2 / 179
第一章 人生が始まった日
早い再会
しおりを挟む
(何だったんだろう。あの子道とかわかるのか?変な子だったな。)
と思いつつも、拓哉は興奮冷めやらぬまま、当初の予定通り茶屋町方面へと歩を進めた。
--名残惜しくないと言ったら嘘になる。
拓哉は明確に惜しんでいた。
そもそも女性と話す機会がほぼない。
その上あれほどの可愛さで気さくに話しかけられたら
有頂天になるのも仕方がない。
あわよくば・・・とよからぬことも考えた。
----ゲームセンターでいつもの音ゲーをプレイした。
普通ならフルコンボの曲でミスを連発した。(クリアはした)
本屋で新しい小説や漫画を物色したがどうも頭に入ってこない。
雑貨屋に行ったがうろついただけだ。
明らかに先ほどの出来事で頭がいっぱいだった。
--正直意味が分からなかった。
何か不思議な光に包まれたと思ったら目の前に美女がいた。
まるで漫画の様な出来事だ。
そして漫画だったらそこから恋愛に発展するんだろう。
至って平凡な自分にはそんな芸当できやしないが。
----だが万が一。
そう、万が一もう一度出会うようなことがあれば、それは運命なのかもしれない。
そんなことがあれば運命として受け入れよう。
いや、そもそも彼女は困っていた。
ここは人として助けなければならないよな。
そんな言い訳地味た都合の良い解釈をしながら元来た道を戻る事にした。
--拓哉本人は気づいていないが、完全な一目ぼれだった。
非日常な出会い方がそうさせたのかもしれない。
或いは単純に美人だったからかもしれない。
気さくに話しかけられただけで惚れてしまう童貞特有のアレかもしれない。
そして、この非日常的な出来事に内心ワクワクしてもいた。
拓哉は足早に来た道を戻っていた。
発光があったあたりまで戻ってきた。
----いない。
いるわけがない。
そもそも彼女はどこかに向かって走って行った。
元の場所にいるわけがない。
この周辺を目的もなくうろついてみる。
・・・見当たらない。
(そもそも秋葉原とか言ってたっけ?意味は分からないけど東京に行ったとか?ならもうこの辺には・・・)
そう思いながらまた発光があった現場辺りに戻っていた。
そして目の前にある商業ビルの方をぼんやりとみていた。
(そういえばここって昔殺人事件があったんだっけ・・・)
そんなことを考えていた時だった。
(・・・いた!)
先ほどの女はビルの入り口手前の柱の横で俯いて座っていた。
(何してるんだ、あれ)
とはいえ彼女を探して小一時間も彷徨っていたのだ。
声をかけない手はないはずだが、いざとなると拓哉の足は重かった。
そもそも見つけてからなんて声かけるつもりだったんだ。
ストーカーとか変質者って思われるんじゃ・・・
拓哉はそんなことを考え、もじもじしていた。
「あ、さっきの人!」
声をかけてきたのは女の方からだった。
「あ、っす」
拓哉は周りをキョロキョロと見渡し、女が自分のことを言っているのだと確信してから、返事なのか独り言なのかよくわからないぼそっとした返事を返した。
そして、自分から探していたにも関わらず、この状況をどうしたらいいのか軽くパニックになっていた。
「あの!助けて下さい!」
意外にも女の方からそんなことを言ってきた。
渡りに船だった。
「えっと・・・どうしたんですか?」
「電子マネーも現金も使えないんです!」
「それに何人かに道を訊ねてもオフナンとかと勘違いされて!そもそも人多すぎですよ!なんなんですか、大阪!」
オフナンとかいう聞きなれない言葉は、とりあえずスルーした。
「現金も使えないんですか?」
「そうなんです!駅の人に聞いても、こんなお金見たことないとか言われて!」
「・・・ちょっと見せて下さい。」
「はい、千円玉」
「え、千円玉・・・?」
また聞きなれない単語が出てきた。
記念硬貨とかだろうか。
女に渡された硬貨は確かに千と書いてある。
大きさは五百円玉程度だが、なんだこれ?
その硬貨には永光五年と書いてあった。
そんな元号あったか?
