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第一章「ぶかつ狂騒曲」
第一話「なんで私が人気者?」
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インドア派でオタクな私・空木ましろにとっての、生まれて初めての山登り。
そんな私が頂上に立って味わったのは、雄大な景色の素晴らしさでも登りつめた達成感でもなく、女の子たちの甘いあま~い香りだった。
「は~い。もっと密着してぇ~。にっこり笑うのよぉ~」
記念写真を撮ることになり、顧問の先生がカメラを構える。
言われるままに標高の書かれたプレートの近くに集まり、私は両手でピースサインをした。
すると、私の左の二の腕がぎゅっと抱きしめられる。
ワイルドな金髪少女・美嶺だ。
「アタシはましろの隣だからなっ!」
そう言って、歯を見せながら満面の笑顔を浮かべる。
「あぅぅ……。美嶺、そんなにくっつくと恥ずかしいよぉ」
美嶺は背が高いので、まるで王子様のようにかっこいい。
私は自分でも分かるほどに頬が赤く染まってしまう。
私が照れていると、今度は右の二の腕に細くてきれいな指が吸い付いてきた。
体のちっちゃい千景さんだ。
前髪で目を隠しているけど、左目だけは前髪の隙間からのぞいていて、大きくきれいな瞳で私をじっと見つめている。
そして彼女の大きな胸が腕を包み込み、私は至福の心地よさに包まれた。
「はぅぅ……」
「ましろさん……。顔が、赤い」
千景さんは私の顔を不思議そうな顔でのぞき込んでくる。
小さな声でたどたどしくつぶやく声も可愛いく、守ってあげたいお姫様のようだ。
美嶺と千景さん。二人の美少女に挟まれるだけで、興奮で倒れてしまいそうだ。
私は必死に正気を保とうとしながら、先生の構えたカメラに向かって笑った。
……笑おうとした瞬間、背中にふたつの柔らかな感触があたる。
大きなマシュマロのような弾力。
これは学園一の美少女・ほたか先輩のおっぱいだ!
「みんな、ましろちゃんが大好きなんだねっ。お姉さんもなの~」
肩越しに、ほたか先輩の明るい声が耳を撫でる。
耳がこそばゆくて気持ちがいい。
「ほっ、ほたか先輩っ。なんで背中から……?」
「こうすれば、み~んなを抱きしめられるからっ」
そう言って、先輩は腕を大きく広げて私たちを包み込んだ。
その聖母のような微笑みは見るだけで癒されるのだけれど、先輩が自分から胸を押し付けてきている気がするのは勘違いなのだろうか?
私はみんなに密着され、むせかえるような甘い香りで朦朧としてきた。
「あらあら、空木さ~ん。ここは高山病になるような高い山じゃないですよぉ~。それとも、みんなに抱きつかれて、興奮してるのかしらぁ?」
先生が茶化すようにニヤニヤしている。
あまりにも図星なことを言われたけど、みんなに私の胸の高鳴りがばれると恥ずかしすぎる!
「あぅぅ~っ! そ、そんなことないですよ! 息が荒いのはただの疲れですっ!」
私は必死に言い訳をした。
空はこんなにも青くて澄み渡っているのに、今の私の目にはピンク色に染まって見える。
膨らみ続けるエッチな妄想をふりはらい、必死に普通の笑顔をカメラに向けた。
いつの間に、こんなことになっちゃったの?
ほんの十日前まではアウトドアに興味がなかったオタクな私が、高校でいきなり登山部に入ってるなんて。
しかも、まるでみんなのアイドルのように可愛がられるようになるなんて……!
胸を高鳴らせながら、私は二週間前……四月の午後を思い出す。
△ ▲ △ ▲ △
二週間……。
それは高校に入学してほんの少ししか経ってない頃。
私は誰も話しかける人がいなくて、ひとりぼっちだった。
中学校の頃からの友達だった小桃ちゃんはクラスが別になっちゃったし、彼女は部活に入るなり忙しくなって、ほとんど会えてない。
中学校でも友達が小桃ちゃんしかいなかった私は、友達の作り方どころか、初対面の人に話しかける方法がよくわからない。
だからずっと一人なのだ……。
そういえばクラスの中を見渡すと、いつの間にかグループができている。
たとえば入り口の近くにいる女子たち……。
自己紹介を思い出す限りは別々の中学校の出身で、初対面の人が多いはずだ。
それなのに、ずいぶんと仲良さそうに話している。
いったい何を楽しそうにしゃべってるんだろう?
そう思って耳を澄ませて聞いてみるけど、ファッションとか化粧とか、かっこいい男子がいるのいないのという話ばかりだった。
なぁんだ。……全く興味がわかない。
私は男子に興味がわいたことなんて一度もないし、自分を可愛く着飾りたいなんて思ったことがない。
そんな時間とお金があるなら、マンガとアニメにつぎ込んだ方が幸せになれる。
そう、マンガとアニメこそ至宝。
日本が世界に誇るオタクコンテンツの事を一度も話題に出さないなんて、彼女たちは私と文化が違いすぎるのかもしれない。
これは無理して友達になる事もないよね。
うんうん。
別に私は寂しいわけじゃないから。
心にちょっとモヤモヤが生まれても、心を満たしてくれる極秘アイテムを持ってるから。
そう思いながら、私は机の中から一冊のバインダーを取り出した。
私はこのアイテムを、心の中で『妄想ノート』と名付けている。
プラスチック製の表紙を開くと、そこには膨大なイラストの数々。
全部自分で描いた、好きな作品の二次創作イラストだ!
どんな絵かというと、これがなかなか耽美で、ちょっとエッチなのだ。
クラスの誰にも見られるわけにはいかないので、ほんの二、三センチほどの隙間を開けてのぞき込む。
途端に目に飛び込んできた刺激的な描写に、私の心は興奮と共にみるみる癒されていった。
あぅぅ……。
私って、なんて絵がうまいんだろう。
誰にも見せたことがないし、見せる気もないけど、好きな作家の模写をし続けたら、そっくりに描けるようになってしまった。
ここまで極まったら、公式の絵師様が世間に内緒でご褒美イラストをプレゼントしてくれた気になってくる。
ああ、幸せ。
一人だけど幸せ。
私はたぶん、あと三年は自給自足で暮らしていけると思う。
するとその時、「きゃあ~っ」という女子たちの歓声が響いてきた。
「すご~い、ほたか先輩!」
「あ~ん。猫ちゃんも可愛いっ!」
いったい何事だろう。
なにやらベランダに女子の人だかりができていて、みんなで上の方を見上げている。
不思議に思いながら眺めていると、ふいに一本のロープが下りてきた。
そしてなんと上の階からベランダの外を、一人の女の人が滑り降りてきたのだ。
片腕に子猫を抱いて、太陽のような明るい笑顔を浮かべる女性……。
それは、クラスの中で噂になっていた学園一の美少女、梓川ほたか先輩だった。
ここは二階だし、その上から降りてくるなんて常識ではありえない。
なのに、ほたか先輩は怖そうなそぶりを一つも見せなかった。
先輩はそのままベランダの中に着地すると、抱きしめていた子猫を待ち受けていた女子に手渡す。
子猫を抱きしめた女子は深々と頭を下げた。
「ありがとうございます! 震えてるこの子を、どうしてもほっとけなくて……」
「あんな危ないところにいたなんて、ビックリしたよぉ~。怪我がなくてよかったねっ」
そう言って、ほたか先輩は笑う。
見ているだけだと状況がよくわからないけど、おそらくあの子猫が危ない目に合っていて、相談されたほたか先輩が助けたんだろう。
ロープ伝いに降りてくるとか、ツッコミどころは多すぎだけど……。
でも、私の心はそれどころじゃなかった。
……梓川ほたか先輩。
腰まで届く長いツインテールを軽やかに揺らしながら、それはもう爽やかに微笑んでいる。
小動物のような黒目がちの目が可愛いくて、私でさえも目を奪われるほどの美少女だ。
スポーツ万能という噂も、先ほどの芸当を見れば本当だと信じられる。
そして何よりもうらやましかったのは、たくさんの人の笑顔の中心にいることだった。
……いいな。
うらやましいな。
私もみんなに笑顔を向けられたい。
ほたか先輩みたいになりたい。
一人だけど幸せだなんて、真っ赤な嘘です。
友達が欲しい。
お互いを思いやって、私の事を変とも思わない……。
そして心から笑いあえる友達が、狂おしいほどに欲しい……っ!
