15 / 179
第一章 人生が始まった日
唯志の誘い
しおりを挟む
状況は少しだけど唯志に伝わった。
後は相談をするところだけど、何から相談したものか。
拓也は色々と思考を巡らせたが、そもそも何を相談したものかも思い付いていない。
光も見ている、少しでもスマートに事態を好転させる相談をしたいなどと考えていた。
[で、結局相談は何よ?]
しびれを切らしたのか唯志の方から催促してきた。
(せっかちなやつだな・・・考えてるよ。)
だが、拓哉は今のところスマートな相談を思いついていない。
[とりあえずさ、その未来人さん横にいてみてるんだろ?]
[そうだよ]
[その人PC使えるの?使えるならタック代わってよ]
唯志は直接話をしようと提案しているようだ。
(こいつマジかよ)
[あ、それ良いね。俺も話したい。]
野村もノリノリな様子だ。
拓哉は光の顔色を覗った。
「こう言ってるけど・・・どうする?」
「良いですね!私代わっても良いですか?」
光は笑顔で答えた。こう言うだろうな、とは少し思っていた。
独占欲というのだろうか。
光を他人に晒したくないという気持ちが俄かにだが存在して、拓哉は内心断って欲しかった。
この子を守っているという事実が欲しかった。
そんな雑念はあっさり打ち砕かれたが。
[こんばんわ。結城光って言います。未来人です。]
光が拓哉に変わって入力した。
キーボード操作は問題ないらしく、むしろ若い女の子にしては十分すぎる程使いこなせている。
(未来だとPCが復権しているのか?スマホが無いんだし、それもあるのかも。)
[おー、御本人登場だ]
[すごい、今未来の人と会話してる。]
それぞれが思い思いに感想を述べている。
[光ってことは女の子?]
[はい、そうです]
唯志と光が会話をしている。
現代人と未来人の交信だと思うと、とんでもない状況だが、こんな状況でも嫉妬している自分がいることに気づいて、少し自分を嫌悪していた。
[歳は?]
[今年20になりました。]
[なるほどね。で、君の目的は?タックの相談事ってのもその関連でしょ?]
[そうです!よくわかりましたね!]
[俺は先に少し聞いてるから知ってるー]
野村はのんきに話に乗っかっている。
[ノキ君知ってるんだ?その上で解決してないってことはある程度察しが付くね。]
[実は私、気が付いたらこの時代にいて、帰る方法を探しているんです!]
[だろうね。そんなところだろうと思った。]
[わかったんかい!]
野村が突っ込んだ。
[なんでわかるんですか!?]
光は「すごい!なにこの人!」などとつぶやきながら打ち込んだ。
「岡村君察しが良いんだよ。」
拓哉は不本意ながら説明した。
[一応聞くけど、タイムマシンとかそういうので狙ってきたわけじゃないんだよね?]
[そうです。気が付いたらこの時代にいて。で、偶然出会ったタク君に助けてもらいました。]
[なるほどね。]
[なんとかなりませんか?]
光は無茶な質問をしていた。
これで「なるよ!」とか返ってきたら俺はひっくり返るだろう。
岡村君に今すぐノーベル賞を差し上げよう。
[さすがに無理ー]
案の定の回答だった。
[そんなこと出来たらもっと金持ちになってる]
ごもっともだ。
[だよねー]
野村も同じように思ったようだ。
[そもそも聞くけど、自分でもどうやって来たのかわからないんでしょ?]
[わかりませんね。光ったと思ったらこの時代に・・・]
[なら未来人かも怪しいところだね。]
[どういうことですか?私嘘ついてません。]
[まぁ半分疑い、半分は違う可能性探しってところ。気にしないで。]
光は『?』って顔をしている。
(でも、半分の違う可能性ってなんだ?)
[とりあえず状況はわかった。で、今後のプランは?]
唯志が質問してきた。
(それが決まってたら相談しないよ・・・)
[今のところ、頑張って帰る方法を探す!という風に考えてます!]
[タックもそう?]
「タク君聞かれてますよ?」
「そうって返しといて。」
[そうみたいですー]
[OK。要するにノープランってことだな]
[えーっと、光ちゃんだっけ?それとタック。ついでにノキ君。]
唯志が改まって声をかけてきた。
[なにー?]
野村はのんきに返事している。
[なんでしょう?]
「タク君も聞いてますよね?」
「うん、見てるから続けてもらって。」
とりあえず唯志の続きを聞いてみることにした。
[明日空いてる?てかノープランなら暇だろ?ノキ君は暇?]
[俺は大丈夫だーよ]
「タク君、暇か聞かれてますよ?」
「俺は暇って言ったらあれだけど、とりあえず帰る方法を探す方法を探そうってくらいかな」
「私も居候の身なので同じで」
そう、こんな状況なのにノープランで明日の予定すらない。
それはそれでどうかという状況だ。
[こっちも空いてるみたいです]
光が返事をした。
[おーけー。お前ら梅田に集合。直接話しよう。俺も色々聞きたいことあるし。]
また唐突にこいつは・・・と拓哉は思った。
思い立ったらすぐ行動。前からこういうところが合わないんだろうなぁと思っていた。
拓哉は光からキーボードを奪い取って、
[明日って急すぎでしょ。なんか考えあるの?]
と打ち込んだ。
[ん?タックに変わった?未来に帰る方法についてだったら全くわからんよ。]
[ならなんで?]
[とりあえず、未来人ちゃんに会って話してみたい。それと、お前ら現実問題見えて無さそうだからその辺をな]
[どういうこと?]
[まぁどうせ暇なんだったら出て来いよ。お前阪神だったよな。阪神の改札に13時でどうよ?]
(相変わらず強引だしせっかちなやつだな・・・)
だが暇だったのは事実だし、何より光が・・・
「行きましょうか!どうせ明日じゃ何も変わらなそうだし!」
と言っていた。
(だけどこのままいくと・・・)
拓哉の懸念は、このままだと唯志主導で話が進むことだった。
要は男の小さなプライドの問題だ。
だが、光のはじけるような笑顔を見ていると無下にも出来ない。
[俺は大丈夫だよー]
野村はのんきに返事していた。
こいつはいつもこの調子で余裕がある。
これが金のある人間の余裕なんだろう。
[タックも、明日は日曜日なんだから大丈夫だろ?というか、明日を逃すとなげーぞ]
そう言われてようやく事の重大さに気づいた。
明日は日曜日だからどうとでもなると思っていたが、
逆に明日を逃したら1週間仕事があるわけで・・・
[確かに・・・じゃあ明日いけるように頑張るよ]
[おk。俺も準備とかあるし、後は明日で良いな。付近に着いたら連絡くれ。]
(準備ってなんだろ?)
「準備って何ですかね?」
光も同じように聞いてきた。
(俺が知りたいよ。)
[まぁ今日は今から色々困るだろうけど、経験だ。困っとけ。]
(困る?何が?)
拓哉は唯志の言っている意味が分からなかった。
[困るってなにが?]
[気にすんな。じゃあ、また明日な。あ、光ちゃん、そいつ人畜無害だから安心して泊まっていけ。]
最後に余計なことを言っていった。
(おい!事実だけど!・・・でも安心はさせれたか?)
「ははは。dadaさん面白いね。あ、タク君が無害っぽいのは雰囲気でわかりますよ?」
光は笑っているが、光にまで馬鹿にされたような気分だった。
その後、野村にも礼を言い、今日の会はお開きとなった。
結局、望んではいなかった思っていた通りの展開になった。
唯志が主導で全てを決め、明日の予定まで組まれた形だ。
自分一人では何も出来ないままだったであろうし、光の為と思えばいい方向といえる。
ただ、拓哉の心境は複雑なものだった。
後は相談をするところだけど、何から相談したものか。
拓也は色々と思考を巡らせたが、そもそも何を相談したものかも思い付いていない。
光も見ている、少しでもスマートに事態を好転させる相談をしたいなどと考えていた。
[で、結局相談は何よ?]
しびれを切らしたのか唯志の方から催促してきた。
(せっかちなやつだな・・・考えてるよ。)
だが、拓哉は今のところスマートな相談を思いついていない。
[とりあえずさ、その未来人さん横にいてみてるんだろ?]
[そうだよ]
[その人PC使えるの?使えるならタック代わってよ]
唯志は直接話をしようと提案しているようだ。
(こいつマジかよ)
[あ、それ良いね。俺も話したい。]
野村もノリノリな様子だ。
拓哉は光の顔色を覗った。
「こう言ってるけど・・・どうする?」
「良いですね!私代わっても良いですか?」
光は笑顔で答えた。こう言うだろうな、とは少し思っていた。
独占欲というのだろうか。
光を他人に晒したくないという気持ちが俄かにだが存在して、拓哉は内心断って欲しかった。
この子を守っているという事実が欲しかった。
そんな雑念はあっさり打ち砕かれたが。
[こんばんわ。結城光って言います。未来人です。]
光が拓哉に変わって入力した。
キーボード操作は問題ないらしく、むしろ若い女の子にしては十分すぎる程使いこなせている。
(未来だとPCが復権しているのか?スマホが無いんだし、それもあるのかも。)
[おー、御本人登場だ]
[すごい、今未来の人と会話してる。]
それぞれが思い思いに感想を述べている。
[光ってことは女の子?]
[はい、そうです]
唯志と光が会話をしている。
現代人と未来人の交信だと思うと、とんでもない状況だが、こんな状況でも嫉妬している自分がいることに気づいて、少し自分を嫌悪していた。
[歳は?]
[今年20になりました。]
[なるほどね。で、君の目的は?タックの相談事ってのもその関連でしょ?]
[そうです!よくわかりましたね!]
[俺は先に少し聞いてるから知ってるー]
野村はのんきに話に乗っかっている。
[ノキ君知ってるんだ?その上で解決してないってことはある程度察しが付くね。]
[実は私、気が付いたらこの時代にいて、帰る方法を探しているんです!]
[だろうね。そんなところだろうと思った。]
[わかったんかい!]
野村が突っ込んだ。
[なんでわかるんですか!?]
光は「すごい!なにこの人!」などとつぶやきながら打ち込んだ。
「岡村君察しが良いんだよ。」
拓哉は不本意ながら説明した。
[一応聞くけど、タイムマシンとかそういうので狙ってきたわけじゃないんだよね?]
[そうです。気が付いたらこの時代にいて。で、偶然出会ったタク君に助けてもらいました。]
[なるほどね。]
[なんとかなりませんか?]
光は無茶な質問をしていた。
これで「なるよ!」とか返ってきたら俺はひっくり返るだろう。
岡村君に今すぐノーベル賞を差し上げよう。
[さすがに無理ー]
案の定の回答だった。
[そんなこと出来たらもっと金持ちになってる]
ごもっともだ。
[だよねー]
野村も同じように思ったようだ。
[そもそも聞くけど、自分でもどうやって来たのかわからないんでしょ?]
[わかりませんね。光ったと思ったらこの時代に・・・]
[なら未来人かも怪しいところだね。]
[どういうことですか?私嘘ついてません。]
[まぁ半分疑い、半分は違う可能性探しってところ。気にしないで。]
光は『?』って顔をしている。
(でも、半分の違う可能性ってなんだ?)
[とりあえず状況はわかった。で、今後のプランは?]
唯志が質問してきた。
(それが決まってたら相談しないよ・・・)
[今のところ、頑張って帰る方法を探す!という風に考えてます!]
[タックもそう?]
「タク君聞かれてますよ?」
「そうって返しといて。」
[そうみたいですー]
[OK。要するにノープランってことだな]
[えーっと、光ちゃんだっけ?それとタック。ついでにノキ君。]
唯志が改まって声をかけてきた。
[なにー?]
野村はのんきに返事している。
[なんでしょう?]
「タク君も聞いてますよね?」
「うん、見てるから続けてもらって。」
とりあえず唯志の続きを聞いてみることにした。
[明日空いてる?てかノープランなら暇だろ?ノキ君は暇?]
[俺は大丈夫だーよ]
「タク君、暇か聞かれてますよ?」
「俺は暇って言ったらあれだけど、とりあえず帰る方法を探す方法を探そうってくらいかな」
「私も居候の身なので同じで」
そう、こんな状況なのにノープランで明日の予定すらない。
それはそれでどうかという状況だ。
[こっちも空いてるみたいです]
光が返事をした。
[おーけー。お前ら梅田に集合。直接話しよう。俺も色々聞きたいことあるし。]
また唐突にこいつは・・・と拓哉は思った。
思い立ったらすぐ行動。前からこういうところが合わないんだろうなぁと思っていた。
拓哉は光からキーボードを奪い取って、
[明日って急すぎでしょ。なんか考えあるの?]
と打ち込んだ。
[ん?タックに変わった?未来に帰る方法についてだったら全くわからんよ。]
[ならなんで?]
