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第二章 動き出した人生
拓哉からの電話2
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場面は替わって光サイド。
拓哉からの電話がかかってきた場面に戻る。
光は拓哉からの電話に出ていた。
「タク君、どうしたの?」
「光ちゃん!今どこ!?俺の家!?」
拓哉は明らかに焦っていた。
「今?まだ唯志君の所。」
「岡村君の?それより、『探偵』が俺らのことを探してる!俺の家や、君が『未来人』ってこともバレてる!」
拓哉がまくし立てるように光に告げた。
「え?どういうこと!?」
「どういうことも無いよ!言ったままの意味だよ!あいつは光ちゃんのこと探してるみたいだ!」
「私を!?なんで!?どうして!?」
拓哉からの言葉に光は混乱した。
何故私を探してる人がいる?この時代でまともに接触があるのは拓哉含め4人しかいない。
未来人ってことを知ってるのも同じく4人だ。
それなのになんでそれが知られているの?
「とにかく家はバレてるみたいだし、事情が事情だけに警察も頼れない。どうしたら良い!?」
拓哉は光に助けを求めているようだ。
「どうしたらって・・・、私も何がなんだが・・・」
光も困っていた。どうしてこんなことに。
そもそも『未来人』だとしても、私を探す価値があるのだろうか?
まさか研究所とかに売り飛ばすとか?
(いったい何がどうなって・・・)
「なぁひかりん、ちょっと良いか?」
そこに口を挟んできたのは唯志だった。
「え、あ、はい」
光は混乱しながらも何とか返事をした。
「相手は吉田だな。横から聞いてる限りまずい感じみたいだが、何があった?」
「なんか探偵が私を探してるらしくて。未来人ってこともタク君の家もバレてるみたいで・・・」
と光が拓哉に聞いたままを答えた。
「ふーん・・・。ちょっと電話代わって。」
唯志は光からスマホを受け取った。
「よう、吉田。悪いけど最初から説明頼むわ。」
唯志は拓哉に説明を求めた。
「だから光ちゃんに言った通りだよ!家もバレてるし、光ちゃんが未来人だって・・・」
「いや、それは聞いた。そうじゃなくて今日の出来事をあったままに最初から頼む。探偵ってやつが出てきたところからで良いぞ。」
「最初から・・・いや、でも!急がないと!」
拓哉は動揺しすぎていて要領を得ない。というか会話にならない。
「落ち着けって。まずは冷静になれ。最初から整理するぞ。」
唯志はなだめるように拓哉に言った。
少し間が空いたが、拓哉も少し落ち着いたようだ。
「最初・・・もう家の付近まで来てたところだったんだけど、男に呼び止められたんだ。」
「うん」
「で、そいつが先日の梅田の発光事件居合わせたとかで、調べてるから話を聞きたいと言ってきた。」
「ほう」
「で、明日以降で連絡を欲しいと名刺を渡されて・・・連絡するかどうかは返事しなかった・・・というか有耶無耶にしようと思ったんだけど・・・」
「うん」
「そしたら、『一緒にいた彼女も連れて来い』、『特に彼女の正体について話そう』とか言いだして。」
「・・・」
「更に、『会社の最寄り駅の方に迎えに行こうか?』とか言ってきて。」
「なるほどな。今言ったのは原文のまま?」
「かいつまんだけど…言ってた内容はそんな感じ。家の近くで呼び止められたし、家もバレてると思う。」
「そっか。相手側の要求は?」
「明日、光ちゃんを連れて話を聞かせてくれ・・・だけかな、今のところ聞いた内容だと。」
「おっけー。ちなみにお前今外か?その後家に帰っちゃった?」
「いや、まだ外。」
「なら帰るな。喫茶店でも行け。とにかく外にいろ。少しだけ整理したらまた連絡するから待ってろ。あと、探偵の名刺の写真をすぐ送ってくれ。」
「え、なんで?」
「良いから。じゃあ少ししたら連絡するわ。それとひかりんもう少しの間こっちで預かるわ。」
「え、ちょ」
と言ってる間に唯志が通話を切った。
「タク君どしたん?何か問題?」
莉緒が唯志に聞いてきた。
「あの・・・大丈夫なんでしょうか?」
一方光は心配そうに唯志に問いかけた。
「んー。まぁ大丈夫だろ。ちょっと調べものするわ。ひかりん申し訳ないけどもう少しうちにいて。」
そういうと唯志はパソコン2台を扱い始めた。
「まぁ唯志が大丈夫って言ってるし、大丈夫でしょ。なんかゲームでもしようか。」
莉緒は既に何事もなかっかのような振舞いだ。
「え、でも遊んでていいのかな?」
「唯志が何とかするって。邪魔になるし、遊んでよー。」
莉緒はそういうと、唯志の部屋にあるゲームを物色し始めた。
光は心配半分、唯志への申し訳なさ半分で気が気じゃなかったが、確かに自分には何もできない気がしたので莉緒とゲームをして過ごすことにした。
一方の唯志は、当時の監視カメラ映像を再確認しつつ、拓哉から送られてきた探偵の名刺内容の裏を取っていた。
(実在はするな。口コミも悪くないが・・・数が少ないし参考程度だな。)
唯志は考えられる可能性を探っていた。
探偵。居合わせた。光の正体。吉田の自宅に会社。
事実として捉えて良い情報は・・・
色々な情報と、見える事実を並べて推測をしていた。
それからほんの数分だった。
「うん、良さそうだ。会ってみようか。」
唯志が口を開いた。
光は驚いた。
「え、会ってみるんですか?大丈夫かな?」
「どの道会ってみないと何の情報も無いしな。会って話を聞く方がメリットありそうだ。」
本当に会って大丈夫だろうか。この短期間で拓哉までたどり着いた探偵だ。
その上光のことにまで言及している。
唯志を疑っているわけじゃないが、光は不安でいっぱいだった。
「大丈夫だよ、ひかりん。唯志に任せなー。」
莉緒は安心しているようで、光にやさしく笑いかけていた。
「危ないことにはならないから安心して良いよ。ひかりん明日は大丈夫?大丈夫なら吉田に話つけるよ。」
「あ、はい。私は大丈夫です。タク君が良いなら。」
「莉緒はどうする?明日の夕方から時間あるか?」
「面白くなりそうだし行くー」
光と莉緒がそう答えると、唯志は拓哉に電話をかけた。
拓哉はすぐ電話に出た。
「よう。明日話聞きに行くぞ。」
「え、なんか危なくない?」
「大丈夫だろ。俺と莉緒もスタンバるわ。その代わり時間と場所こっち指定にしろ。場所を今メールで送った。お前の家の近くだし良いだろ?」
「場所は見ておくとして、何か作戦でもあるの?」
「まぁな。お前最短で何時に来れる?」
「18時には確実に。」
「なら探偵には18時半、その場所で連絡入れろ。お前とひかりんの2人で行くって。」
「それは良いけど・・・本当に大丈夫なんだよね?」
「ああ、安心しろ。連絡取れたらまた教えて。ひかりんそっちに帰すから。それと、多分お前の家まではバレてないぞ。その代わり今もつけられてるかも知れんから、遠回りして撒いてから帰った方が良い。」
なるほど、と拓哉は思った。
「わかった。じゃあ連絡取れて、安全確認出来たらまた連絡するよ。」
「あいよー」
そう言って唯志は電話を終えたようだ。
「どうでした?」
光が心配して聞いてきた。
「問題ないってよ。明日は探偵と腹の探り合いだな」
そういうと唯志は楽しそうに笑っていた。
拓哉からの電話がかかってきた場面に戻る。
光は拓哉からの電話に出ていた。
「タク君、どうしたの?」
「光ちゃん!今どこ!?俺の家!?」
拓哉は明らかに焦っていた。
「今?まだ唯志君の所。」
「岡村君の?それより、『探偵』が俺らのことを探してる!俺の家や、君が『未来人』ってこともバレてる!」
拓哉がまくし立てるように光に告げた。
「え?どういうこと!?」
「どういうことも無いよ!言ったままの意味だよ!あいつは光ちゃんのこと探してるみたいだ!」
「私を!?なんで!?どうして!?」
拓哉からの言葉に光は混乱した。
何故私を探してる人がいる?この時代でまともに接触があるのは拓哉含め4人しかいない。
未来人ってことを知ってるのも同じく4人だ。
それなのになんでそれが知られているの?
「とにかく家はバレてるみたいだし、事情が事情だけに警察も頼れない。どうしたら良い!?」
拓哉は光に助けを求めているようだ。
「どうしたらって・・・、私も何がなんだが・・・」
光も困っていた。どうしてこんなことに。
そもそも『未来人』だとしても、私を探す価値があるのだろうか?
まさか研究所とかに売り飛ばすとか?
(いったい何がどうなって・・・)
「なぁひかりん、ちょっと良いか?」
そこに口を挟んできたのは唯志だった。
「え、あ、はい」
光は混乱しながらも何とか返事をした。
「相手は吉田だな。横から聞いてる限りまずい感じみたいだが、何があった?」
「なんか探偵が私を探してるらしくて。未来人ってこともタク君の家もバレてるみたいで・・・」
と光が拓哉に聞いたままを答えた。
「ふーん・・・。ちょっと電話代わって。」
唯志は光からスマホを受け取った。
「よう、吉田。悪いけど最初から説明頼むわ。」
唯志は拓哉に説明を求めた。
「だから光ちゃんに言った通りだよ!家もバレてるし、光ちゃんが未来人だって・・・」
「いや、それは聞いた。そうじゃなくて今日の出来事をあったままに最初から頼む。探偵ってやつが出てきたところからで良いぞ。」
「最初から・・・いや、でも!急がないと!」
拓哉は動揺しすぎていて要領を得ない。というか会話にならない。
「落ち着けって。まずは冷静になれ。最初から整理するぞ。」
唯志はなだめるように拓哉に言った。
少し間が空いたが、拓哉も少し落ち着いたようだ。
「最初・・・もう家の付近まで来てたところだったんだけど、男に呼び止められたんだ。」
「うん」
「で、そいつが先日の梅田の発光事件居合わせたとかで、調べてるから話を聞きたいと言ってきた。」
「ほう」
「で、明日以降で連絡を欲しいと名刺を渡されて・・・連絡するかどうかは返事しなかった・・・というか有耶無耶にしようと思ったんだけど・・・」
「うん」
「そしたら、『一緒にいた彼女も連れて来い』、『特に彼女の正体について話そう』とか言いだして。」
「・・・」
「更に、『会社の最寄り駅の方に迎えに行こうか?』とか言ってきて。」
「なるほどな。今言ったのは原文のまま?」
「かいつまんだけど…言ってた内容はそんな感じ。家の近くで呼び止められたし、家もバレてると思う。」
「そっか。相手側の要求は?」
「明日、光ちゃんを連れて話を聞かせてくれ・・・だけかな、今のところ聞いた内容だと。」
「おっけー。ちなみにお前今外か?その後家に帰っちゃった?」
「いや、まだ外。」
「なら帰るな。喫茶店でも行け。とにかく外にいろ。少しだけ整理したらまた連絡するから待ってろ。あと、探偵の名刺の写真をすぐ送ってくれ。」
「え、なんで?」
「良いから。じゃあ少ししたら連絡するわ。それとひかりんもう少しの間こっちで預かるわ。」
「え、ちょ」
と言ってる間に唯志が通話を切った。
「タク君どしたん?何か問題?」
莉緒が唯志に聞いてきた。
「あの・・・大丈夫なんでしょうか?」
一方光は心配そうに唯志に問いかけた。
「んー。まぁ大丈夫だろ。ちょっと調べものするわ。ひかりん申し訳ないけどもう少しうちにいて。」
そういうと唯志はパソコン2台を扱い始めた。
「まぁ唯志が大丈夫って言ってるし、大丈夫でしょ。なんかゲームでもしようか。」
莉緒は既に何事もなかっかのような振舞いだ。
「え、でも遊んでていいのかな?」
「唯志が何とかするって。邪魔になるし、遊んでよー。」
莉緒はそういうと、唯志の部屋にあるゲームを物色し始めた。
光は心配半分、唯志への申し訳なさ半分で気が気じゃなかったが、確かに自分には何もできない気がしたので莉緒とゲームをして過ごすことにした。
一方の唯志は、当時の監視カメラ映像を再確認しつつ、拓哉から送られてきた探偵の名刺内容の裏を取っていた。
(実在はするな。口コミも悪くないが・・・数が少ないし参考程度だな。)
唯志は考えられる可能性を探っていた。
探偵。居合わせた。光の正体。吉田の自宅に会社。
事実として捉えて良い情報は・・・
色々な情報と、見える事実を並べて推測をしていた。
それからほんの数分だった。
「うん、良さそうだ。会ってみようか。」
唯志が口を開いた。
光は驚いた。
「え、会ってみるんですか?大丈夫かな?」
「どの道会ってみないと何の情報も無いしな。会って話を聞く方がメリットありそうだ。」
本当に会って大丈夫だろうか。この短期間で拓哉までたどり着いた探偵だ。
その上光のことにまで言及している。
唯志を疑っているわけじゃないが、光は不安でいっぱいだった。
「大丈夫だよ、ひかりん。唯志に任せなー。」
莉緒は安心しているようで、光にやさしく笑いかけていた。
「危ないことにはならないから安心して良いよ。ひかりん明日は大丈夫?大丈夫なら吉田に話つけるよ。」
「あ、はい。私は大丈夫です。タク君が良いなら。」
「莉緒はどうする?明日の夕方から時間あるか?」
「面白くなりそうだし行くー」
光と莉緒がそう答えると、唯志は拓哉に電話をかけた。
拓哉はすぐ電話に出た。
「よう。明日話聞きに行くぞ。」
「え、なんか危なくない?」
「大丈夫だろ。俺と莉緒もスタンバるわ。その代わり時間と場所こっち指定にしろ。場所を今メールで送った。お前の家の近くだし良いだろ?」
「場所は見ておくとして、何か作戦でもあるの?」
「まぁな。お前最短で何時に来れる?」
「18時には確実に。」
「なら探偵には18時半、その場所で連絡入れろ。お前とひかりんの2人で行くって。」
「それは良いけど・・・本当に大丈夫なんだよね?」
「ああ、安心しろ。連絡取れたらまた教えて。ひかりんそっちに帰すから。それと、多分お前の家まではバレてないぞ。その代わり今もつけられてるかも知れんから、遠回りして撒いてから帰った方が良い。」
なるほど、と拓哉は思った。
「わかった。じゃあ連絡取れて、安全確認出来たらまた連絡するよ。」
「あいよー」
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