32 / 179
第二章 動き出した人生
探偵のお仕事
しおりを挟む
2021年6月14日月曜日
時刻は朝の8時頃。
佐藤は事務所のデスクでコーヒーを飲んでいた。
探偵事務所の営業時間は9時からだが、営業開始前に色々とやることがあるのでこの時間に出勤している。
恵の方はいつもギリギリに来るのでまだいない。
一人で静かに寛げる、少しだけ落ち着く時間だ。眠いのは困りものだが。
本日の予定は午前中に浮気調査の相談が2件。
午後からは今のところ予定はないが、午前の相談内容次第だろう。
すぐにでも動く可能性もなくもないし、見積やら必要になるかもしれない。
それと日曜日に打ち合わせをした一件も計画が必要だなと考えていた。
夕方からは朝田の再調査に尼崎に向かうか。
一応経過報告を兼ねて、後で妻の方に連絡を取ってみよう。
「そう言えば、例の発光事件の2人組も見かけたら云々言われていたっけ。」
佐藤は土曜日の間宮との話を思い出した。
一応忘れない様に画像だけは確認することにした。
仕事柄、人の顔を覚えるのは得意というか慣れている。
念の為画像の2人組の顔を頭に叩き込んでおいた。
「おはよーございまーす!」
そうこうしているうちに恵が出勤してきた。
そろそろ営業時間だと、佐藤も準備を始めた。
--正午過ぎ
恵は憤っていた。
「ほんとに許せない!カズさん、西野さんの依頼は絶対やりますよ!」
恵は浮気調査の依頼があるといつもこんな調子だ。
特に依頼人が若い女性で、相手の男がクズだとより一層の熱が入る。
西野というのは午前中に相談に来た依頼人の一人だ。
28歳女性。旦那の浮気に困っていて、知り合いの勧めで証拠だけでも・・・となったらしい。
その件で特に怒っているようだ。
探偵としては依頼人の話に入れ込み過ぎるのは考え物なんだが、それが恵の良さでもあるので黙っておく。
西野夫人の件はある程度案を提案した方が良さそうだ。
20代の専業主婦、それも失意の真っただ中ということもあってか、あまり具体的な計画等もなく兎に角相談に・・・といった感じだった。
こういう場合はこちらから具体的に寄り添っていく。
それが個人経営の探偵事務所としてやれる最善策だろう。
大手だとマニュアル対応が多く、こうはいかない。
そこは上手く差別化しないとな。
佐藤自身も元々は大手の探偵事務所に所属していたので余計にそう思う。
折角個人でやっているのだし、大手の時の感じた不自由さは解消しないと意味が無い。
それは兎も角として、西野夫人の件は恵に任せてみようか。
もちろんメインで動くのは佐藤だが、調査の計画や夫人との連絡などは恵に任せても良い。
恵の経験を積ませることにもなるしな。
「恵、さっきの西野さんの件だけどな、調査の計画と西野さんへの提案やら相談、任せるわ。」
「え!?良いんですか!?やります!」
良い返事だ。
「じゃあどうやって進めるか考えたら報告して。その後見積りもだな。」
「ラジャー!」
さて、そっちは恵に任せるとして、今日のメインの方を考えるか。
佐藤はそそくさと朝田再調査の準備を整え始めた。
--夕刻17時ごろ
佐藤は阪神沿線のとある駅の外にいた。
朝田は会社の最寄り駅のこの駅を利用している。
今日はこの付近で張り込むことにした。
正直なところ不倫現場を押さえるには分が悪い張り込みだと思う。朝田の動きは全く読めない。
朝田の会社は正門だけなので出入りは確認が容易だが、場所が住宅街のど真ん中なせいで長時間の張り込みが厳しい。
しかも朝田の退社時間が全くわからない。
妻にも連絡を入れずに飲み歩くタイプらしく、妻側からの情報提供も望めない上に早い時は定時の17時直後、遅い時は20時過ぎに出てくる。
運が悪ければ会社の前の住宅街で数時間見張る羽目になり、完全に不審者だ。
警察に通報されるだけならまだ良いが、会社側に通報されたら部長の朝田にも話が伝わってしまうだろう。
警戒されたらたまったもんじゃない。
今回駅近くを選んだのは、先週の朝田の動きからの勘に近いものだった。
朝田は会社近辺で会社関係者と日替わりで飲み歩いているが、不倫行動はとっていなかった。
ならば、会社の近くで不倫行為を行う可能性は低いと考えた。
恐らく真っ直ぐ帰った時が狙い目ではないかと読んだのだ。
帰るのであれば最寄り駅のここに来るのはほぼ確実だろう。
そこからつけた方が可能性が高いと思ったのだ。
狙いはもう一つあり、先日朝田といた女性だ。
佐藤の経験上、恐らく社内の女性だ。
朝田が飲みに行ったとしても、こちらの女性の方は見つかるかもしれない。
そちらから先に調べても良いと思った。
そちらの女性の調査が進めば、場合によっては朝田をつけるよりも確率が高いかもしれないとの考えもあった。
この会社の最寄り駅はここだし、女性社員だとしたら事務員の可能性も高いだろう。
割と早く帰るはずだ。
一応、最寄り駅では違う路線の駅もあるので、そっちから通っている場合は運が無かったという感じか。
そんな感じで、佐藤は喫茶店でコーヒーを飲んでいた。
この位置からならこの駅唯一の改札に続くメインの階段が良く見える。
一応他の入り口もあるにはあるのだが、あまり利用者はいない。
会社員などの通勤利用者はほぼこの階段から登っていく。
唯一のエスカレーターもそこにあるので、女性ならほぼ確実にここを通るだろう。
それに加えて、佐藤はPCを開いて映像を確認していた。
先日の間宮との一件で少し思いついたことがあった。
今のご時世、色んな所に監視カメラがあり、ライブ映像が見れたりするのがわかったのだ。
これは尾行にも使えるかもしれないと思った。
折角なのでこの機会に試してみることにした。
しかし、私鉄のあまり大きくない駅だ。繁華街とかも無い住宅街の静かな駅。あては外れた。
「この辺にはライブカメラは無いんだなぁ。」
残念ながらこの辺りのライブカメラは公開されていなかった。
佐藤は気持ちを入れ替え、改札側を凝視した。
そろそろ17時20分になる。朝田の会社を定時であがった社員が駅に続々と現れる時間だ。
佐藤は今か今かと朝田か女性が現れるのを待っていた。
喫茶店自体は先払いだし、PCなどの荷物は片づけた。
朝田と相手の写真はスマホで表示している。
「さぁ、どうだ・・・?」
その数分後だった。ある男の姿が佐藤の目に留まった。
(あれは・・・)
佐藤は急いで画像を確認する。間違いは無さそうだ。
佐藤は慌てて店を飛び出して男を追いかけた。
男が改札を通り、電車を待っている。
少し離れた列で同じく佐藤も電車を待つ。
(あの顔・・・間違いない。)
佐藤は再度画像を確認し、核心を持った。
スーツ姿なので少し雰囲気が違うが、間違いなく先日の謎の女といた男。
吉田拓哉だった。
時刻は朝の8時頃。
佐藤は事務所のデスクでコーヒーを飲んでいた。
探偵事務所の営業時間は9時からだが、営業開始前に色々とやることがあるのでこの時間に出勤している。
恵の方はいつもギリギリに来るのでまだいない。
一人で静かに寛げる、少しだけ落ち着く時間だ。眠いのは困りものだが。
本日の予定は午前中に浮気調査の相談が2件。
午後からは今のところ予定はないが、午前の相談内容次第だろう。
すぐにでも動く可能性もなくもないし、見積やら必要になるかもしれない。
それと日曜日に打ち合わせをした一件も計画が必要だなと考えていた。
夕方からは朝田の再調査に尼崎に向かうか。
一応経過報告を兼ねて、後で妻の方に連絡を取ってみよう。
「そう言えば、例の発光事件の2人組も見かけたら云々言われていたっけ。」
佐藤は土曜日の間宮との話を思い出した。
一応忘れない様に画像だけは確認することにした。
仕事柄、人の顔を覚えるのは得意というか慣れている。
念の為画像の2人組の顔を頭に叩き込んでおいた。
「おはよーございまーす!」
そうこうしているうちに恵が出勤してきた。
そろそろ営業時間だと、佐藤も準備を始めた。
--正午過ぎ
恵は憤っていた。
「ほんとに許せない!カズさん、西野さんの依頼は絶対やりますよ!」
恵は浮気調査の依頼があるといつもこんな調子だ。
特に依頼人が若い女性で、相手の男がクズだとより一層の熱が入る。
西野というのは午前中に相談に来た依頼人の一人だ。
28歳女性。旦那の浮気に困っていて、知り合いの勧めで証拠だけでも・・・となったらしい。
その件で特に怒っているようだ。
探偵としては依頼人の話に入れ込み過ぎるのは考え物なんだが、それが恵の良さでもあるので黙っておく。
西野夫人の件はある程度案を提案した方が良さそうだ。
20代の専業主婦、それも失意の真っただ中ということもあってか、あまり具体的な計画等もなく兎に角相談に・・・といった感じだった。
こういう場合はこちらから具体的に寄り添っていく。
それが個人経営の探偵事務所としてやれる最善策だろう。
大手だとマニュアル対応が多く、こうはいかない。
そこは上手く差別化しないとな。
佐藤自身も元々は大手の探偵事務所に所属していたので余計にそう思う。
折角個人でやっているのだし、大手の時の感じた不自由さは解消しないと意味が無い。
それは兎も角として、西野夫人の件は恵に任せてみようか。
もちろんメインで動くのは佐藤だが、調査の計画や夫人との連絡などは恵に任せても良い。
恵の経験を積ませることにもなるしな。
「恵、さっきの西野さんの件だけどな、調査の計画と西野さんへの提案やら相談、任せるわ。」
「え!?良いんですか!?やります!」
良い返事だ。
「じゃあどうやって進めるか考えたら報告して。その後見積りもだな。」
「ラジャー!」
さて、そっちは恵に任せるとして、今日のメインの方を考えるか。
佐藤はそそくさと朝田再調査の準備を整え始めた。
--夕刻17時ごろ
佐藤は阪神沿線のとある駅の外にいた。
朝田は会社の最寄り駅のこの駅を利用している。
今日はこの付近で張り込むことにした。
正直なところ不倫現場を押さえるには分が悪い張り込みだと思う。朝田の動きは全く読めない。
朝田の会社は正門だけなので出入りは確認が容易だが、場所が住宅街のど真ん中なせいで長時間の張り込みが厳しい。
しかも朝田の退社時間が全くわからない。
妻にも連絡を入れずに飲み歩くタイプらしく、妻側からの情報提供も望めない上に早い時は定時の17時直後、遅い時は20時過ぎに出てくる。
運が悪ければ会社の前の住宅街で数時間見張る羽目になり、完全に不審者だ。
警察に通報されるだけならまだ良いが、会社側に通報されたら部長の朝田にも話が伝わってしまうだろう。
警戒されたらたまったもんじゃない。
今回駅近くを選んだのは、先週の朝田の動きからの勘に近いものだった。
朝田は会社近辺で会社関係者と日替わりで飲み歩いているが、不倫行動はとっていなかった。
ならば、会社の近くで不倫行為を行う可能性は低いと考えた。
恐らく真っ直ぐ帰った時が狙い目ではないかと読んだのだ。
帰るのであれば最寄り駅のここに来るのはほぼ確実だろう。
そこからつけた方が可能性が高いと思ったのだ。
狙いはもう一つあり、先日朝田といた女性だ。
佐藤の経験上、恐らく社内の女性だ。
朝田が飲みに行ったとしても、こちらの女性の方は見つかるかもしれない。
そちらから先に調べても良いと思った。
そちらの女性の調査が進めば、場合によっては朝田をつけるよりも確率が高いかもしれないとの考えもあった。
この会社の最寄り駅はここだし、女性社員だとしたら事務員の可能性も高いだろう。
割と早く帰るはずだ。
一応、最寄り駅では違う路線の駅もあるので、そっちから通っている場合は運が無かったという感じか。
そんな感じで、佐藤は喫茶店でコーヒーを飲んでいた。
この位置からならこの駅唯一の改札に続くメインの階段が良く見える。
一応他の入り口もあるにはあるのだが、あまり利用者はいない。
会社員などの通勤利用者はほぼこの階段から登っていく。
唯一のエスカレーターもそこにあるので、女性ならほぼ確実にここを通るだろう。
それに加えて、佐藤はPCを開いて映像を確認していた。
先日の間宮との一件で少し思いついたことがあった。
今のご時世、色んな所に監視カメラがあり、ライブ映像が見れたりするのがわかったのだ。
これは尾行にも使えるかもしれないと思った。
折角なのでこの機会に試してみることにした。
しかし、私鉄のあまり大きくない駅だ。繁華街とかも無い住宅街の静かな駅。あては外れた。
「この辺にはライブカメラは無いんだなぁ。」
残念ながらこの辺りのライブカメラは公開されていなかった。
佐藤は気持ちを入れ替え、改札側を凝視した。
そろそろ17時20分になる。朝田の会社を定時であがった社員が駅に続々と現れる時間だ。
佐藤は今か今かと朝田か女性が現れるのを待っていた。
喫茶店自体は先払いだし、PCなどの荷物は片づけた。
朝田と相手の写真はスマホで表示している。
「さぁ、どうだ・・・?」
その数分後だった。ある男の姿が佐藤の目に留まった。
(あれは・・・)
佐藤は急いで画像を確認する。間違いは無さそうだ。
佐藤は慌てて店を飛び出して男を追いかけた。
男が改札を通り、電車を待っている。
少し離れた列で同じく佐藤も電車を待つ。
(あの顔・・・間違いない。)
佐藤は再度画像を確認し、核心を持った。
スーツ姿なので少し雰囲気が違うが、間違いなく先日の謎の女といた男。
吉田拓哉だった。
0
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
Blue Bird ―初恋の人に再会したのに奔放な同級生が甘すぎるっ‼【完結】
remo
恋愛
「…溶けろよ」 甘く響くかすれた声と奔放な舌にどこまでも落とされた。
本宮 のい。新社会人1年目。
永遠に出来そうもない彼氏を夢見つつ、目の前の仕事に奮闘中。
なんだけど。
青井 奏。
高校時代の同級生に再会した。 と思う間もなく、
和泉 碧。
初恋の相手らしき人も現れた。
幸せの青い鳥は一体どこに。
【完結】 ありがとうございました‼︎
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスで一番人気者の女子が構ってくるのだが、そろそろ僕がコミュ障だとわかってもらいたい
みずがめ
恋愛
学生にとって、席替えはいつだって大イベントである。
それはカースト最下位のぼっちである鈴本克巳も同じことであった。せめて穏やかな学生生活をを求める克巳は陽キャグループに囲まれないようにと願っていた。
願いが届いたのか、克巳は窓際の後ろから二番目の席を獲得する。しかし喜んでいたのも束の間、彼の後ろの席にはクラスで一番の人気者の女子、篠原渚が座っていた。
スクールカーストでの格差がありすぎる二人。席が近いとはいえ、関わることはあまりないのだろうと思われていたのだが、渚の方から克巳にしょっちゅう話しかけてくるのであった。
ぼっち男子×のほほん女子のほのぼのラブコメです。
※あっきコタロウさんのフリーイラストを使用しています。
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2025.11.25)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
一億円の花嫁
藤谷 郁
恋愛
奈々子は家族の中の落ちこぼれ。
父親がすすめる縁談を断り切れず、望まぬ結婚をすることになった。
もうすぐ自由が無くなる。せめて最後に、思いきり贅沢な時間を過ごそう。
「きっと、素晴らしい旅になる」
ずっと憧れていた高級ホテルに到着し、わくわくする奈々子だが……
幸か不幸か!?
思いもよらぬ、運命の出会いが待っていた。
※エブリスタさまにも掲載
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる