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第1章~すみれの陥落~
ゴミ拾いの準備3
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一方そのころ男子トイレでは、教室から持ってきた燃えるごみを床一面に敷き詰めていた。燃えるゴミの日は金曜日。しかも春休み中はずっと放置されていたので、文化系の部活の生徒が捨てた弁当のごみが2週間分放置されていたのだ。ゴミ袋がいっぱいになったり、匂いがキツくなったものは校舎裏のごみ置き場に移動されるが、その中でさらに腐敗が進む。そのごみの中には鼻紙ティッシュはもちろん、食べかすや教室相似で出た真っ黒なホコリ、さらには使用済みの生理用ナプキンなどもあった。大きなごみ袋に入っていたそれらのごみをちょうど6袋分、トイレの床に敷き詰めたのだ。
「うわー、これはひどい」
「くっせー。でもこんなことして一体どうするんすか?ゴミ拾いでもさせるんですか?」
「いや、ここからが面白いんだよ」
そういうとリーダーはそのごみに水道水をかけ始めた。排水溝は詰まっているため床に水が溜まっていく。1cmほど溜まったところでペットボトルに入れて保管してあったおしっこを6L分ゴミにかけた。なぜこんなにも尿のストックがあるのか、それはまた別の話で説明しよう。もちろんこれは3人組の尿ではなく、前に彼女らのおもちゃだった卒業生の尿である。よってこれも雑菌が繁殖しており、相当な匂いである。
「うわー。これを掃除するのは地獄ですなw」
「そういうことだよ」
「奴隷をいじめることに関しては本当に頭が回りますな~」
「じゃあそろそろあいつ呼んでくるか」
そういって彼女らは男子トイレをあとにした。
「うわー、これはひどい」
「くっせー。でもこんなことして一体どうするんすか?ゴミ拾いでもさせるんですか?」
「いや、ここからが面白いんだよ」
そういうとリーダーはそのごみに水道水をかけ始めた。排水溝は詰まっているため床に水が溜まっていく。1cmほど溜まったところでペットボトルに入れて保管してあったおしっこを6L分ゴミにかけた。なぜこんなにも尿のストックがあるのか、それはまた別の話で説明しよう。もちろんこれは3人組の尿ではなく、前に彼女らのおもちゃだった卒業生の尿である。よってこれも雑菌が繁殖しており、相当な匂いである。
「うわー。これを掃除するのは地獄ですなw」
「そういうことだよ」
「奴隷をいじめることに関しては本当に頭が回りますな~」
「じゃあそろそろあいつ呼んでくるか」
そういって彼女らは男子トイレをあとにした。
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