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69.接触
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ジン「ここだな…。このあたりはまだ来てなかったはずだ。さっそくこっちに向かってきてるな。周りに人の気配はない。よし…いけるな。」
ジンはテレパシーを発動した。個人に向けたテレパシーは目の見える範囲しか使えないが敵味方関係なくテレパシーを飛ばすことは可能。わかりやすく言えば大きく叫ぶようなもの。直径1キロ以内であれば無差別にテレパシーを送ることが可能。しかしジン自身は誰に伝わったのかはわからない。
ジン『俺は今一人だ。俺の前に来い。リン』とテレパシーがリンに届く。
ジンの存在に気がつくも木の影から様子を見る。リンに話しかけたということは位置が把握されているということ。無視して突っ切る選択肢はなかった。
隠れたってことは俺を探してるんじゃなくて作戦の一つか…釣れないねぇと心でジンは思った。
ジン『そこの木の影っていうのはわかってる。発信機を仕込ませてるんだ。とって欲しけりゃちょいと話をしないか?』
リン「さっき襲ってきたのは3校だったってわけか。なんで模様を見せながら来たか謎だったんだよね。」
ジン『口で話したら放送される。脳内で話そうや…。出来るだろ?』
リン『私に何の用事があるの?今は戦闘中。でも周りには誰もいないし、何が目的なの?しかもできるって何?この頭で話すのってただ単に返事してるってだけじゃないの?』
ジン『無意識にテレパシーなんて使われたら頑張ってたこっちがバカみてぇじゃん。簡単に使えてるってだけでおかしいって気づいてほしいぜ。俺が聞きてぇのはお前についてだ。本当にお前…何者だ?』
リン『何者って言われても記憶がないから説明できない。話はこれで終わり?早く発信機取って欲しいんだけど…。』
音は配信しているはずなのにリンとジン・ベアードが向き合って固まっている状態に会場はざわつく。
「何黙って向き合ってんだ?」
「様子みてるんじゃない?」
「でもジン・ベアード様だぜ?一瞬だろうになにを考えていらっしゃるんだ?」
セイル・マトローナ学園長は少し微笑んでレイル先生に話しかける。
セイル学園長「エリーダさんの仕業ね?あなた達も調べたいって感情はわかるけど、あんなふうに競技中にジンさんに接触させるなんて無茶なことしたわね。しかもテレパシーで話し合ってるなんてエリーダさんは一体何を吹き込んだのかしら…。」
レイル先生「いや、二人で情報共有はしていましたが、まさかジン・ベアードと接触していたなんて…」
セイル学園長「ジンさんが競技中に接触する価値があると思ったなら別にいいのよ。おそらく競技中にっていうのはジンさんの判断でしょうし、でも驚くところはテレパシーが使えるということ。当たり前に話しているのを見て一度テレパシーでやり取りしていたんでしょうね。さて、リンさんがどう動くのか、目が離せないわね。」
ジン『記憶がねぇことぐらい知ってるさ…。エマールさんの死がお前のせいだってこともな』
リン『なん…でそのこと…を。』
ジンはテレパシーを発動した。個人に向けたテレパシーは目の見える範囲しか使えないが敵味方関係なくテレパシーを飛ばすことは可能。わかりやすく言えば大きく叫ぶようなもの。直径1キロ以内であれば無差別にテレパシーを送ることが可能。しかしジン自身は誰に伝わったのかはわからない。
ジン『俺は今一人だ。俺の前に来い。リン』とテレパシーがリンに届く。
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隠れたってことは俺を探してるんじゃなくて作戦の一つか…釣れないねぇと心でジンは思った。
ジン『そこの木の影っていうのはわかってる。発信機を仕込ませてるんだ。とって欲しけりゃちょいと話をしないか?』
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ジン『口で話したら放送される。脳内で話そうや…。出来るだろ?』
リン『私に何の用事があるの?今は戦闘中。でも周りには誰もいないし、何が目的なの?しかもできるって何?この頭で話すのってただ単に返事してるってだけじゃないの?』
ジン『無意識にテレパシーなんて使われたら頑張ってたこっちがバカみてぇじゃん。簡単に使えてるってだけでおかしいって気づいてほしいぜ。俺が聞きてぇのはお前についてだ。本当にお前…何者だ?』
リン『何者って言われても記憶がないから説明できない。話はこれで終わり?早く発信機取って欲しいんだけど…。』
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「何黙って向き合ってんだ?」
「様子みてるんじゃない?」
「でもジン・ベアード様だぜ?一瞬だろうになにを考えていらっしゃるんだ?」
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セイル学園長「エリーダさんの仕業ね?あなた達も調べたいって感情はわかるけど、あんなふうに競技中にジンさんに接触させるなんて無茶なことしたわね。しかもテレパシーで話し合ってるなんてエリーダさんは一体何を吹き込んだのかしら…。」
レイル先生「いや、二人で情報共有はしていましたが、まさかジン・ベアードと接触していたなんて…」
セイル学園長「ジンさんが競技中に接触する価値があると思ったなら別にいいのよ。おそらく競技中にっていうのはジンさんの判断でしょうし、でも驚くところはテレパシーが使えるということ。当たり前に話しているのを見て一度テレパシーでやり取りしていたんでしょうね。さて、リンさんがどう動くのか、目が離せないわね。」
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