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2章 神様仕事
6.彼女の願い事
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「ハルって言ったんだよ、」
あきれながらその言葉を発した。
「えっ…。なんでその名前を」
「はぁ?なに言ってんだよ。お前が名前聞いたんだろうが!」
「君、ハルっていう名前なの」
「何ビックリしてんだよ。どこにでもある普通の名前だろ。そんなにびっくりすることか?」
これは偶然?それとも神様はこれを狙って…?でもその前に…。
「口悪くない?!」
今の私は一応幽霊?なのにこんなに堂々と話せてるし。この子は一体。
「しらない。口調なんて気にしてないし、まぁ口が悪いっていうんなら育った環境だと私はおもうけどな。で、ミュウ?って言ったっけ。願いをかなえる?ってあれ何。願いを叶えてほしいなんて言ってないし、別に私願いも何もないんだけど、、何が目的だ?」
「目的ってわけじゃないけど、私最近死んじゃって、あっ、もう一年経ってたんだった。えっとね、なにが言いたいかっていうと…」
ここはハッキリ…。この子には隠し事してもすぐばれそうだし、
「あなたの願いを叶えて貴方の体をもらいに来たの。でも奪いにきたわけじゃなくて、もうじき死ぬって聞いたから…。でも死ぬ気が無いなら私は体をもらわない。私はそれを見極めに来た」
「ははっまって普通そんな正直に話さなくね?!」
すごい爆笑してる…。
「久しぶりに笑った気がするよ。で、何。望みを言えばいいのか?」
笑いながら話す少女がもうじき自殺するなんて考えられない。
ほんとに自殺するのかな…。
するとその子は考えながら窓の方に歩いてカーテンを再び開けた。
月明かりに照らされながらとびっきりの笑顔で
「じゃあさ!私を殺してよ!」
それは唐突に、この子の闇を突き付けられた。
「あなた、ホントに…」
「名前、、聞いたくせに呼ばないんだね。まぁ私この名前大っ嫌いだから別にいいけど、」
「嫌いなの?どうして、、」
「まぁいいじゃん。誰だって聞かれたくないことだってあるだろ。」
「じゃあ、ハルって…呼ばせてもらうね。」
「いきなり呼び捨てかよ!まあいいけどさ、」
「そっちだって最初呼び捨てしたじゃん!」
「ミュウはあだ名かなんかだろ?呼び捨てじゃねぇよ(笑)」
この子心を読めるのレベルで全部言い当ててくる…。
「本当はミウっていうの。でも生き返るチャンスをくれた人がそう呼んでくれてさっきはなんかそう名乗りたくなったみたいな」
「ははっ!へんな理由、話がだいぶそれちゃったね。で、私を殺してくれるの?」
「いや。なんか一応願いを叶える代わりに私が貴方の…いや、ハルの体に入って体が無くなったハルが変わりに死ぬらしいけど、」
「らしい?ふーん。ミュウもあんまり分かってない感じね。まぁでもそれいいじゃん!手っ取り早く叶えてお互いに幸せになろ?んー。何がいいかな、じゃあさ、友達になってよ!話し相手でいい。それだけで私は満足するからさ。ね?」
「友達、、それは難しいね。私がここに居られるのは一か月なんだよ。だから12月3日まで一緒に居させて、その時に全て判断する。本当にハルの体をもらっていいのかなんてすぐには決めれないし、ハルが人生を楽しんでくれるなら私はそれで満足。」
「わかった。でも私死にたい気持ちは変わらないと思うよ。私本当にこの世の中が大っ嫌いだから。」
「その理由いつでも聞くから言いたくなったら聞かせてね。待ってるから。」
こうしてハルとの短い短い生活が始まった。
あきれながらその言葉を発した。
「えっ…。なんでその名前を」
「はぁ?なに言ってんだよ。お前が名前聞いたんだろうが!」
「君、ハルっていう名前なの」
「何ビックリしてんだよ。どこにでもある普通の名前だろ。そんなにびっくりすることか?」
これは偶然?それとも神様はこれを狙って…?でもその前に…。
「口悪くない?!」
今の私は一応幽霊?なのにこんなに堂々と話せてるし。この子は一体。
「しらない。口調なんて気にしてないし、まぁ口が悪いっていうんなら育った環境だと私はおもうけどな。で、ミュウ?って言ったっけ。願いをかなえる?ってあれ何。願いを叶えてほしいなんて言ってないし、別に私願いも何もないんだけど、、何が目的だ?」
「目的ってわけじゃないけど、私最近死んじゃって、あっ、もう一年経ってたんだった。えっとね、なにが言いたいかっていうと…」
ここはハッキリ…。この子には隠し事してもすぐばれそうだし、
「あなたの願いを叶えて貴方の体をもらいに来たの。でも奪いにきたわけじゃなくて、もうじき死ぬって聞いたから…。でも死ぬ気が無いなら私は体をもらわない。私はそれを見極めに来た」
「ははっまって普通そんな正直に話さなくね?!」
すごい爆笑してる…。
「久しぶりに笑った気がするよ。で、何。望みを言えばいいのか?」
笑いながら話す少女がもうじき自殺するなんて考えられない。
ほんとに自殺するのかな…。
するとその子は考えながら窓の方に歩いてカーテンを再び開けた。
月明かりに照らされながらとびっきりの笑顔で
「じゃあさ!私を殺してよ!」
それは唐突に、この子の闇を突き付けられた。
「あなた、ホントに…」
「名前、、聞いたくせに呼ばないんだね。まぁ私この名前大っ嫌いだから別にいいけど、」
「嫌いなの?どうして、、」
「まぁいいじゃん。誰だって聞かれたくないことだってあるだろ。」
「じゃあ、ハルって…呼ばせてもらうね。」
「いきなり呼び捨てかよ!まあいいけどさ、」
「そっちだって最初呼び捨てしたじゃん!」
「ミュウはあだ名かなんかだろ?呼び捨てじゃねぇよ(笑)」
この子心を読めるのレベルで全部言い当ててくる…。
「本当はミウっていうの。でも生き返るチャンスをくれた人がそう呼んでくれてさっきはなんかそう名乗りたくなったみたいな」
「ははっ!へんな理由、話がだいぶそれちゃったね。で、私を殺してくれるの?」
「いや。なんか一応願いを叶える代わりに私が貴方の…いや、ハルの体に入って体が無くなったハルが変わりに死ぬらしいけど、」
「らしい?ふーん。ミュウもあんまり分かってない感じね。まぁでもそれいいじゃん!手っ取り早く叶えてお互いに幸せになろ?んー。何がいいかな、じゃあさ、友達になってよ!話し相手でいい。それだけで私は満足するからさ。ね?」
「友達、、それは難しいね。私がここに居られるのは一か月なんだよ。だから12月3日まで一緒に居させて、その時に全て判断する。本当にハルの体をもらっていいのかなんてすぐには決めれないし、ハルが人生を楽しんでくれるなら私はそれで満足。」
「わかった。でも私死にたい気持ちは変わらないと思うよ。私本当にこの世の中が大っ嫌いだから。」
「その理由いつでも聞くから言いたくなったら聞かせてね。待ってるから。」
こうしてハルとの短い短い生活が始まった。
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