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第三章「ペンは剱より強し」
第十九話「ペンは剱より強し」
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弥山の頂上から見える街の風景を楽しみながら、みんなで楽しくお昼ごはんを食べる。
しかし、お昼ごはんが始まったと同時に剱さんはふいっとどこかに行き、いつまでも戻ってこなかった。
(剱さん……。どこ行ったのかな?)
私は気になって立ち上がり、あたりを歩き回ってみる。
すると、頂上の一角にある小さなお堂の向こうで、ひとりでパンを食べる剱さんを見つけた。
剱さんはぼんやりしていて、いつものような覇気が感じられない。
「あれ? なんでひとりなの?」
私が聞くと、なんだかだるそうに私を見あげると、口を開いた。
「んああ……。ちょっと、疲れてな」
「剱さんみたいな体力があっても、やっぱり疲れるんだねぇ」
「いや、体の疲れは全然だよ。……どっちかっていうと気疲れっていうか。……メシは一人で食べたいこともあるっていうか……」
「え、でも……、夜と朝はみんなで一緒に食べたし、剱さんも普通だったよね?」
すると、剱さんは呆けたような顔でため息をつく。
「さすがにシートから出て食うわけにも行かなかっただろ? それに、これでも気を使ってたから疲れたんだよ。……やっぱり慣れないことをしてるからかな」
そう言ってぼんやりと遠くを見ている剱さんを見ていると、彼女の家で聞いた言葉を思い出してきた。
『なんか、仲間とか絆とかってヤツが面倒くさいんだよな』
剱さんは表裏がない感じなので、その言葉は本当に、文字通りのことなのだろう。
学校に入学以来、剱さんを見かけるときはいつも一人でいた気がする。
剱さんは、私がいるから登山部に入ったと言っていたけど、部活自体には息苦しさを感じていたのだろうか。
「剱さんは、……いつか辞めちゃうの?」
「ん?」
「だって……」
私とオタ友になれたから、無理に部活を続ける理由はないはず……。
そう言いかけて、言葉を続けられなくなった。
なんておこがましいことを考えちゃってるんだろう。
まるで、私が剱さんの心の中心にいるみたいな考え方じゃないか!
だいたい、剱さんが辞める気持ちに誘導するなんて、先輩たちに失礼すぎる。
ほたか先輩の涙を裏切るなんて、そんなことは絶対にしてはいけない!
私は自分の愚かさが情けなくて、顔をふさいでうずくまった。
すると、剱さんはそんな私の頭をぽんぽんと優しくなでてくれる。
「あんま、心配そうな顔をすんなよ。……辞めたいわけじゃないさ。先輩も先生もいい人たちだし、一緒にキャンプするのは楽しかった。それは確かだよ」
私の愚かな考えに気付かなかったのか、私が言いよどんだことを追求せずに流してくれた。
そして、隣に座るように招いてくれる。
私は剱さんの隣に腰かけ、話の続きをすることにした。
「むぅ……。でも、疲れてるんでしょ?」
「これは、アタシ自身の気持ちの問題なんだ。……アタシはさ、他人との距離をうまく取るのが苦手なんだよ。思いっきり離れて関わらないか、思いっきり接近してぶつかるか……。空木とだって、距離感がうまくつかめなくて色々とやっちゃっただろ?」
「う~ん。……確かに」
「特に、追いかけまわしたことは悪かった……。まさか、ベランダから飛び降りるなんて思わないもんな……」
それは、登山部に入部を決断したのと同じ日のことだ。
妄想ノートのことをきっかけに剱さんに追われるようになり、冷静さを失った結果、私は二階のベランダから飛び降りるという大変なことをやってしまった。
……怪我しなかったのは奇跡かもしれない。
