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第四章「陽を見あげる向日葵のように」
第七話「ほたかの本気、ましろの覚醒」
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ウェイトレス姿のほたか先輩を見あげ、つい私の目から涙がこぼれてしまった。
辛いときよりも、安心した時のほうが涙が出るって聞いたけど、それは本当かもしれない。
ほたか先輩はすでに水をお客さんに出し終えており、お客さんが飲み物をこぼしてしまった床を掃除し終わっていた。
「お姉さんが来たから大丈夫だよ」
そう言って、ほたか先輩は私の涙をハンカチで拭ってくれた。
「あぅぅ……。ありがとうございます。でも、厨房は大丈夫なんですか?」
「うん。ヒカリちゃんが厨房に行ってくれたの。道具屋さんはヒカリちゃんのお父さんの判断で閉めることにして、今日はカフェに専念することにしたみたい」
道具屋さんのほうを見てみると、すでに照明が消え、入り口のカーテンも閉まっていた。
「閉めてよかったんでしょうか?」
「『優れたリーダーは引き際も知ってる』……。お姉さんは登山部の先輩にそう教わったの。だから、ヒカリちゃんのお父さんの判断をお姉さんは応援したいな」
真剣な表情でリーダー論を語るほたか先輩が輝いて見える。
さすが部長……。
私の憧れの人は、本当に頼もしく、かっこよかった。
その後、ほたか先輩にフォローされながらカフェの中は落ち着きを取り戻していった。
ランチタイムを過ぎる頃にはほとんどのテーブルのお客さんの会計が終わり、カフェはなんとか静けさを取り戻していた。
「すごい。満席だったテーブルがほとんど空に。ほたか先輩……ありがとうございます!」
「いいんだよぉ~。お姉さんもましろちゃんと一緒でうれしいよ」
「えへへ……」
「……でもね、真の地獄はここからだよ」
そう言って、ほたか先輩は神妙な顔つきになってしまう。
「そういうことですか?」
「お店の外が見える? 行列がなくなったわけではないんだよ? 一回お店の中を空にした理由……。ここからの時間は貸し切りなの」
先輩の言葉が終わるや否や、開いた扉からは二十人以上のお客さんが一斉にお店になだれ込んできた。
みなさん、一様にワクワクと期待を込めた笑顔を浮かべている。
「あぅ……。団体さんのご来店……ですね」
「あの奥様たちは……たくさん召し上がることで有名な常連さんなの……。今回のフェアを熱望したのも、あの奥様たち。お姉さんが倒れたら、せめてましろちゃんは逃げてね……」
「そ……そこまでなんですか? いや、大食いだったら、真っ先に倒れるのは料理を作ってる百合香さんが先なのでは……?」
「これを見越して、十分な下ごしらえは終わってるの。それに、今の百合香さんにはヒカリちゃんがついてる……。あの二人なら必ず仕事をこなすから、最後はお姉さんたちが耐えられるかどうかなんだよ」
「あぅぅぅ……」
ほたか先輩は恐ろしげなことを言ってくるけど、奥様たちのメニューを見る笑顔を見ると、地獄という言葉は間違いではないように思えるのだった。
▽ ▽ ▽
ほんのわずかな間に、私たちは混乱の渦の中に巻き込まれていた。
奥様たちの食べっぷりは尋常ではない。
次から次へと注文の手が上がり、私とほたか先輩は何枚もの注文票を厨房に持っていく。
厨房の中にはすさまじいスピードでスイーツを仕上げていく百合香さんとヒカリさんの姿、そして配膳用のカートに積みあがっていくスイーツの山が見えた。
「あぅぅ……。一番テーブルがモンブラン二つ、富士山三つとコーヒー五つ。三番テーブルがキリマンジャロ五つ。五番テーブルがマッキンリーを三つとエベレスト三つと紅茶六つ。こんなに一度に? アイスが溶ける前に持っていけるかな……」
「えっと、えっと……四番がマッキンリー十個とコーヒーと紅茶。六番がエベレストとキリマンジャロ。……二番がなんだっけ? あああ……注文票がどっかいっちゃったぁ!」
「仕方ないですよ! もう一度お客さんに確認したほうがいいです」
私がそう助言した隙に、客席からはたくさんの声が上がる。
「すみませ~ん。注文いいですか~?」
「こっちも追加でマッキンリー!」
その声を聴き、すでにほたか先輩はパニックになっていた。
「えっとえっと。こういう場合、どっちに聞きに行ったほうがいいんだろ」
「あぅぅ……。先輩すみません。ひとまず私はアイスが溶ける前に運ぶので、そっちはお願いします~!」
ほたか先輩は謝りながら、改めて注文を聞きなおしている。
その結果、先輩のとった注文がすべて間違っていたことが発覚したのだった。
「ううぅ……。やっぱりお姉さん、ポンコツなんだよ……。結局全部の注文が一つずつずれてたし、モタモタしてたらアイスが溶けちゃって作り直してもらう羽目になっちゃうし……」
「ほたか先輩、落ち着いて! ……体育の授業でバスケをしてた時は、あんなにすごいプレーをしてたんです。スポーツのようなとっさの判断が必要なことができるんですし、今も集中すればうまく動けるはずなんです!」
私は励ましたつもりだけど、先輩は否定するように首を横に振った。
「違うの……。あれは、同じチームにいたバスケ部の友達が的確な指示をくれてたから、その通りに動いただけなの。お姉さんは何も判断してないのよぉぉ……」
「そんな……」
「もう引き際なのかも……。ましろちゃんは逃げていいよ。後の責任はお姉さんがとるから」
ほたか先輩は自信を無くしたようで、力なくうずくまってしまった。
でも、そんなことを言われても逃げるわけにはいかない。
このままでは百合香さんのお店の信頼がなくなってしまうだろうし、やるしかないのだ。
その時、私の脳裏にはバスケのミニゲームで活躍するほたか先輩の姿がよみがえっていた。
あの俊敏な動き。
周囲をしっかり把握できている広い視野。
先輩のポテンシャルが最大限に発揮されれば、どんなに膨大な注文にも対応できるはずだ。
「確かに引き際は肝心です。……でも、まだやれることが残ってます!」
「ましろちゃん?」
バスケ部の人と同じことができるのか分からない。
でも、今ここで先輩をサポートできるのは私しかいないのだ。
私はほたか先輩の目を真剣なまなざしで見つめた。
「わ……私が注文を取りつつ指示を出すので、先輩は動いてください! 私は動きが遅くてアイスを何度か溶かしすぎたんですが、先輩の素早い動きならなんとかなるはず……。先輩が集中して動けるように考えるので、任せてください!」
ほたか先輩は驚いた顔で私を見つめている。
「……できるかな?」
「悩む暇はありません! やりますよ!」
「う……うん!」
私たちは意を決し、立ち上がった。
私は注文を取る係。
ほたか先輩は注文票に従って配膳する係。
大きくそのように役割分担を決めつつ、先輩が動くことだけに集中できるよう、私は配膳の順番にも注意を払って指示を送り続けた。
幸いにも貸し切り状態なので、テーブルへの案内業務は発生しない。
お皿の片づけは余裕のあるほうが手隙の際にやることにして、ようやく状況は改善していった。
集中したほたか先輩の動きは見事なものだった。
私が配膳するよりも格段に速く、そして的確だ。
私はただ、先輩の華麗な動きに見惚れるしかなかった。
しかし、いつまでも上手くは進んではくれなかった。
一度に大量に舞い込んだ注文に、ついに私の処理能力が限界を迎えたのだ。
どこからどの順番に運べばいいのか指示できないほどのスイーツが、目の前に並んでいた。
「あぅぅ……。これは無理です。すべてのテーブルで五種のスイーツとドリンクが入り乱れてます! 確認しながらだとアイスが溶けちゃう……。しかも大きすぎて倒れやすいエベレストが十個もなんて……!」
それでも、集中したほたか先輩の目は死んでいなかった。
先輩は優しく私の肩に手を置き、つぶやいた。
「……テーブルの場所通りに、全部の伝票を並べてみて」
どうやら、何か秘策があるようだった。
辛いときよりも、安心した時のほうが涙が出るって聞いたけど、それは本当かもしれない。
ほたか先輩はすでに水をお客さんに出し終えており、お客さんが飲み物をこぼしてしまった床を掃除し終わっていた。
「お姉さんが来たから大丈夫だよ」
そう言って、ほたか先輩は私の涙をハンカチで拭ってくれた。
「あぅぅ……。ありがとうございます。でも、厨房は大丈夫なんですか?」
「うん。ヒカリちゃんが厨房に行ってくれたの。道具屋さんはヒカリちゃんのお父さんの判断で閉めることにして、今日はカフェに専念することにしたみたい」
道具屋さんのほうを見てみると、すでに照明が消え、入り口のカーテンも閉まっていた。
「閉めてよかったんでしょうか?」
「『優れたリーダーは引き際も知ってる』……。お姉さんは登山部の先輩にそう教わったの。だから、ヒカリちゃんのお父さんの判断をお姉さんは応援したいな」
真剣な表情でリーダー論を語るほたか先輩が輝いて見える。
さすが部長……。
私の憧れの人は、本当に頼もしく、かっこよかった。
その後、ほたか先輩にフォローされながらカフェの中は落ち着きを取り戻していった。
ランチタイムを過ぎる頃にはほとんどのテーブルのお客さんの会計が終わり、カフェはなんとか静けさを取り戻していた。
「すごい。満席だったテーブルがほとんど空に。ほたか先輩……ありがとうございます!」
「いいんだよぉ~。お姉さんもましろちゃんと一緒でうれしいよ」
「えへへ……」
「……でもね、真の地獄はここからだよ」
そう言って、ほたか先輩は神妙な顔つきになってしまう。
「そういうことですか?」
「お店の外が見える? 行列がなくなったわけではないんだよ? 一回お店の中を空にした理由……。ここからの時間は貸し切りなの」
先輩の言葉が終わるや否や、開いた扉からは二十人以上のお客さんが一斉にお店になだれ込んできた。
みなさん、一様にワクワクと期待を込めた笑顔を浮かべている。
「あぅ……。団体さんのご来店……ですね」
「あの奥様たちは……たくさん召し上がることで有名な常連さんなの……。今回のフェアを熱望したのも、あの奥様たち。お姉さんが倒れたら、せめてましろちゃんは逃げてね……」
「そ……そこまでなんですか? いや、大食いだったら、真っ先に倒れるのは料理を作ってる百合香さんが先なのでは……?」
「これを見越して、十分な下ごしらえは終わってるの。それに、今の百合香さんにはヒカリちゃんがついてる……。あの二人なら必ず仕事をこなすから、最後はお姉さんたちが耐えられるかどうかなんだよ」
「あぅぅぅ……」
ほたか先輩は恐ろしげなことを言ってくるけど、奥様たちのメニューを見る笑顔を見ると、地獄という言葉は間違いではないように思えるのだった。
▽ ▽ ▽
ほんのわずかな間に、私たちは混乱の渦の中に巻き込まれていた。
奥様たちの食べっぷりは尋常ではない。
次から次へと注文の手が上がり、私とほたか先輩は何枚もの注文票を厨房に持っていく。
厨房の中にはすさまじいスピードでスイーツを仕上げていく百合香さんとヒカリさんの姿、そして配膳用のカートに積みあがっていくスイーツの山が見えた。
「あぅぅ……。一番テーブルがモンブラン二つ、富士山三つとコーヒー五つ。三番テーブルがキリマンジャロ五つ。五番テーブルがマッキンリーを三つとエベレスト三つと紅茶六つ。こんなに一度に? アイスが溶ける前に持っていけるかな……」
「えっと、えっと……四番がマッキンリー十個とコーヒーと紅茶。六番がエベレストとキリマンジャロ。……二番がなんだっけ? あああ……注文票がどっかいっちゃったぁ!」
「仕方ないですよ! もう一度お客さんに確認したほうがいいです」
私がそう助言した隙に、客席からはたくさんの声が上がる。
「すみませ~ん。注文いいですか~?」
「こっちも追加でマッキンリー!」
その声を聴き、すでにほたか先輩はパニックになっていた。
「えっとえっと。こういう場合、どっちに聞きに行ったほうがいいんだろ」
「あぅぅ……。先輩すみません。ひとまず私はアイスが溶ける前に運ぶので、そっちはお願いします~!」
ほたか先輩は謝りながら、改めて注文を聞きなおしている。
その結果、先輩のとった注文がすべて間違っていたことが発覚したのだった。
「ううぅ……。やっぱりお姉さん、ポンコツなんだよ……。結局全部の注文が一つずつずれてたし、モタモタしてたらアイスが溶けちゃって作り直してもらう羽目になっちゃうし……」
「ほたか先輩、落ち着いて! ……体育の授業でバスケをしてた時は、あんなにすごいプレーをしてたんです。スポーツのようなとっさの判断が必要なことができるんですし、今も集中すればうまく動けるはずなんです!」
私は励ましたつもりだけど、先輩は否定するように首を横に振った。
「違うの……。あれは、同じチームにいたバスケ部の友達が的確な指示をくれてたから、その通りに動いただけなの。お姉さんは何も判断してないのよぉぉ……」
「そんな……」
「もう引き際なのかも……。ましろちゃんは逃げていいよ。後の責任はお姉さんがとるから」
ほたか先輩は自信を無くしたようで、力なくうずくまってしまった。
でも、そんなことを言われても逃げるわけにはいかない。
このままでは百合香さんのお店の信頼がなくなってしまうだろうし、やるしかないのだ。
その時、私の脳裏にはバスケのミニゲームで活躍するほたか先輩の姿がよみがえっていた。
あの俊敏な動き。
周囲をしっかり把握できている広い視野。
先輩のポテンシャルが最大限に発揮されれば、どんなに膨大な注文にも対応できるはずだ。
「確かに引き際は肝心です。……でも、まだやれることが残ってます!」
「ましろちゃん?」
バスケ部の人と同じことができるのか分からない。
でも、今ここで先輩をサポートできるのは私しかいないのだ。
私はほたか先輩の目を真剣なまなざしで見つめた。
「わ……私が注文を取りつつ指示を出すので、先輩は動いてください! 私は動きが遅くてアイスを何度か溶かしすぎたんですが、先輩の素早い動きならなんとかなるはず……。先輩が集中して動けるように考えるので、任せてください!」
ほたか先輩は驚いた顔で私を見つめている。
「……できるかな?」
「悩む暇はありません! やりますよ!」
「う……うん!」
私たちは意を決し、立ち上がった。
私は注文を取る係。
ほたか先輩は注文票に従って配膳する係。
大きくそのように役割分担を決めつつ、先輩が動くことだけに集中できるよう、私は配膳の順番にも注意を払って指示を送り続けた。
幸いにも貸し切り状態なので、テーブルへの案内業務は発生しない。
お皿の片づけは余裕のあるほうが手隙の際にやることにして、ようやく状況は改善していった。
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私はただ、先輩の華麗な動きに見惚れるしかなかった。
しかし、いつまでも上手くは進んではくれなかった。
一度に大量に舞い込んだ注文に、ついに私の処理能力が限界を迎えたのだ。
どこからどの順番に運べばいいのか指示できないほどのスイーツが、目の前に並んでいた。
「あぅぅ……。これは無理です。すべてのテーブルで五種のスイーツとドリンクが入り乱れてます! 確認しながらだとアイスが溶けちゃう……。しかも大きすぎて倒れやすいエベレストが十個もなんて……!」
それでも、集中したほたか先輩の目は死んでいなかった。
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