[とりあえず、未来人ちゃんに会って話してみたい。それと、お前ら現実問題見えて無さそうだからその辺をな]
[どういうこと?]
[まぁどうせ暇なんだったら出て来いよ。お前阪神だったよな。阪神の改札に13時でどうよ?]
(相変わらず強引だしせっかちなやつだな・・・)
だが暇だったのは事実だし、何より光が・・・
「行きましょうか!どうせ明日じゃ何も変わらなそうだし!」
と言っていた。
(だけどこのままいくと・・・)
拓哉の懸念は、このままだと唯志主導で話が進むことだった。
要は男の小さなプライドの問題だ。
だが、光のはじけるような笑顔を見ていると無下にも出来ない。
[俺は大丈夫だよー]
野村はのんきに返事していた。
こいつはいつもこの調子で余裕がある。
これが金のある人間の余裕なんだろう。
[タックも、明日は日曜日なんだから大丈夫だろ?というか、明日を逃すとなげーぞ]
そう言われてようやく事の重大さに気づいた。
明日は日曜日だからどうとでもなると思っていたが、
逆に明日を逃したら1週間仕事があるわけで・・・
[確かに・・・じゃあ明日いけるように頑張るよ]
[おk。俺も準備とかあるし、後は明日で良いな。付近に着いたら連絡くれ。]
(準備ってなんだろ?)
「準備って何ですかね?」
光も同じように聞いてきた。
(俺が知りたいよ。)
[まぁ今日は今から色々困るだろうけど、経験だ。困っとけ。]
(困る?何が?)
拓哉は唯志の言っている意味が分からなかった。
[困るってなにが?]
[気にすんな。じゃあ、また明日な。あ、光ちゃん、そいつ人畜無害だから安心して泊まっていけ。]
最後に余計なことを言っていった。
(おい!事実だけど!・・・でも安心はさせれたか?)
「ははは。dadaさん面白いね。あ、タク君が無害っぽいのは雰囲気でわかりますよ?」
光は笑っているが、光にまで馬鹿にされたような気分だった。
その後、野村にも礼を言い、今日の会はお開きとなった。
結局、望んではいなかった思っていた通りの展開になった。
唯志が主導で全てを決め、明日の予定まで組まれた形だ。
自分一人では何も出来ないままだったであろうし、光の為と思えばいい方向といえる。
ただ、拓哉の心境は複雑なものだった。
0
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
Blue Bird ―初恋の人に再会したのに奔放な同級生が甘すぎるっ‼【完結】
remo
恋愛
「…溶けろよ」 甘く響くかすれた声と奔放な舌にどこまでも落とされた。
本宮 のい。新社会人1年目。
永遠に出来そうもない彼氏を夢見つつ、目の前の仕事に奮闘中。
なんだけど。
青井 奏。
高校時代の同級生に再会した。 と思う間もなく、
和泉 碧。
初恋の相手らしき人も現れた。
幸せの青い鳥は一体どこに。
【完結】 ありがとうございました‼︎
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスで一番人気者の女子が構ってくるのだが、そろそろ僕がコミュ障だとわかってもらいたい
みずがめ
恋愛
学生にとって、席替えはいつだって大イベントである。
それはカースト最下位のぼっちである鈴本克巳も同じことであった。せめて穏やかな学生生活をを求める克巳は陽キャグループに囲まれないようにと願っていた。
願いが届いたのか、克巳は窓際の後ろから二番目の席を獲得する。しかし喜んでいたのも束の間、彼の後ろの席にはクラスで一番の人気者の女子、篠原渚が座っていた。
スクールカーストでの格差がありすぎる二人。席が近いとはいえ、関わることはあまりないのだろうと思われていたのだが、渚の方から克巳にしょっちゅう話しかけてくるのであった。
ぼっち男子×のほほん女子のほのぼのラブコメです。
※あっきコタロウさんのフリーイラストを使用しています。
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2025.11.25)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
一億円の花嫁
藤谷 郁
恋愛
奈々子は家族の中の落ちこぼれ。
父親がすすめる縁談を断り切れず、望まぬ結婚をすることになった。
もうすぐ自由が無くなる。せめて最後に、思いきり贅沢な時間を過ごそう。
「きっと、素晴らしい旅になる」
ずっと憧れていた高級ホテルに到着し、わくわくする奈々子だが……
幸か不幸か!?
思いもよらぬ、運命の出会いが待っていた。
※エブリスタさまにも掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる