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不登校魔女、遠い世界で月を見る
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なんとなく億劫になって、朝布団から出なくなった。ドアをノックする音に返事をせず、時折来る通知をメッセージ避け、気がついたら世間一般で言われる〝不登校〟というものになっていた。
そんなつもりはなかったのに、いざ学校に行こうとすると気持ちが沈む。明日こそと思ううちに、本当に学校へ行けなくなってしまった。
「エレナ、少しだけお話ししない?」
柔らかくゆっくりと紡がれるママの声は、とてもじゃないが十三歳に話しかける口ぶりじゃなかった。心配させている。いつもより丸みを帯びた声に返事をする。
「うん」
「よかった。リビングで待ってるね」
ベッドから降りて、ぼさぼさの髪を適当にひとつに結ぶ。ドアから踏み出し、フローリングに触れた指先がひやりと冷たくて驚いた。私がいない間にも季節は移り変わろうとしていたのだった。
リビングに降りていくと、パパとママがいやに神妙な面持ちで何やらパンフレットのようなものを差し出した。なんとなく受け取ると、表紙にはとんがり帽子を被り、長いローブを羽織った女の子が写っていた。背景は深い紺色、見出しのように並んでいるのは読めない外国の文字。
「なに? これ」
ハロウィンはまだ先だったと思うんだけど。何のパンフレットかもわからず尋ねると、パパが私の椅子を引く。
「まあ座ってお話しよう、エレナ」
言われるままに椅子に掛ける。窓から舞い込んだ風が肌をふわりと撫でた。私の顔がきっとこわばっていたのだろう。心なしかパパとママの顔もすこし不安そうな気がした。その表情はきっと私が学校に行かなくなったことが原因なのだろう。明日からはちゃんと行くよ。自分でも本当かわからない、本当になればいいと思う言葉を音にするために息を吸う。しかし、先に声を発したのはママの方だった。
「エレナ、あなたは魔女なの。ずっと黙っててごめんなさい」
先を越された私の言葉は、ひゅるりと喉の奥に引き戻されていく。ママの言葉の意味がわからなかった。本当にただ理解ができなかった。魔女? 誰が? 何の冗談だろう。いや、でもママは間違いなく私の名前を呼んだ。
「困らせるつもりじゃなかったんだ。頃合いを見てちゃんと伝えようと思っていてね」
ママは冗談の得意な人ではなかった。どちらかと言うとパパの方がくだらない冗談をよく口にしたが、そのパパもママの言葉を紐解いていく。二人の話はこうだった。
我が家は魔女、魔法使いの家系だということ。それもずっと前から。そういった家系に生まれた子供は十三歳になると真実を告げられる。自分の本当の姿を知った子供はこのまま人間として生きていくか、魔法を学ぶ世界に進むかの二択から選ぶことができる。そして魔女や魔法使いになるには専門の、いわゆる普通の人間とは違う学校に通わなくてはならない。
「本当はもっと落ち着いたタイミングを考えていたんだけど」
ママのまつ毛が伏せられて、ゆっくりと持ち上がる。
「でもエレナ、最近とても辛そうだったから」
「別の選択肢があるなら、伝えようかって話になったんだ」
パパがそう言って、優しい笑顔で私を見つめる。
「人間の学校に行きたくないなら行かなくたっていいんだ。魔女にだってエレナがなりたくないならならなくていい。パパとママはエレナが笑って毎日過ごしてくれることが一番の幸せだからね」
眼鏡の奥の小さな目がきゅっと細められる。ママの薄くて柔らかい手のひらが、いつのまにか固く握った私の手にそっと触れた。視線を逸らすとパンフレットの中の生徒の女の子と目が合った。
「……私、魔女になってみたい」
もしかするとそれは逃げだったのかもしれない。終わりの見えない迷路に迷い込んだ私に差し出された、嘘みたいな突破口。御伽話にしてはリアルだったし、現実にしてはあまりにもチープだ。そう思っている間にも時間は進み、私の元には新しい学校へ転入するための準備物や案内が次々と届いた。心配していた学校の勉強はというと、どうやら転入先で選択すると人間の勉強も一通りは教えてくれるらしい。