「私も興奮してとんでもないことをしちゃう癖があるから、お互い様だよ」
「……そうなのか! ……そっか。……お互い、気を付けような」
「……うん」
剱さんの話を聞いていると、自分と似たようなところがあって親近感がわいてしまう。
私たちは空を見上げながら、しみじみとため息をついた。
「……あ、話が脱線してた。……剱さんの話だけど、距離感なんて考えても仕方ないよ! いつも剱さんが話してるみたいな感じでいいと思うよ?」
「だから、いつもみたいな感じでさえ、結構疲れるんだって。こ……これでも結構、自分の中に壁を作ってんだよ! ……距離を詰めるってことは、アタシのオタ趣味が全部バレるってことで、それはちょっと無理っていうか……」
「えっと……。んん? 距離を詰めるって、自分がオタクだって暴露するのとセットなの?」
「自分でも分かんねえ。……でもたぶん、そうなんだと思うよ」
「な……難儀な性格だねえ……」
剱さんは何か秘密を抱いている時点で、相手との間に一線を引いてしまうのだろうか。
私とこうして話しているのも、自分に何の秘密もなくなったからできるのだろうか。
……剱さんは意外と不器用なのかもしれない。
「はぁ……。仕方ないなあ。じゃあ、私が人付き合いの練習台になるよ。……まずは形から入ってみようよ」
「形?」
私が思いついたのは、ちょうど今朝、テントの中で思ったことだった。
剱さんに気付かれないように囁いたことを思い出す。
「あの……ね。私を下の名前で……呼んで……みて」
その瞬間、剱さんは顔が真っ赤になってしまった。
「お前……! んなこと……」
「練習だよ! 距離の詰めかたの! まずは些細なことから!」
「そ……そうか。……。練習なら、し、仕方ないな」
剱さんは顔から汗を噴き出しながら、乱れた呼吸を必死に抑えて、私に向き直る。
「じゃあ、お言葉に甘えて。……ましろ。……よろしくな」
真剣なまなざしが胸に突き刺さり、私の顔からも汗が噴き出てしまった。
「えへ……えへえへ……。なんかムズムズする~」
「お、ま、え……。からかってんのか?」
「そんなこと、ないよ! ……じゃあ、私も。……美嶺!」
私が勢いをつけて言うと、剱さん……いや、美嶺も、胸を撃ち抜かれたようにひるんだ。
「うぐ……。これ、結構、胸に来るな」
「でしょ? ムズっと来るでしょ?」
「ま、まあ。慣れれば大丈夫だ。……うん。大丈夫」
「美嶺!」
「うぐっ。やめろ……」
なんか、だんだん楽しくなってくる。
私たちは言葉を撃ち合うように呼び合い、きゃっきゃと笑いあうのだった。
「あらぁ……。なんか青春してるのぉ?」
突然、後ろから声がして、驚いて振り返る。
すると、頂上のお堂の脇から、あまちゃん先生がニヤニヤしながらのぞいていた。
「あまちゃん!」
「こ、これは、内密にお願いっす」
「うふふふふ。いいわよぉ~。じゃあ、みんなで写真を撮るから、いらっしゃ~い」
いつから話を聞かれてたのか分からないけど、たぶん、どこから聞かれたとしても恥ずかしさでいっぱいだ。
着実に先生に弱みを握られてきているし、頭が上がらなくなる日も近いかもしれない。
私は先生に言われるがままに、立ち上がった。
「なんか、ましろに負けっぱなしだな」
みんなの元に向かう途中。
急に美嶺が言うので、彼女を振り返った。
「どういうこと?」
「……誰とも関わらずに生きていこうと思ってたんだけどな。そんなアタシの心はグイグイと広げられてしまった。……つまり、ましろの絵に惚れた時点で、アタシの負けだったってこと!」
そう言って美嶺は頬を赤らめ、私を追い抜いて走っていってしまった。
……あまりにも不意打ちだ。
照れ屋の癖に大胆なんて、なんかずるい!
しかも、勝手に敗北宣言するなんて!
下の名前で呼び合うなんて提案は、本当はただ、私が呼ばれたかっただけの口実なのに……。
何度も助けられたのは私のほうなのに……。
「あぅぅ~、美嶺~!」
私のほうこそ負けっぱなしだって教えよう。
私は全力で美嶺の後を追いかけた。
……たまには喧嘩をするだろうけど、私と美嶺はもう大丈夫だ。
美嶺も、きっとほたか先輩や千景さんと友達になれる。
だって、縁結びのお山に一緒に登ったんだから――。
第三章「ペンは剱より強し」 完
しかし、お昼ごはんが始まったと同時に剱さんはふいっとどこかに行き、いつまでも戻ってこなかった。
(剱さん……。どこ行ったのかな?)
私は気になって立ち上がり、あたりを歩き回ってみる。
すると、頂上の一角にある小さなお堂の向こうで、ひとりでパンを食べる剱さんを見つけた。
剱さんはぼんやりしていて、いつものような覇気が感じられない。
「あれ? なんでひとりなの?」
私が聞くと、なんだかだるそうに私を見あげると、口を開いた。
「んああ……。ちょっと、疲れてな」
「剱さんみたいな体力があっても、やっぱり疲れるんだねぇ」
「いや、体の疲れは全然だよ。……どっちかっていうと気疲れっていうか。……メシは一人で食べたいこともあるっていうか……」
「え、でも……、夜と朝はみんなで一緒に食べたし、剱さんも普通だったよね?」
すると、剱さんは呆けたような顔でため息をつく。
「さすがにシートから出て食うわけにも行かなかっただろ? それに、これでも気を使ってたから疲れたんだよ。……やっぱり慣れないことをしてるからかな」
そう言ってぼんやりと遠くを見ている剱さんを見ていると、彼女の家で聞いた言葉を思い出してきた。
『なんか、仲間とか絆とかってヤツが面倒くさいんだよな』
剱さんは表裏がない感じなので、その言葉は本当に、文字通りのことなのだろう。
学校に入学以来、剱さんを見かけるときはいつも一人でいた気がする。
剱さんは、私がいるから登山部に入ったと言っていたけど、部活自体には息苦しさを感じていたのだろうか。
「剱さんは、……いつか辞めちゃうの?」
「ん?」
「だって……」
私とオタ友になれたから、無理に部活を続ける理由はないはず……。
そう言いかけて、言葉を続けられなくなった。
なんておこがましいことを考えちゃってるんだろう。
まるで、私が剱さんの心の中心にいるみたいな考え方じゃないか!
だいたい、剱さんが辞める気持ちに誘導するなんて、先輩たちに失礼すぎる。
ほたか先輩の涙を裏切るなんて、そんなことは絶対にしてはいけない!
私は自分の愚かさが情けなくて、顔をふさいでうずくまった。
すると、剱さんはそんな私の頭をぽんぽんと優しくなでてくれる。
「あんま、心配そうな顔をすんなよ。……辞めたいわけじゃないさ。先輩も先生もいい人たちだし、一緒にキャンプするのは楽しかった。それは確かだよ」
私の愚かな考えに気付かなかったのか、私が言いよどんだことを追求せずに流してくれた。
そして、隣に座るように招いてくれる。
私は剱さんの隣に腰かけ、話の続きをすることにした。
「むぅ……。でも、疲れてるんでしょ?」
「これは、アタシ自身の気持ちの問題なんだ。……アタシはさ、他人との距離をうまく取るのが苦手なんだよ。思いっきり離れて関わらないか、思いっきり接近してぶつかるか……。空木とだって、距離感がうまくつかめなくて色々とやっちゃっただろ?」
「う~ん。……確かに」
「特に、追いかけまわしたことは悪かった……。まさか、ベランダから飛び降りるなんて思わないもんな……」
それは、登山部に入部を決断したのと同じ日のことだ。
妄想ノートのことをきっかけに剱さんに追われるようになり、冷静さを失った結果、私は二階のベランダから飛び降りるという大変なことをやってしまった。
……怪我しなかったのは奇跡かもしれない。
「私も興奮してとんでもないことをしちゃう癖があるから、お互い様だよ」
「……そうなのか! ……そっか。……お互い、気を付けような」
「……うん」
剱さんの話を聞いていると、自分と似たようなところがあって親近感がわいてしまう。
私たちは空を見上げながら、しみじみとため息をついた。
「……あ、話が脱線してた。……剱さんの話だけど、距離感なんて考えても仕方ないよ! いつも剱さんが話してるみたいな感じでいいと思うよ?」
「だから、いつもみたいな感じでさえ、結構疲れるんだって。こ……これでも結構、自分の中に壁を作ってんだよ! ……距離を詰めるってことは、アタシのオタ趣味が全部バレるってことで、それはちょっと無理っていうか……」
「えっと……。んん? 距離を詰めるって、自分がオタクだって暴露するのとセットなの?」
「自分でも分かんねえ。……でもたぶん、そうなんだと思うよ」
「な……難儀な性格だねえ……」
剱さんは何か秘密を抱いている時点で、相手との間に一線を引いてしまうのだろうか。
私とこうして話しているのも、自分に何の秘密もなくなったからできるのだろうか。
……剱さんは意外と不器用なのかもしれない。
「はぁ……。仕方ないなあ。じゃあ、私が人付き合いの練習台になるよ。……まずは形から入ってみようよ」
「形?」
私が思いついたのは、ちょうど今朝、テントの中で思ったことだった。
剱さんに気付かれないように囁いたことを思い出す。
「あの……ね。私を下の名前で……呼んで……みて」
その瞬間、剱さんは顔が真っ赤になってしまった。
「お前……! んなこと……」
「練習だよ! 距離の詰めかたの! まずは些細なことから!」
「そ……そうか。……。練習なら、し、仕方ないな」
剱さんは顔から汗を噴き出しながら、乱れた呼吸を必死に抑えて、私に向き直る。
「じゃあ、お言葉に甘えて。……ましろ。……よろしくな」
真剣なまなざしが胸に突き刺さり、私の顔からも汗が噴き出てしまった。
「えへ……えへえへ……。なんかムズムズする~」
「お、ま、え……。からかってんのか?」
「そんなこと、ないよ! ……じゃあ、私も。……美嶺!」
私が勢いをつけて言うと、剱さん……いや、美嶺も、胸を撃ち抜かれたようにひるんだ。
「うぐ……。これ、結構、胸に来るな」
「でしょ? ムズっと来るでしょ?」
「ま、まあ。慣れれば大丈夫だ。……うん。大丈夫」
「美嶺!」
「うぐっ。やめろ……」
なんか、だんだん楽しくなってくる。
私たちは言葉を撃ち合うように呼び合い、きゃっきゃと笑いあうのだった。
「あらぁ……。なんか青春してるのぉ?」
突然、後ろから声がして、驚いて振り返る。
すると、頂上のお堂の脇から、あまちゃん先生がニヤニヤしながらのぞいていた。
「あまちゃん!」
「こ、これは、内密にお願いっす」
「うふふふふ。いいわよぉ~。じゃあ、みんなで写真を撮るから、いらっしゃ~い」
いつから話を聞かれてたのか分からないけど、たぶん、どこから聞かれたとしても恥ずかしさでいっぱいだ。
着実に先生に弱みを握られてきているし、頭が上がらなくなる日も近いかもしれない。
私は先生に言われるがままに、立ち上がった。
「なんか、ましろに負けっぱなしだな」
みんなの元に向かう途中。
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……あまりにも不意打ちだ。
照れ屋の癖に大胆なんて、なんかずるい!
しかも、勝手に敗北宣言するなんて!
下の名前で呼び合うなんて提案は、本当はただ、私が呼ばれたかっただけの口実なのに……。
何度も助けられたのは私のほうなのに……。
「あぅぅ~、美嶺~!」
私のほうこそ負けっぱなしだって教えよう。
私は全力で美嶺の後を追いかけた。
……たまには喧嘩をするだろうけど、私と美嶺はもう大丈夫だ。
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