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久しぶりの我が家
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父「」
俺『』
今日は久しぶりに父さんと犬の散歩。
真夏の太陽が肌に刺さるほど暑い。いや、熱い。
「最近学校の方の調子はどうだ?彼女はできたか?」
『ぇえ??!』
いきなりそんなこと言われて、声が上ずった。
『な、なんで!俺が?!彼女なんて…』
「おい、お前大学生にもなって彼女の一人や二人もいないのか」
ちょ、父さん…彼女は一人で良いだろうよ…。
そんなこと考えながら俺は飼い犬のボンを見やった。
俺は、昔からモテる。まあ、周りには謙遜して
そんなことないよー。とか、適当に流すけど
本当にモテる。でも俺は、未だドーテー。
「あ~。暑いな。あそこの橋の下で休むか」
父さんは、そう言いながら急な土手を降りて行った。
と、思ったら転がっていった。
「うわぁぁああ!ああ!!ああああああ!!!」
慌てて俺は追いかける。
『ちょ、父さん?!大丈夫?!』
「イテテテ。まだ若いつもりでいたよ…ハハハ…」
『いいよ、そこの橋の下で待ってて。俺飲み物買ってくるから』
「おう、すまないな」
そう言って、ボンを連れ自動販売機へ向かった。
俺は、父さんが死んだかと思って一瞬びびった。
最愛の父が死んだと思った。
ボンと土手を上がり、橋の下で座ってる父さんを見て
また、ホッと一息ついた。生きてる。
ジュース買って、父さんのところに戻ろう。
『ボン~。俺まじで、焦ったよほんと…。
数年ぶりに帰ってきていきなりこれかと思ったら
もう…。はああ…。でも良かった。』
土手を降り、日陰で休んでる父さんにジュースを渡すと一瞬手が触れた。
″ドキッ″とした。十数年ぶりに触れる父の手は、小さくなったように感じた。
「ごめんな。さっきは。びっくりさせたよな」
『え、いや、別にいいんだけどさ。ハハッ』
少しの間があった。この間をどうしたらいいかわからなかった。
「おい『父さん!あ、ごめん。何?』
「いや、お前こそいきなりどうしたんだ?」
『あ~。うん。その…俺さ』
「うん?」
『俺…。』
「どうした?学校で何かあったのか?」
違う。学校はいつも通り楽しいし、父さんが心配してるようなことは何もない。
ただ、一言いいたいんだ。ただそれだけなのに、喉が詰まってるみたいに
言葉が出てこない。
ポケットを探るとボンの遊び道具にしようとしてた
拳ほどの大きさのゴムボールが出てきた。
『父さん…。俺、父さんのこと好きだよ』
「おお!父さんもお前のこと好きだぞ。可愛い息子だもんな」
違う。そういうことを言いたいんじゃないし伝えたいわけじゃない。
グッと、ボールを握りもう一度声を絞り出すように言った。
『父さん…』
「ん?どうした?」
『俺…父さんのこと愛してるんだ。だから…』
そう言うと身体が勝手に動き、手に持っていたボールを
父さんの口に押し込んだ。
「んぐっ!?!?!!」
『父さん!ごめん!!!!』
次には、手際よくボンの紐を解いて父さんの手首を後ろで縛った。
もう我慢できないと言わんばかりの俺の感情と行動。
それを涙目になりながら抵抗もせず見ている父さん。
もう止まらない。誰にも止められない。
俺のどこにこんな力があったのか分からない程の力で
父さんを自分のものにしようとした。
着ていたシャツを破り、汗でべたべたになった父さんの上半身があらわになった。
それでも、こんなに愛おしい。
父さんを見ると、涙目になっている。でもどこか嬉しそうに笑っているようにも見えた。
俺の勘違いかもしれない。でも、このまま続けても良いようなそんな気がした。
『父さん…!父さん…!!』
「んー――…!!!」
『父さん!!俺が好きだってこういうことなんだ!わかる?
こういう好きなんだよ。理解してくれるか?ずっと…ずっとこの想い封印してた。
だからずっと実家にも寄り付かなかったんだ…!とうさん…!!!』
フッと我に返ると、既に父さんはパンツ一枚だけになっていた。
『あぁ…!父さん…。ごめん…ごめんね…。でも、俺、もう…、もう我慢できない…!』
「んんんーーー!!!」
真夏の夕方。まだまだ明るい時間帯だ。でも、俺はもうそんなこと考える余裕なんてなかった。
父さんをバッグの姿勢に無理やりして、パンツを脱がせた。
父さんは、さすがに嫌がっている。それは分かる。でももう俺は止められない。
ボンが見てる。それすらどうでもいい。やっと…、やっとのことで父さんに俺の
想いが伝わる。ただそれだけ。この先どうなってももう知らない。
俺は父さんとひとつになりたいんだ。ただそれだけなんだ。
父さんは僕の下で「んんーーーー!!んーーーー!!!!」と逃げたそうにしている。
でも俺は、離さない。父さんを絶対に離さない。
パチン!パチン!「ングッ!いあい…いあいよ…」
父さんは泣いている。俺は、もう気にしなくなっていた。
自分のモノをしごいてしごいてしごきまくった。
大きくなったモノを父さんに、大きくなったこの想いを
父さんにぶつけるために。
『父さん…!ごめん…。愛してるよ。入れるよ』
「んーーー!!んんんーーー!!!!」
『嫌がってるの?無理だよ。もうこんなになってる。我慢できないよ』
父さん、ずっと首を横に振っている。ダメだやめろと言わんばかりに。
でも、俺はもう気にしてない。気にかけてあげる余裕がない。
思い切り…思いっきり…この想いとこのモノを……父さんに!!!!
「んあああああああああああああ!!!!!!」
ボールが口から落ちてしまった
「やめろ!おい!!…グッ…。痛い…お願いだ…やめてくれ…!!」
父さんが涙と鼻水とヨダレでめちゃくちゃになってる。
また、それで燃えてしまう。
『父さん…!もう少しだから!ね?もう少しだから我慢してね…ハァハァ』
「やめろ…!ンッ!お、お、おねがいだあ…や、やめてくれぇ…ンンッ!」
『父さん…!父さん…!!とうさんん…!!!!!』
「痛い痛いいたいいいい…!!!抜け!ハァッ!抜いてくれ!!!ンンッ…!」
『もう少しだよ…もう少しだよ父さんん…!』
デュルルル…!!!!
『父さん…前立腺でいっちゃったの…?ハァハァ』
「…お前…俺の話を…ハァハァ…少しは聞かんか…ハァハァ」
『ごめんなさい…。なに?』
『俺も気づいた時から、お前のこと愛してたよ。息子としてじゃなくな。』
俺『』
今日は久しぶりに父さんと犬の散歩。
真夏の太陽が肌に刺さるほど暑い。いや、熱い。
「最近学校の方の調子はどうだ?彼女はできたか?」
『ぇえ??!』
いきなりそんなこと言われて、声が上ずった。
『な、なんで!俺が?!彼女なんて…』
「おい、お前大学生にもなって彼女の一人や二人もいないのか」
ちょ、父さん…彼女は一人で良いだろうよ…。
そんなこと考えながら俺は飼い犬のボンを見やった。
俺は、昔からモテる。まあ、周りには謙遜して
そんなことないよー。とか、適当に流すけど
本当にモテる。でも俺は、未だドーテー。
「あ~。暑いな。あそこの橋の下で休むか」
父さんは、そう言いながら急な土手を降りて行った。
と、思ったら転がっていった。
「うわぁぁああ!ああ!!ああああああ!!!」
慌てて俺は追いかける。
『ちょ、父さん?!大丈夫?!』
「イテテテ。まだ若いつもりでいたよ…ハハハ…」
『いいよ、そこの橋の下で待ってて。俺飲み物買ってくるから』
「おう、すまないな」
そう言って、ボンを連れ自動販売機へ向かった。
俺は、父さんが死んだかと思って一瞬びびった。
最愛の父が死んだと思った。
ボンと土手を上がり、橋の下で座ってる父さんを見て
また、ホッと一息ついた。生きてる。
ジュース買って、父さんのところに戻ろう。
『ボン~。俺まじで、焦ったよほんと…。
数年ぶりに帰ってきていきなりこれかと思ったら
もう…。はああ…。でも良かった。』
土手を降り、日陰で休んでる父さんにジュースを渡すと一瞬手が触れた。
″ドキッ″とした。十数年ぶりに触れる父の手は、小さくなったように感じた。
「ごめんな。さっきは。びっくりさせたよな」
『え、いや、別にいいんだけどさ。ハハッ』
少しの間があった。この間をどうしたらいいかわからなかった。
「おい『父さん!あ、ごめん。何?』
「いや、お前こそいきなりどうしたんだ?」
『あ~。うん。その…俺さ』
「うん?」
『俺…。』
「どうした?学校で何かあったのか?」
違う。学校はいつも通り楽しいし、父さんが心配してるようなことは何もない。
ただ、一言いいたいんだ。ただそれだけなのに、喉が詰まってるみたいに
言葉が出てこない。
ポケットを探るとボンの遊び道具にしようとしてた
拳ほどの大きさのゴムボールが出てきた。
『父さん…。俺、父さんのこと好きだよ』
「おお!父さんもお前のこと好きだぞ。可愛い息子だもんな」
違う。そういうことを言いたいんじゃないし伝えたいわけじゃない。
グッと、ボールを握りもう一度声を絞り出すように言った。
『父さん…』
「ん?どうした?」
『俺…父さんのこと愛してるんだ。だから…』
そう言うと身体が勝手に動き、手に持っていたボールを
父さんの口に押し込んだ。
「んぐっ!?!?!!」
『父さん!ごめん!!!!』
次には、手際よくボンの紐を解いて父さんの手首を後ろで縛った。
もう我慢できないと言わんばかりの俺の感情と行動。
それを涙目になりながら抵抗もせず見ている父さん。
もう止まらない。誰にも止められない。
俺のどこにこんな力があったのか分からない程の力で
父さんを自分のものにしようとした。
着ていたシャツを破り、汗でべたべたになった父さんの上半身があらわになった。
それでも、こんなに愛おしい。
父さんを見ると、涙目になっている。でもどこか嬉しそうに笑っているようにも見えた。
俺の勘違いかもしれない。でも、このまま続けても良いようなそんな気がした。
『父さん…!父さん…!!』
「んー――…!!!」
『父さん!!俺が好きだってこういうことなんだ!わかる?
こういう好きなんだよ。理解してくれるか?ずっと…ずっとこの想い封印してた。
だからずっと実家にも寄り付かなかったんだ…!とうさん…!!!』
フッと我に返ると、既に父さんはパンツ一枚だけになっていた。
『あぁ…!父さん…。ごめん…ごめんね…。でも、俺、もう…、もう我慢できない…!』
「んんんーーー!!!」
真夏の夕方。まだまだ明るい時間帯だ。でも、俺はもうそんなこと考える余裕なんてなかった。
父さんをバッグの姿勢に無理やりして、パンツを脱がせた。
父さんは、さすがに嫌がっている。それは分かる。でももう俺は止められない。
ボンが見てる。それすらどうでもいい。やっと…、やっとのことで父さんに俺の
想いが伝わる。ただそれだけ。この先どうなってももう知らない。
俺は父さんとひとつになりたいんだ。ただそれだけなんだ。
父さんは僕の下で「んんーーーー!!んーーーー!!!!」と逃げたそうにしている。
でも俺は、離さない。父さんを絶対に離さない。
パチン!パチン!「ングッ!いあい…いあいよ…」
父さんは泣いている。俺は、もう気にしなくなっていた。
自分のモノをしごいてしごいてしごきまくった。
大きくなったモノを父さんに、大きくなったこの想いを
父さんにぶつけるために。
『父さん…!ごめん…。愛してるよ。入れるよ』
「んーーー!!んんんーーー!!!!」
『嫌がってるの?無理だよ。もうこんなになってる。我慢できないよ』
父さん、ずっと首を横に振っている。ダメだやめろと言わんばかりに。
でも、俺はもう気にしてない。気にかけてあげる余裕がない。
思い切り…思いっきり…この想いとこのモノを……父さんに!!!!
「んあああああああああああああ!!!!!!」
ボールが口から落ちてしまった
「やめろ!おい!!…グッ…。痛い…お願いだ…やめてくれ…!!」
父さんが涙と鼻水とヨダレでめちゃくちゃになってる。
また、それで燃えてしまう。
『父さん…!もう少しだから!ね?もう少しだから我慢してね…ハァハァ』
「やめろ…!ンッ!お、お、おねがいだあ…や、やめてくれぇ…ンンッ!」
『父さん…!父さん…!!とうさんん…!!!!!』
「痛い痛いいたいいいい…!!!抜け!ハァッ!抜いてくれ!!!ンンッ…!」
『もう少しだよ…もう少しだよ父さんん…!』
デュルルル…!!!!
『父さん…前立腺でいっちゃったの…?ハァハァ』
「…お前…俺の話を…ハァハァ…少しは聞かんか…ハァハァ」
『ごめんなさい…。なに?』
『俺も気づいた時から、お前のこと愛してたよ。息子としてじゃなくな。』
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