「お誕生日が九月で丁度よかったかもね」
私の準備を手伝いながらママが言った。学年で一番早く入学できるんだもの。転入先の学校は新学年の開始が九月らしい。私のローブの手直しをしながらにっこりと微笑む。
「最近顔色がいいわね」
「そう? 忙しすぎて毎日が数秒で過ぎていく気がするけど」
私の素直じゃない言葉にママは何も言わなかった。パパはそんな私たちを見てにこにこと笑みを浮かべていた。慌ただしく用意をすること二週間。流れるプールに身を任せるみたいに毎日を送っていたら、始業式の夜はあっという間に訪れた。
「忘れ物ない?」
「うん、大丈夫」
履き慣れない少しだけヒールのある靴に足を着地させる。夜に溶け込めそうな長いローブを羽織る。よく見ると暗闇できらきらと輝く裾には、星の欠片が刺繍されているらしい。ママお手製のローブだった。
「辛かったら帰ってきてね」
ママの心配はもっともだった。だって今まで生きてきた人間の世界にすら馴染めない私が、新しい学校でそれも全寮制の何もかもわからない世界で上手くいきていける確証はない。
「いつでも連絡していいんだよ」
パパがばちんと大げさにウインクした。ぽよりと大きなお腹が揺れて、私は思わずくすりと笑ってしまう。
「大丈夫」
ちょっとだけ、ほんの少しだけ頑張ってみようと思っているから。心の中で付け足して、新調してもらった箒を手に取った。ママのひんやりとした指先が優しく前髪を分けてくれて、大きなとんがり帽を被せてくれる。
「とっても似合ってる」
「ああ、さすが僕たちのかわいい娘だ」
すっとママの腕が私の方に伸ばされて、私は遠慮がちに鎖骨の辺りへ顔を埋める。パパの大きな手がその上から私たちの肩を抱き寄せる。私のものより高い、心地のいい温度。
「エレナ、大好きよ。世界で一番愛してる」
震えた声に唇をぎゅっと噛む。一度だけ二人を強く抱きしめて、もう一度床に転がった箒を拾い上げた。残念ながら私には両親ほど真っ直ぐな言葉は言えそうにない。
「行ってきます」
次にここへ帰ってくるのはいつになるのだろう。二人の話だとプログラムと個人の成長次第で帰れる時期は変わるらしいので、それが数週間後なのか半年後なのかはわからない。
教えてもらった握り方で箒の柄を持つ。落ち着いて跨り、何度も練習した言葉を紡ぐ。
「箒よ、空へ散歩に連れて行って」
ぶわりとすっかり冷えた秋風が巻き起こる。とん、と軽く地面を蹴ると練習通りに体が宙へ浮かんだ。振り向かずに箒の舵を切る。頭に叩き込んだ学校までは約一時間。
見ないようにしていても自分の家がどんどん遠ざかっていくのがわかり、つんと鼻の奥が痛くなる。視界が歪むのは危ない。目元をごしごしと擦ると、また目の前がすっきりと見えるようになった。覚えた呪文を唱えて、スピードを上げる。どうせなら余裕を持って到着したい。ただでさえ私は転校生、おまけにクラスで一番歳下だと聞いている。もう一度スピードを上げる呪文を口にした時、それはぽっかりと現れた。
目の前に姿を表したのは真っ白な月だった。薄くガラスのベールを掛けたような透明さを孕んだ白い月。学校に着くまであと数分という地点でのことだった。その月は私が今まで見たどんな月よりも大きく、丸くて、美しい月だった。煌々とした光が私の頬や肩を強く照らした。恐ろしいとさえ思うほど、強い光を放った月だった。今までの私のいきてきた世界では、絶対に見られない輝き。
知らない間に渦巻いていた胸の内のもやもやがぱっと霞んで消えていく。ここまで来てしまったのだと思うと同時に、ここまで来たんだという期待感が徐々に心を上書きしていった。涙はもう溢れてこなかった。ただ、自分にも不釣り合いだと思える期待感が満ちているだけ。
帰れる場所はちゃんと心の隅に置いていた。だから私は安心して飛び込めばいい。これからの世界に。怯えながら、訝しみながら、それでも私は私の未来に期待していい。そう思えるのは、本当に久しぶりのことだった。とても幸せなことだと思った。