「こんなの使えないとかいうんですよ~。大阪って通貨同じですよね?」
「通貨は同じはずですが・・・千円玉は聞いたことが・・・それにこの年号、なんですか?」
拓哉の問いに対して、目の前のコスプレの様な女性はきょとんとしていた。
きょとんとしたいのは拓哉の方だった。
「やっぱり!さっきから話しかける人みんなこんな調子で、微妙に話がかみ合わないんです!」
「えっと、そうでしょうね・・・」
拓哉は脳をフル回転して精一杯ベストな回答をしようと頑張ってはみたが、そう答えるのが限界だった。
そして、現在の状況に拓哉の精神状態も限界に近かった。
ただでさえ女性に慣れていないのに、この状況である。
宗教か何かなのかとさえ考えはじめ、しまいにはこのまま宗教に入ろうと無意味にポジティブになっていた。
「すみません、どこか落ち着いて話しできるところに行きませんか?状況を整理したいんです。色々教えてください。」
「はい。じゃあ、そこの喫茶店に入って座りましょうか。」
そう答えつつ、拓哉は頭の中でどんな宗教なのか、上手くやれるかなどを考えていた。
「あ、でも私のお金使えないっぽで・・・」
「あ、いえ、それくらいは僕が出しますよ。」
そう言うと、拓哉は無駄に自分を誇らしく思いながら、某大手コーヒーチェーンに入っていった。
アイスコーヒーはブラックに限る。
どういう理屈でかはわからないが、拓哉はそう心に決めていた。
無意識に無駄なかっこよさを求めているだけだと思う。
実際コーヒーの味の違いなど大して分かっていない。
女の方はというと、この手の店に慣れていないのか、同じのでお願いしますと言っていた。
店員から商品を受け取り、奥の方の二人掛けテーブルに座る。
冷静に考えたら人生で初めて女性と二人っきりの喫茶店だ。
経緯はどうあれ、拓哉は今更緊張してきていた。
「あの、自己紹介がまだでしたよね。私は結城光と言います。今日は朝からちょっとしたバイトで秋葉原に来てたはずなんですが・・・」
「僕は吉田拓哉って言います。・・・少なくとも僕はずっと梅田にいましたので、ここは秋葉原じゃないかと・・・」
「それなんですよ!私は確かに秋葉原にいて、依頼された荷物を受け取って届け先に向かうところだったのに!なんで気が付いたら大阪にいるんですか!?」
最近流行っている配達アプリかなんかの仕事だろうか。
だがこの際細かい部分はどうでもよかった。
「寝ぼけてたとか、どっかと間違えたとかじゃなくて?」
「そんなことありませんよ。そもそも東京と大阪間違えますか?」
言われてみたらその通りだった。梅田と難波を間違えたとはわけが違う。
距離にして五百キロくらいはあるはずだ。
ちょっと電車乗り間違えた~じゃすまない移動距離と時間だ。
だとしたらどういうことだろうか。
いや、どういうことも何もない。
目の前の女性が頭がおかしいか、虚言癖があるか。
どちらかしか考えられない。
そのどちらでもないとしたら・・・
「結城さんが・・・東京から大阪にテレポートしたってことですか?」
「そう!そうなんですよ!そうとしか考えられません!」
光はガタッと立ち上がりながら大声で言った。
思考回路はショート寸前な拓哉は、コーヒーが零れなかったことに安堵していた。
と思いつつも、拓哉は興奮冷めやらぬまま、当初の予定通り茶屋町方面へと歩を進めた。
--名残惜しくないと言ったら嘘になる。
拓哉は明確に惜しんでいた。
そもそも女性と話す機会がほぼない。
その上あれほどの可愛さで気さくに話しかけられたら
有頂天になるのも仕方がない。
