしない。

あとは作戦の見直し。
噂程度にしか聞いたことがない4組。あらゆることを想定して作戦を立てる。何パターン考えたなどを考えている暇もない。とにかく意見を出し合った。作戦の見直しでもう何時間使ったかはもう誰も気にしてない。

カナの頭は心配事でいっぱいいっぱいだろう。1番緊張をしているだろうし、なんとか役にはたちたい、足を引っ張りたくない。そう思っている生徒も何人かいた。

運良くリンの頭に残っていた魔法に関しての情報をできるだけカナに伝え、リンとカナ、シノ、3人で話しているがやはり実際戦って見ないと分からないことだらけだ。

その場の状況判断に任せられる。戦いながら指示。「無理しすぎないでね」としか言えない自分たちが嫌いだった。でも負けられない。カナがやってきたことが無駄にならないようにみんなは全力で本線を目指す。

競技会まであと2日。
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