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第四章「陽を見あげる向日葵のように」
第六話「メイドさんは、もう限界」
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開店時から押し寄せ続けていたお客さんの波も、一時間が過ぎた頃から落ち着いてきた。
店内は相変わらずの満席だけど、店外で並ぶお客さんの姿がようやく消えたようだ。
お客さんの会計を済ませた私は、ほっと一息をついた。
「ましろさん、慣れてきたようなのですね」
ヒカリさんがやってきて、ねぎらってくれた。
「はじめは緊張しましたけど、お客さんは皆さん穏やかな方ばかりだったので……」
「カフェのほうをお任せしてしまって、申し訳ないのです。ボクはどうしてもお山の道具のほうにつきっきりになってしまい……」
「仕方がないですよ! 道具のお店のほうは詳しいヒカリさんじゃないと接客できませんし!」
今日はゴールデンウィークメニューを楽しめる臨時のフェアということもあって、登山用品店よりもカフェにお客さんが流れている。
それでも登山用品を買い求める人もゼロではないので、ヒカリさんは一人でそちらの対応を頑張っていた。
カフェはほたか先輩と百合香さんが厨房に立ち、私と美嶺が接客を行っている。
「……美嶺さんは顔が真っ赤なのです。熱があるのでしょうか?」
「いやぁ……美嶺はちょっと照れ屋で、顔色に出やすいんです。大丈夫ですよ」
美嶺のほうを見ると、彼女は赤面しながらぎこちなく注文を取っていた。
「ご、ごちゅるもん……。ご注文を……おうかがいします」
緊張しているのか、上ずった声で対応している。
普段のガサツな雰囲気と全く異なるので、その姿を見ると微笑ましくなった。
しばらくすると、美嶺が足をふらつかせながら私たちのほうにやってきた。
「も……もう限界だ」
「美嶺、大丈夫? 何かお客さんに言われたの?」
心配になって聞くと、彼女は自分が着ている英国風メイドの衣装をまじまじと見つめた。
「可愛い可愛いって褒められまくるんだ……。こんなのアタシのガラじゃねえのに。……恥ずかしくって死にそうだよ」
「ええ~。でも、可愛いから仕方ないよぉ~」
「くそぉぉ……やめろよぉ……」
そう言って、美嶺は両手で手を覆ってしまった。
顔を真っ赤にして照れているので、私は彼女のことが愛らしくて仕方がなくなってしまう。
その時、お店の扉が勢いよく開き、たくさんのお客さんが入ってきた。
よく見ると、お店の外には再び行列ができている。
不思議に思って時計を確認すると、すでに時計の針は十二時を指しているのだった。
「もしかして、お昼ご飯の列?」
「ヤバいな。……これ、開店の時よりすごいぞ」
「と、とにかく座席の案内だね!」
私はとっさにお客さんの元に走り寄り、案内をする。
すると、その後方で待つ人波が店内にあふれ込み、美嶺を取り囲んだ。
「あの~、順番待ちはこの紙に書けばいいんですか?」
「あ、そうっす……ですね。席があいたらお呼びするっすです」
「お姉ちゃん、美人さんだね! 外国の人?」
「び、びび……美人じゃないし、日本人っす!」
美嶺は変な丁寧語になりながらも、懸命に対応しているようだった。
「ましろちゃん、五番席のハンバーグランチとパスタだよっ!」
ほたか先輩に呼ばれ、私は厨房に駆け付ける。
先輩は料理をお盆に乗せながら、心配そうに客席を見つめていた。
「……それにしても、かなりお店が混んで来たね」
「ですね……。お昼だからかランチの注文が増えてきましたけど、食後のスイーツの注文も多いので、かなり忙しいです……」
予想以上の客入りでテーブルの片づけが滞っているうえに、お客さんが外にあふれてしまっている。
料理自体は百合香さんとほたか先輩のおかげで間に合っているが、私と美嶺がまだまだ慣れていないせいか、テーブルの準備が遅れがちになっていた。
「あぅ! 二番と三番の席のお皿がまだ片付いてない……。美嶺~、お願いできるかな?」
料理を受け取る途中で気が付いたので、私は美嶺に声をかけた。
彼女も「まかせろ」とうなづき、とっさにテーブルの片づけに向かっていく。
しかし、その片付けのしぐさが気に入られてしまったのか、近くの席で食事中のご婦人たちに美嶺は捕まってしまった。
「あなた、外人さんかねぇ~?」
「ほんに可愛いねぇ~」
「か、可愛くなんてないっす……です」
美嶺はそう言って、うつむいたまま動かなくなってしまった。
きっと照れすぎて、頭の中がパニックになっているのだろう。
彼女のそういう弱さは弥山の山頂で聞いていたので、彼女の状態は手に取るように分かった。
しかし、ご婦人たちのお褒めの言葉はとどまることを知らないようだ。
「服がよう似合っとるわぁ~」
「頬っぺたも赤くて、元気がええわぁ」
「ほんに、めんこいわぁ。うちの嫁ごさんに来てこらっしゃい」
「よ、嫁……っすか……?」
出雲弁なまりの熱烈なラブコールを浴び、美嶺はフラフラし始めた。
「美嶺……大丈夫なのかな?」
「美嶺ちゃん、なんか揺れ始めてるけど、どうしちゃったの?」
「……最近知ったんですけど、彼女は人一倍の照れ屋みたいなんです……。しかも自分の柄でもないことをやるとパニックになるみたいで……」
「そうなんだ……。あ、ましろちゃん。おしゃべりしてる場合じゃなかった! お料理を!」
「あわわ……。そうですね!」
そう言って私が料理をはこび始めた瞬間、テーブルが振動する大きな音が店内に響き渡った。
驚いて音のほうを注目すると、美嶺が目を回して倒れている。
顔は真っ赤で、まるでお風呂でのぼせてしまったようにも見える。
まわりのお客さんたちも驚いて注目していた。
(み、美嶺……。まさか、恥ずかしさのあまりに気絶……?)
褒められて限界だと言っていたけど、本当に倒れるとは思わなかった。
思い起こせばキャンプの日だって、私に告白したと同時にテントの外に逃げ出していた。
もしかするとあの時も、逃げ出さなかったら気絶していたかもしれない。
私は料理をお客さんの元に届けると、とっさに駆け付けた。
「美嶺! 大丈夫?」
「う……うう。……ましろか? ……なんか変な夢を見てたよ。アタシがメイドになって、なぜかましろにお仕えしてるんだ。……するとましろの家族が可愛い可愛いって褒めてきてさ。最後にはましろのお嫁さんになるっていう……」
そして、美嶺がうっとりした目つきで私を見つめてきた。
「あぅぅ~。美嶺が大丈夫じゃないぃ~」
美嶺が変なことを言いだしてる。
まさか、メイド服を着ただけでこんなことになるなんて、思いもよらなかった。
私がうろたえていると、ヒカリさんとほたか先輩が心配そうな顔でやってきてくれた。
「大丈夫なのですか?」
「お姉さんとヒカリちゃんで美嶺ちゃんを連れていくよ。服を脱がせて休ませてあげれば、元に戻るのかも……」
「あぅぅ。……そうですね、お願いします……」
私がうなづくと、ほたか先輩は美嶺をおんぶする。
「じゃあ美嶺ちゃん、いくよ!」
そう言って、三人は更衣室に向かって消えていったのだった。
しかし、冷静になって気付いてしまった。
このお昼の忙しい状況で、カフェには私以外の誰もいない。
百合香さんは黙々と料理をしてくれているけど、レジには会計の列ができているし、テーブルの片づけが出来ていない場所も増えている。
「すみませ~ん。注文いいですか~?」
「あの~。お水をもらえますか?」
「ごめんなさい! 子供がこぼしちゃった!」
店内のあちこちからは、無情なるお客さんの呼び声が響いてくる。
私は泣きそうになりながら、途方に暮れてうずくまってしまった。
「あぅぅ……。美嶺、戻ってきてぇ……」
すると、誰かが優しく私の肩を叩いてくれる。
そして元気な声が耳元に届いた。
「ましろちゃん! お姉さんが戻ってきたよ!」
見上げると、ウェイトレスの制服に身を包んだほたか先輩が、そこに立っていた。
店内は相変わらずの満席だけど、店外で並ぶお客さんの姿がようやく消えたようだ。
お客さんの会計を済ませた私は、ほっと一息をついた。
「ましろさん、慣れてきたようなのですね」
ヒカリさんがやってきて、ねぎらってくれた。
「はじめは緊張しましたけど、お客さんは皆さん穏やかな方ばかりだったので……」
「カフェのほうをお任せしてしまって、申し訳ないのです。ボクはどうしてもお山の道具のほうにつきっきりになってしまい……」
「仕方がないですよ! 道具のお店のほうは詳しいヒカリさんじゃないと接客できませんし!」
今日はゴールデンウィークメニューを楽しめる臨時のフェアということもあって、登山用品店よりもカフェにお客さんが流れている。
それでも登山用品を買い求める人もゼロではないので、ヒカリさんは一人でそちらの対応を頑張っていた。
カフェはほたか先輩と百合香さんが厨房に立ち、私と美嶺が接客を行っている。
「……美嶺さんは顔が真っ赤なのです。熱があるのでしょうか?」
「いやぁ……美嶺はちょっと照れ屋で、顔色に出やすいんです。大丈夫ですよ」
美嶺のほうを見ると、彼女は赤面しながらぎこちなく注文を取っていた。
「ご、ごちゅるもん……。ご注文を……おうかがいします」
緊張しているのか、上ずった声で対応している。
普段のガサツな雰囲気と全く異なるので、その姿を見ると微笑ましくなった。
しばらくすると、美嶺が足をふらつかせながら私たちのほうにやってきた。
「も……もう限界だ」
「美嶺、大丈夫? 何かお客さんに言われたの?」
心配になって聞くと、彼女は自分が着ている英国風メイドの衣装をまじまじと見つめた。
「可愛い可愛いって褒められまくるんだ……。こんなのアタシのガラじゃねえのに。……恥ずかしくって死にそうだよ」
「ええ~。でも、可愛いから仕方ないよぉ~」
「くそぉぉ……やめろよぉ……」
そう言って、美嶺は両手で手を覆ってしまった。
顔を真っ赤にして照れているので、私は彼女のことが愛らしくて仕方がなくなってしまう。
その時、お店の扉が勢いよく開き、たくさんのお客さんが入ってきた。
よく見ると、お店の外には再び行列ができている。
不思議に思って時計を確認すると、すでに時計の針は十二時を指しているのだった。
「もしかして、お昼ご飯の列?」
「ヤバいな。……これ、開店の時よりすごいぞ」
「と、とにかく座席の案内だね!」
私はとっさにお客さんの元に走り寄り、案内をする。
すると、その後方で待つ人波が店内にあふれ込み、美嶺を取り囲んだ。
「あの~、順番待ちはこの紙に書けばいいんですか?」
「あ、そうっす……ですね。席があいたらお呼びするっすです」
「お姉ちゃん、美人さんだね! 外国の人?」
「び、びび……美人じゃないし、日本人っす!」
美嶺は変な丁寧語になりながらも、懸命に対応しているようだった。
「ましろちゃん、五番席のハンバーグランチとパスタだよっ!」
ほたか先輩に呼ばれ、私は厨房に駆け付ける。
先輩は料理をお盆に乗せながら、心配そうに客席を見つめていた。
「……それにしても、かなりお店が混んで来たね」
「ですね……。お昼だからかランチの注文が増えてきましたけど、食後のスイーツの注文も多いので、かなり忙しいです……」
予想以上の客入りでテーブルの片づけが滞っているうえに、お客さんが外にあふれてしまっている。
料理自体は百合香さんとほたか先輩のおかげで間に合っているが、私と美嶺がまだまだ慣れていないせいか、テーブルの準備が遅れがちになっていた。
「あぅ! 二番と三番の席のお皿がまだ片付いてない……。美嶺~、お願いできるかな?」
料理を受け取る途中で気が付いたので、私は美嶺に声をかけた。
彼女も「まかせろ」とうなづき、とっさにテーブルの片づけに向かっていく。
しかし、その片付けのしぐさが気に入られてしまったのか、近くの席で食事中のご婦人たちに美嶺は捕まってしまった。
「あなた、外人さんかねぇ~?」
「ほんに可愛いねぇ~」
「か、可愛くなんてないっす……です」
美嶺はそう言って、うつむいたまま動かなくなってしまった。
きっと照れすぎて、頭の中がパニックになっているのだろう。
彼女のそういう弱さは弥山の山頂で聞いていたので、彼女の状態は手に取るように分かった。
しかし、ご婦人たちのお褒めの言葉はとどまることを知らないようだ。
「服がよう似合っとるわぁ~」
「頬っぺたも赤くて、元気がええわぁ」
「ほんに、めんこいわぁ。うちの嫁ごさんに来てこらっしゃい」
「よ、嫁……っすか……?」
出雲弁なまりの熱烈なラブコールを浴び、美嶺はフラフラし始めた。
「美嶺……大丈夫なのかな?」
「美嶺ちゃん、なんか揺れ始めてるけど、どうしちゃったの?」
「……最近知ったんですけど、彼女は人一倍の照れ屋みたいなんです……。しかも自分の柄でもないことをやるとパニックになるみたいで……」
「そうなんだ……。あ、ましろちゃん。おしゃべりしてる場合じゃなかった! お料理を!」
「あわわ……。そうですね!」
そう言って私が料理をはこび始めた瞬間、テーブルが振動する大きな音が店内に響き渡った。
驚いて音のほうを注目すると、美嶺が目を回して倒れている。
顔は真っ赤で、まるでお風呂でのぼせてしまったようにも見える。
まわりのお客さんたちも驚いて注目していた。
(み、美嶺……。まさか、恥ずかしさのあまりに気絶……?)
褒められて限界だと言っていたけど、本当に倒れるとは思わなかった。
思い起こせばキャンプの日だって、私に告白したと同時にテントの外に逃げ出していた。
もしかするとあの時も、逃げ出さなかったら気絶していたかもしれない。
私は料理をお客さんの元に届けると、とっさに駆け付けた。
「美嶺! 大丈夫?」
「う……うう。……ましろか? ……なんか変な夢を見てたよ。アタシがメイドになって、なぜかましろにお仕えしてるんだ。……するとましろの家族が可愛い可愛いって褒めてきてさ。最後にはましろのお嫁さんになるっていう……」
そして、美嶺がうっとりした目つきで私を見つめてきた。
「あぅぅ~。美嶺が大丈夫じゃないぃ~」
美嶺が変なことを言いだしてる。
まさか、メイド服を着ただけでこんなことになるなんて、思いもよらなかった。
私がうろたえていると、ヒカリさんとほたか先輩が心配そうな顔でやってきてくれた。
「大丈夫なのですか?」
「お姉さんとヒカリちゃんで美嶺ちゃんを連れていくよ。服を脱がせて休ませてあげれば、元に戻るのかも……」
「あぅぅ。……そうですね、お願いします……」
私がうなづくと、ほたか先輩は美嶺をおんぶする。
「じゃあ美嶺ちゃん、いくよ!」
そう言って、三人は更衣室に向かって消えていったのだった。
しかし、冷静になって気付いてしまった。
このお昼の忙しい状況で、カフェには私以外の誰もいない。
百合香さんは黙々と料理をしてくれているけど、レジには会計の列ができているし、テーブルの片づけが出来ていない場所も増えている。
「すみませ~ん。注文いいですか~?」
「あの~。お水をもらえますか?」
「ごめんなさい! 子供がこぼしちゃった!」
店内のあちこちからは、無情なるお客さんの呼び声が響いてくる。
私は泣きそうになりながら、途方に暮れてうずくまってしまった。
「あぅぅ……。美嶺、戻ってきてぇ……」
すると、誰かが優しく私の肩を叩いてくれる。
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