念のためにかけておいたアラームが短く鳴る。どうやら道草を食いすぎていたらしい。月を背にして背筋を伸ばす。月の光はまだ手元まで届いている。私は唱え損ねていた加速呪文を唱えて、箒をちょっと焦らせた。
そんなつもりはなかったのに、いざ学校に行こうとすると気持ちが沈む。明日こそと思ううちに、本当に学校へ行けなくなってしまった。
「エレナ、少しだけお話ししない?」
柔らかくゆっくりと紡がれるママの声は、とてもじゃないが十三歳に話しかける口ぶりじゃなかった。心配させている。いつもより丸みを帯びた声に返事をする。
「うん」
「よかった。リビングで待ってるね」
ベッドから降りて、ぼさぼさの髪を適当にひとつに結ぶ。ドアから踏み出し、フローリングに触れた指先がひやりと冷たくて驚いた。私がいない間にも季節は移り変わろうとしていたのだった。
リビングに降りていくと、パパとママがいやに神妙な面持ちで何やらパンフレットのようなものを差し出した。なんとなく受け取ると、表紙にはとんがり帽子を被り、長いローブを羽織った女の子が写っていた。背景は深い紺色、見出しのように並んでいるのは読めない外国の文字。
「なに? これ」
ハロウィンはまだ先だったと思うんだけど。何のパンフレットかもわからず尋ねると、パパが私の椅子を引く。
「まあ座ってお話しよう、エレナ」
言われるままに椅子に掛ける。窓から舞い込んだ風が肌をふわりと撫でた。私の顔がきっとこわばっていたのだろう。心なしかパパとママの顔もすこし不安そうな気がした。その表情はきっと私が学校に行かなくなったことが原因なのだろう。明日からはちゃんと行くよ。自分でも本当かわからない、本当になればいいと思う言葉を音にするために息を吸う。しかし、先に声を発したのはママの方だった。
「エレナ、あなたは魔女なの。ずっと黙っててごめんなさい」
先を越された私の言葉は、ひゅるりと喉の奥に引き戻されていく。ママの言葉の意味がわからなかった。本当にただ理解ができなかった。魔女? 誰が? 何の冗談だろう。いや、でもママは間違いなく私の名前を呼んだ。
「困らせるつもりじゃなかったんだ。頃合いを見てちゃんと伝えようと思っていてね」
ママは冗談の得意な人ではなかった。どちらかと言うとパパの方がくだらない冗談をよく口にしたが、そのパパもママの言葉を紐解いていく。二人の話はこうだった。
我が家は魔女、魔法使いの家系だということ。それもずっと前から。そういった家系に生まれた子供は十三歳になると真実を告げられる。自分の本当の姿を知った子供はこのまま人間として生きていくか、魔法を学ぶ世界に進むかの二択から選ぶことができる。そして魔女や魔法使いになるには専門の、いわゆる普通の人間とは違う学校に通わなくてはならない。
「本当はもっと落ち着いたタイミングを考えていたんだけど」
ママのまつ毛が伏せられて、ゆっくりと持ち上がる。
「でもエレナ、最近とても辛そうだったから」
「別の選択肢があるなら、伝えようかって話になったんだ」
パパがそう言って、優しい笑顔で私を見つめる。
「人間の学校に行きたくないなら行かなくたっていいんだ。魔女にだってエレナがなりたくないならならなくていい。パパとママはエレナが笑って毎日過ごしてくれることが一番の幸せだからね」
眼鏡の奥の小さな目がきゅっと細められる。ママの薄くて柔らかい手のひらが、いつのまにか固く握った私の手にそっと触れた。視線を逸らすとパンフレットの中の生徒の女の子と目が合った。
「……私、魔女になってみたい」
もしかするとそれは逃げだったのかもしれない。終わりの見えない迷路に迷い込んだ私に差し出された、嘘みたいな突破口。御伽話にしてはリアルだったし、現実にしてはあまりにもチープだ。そう思っている間にも時間は進み、私の元には新しい学校へ転入するための準備物や案内が次々と届いた。心配していた学校の勉強はというと、どうやら転入先で選択すると人間の勉強も一通りは教えてくれるらしい。
「お誕生日が九月で丁度よかったかもね」
私の準備を手伝いながらママが言った。学年で一番早く入学できるんだもの。転入先の学校は新学年の開始が九月らしい。私のローブの手直しをしながらにっこりと微笑む。
「最近顔色がいいわね」
「そう? 忙しすぎて毎日が数秒で過ぎていく気がするけど」
私の素直じゃない言葉にママは何も言わなかった。パパはそんな私たちを見てにこにこと笑みを浮かべていた。慌ただしく用意をすること二週間。流れるプールに身を任せるみたいに毎日を送っていたら、始業式の夜はあっという間に訪れた。
「忘れ物ない?」
「うん、大丈夫」
履き慣れない少しだけヒールのある靴に足を着地させる。夜に溶け込めそうな長いローブを羽織る。よく見ると暗闇できらきらと輝く裾には、星の欠片が刺繍されているらしい。ママお手製のローブだった。
「辛かったら帰ってきてね」
ママの心配はもっともだった。だって今まで生きてきた人間の世界にすら馴染めない私が、新しい学校でそれも全寮制の何もかもわからない世界で上手くいきていける確証はない。
「いつでも連絡していいんだよ」
パパがばちんと大げさにウインクした。ぽよりと大きなお腹が揺れて、私は思わずくすりと笑ってしまう。
「大丈夫」
ちょっとだけ、ほんの少しだけ頑張ってみようと思っているから。心の中で付け足して、新調してもらった箒を手に取った。ママのひんやりとした指先が優しく前髪を分けてくれて、大きなとんがり帽を被せてくれる。
「とっても似合ってる」
「ああ、さすが僕たちのかわいい娘だ」
すっとママの腕が私の方に伸ばされて、私は遠慮がちに鎖骨の辺りへ顔を埋める。パパの大きな手がその上から私たちの肩を抱き寄せる。私のものより高い、心地のいい温度。
「エレナ、大好きよ。世界で一番愛してる」
震えた声に唇をぎゅっと噛む。一度だけ二人を強く抱きしめて、もう一度床に転がった箒を拾い上げた。残念ながら私には両親ほど真っ直ぐな言葉は言えそうにない。
「行ってきます」
次にここへ帰ってくるのはいつになるのだろう。二人の話だとプログラムと個人の成長次第で帰れる時期は変わるらしいので、それが数週間後なのか半年後なのかはわからない。
教えてもらった握り方で箒の柄を持つ。落ち着いて跨り、何度も練習した言葉を紡ぐ。
「箒よ、空へ散歩に連れて行って」
ぶわりとすっかり冷えた秋風が巻き起こる。とん、と軽く地面を蹴ると練習通りに体が宙へ浮かんだ。振り向かずに箒の舵を切る。頭に叩き込んだ学校までは約一時間。
見ないようにしていても自分の家がどんどん遠ざかっていくのがわかり、つんと鼻の奥が痛くなる。視界が歪むのは危ない。目元をごしごしと擦ると、また目の前がすっきりと見えるようになった。覚えた呪文を唱えて、スピードを上げる。どうせなら余裕を持って到着したい。ただでさえ私は転校生、おまけにクラスで一番歳下だと聞いている。もう一度スピードを上げる呪文を口にした時、それはぽっかりと現れた。
目の前に姿を表したのは真っ白な月だった。薄くガラスのベールを掛けたような透明さを孕んだ白い月。学校に着くまであと数分という地点でのことだった。その月は私が今まで見たどんな月よりも大きく、丸くて、美しい月だった。煌々とした光が私の頬や肩を強く照らした。恐ろしいとさえ思うほど、強い光を放った月だった。今までの私のいきてきた世界では、絶対に見られない輝き。
知らない間に渦巻いていた胸の内のもやもやがぱっと霞んで消えていく。ここまで来てしまったのだと思うと同時に、ここまで来たんだという期待感が徐々に心を上書きしていった。涙はもう溢れてこなかった。ただ、自分にも不釣り合いだと思える期待感が満ちているだけ。
帰れる場所はちゃんと心の隅に置いていた。だから私は安心して飛び込めばいい。これからの世界に。怯えながら、訝しみながら、それでも私は私の未来に期待していい。そう思えるのは、本当に久しぶりのことだった。とても幸せなことだと思った。
念のためにかけておいたアラームが短く鳴る。どうやら道草を食いすぎていたらしい。月を背にして背筋を伸ばす。月の光はまだ手元まで届いている。私は唱え損ねていた加速呪文を唱えて、箒をちょっと焦らせた。
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