小心者の私は、きっかけを作ることもできずに教室のすみで座り続ける。
まさかこの直後に出会いがあるなんて、この時の私には思いもよらなかった。
そんな私が頂上に立って味わったのは、雄大な景色の素晴らしさでも登りつめた達成感でもなく、女の子たちの甘いあま~い香りだった。
「は~い。もっと密着してぇ~。にっこり笑うのよぉ~」
記念写真を撮ることになり、顧問の先生がカメラを構える。
言われるままに標高の書かれたプレートの近くに集まり、私は両手でピースサインをした。
すると、私の左の二の腕がぎゅっと抱きしめられる。
ワイルドな金髪少女・美嶺だ。
「アタシはましろの隣だからなっ!」
そう言って、歯を見せながら満面の笑顔を浮かべる。
「あぅぅ……。美嶺、そんなにくっつくと恥ずかしいよぉ」
美嶺は背が高いので、まるで王子様のようにかっこいい。
私は自分でも分かるほどに頬が赤く染まってしまう。
私が照れていると、今度は右の二の腕に細くてきれいな指が吸い付いてきた。
体のちっちゃい千景さんだ。
前髪で目を隠しているけど、左目だけは前髪の隙間からのぞいていて、大きくきれいな瞳で私をじっと見つめている。
そして彼女の大きな胸が腕を包み込み、私は至福の心地よさに包まれた。
「はぅぅ……」
「ましろさん……。顔が、赤い」
千景さんは私の顔を不思議そうな顔でのぞき込んでくる。
小さな声でたどたどしくつぶやく声も可愛いく、守ってあげたいお姫様のようだ。
美嶺と千景さん。二人の美少女に挟まれるだけで、興奮で倒れてしまいそうだ。
私は必死に正気を保とうとしながら、先生の構えたカメラに向かって笑った。
……笑おうとした瞬間、背中にふたつの柔らかな感触があたる。
大きなマシュマロのような弾力。
これは学園一の美少女・ほたか先輩のおっぱいだ!
「みんな、ましろちゃんが大好きなんだねっ。お姉さんもなの~」
肩越しに、ほたか先輩の明るい声が耳を撫でる。
耳がこそばゆくて気持ちがいい。
「ほっ、ほたか先輩っ。なんで背中から……?」
「こうすれば、み~んなを抱きしめられるからっ」
そう言って、先輩は腕を大きく広げて私たちを包み込んだ。
その聖母のような微笑みは見るだけで癒されるのだけれど、先輩が自分から胸を押し付けてきている気がするのは勘違いなのだろうか?
私はみんなに密着され、むせかえるような甘い香りで朦朧としてきた。
「あらあら、空木さ~ん。ここは高山病になるような高い山じゃないですよぉ~。それとも、みんなに抱きつかれて、興奮してるのかしらぁ?」
先生が茶化すようにニヤニヤしている。
あまりにも図星なことを言われたけど、みんなに私の胸の高鳴りがばれると恥ずかしすぎる!
「あぅぅ~っ! そ、そんなことないですよ! 息が荒いのはただの疲れですっ!」
私は必死に言い訳をした。
空はこんなにも青くて澄み渡っているのに、今の私の目にはピンク色に染まって見える。
膨らみ続けるエッチな妄想をふりはらい、必死に普通の笑顔をカメラに向けた。
いつの間に、こんなことになっちゃったの?
ほんの十日前まではアウトドアに興味がなかったオタクな私が、高校でいきなり登山部に入ってるなんて。
しかも、まるでみんなのアイドルのように可愛がられるようになるなんて……!
胸を高鳴らせながら、私は二週間前……四月の午後を思い出す。
△ ▲ △ ▲ △
二週間……。
それは高校に入学してほんの少ししか経ってない頃。
私は誰も話しかける人がいなくて、ひとりぼっちだった。
中学校の頃からの友達だった小桃ちゃんはクラスが別になっちゃったし、彼女は部活に入るなり忙しくなって、ほとんど会えてない。
中学校でも友達が小桃ちゃんしかいなかった私は、友達の作り方どころか、初対面の人に話しかける方法がよくわからない。
だからずっと一人なのだ……。
そういえばクラスの中を見渡すと、いつの間にかグループができている。
たとえば入り口の近くにいる女子たち……。
自己紹介を思い出す限りは別々の中学校の出身で、初対面の人が多いはずだ。
それなのに、ずいぶんと仲良さそうに話している。
いったい何を楽しそうにしゃべってるんだろう?
そう思って耳を澄ませて聞いてみるけど、ファッションとか化粧とか、かっこいい男子がいるのいないのという話ばかりだった。
なぁんだ。……全く興味がわかない。
私は男子に興味がわいたことなんて一度もないし、自分を可愛く着飾りたいなんて思ったことがない。
そんな時間とお金があるなら、マンガとアニメにつぎ込んだ方が幸せになれる。
そう、マンガとアニメこそ至宝。
日本が世界に誇るオタクコンテンツの事を一度も話題に出さないなんて、彼女たちは私と文化が違いすぎるのかもしれない。
これは無理して友達になる事もないよね。
うんうん。
別に私は寂しいわけじゃないから。
心にちょっとモヤモヤが生まれても、心を満たしてくれる極秘アイテムを持ってるから。
そう思いながら、私は机の中から一冊のバインダーを取り出した。
私はこのアイテムを、心の中で『妄想ノート』と名付けている。
プラスチック製の表紙を開くと、そこには膨大なイラストの数々。
全部自分で描いた、好きな作品の二次創作イラストだ!
どんな絵かというと、これがなかなか耽美で、ちょっとエッチなのだ。
クラスの誰にも見られるわけにはいかないので、ほんの二、三センチほどの隙間を開けてのぞき込む。
途端に目に飛び込んできた刺激的な描写に、私の心は興奮と共にみるみる癒されていった。
あぅぅ……。
私って、なんて絵がうまいんだろう。
誰にも見せたことがないし、見せる気もないけど、好きな作家の模写をし続けたら、そっくりに描けるようになってしまった。
ここまで極まったら、公式の絵師様が世間に内緒でご褒美イラストをプレゼントしてくれた気になってくる。
ああ、幸せ。
一人だけど幸せ。
私はたぶん、あと三年は自給自足で暮らしていけると思う。
するとその時、「きゃあ~っ」という女子たちの歓声が響いてきた。
「すご~い、ほたか先輩!」
「あ~ん。猫ちゃんも可愛いっ!」
いったい何事だろう。
なにやらベランダに女子の人だかりができていて、みんなで上の方を見上げている。
不思議に思いながら眺めていると、ふいに一本のロープが下りてきた。
そしてなんと上の階からベランダの外を、一人の女の人が滑り降りてきたのだ。
片腕に子猫を抱いて、太陽のような明るい笑顔を浮かべる女性……。
それは、クラスの中で噂になっていた学園一の美少女、梓川ほたか先輩だった。
ここは二階だし、その上から降りてくるなんて常識ではありえない。
なのに、ほたか先輩は怖そうなそぶりを一つも見せなかった。
先輩はそのままベランダの中に着地すると、抱きしめていた子猫を待ち受けていた女子に手渡す。
子猫を抱きしめた女子は深々と頭を下げた。
「ありがとうございます! 震えてるこの子を、どうしてもほっとけなくて……」
「あんな危ないところにいたなんて、ビックリしたよぉ~。怪我がなくてよかったねっ」
そう言って、ほたか先輩は笑う。
見ているだけだと状況がよくわからないけど、おそらくあの子猫が危ない目に合っていて、相談されたほたか先輩が助けたんだろう。
ロープ伝いに降りてくるとか、ツッコミどころは多すぎだけど……。
でも、私の心はそれどころじゃなかった。
……梓川ほたか先輩。
腰まで届く長いツインテールを軽やかに揺らしながら、それはもう爽やかに微笑んでいる。
小動物のような黒目がちの目が可愛いくて、私でさえも目を奪われるほどの美少女だ。
スポーツ万能という噂も、先ほどの芸当を見れば本当だと信じられる。
そして何よりもうらやましかったのは、たくさんの人の笑顔の中心にいることだった。
……いいな。
うらやましいな。
私もみんなに笑顔を向けられたい。
ほたか先輩みたいになりたい。
一人だけど幸せだなんて、真っ赤な嘘です。
友達が欲しい。
お互いを思いやって、私の事を変とも思わない……。
そして心から笑いあえる友達が、狂おしいほどに欲しい……っ!
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