あわよくば・・・とよからぬことも考えた。
----ゲームセンターでいつもの音ゲーをプレイした。
普通ならフルコンボの曲でミスを連発した。(クリアはした)
本屋で新しい小説や漫画を物色したがどうも頭に入ってこない。
雑貨屋に行ったがうろついただけだ。
明らかに先ほどの出来事で頭がいっぱいだった。
--正直意味が分からなかった。
何か不思議な光に包まれたと思ったら目の前に美女がいた。
まるで漫画の様な出来事だ。
そして漫画だったらそこから恋愛に発展するんだろう。
至って平凡な自分にはそんな芸当できやしないが。
----だが万が一。
そう、万が一もう一度出会うようなことがあれば、それは運命なのかもしれない。
そんなことがあれば運命として受け入れよう。
いや、そもそも彼女は困っていた。
ここは人として助けなければならないよな。
そんな言い訳地味た都合の良い解釈をしながら元来た道を戻る事にした。
--拓哉本人は気づいていないが、完全な一目ぼれだった。
非日常な出会い方がそうさせたのかもしれない。
或いは単純に美人だったからかもしれない。
気さくに話しかけられただけで惚れてしまう童貞特有のアレかもしれない。
そして、この非日常的な出来事に内心ワクワクしてもいた。
拓哉は足早に来た道を戻っていた。
発光があったあたりまで戻ってきた。
----いない。
いるわけがない。
そもそも彼女はどこかに向かって走って行った。
元の場所にいるわけがない。
この周辺を目的もなくうろついてみる。
・・・見当たらない。
(そもそも秋葉原とか言ってたっけ?意味は分からないけど東京に行ったとか?ならもうこの辺には・・・)
そう思いながらまた発光があった現場辺りに戻っていた。
そして目の前にある商業ビルの方をぼんやりとみていた。
(そういえばここって昔殺人事件があったんだっけ・・・)
そんなことを考えていた時だった。
(・・・いた!)
先ほどの女はビルの入り口手前の柱の横で俯いて座っていた。
(何してるんだ、あれ)
とはいえ彼女を探して小一時間も彷徨っていたのだ。
声をかけない手はないはずだが、いざとなると拓哉の足は重かった。
そもそも見つけてからなんて声かけるつもりだったんだ。
ストーカーとか変質者って思われるんじゃ・・・
拓哉はそんなことを考え、もじもじしていた。
「あ、さっきの人!」
声をかけてきたのは女の方からだった。
「あ、っす」
拓哉は周りをキョロキョロと見渡し、女が自分のことを言っているのだと確信してから、返事なのか独り言なのかよくわからないぼそっとした返事を返した。
そして、自分から探していたにも関わらず、この状況をどうしたらいいのか軽くパニックになっていた。
「あの!助けて下さい!」
意外にも女の方からそんなことを言ってきた。
渡りに船だった。
「えっと・・・どうしたんですか?」
「電子マネーも現金も使えないんです!」
「それに何人かに道を訊ねてもオフナンとかと勘違いされて!そもそも人多すぎですよ!なんなんですか、大阪!」
オフナンとかいう聞きなれない言葉は、とりあえずスルーした。
「現金も使えないんですか?」
「そうなんです!駅の人に聞いても、こんなお金見たことないとか言われて!」
「・・・ちょっと見せて下さい。」
「はい、千円玉」
「え、千円玉・・・?」
また聞きなれない単語が出てきた。
記念硬貨とかだろうか。
女に渡された硬貨は確かに千と書いてある。
大きさは五百円玉程度だが、なんだこれ?
その硬貨には永光五年と書いてあった。
そんな元号あったか?
「こんなの使えないとかいうんですよ~。大阪って通貨同じですよね?」
「通貨は同じはずですが・・・千円玉は聞いたことが・・・それにこの年号、なんですか?」
拓哉の問いに対して、目の前のコスプレの様な女性はきょとんとしていた。
きょとんとしたいのは拓哉の方だった。
「やっぱり!さっきから話しかける人みんなこんな調子で、微妙に話がかみ合わないんです!」
「えっと、そうでしょうね・・・」
拓哉は脳をフル回転して精一杯ベストな回答をしようと頑張ってはみたが、そう答えるのが限界だった。
そして、現在の状況に拓哉の精神状態も限界に近かった。
ただでさえ女性に慣れていないのに、この状況である。
宗教か何かなのかとさえ考えはじめ、しまいにはこのまま宗教に入ろうと無意味にポジティブになっていた。
「すみません、どこか落ち着いて話しできるところに行きませんか?状況を整理したいんです。色々教えてください。」
「はい。じゃあ、そこの喫茶店に入って座りましょうか。」
そう答えつつ、拓哉は頭の中でどんな宗教なのか、上手くやれるかなどを考えていた。
「あ、でも私のお金使えないっぽで・・・」
「あ、いえ、それくらいは僕が出しますよ。」
そう言うと、拓哉は無駄に自分を誇らしく思いながら、某大手コーヒーチェーンに入っていった。
アイスコーヒーはブラックに限る。
どういう理屈でかはわからないが、拓哉はそう心に決めていた。
無意識に無駄なかっこよさを求めているだけだと思う。
実際コーヒーの味の違いなど大して分かっていない。
女の方はというと、この手の店に慣れていないのか、同じのでお願いしますと言っていた。
店員から商品を受け取り、奥の方の二人掛けテーブルに座る。
冷静に考えたら人生で初めて女性と二人っきりの喫茶店だ。
経緯はどうあれ、拓哉は今更緊張してきていた。
「あの、自己紹介がまだでしたよね。私は結城光と言います。今日は朝からちょっとしたバイトで秋葉原に来てたはずなんですが・・・」
「僕は吉田拓哉って言います。・・・少なくとも僕はずっと梅田にいましたので、ここは秋葉原じゃないかと・・・」
「それなんですよ!私は確かに秋葉原にいて、依頼された荷物を受け取って届け先に向かうところだったのに!なんで気が付いたら大阪にいるんですか!?」
最近流行っている配達アプリかなんかの仕事だろうか。
だがこの際細かい部分はどうでもよかった。
「寝ぼけてたとか、どっかと間違えたとかじゃなくて?」
「そんなことありませんよ。そもそも東京と大阪間違えますか?」
言われてみたらその通りだった。梅田と難波を間違えたとはわけが違う。
距離にして五百キロくらいはあるはずだ。
ちょっと電車乗り間違えた~じゃすまない移動距離と時間だ。
だとしたらどういうことだろうか。
いや、どういうことも何もない。
目の前の女性が頭がおかしいか、虚言癖があるか。
どちらかしか考えられない。
そのどちらでもないとしたら・・・
「結城さんが・・・東京から大阪にテレポートしたってことですか?」
「そう!そうなんですよ!そうとしか考えられません!」
光はガタッと立ち上がりながら大声で言った。
思考回路はショート寸前な拓哉は、コーヒーが零れなかったことに安堵していた。
0
あなたにおすすめの小説
Blue Bird ―初恋の人に再会したのに奔放な同級生が甘すぎるっ‼【完結】
remo
恋愛
「…溶けろよ」 甘く響くかすれた声と奔放な舌にどこまでも落とされた。
本宮 のい。新社会人1年目。
永遠に出来そうもない彼氏を夢見つつ、目の前の仕事に奮闘中。
なんだけど。
青井 奏。
高校時代の同級生に再会した。 と思う間もなく、
和泉 碧。
初恋の相手らしき人も現れた。
幸せの青い鳥は一体どこに。
【完結】 ありがとうございました‼︎
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2025.11.25)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
一億円の花嫁
藤谷 郁
恋愛
奈々子は家族の中の落ちこぼれ。
父親がすすめる縁談を断り切れず、望まぬ結婚をすることになった。
もうすぐ自由が無くなる。せめて最後に、思いきり贅沢な時間を過ごそう。
「きっと、素晴らしい旅になる」
ずっと憧れていた高級ホテルに到着し、わくわくする奈々子だが……
幸か不幸か!?
思いもよらぬ、運命の出会いが待っていた。
※エブリスタさまにも掲載
クラスで一番人気者の女子が構ってくるのだが、そろそろ僕がコミュ障だとわかってもらいたい
みずがめ
恋愛
学生にとって、席替えはいつだって大イベントである。
それはカースト最下位のぼっちである鈴本克巳も同じことであった。せめて穏やかな学生生活をを求める克巳は陽キャグループに囲まれないようにと願っていた。
願いが届いたのか、克巳は窓際の後ろから二番目の席を獲得する。しかし喜んでいたのも束の間、彼の後ろの席にはクラスで一番の人気者の女子、篠原渚が座っていた。
スクールカーストでの格差がありすぎる二人。席が近いとはいえ、関わることはあまりないのだろうと思われていたのだが、渚の方から克巳にしょっちゅう話しかけてくるのであった。
ぼっち男子×のほほん女子のほのぼのラブコメです。
※あっきコタロウさんのフリーイラストを使用しています。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる