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第四章「陽を見あげる向日葵のように」
第十七話「絶叫! 肝試し」
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美味しいミルフィール鍋でお腹いっぱいになり、幸せな気分で後片付けを行う。
ヘッドライトとランタンの光の中で食器を洗いながら美嶺が言った。
「お腹もいっぱいになったことだし、肝試ししましょうよ!」
「肝試し?」
「学校、夜、部活……とくれば、肝試しが定番だろ?」
そう言って、元気な男子のような笑顔で美嶺は笑う。
美嶺はこの頃みんなと打ち解けてきたので、私もなんだか嬉しい。
それに肝試しというイベントは私もあまり経験がなかったので、面白そうに思った。
すると、ほたか先輩がおずおずと手を挙げた。
「あの……。さすがに夜の学校は危ないんじゃないかなっ。……ほら、泥棒さんがいると危ないし」
「そっすか? 校門も閉まってるし、むしろ夜の街を歩くより安全かなって思うんすけど」
「そうよぉ~。うちの学校は警備システムがしっかりしてるので、無断で外壁から侵入しようとすると警備会社の人が飛んでくるんで~す。だから泥棒も怖くて近寄らないわぁ。皆さんも校門や壁をよじ登ったらいけませんよ~」
あまちゃん先生は自慢げに言う。
それでもほたか先輩は不安そうな表情を見せた。
「美嶺ちゃんは暗いとこは平気なの?」
「平気っすよ。うちの家の周りは人もいない森なんで、暗闇が怖いなんて言ってられないっす」
「えっと、えっと……。ましろちゃんは怖いよね?」
「私はわりと平気ですね。小桃ちゃん……私の親友がホラー映画好きでいつも付き合いで観てるので、割と怖さに免疫があるんです」
すると、横から美嶺がいたずらっぽく突っついてきた。
「学校ならヘビも出ないだろうしな」
「あぅぅー! ヘビのことは言わないで!」
「ははは。すまんすまん」
その時、ふと千景さんのことが心配になった。
恥ずかしがって私の背中に隠れていた時のことを思うと、守らなくてはいけない気持ちになってくる。
「あの……千景さんは大丈夫? ……オバケとか」
千景さんの表情をうかがいながら聞いたところ、特に怖がっているそぶりは感じられない。
「幽霊は存在しない。それに……暗いところはボクの居場所だから、平気」
そう言って、千景さんはふふ、と笑った。
「……あ。そういえば千景さんのその気持ち、私も分かります。なんか夜ほど集中できるというか、私って夜の住人な気がするんですよ~」
「ボクも、同じ」
私たちはお互いに微笑みあった。
そして先生もどうやらワクワクしているようだ。
「先生も肝試し、楽しみだわぁ。……ところで剱さん。具体的にどうするつもりなんですかぁ?」
「そっすね……。校舎は鍵が閉まってるでしょうし、まあ適当に校舎の外を一周でも。焼却炉とかプールとか中庭とか……、あやしげな場所はありますし」
すると、急にほたか先輩は声を荒げはじめる。
「あ……怪しくなんかないよ! うう、うちの学校は普通の学校なんだから、あやしげな噂なんて聞いたことないし!」
「……梓川さんって、幽霊とかダメなほうすか?」
「ダメじゃないよ! お姉さんは暗いところで怪我しないか、心配なだけだから!」
「ほたか……あの……」
「千景ちゃんも心配しないでいいよっ! みんなが学校を見回るなら、お姉さんは部長としてちゃんと守る責任があるんだからねっ」
なんというか、強がっているのがバレバレだ。
本当はオバケが怖いに違いない。
でも先輩自身は強がりがバレていないと思っているのか、勢いよく腕を振り上げる。
「じゃあ、お片付けが終わったら行くよ~!」
あからさまにカラ元気に見える。
先輩の怖がりなところに誰が気付いているのか分からないので、せめて私が一緒に歩こうと、心に決めた。
△ ▲ △ ▲ △
学校の校舎の周りを一回りするのであれば、ゆっくり歩いたとして三十分ほどで終わるはずだ。
光のない校舎は本当に暗い。
暗闇の中でサワサワと木々の揺れる音だけが響き渡り、だんだんと心細くなってくる。
自分は怖さに免疫があると思っていたけど、夜の学校が醸し出す不気味さは想像以上だった。
「ふ……ふふ……。い、意外と怖くないねっ」
そう言いながら、ほたか先輩の体は小刻みに揺れている。
ヘッドライトの明かりも大きく振動しているので、怖くて震えているのは一目見るだけで丸わかりだった。
心配になってほたか先輩を見つめると、先輩は何か小さな布の包みを抱きかかえている。
テントを出発するときに持ち出したのだろうか。
怖がりの先輩が必死に抱きかかえているということは、お守りがわりなのかもしれない。
よっぽど大切なものなのだろう。
「ほたか先輩。その抱きしめてる包みは何ですか?」
「えっ? こ、これ? えっと、えっと……。なんでもないよっ!」
あからさまに怪しい。
そう言えば先輩が部室で抱きしめていたぬいぐるみと同じぐらいの大きさに見える。
布越しに小さな手足のような突起が突き出ているのがわかった。
「それって、もしかして……」
そう言いかけた時、周りにある木々がざわざわっと大きく揺れた。
強い風にも包まれる。
「ひゃあぁぁぁっ!」
人一倍大きな声で驚くほたか先輩。
胸に抱えている袋をぎゅっと力いっぱい抱きしめながら、目をつむって耐えている。
「大丈夫ですよ。風で木が揺れただけです」
「わわ、わかってるよぉ……。そ、そういえば風が出てきたね。こういう時は等圧線が混みあってるからで、高気圧から低気圧に向けて空気が流れ落ちるのが風という現象なんだよ……」
ほたか先輩は急に早口になりながら、天気予報のお姉さんのようなことを言い始める。
そう言えば先輩のペーパーテストの担当は『気象知識』だったと思い出した。
「落ち着いてください。ほら、そこの中庭を抜ければ、昇降口の脇を通ってグランドに出れますから……」
「そ、そうだね。あと少しで終わるね。が、学校の見回りはばっちりだね!」
「学校の見回り……。そ、そうですね。不審者がいなくてよかったですね!」
ほたか先輩はそういえば『肝試し』と一度も言っていない。
あくまでも学校の見回りという名目で、怖さをごまかそうとしているのかもしれない。
私はほたか先輩に寄り添いながら、中庭を通り抜けようとした。
夜の暗さに目が慣れてきたので、暗がりの校舎の中もかすかに様子がわかる。
その時、視界の横で何かが動いた。
「あれ……? なんか校舎内で白いものが動いたような」
「やだ! やだやだ! そ、そんなの見えないよ?」
しかし、改めてよく見てみると、確かに人の輪郭をした何かが建物の中にいる。
このあたりには生物室や家庭科室はないので、人体標本やマネキンの類ではないと思う。
妙な気持ち悪さが胸からこみ上げてきそうになるが、その正体を見極めようと、ヘッドライトの光を向けた。
「う~ん。布の塊にも見えますね。カーテンか何かかもしれませんよ」
「あ、あ、あそこは宿直室だから、天城先生が寝ようとしてるところなんじゃ、ないかな? そうだよね?」
「いや、あまちゃん先生は……ほら、後ろにいますし」
振り返ると、確かにあまちゃん先生は千景さんや美嶺と一緒にいる。
その時、突然柔らかな感触が私の腕を襲った。
ほたか先輩が腕にしがみついてきたのだ。
胸を押し付けてきながら、ガタガタと震えている。
(こ……これはまさか、伝説の『お化け屋敷デート』のシチュエーション?)
私は突然のラッキーイベントを前にして、全神経を腕に集中する。
先輩の体の温もり、柔らかさ、そして吐息。
そのすべてを脳に記録し続ける。
憧れの先輩が、まるでか弱い女の子のようで可愛い。
「ま……ま……まし、ましろちゃん」
「大丈夫ですよ。この世にオバケなんていませんったら」
「う……う……動いてるの。さっきから、こっちに近寄ってくる」
「あぅ……。脅かさないでくださいよ。そんな怖いこと、あるわけが……」
私は校舎の中に光を向ける。
その光の中に、白い服を着た長髪の何者かがいた。
「ぎゃああああぁぁぁああぁっ!」
「ひゃあぁぁぁあぁぁっ!」
私とほたか先輩は絶叫し、そのまま意識を失ってしまった。
ヘッドライトとランタンの光の中で食器を洗いながら美嶺が言った。
「お腹もいっぱいになったことだし、肝試ししましょうよ!」
「肝試し?」
「学校、夜、部活……とくれば、肝試しが定番だろ?」
そう言って、元気な男子のような笑顔で美嶺は笑う。
美嶺はこの頃みんなと打ち解けてきたので、私もなんだか嬉しい。
それに肝試しというイベントは私もあまり経験がなかったので、面白そうに思った。
すると、ほたか先輩がおずおずと手を挙げた。
「あの……。さすがに夜の学校は危ないんじゃないかなっ。……ほら、泥棒さんがいると危ないし」
「そっすか? 校門も閉まってるし、むしろ夜の街を歩くより安全かなって思うんすけど」
「そうよぉ~。うちの学校は警備システムがしっかりしてるので、無断で外壁から侵入しようとすると警備会社の人が飛んでくるんで~す。だから泥棒も怖くて近寄らないわぁ。皆さんも校門や壁をよじ登ったらいけませんよ~」
あまちゃん先生は自慢げに言う。
それでもほたか先輩は不安そうな表情を見せた。
「美嶺ちゃんは暗いとこは平気なの?」
「平気っすよ。うちの家の周りは人もいない森なんで、暗闇が怖いなんて言ってられないっす」
「えっと、えっと……。ましろちゃんは怖いよね?」
「私はわりと平気ですね。小桃ちゃん……私の親友がホラー映画好きでいつも付き合いで観てるので、割と怖さに免疫があるんです」
すると、横から美嶺がいたずらっぽく突っついてきた。
「学校ならヘビも出ないだろうしな」
「あぅぅー! ヘビのことは言わないで!」
「ははは。すまんすまん」
その時、ふと千景さんのことが心配になった。
恥ずかしがって私の背中に隠れていた時のことを思うと、守らなくてはいけない気持ちになってくる。
「あの……千景さんは大丈夫? ……オバケとか」
千景さんの表情をうかがいながら聞いたところ、特に怖がっているそぶりは感じられない。
「幽霊は存在しない。それに……暗いところはボクの居場所だから、平気」
そう言って、千景さんはふふ、と笑った。
「……あ。そういえば千景さんのその気持ち、私も分かります。なんか夜ほど集中できるというか、私って夜の住人な気がするんですよ~」
「ボクも、同じ」
私たちはお互いに微笑みあった。
そして先生もどうやらワクワクしているようだ。
「先生も肝試し、楽しみだわぁ。……ところで剱さん。具体的にどうするつもりなんですかぁ?」
「そっすね……。校舎は鍵が閉まってるでしょうし、まあ適当に校舎の外を一周でも。焼却炉とかプールとか中庭とか……、あやしげな場所はありますし」
すると、急にほたか先輩は声を荒げはじめる。
「あ……怪しくなんかないよ! うう、うちの学校は普通の学校なんだから、あやしげな噂なんて聞いたことないし!」
「……梓川さんって、幽霊とかダメなほうすか?」
「ダメじゃないよ! お姉さんは暗いところで怪我しないか、心配なだけだから!」
「ほたか……あの……」
「千景ちゃんも心配しないでいいよっ! みんなが学校を見回るなら、お姉さんは部長としてちゃんと守る責任があるんだからねっ」
なんというか、強がっているのがバレバレだ。
本当はオバケが怖いに違いない。
でも先輩自身は強がりがバレていないと思っているのか、勢いよく腕を振り上げる。
「じゃあ、お片付けが終わったら行くよ~!」
あからさまにカラ元気に見える。
先輩の怖がりなところに誰が気付いているのか分からないので、せめて私が一緒に歩こうと、心に決めた。
△ ▲ △ ▲ △
学校の校舎の周りを一回りするのであれば、ゆっくり歩いたとして三十分ほどで終わるはずだ。
光のない校舎は本当に暗い。
暗闇の中でサワサワと木々の揺れる音だけが響き渡り、だんだんと心細くなってくる。
自分は怖さに免疫があると思っていたけど、夜の学校が醸し出す不気味さは想像以上だった。
「ふ……ふふ……。い、意外と怖くないねっ」
そう言いながら、ほたか先輩の体は小刻みに揺れている。
ヘッドライトの明かりも大きく振動しているので、怖くて震えているのは一目見るだけで丸わかりだった。
心配になってほたか先輩を見つめると、先輩は何か小さな布の包みを抱きかかえている。
テントを出発するときに持ち出したのだろうか。
怖がりの先輩が必死に抱きかかえているということは、お守りがわりなのかもしれない。
よっぽど大切なものなのだろう。
「ほたか先輩。その抱きしめてる包みは何ですか?」
「えっ? こ、これ? えっと、えっと……。なんでもないよっ!」
あからさまに怪しい。
そう言えば先輩が部室で抱きしめていたぬいぐるみと同じぐらいの大きさに見える。
布越しに小さな手足のような突起が突き出ているのがわかった。
「それって、もしかして……」
そう言いかけた時、周りにある木々がざわざわっと大きく揺れた。
強い風にも包まれる。
「ひゃあぁぁぁっ!」
人一倍大きな声で驚くほたか先輩。
胸に抱えている袋をぎゅっと力いっぱい抱きしめながら、目をつむって耐えている。
「大丈夫ですよ。風で木が揺れただけです」
「わわ、わかってるよぉ……。そ、そういえば風が出てきたね。こういう時は等圧線が混みあってるからで、高気圧から低気圧に向けて空気が流れ落ちるのが風という現象なんだよ……」
ほたか先輩は急に早口になりながら、天気予報のお姉さんのようなことを言い始める。
そう言えば先輩のペーパーテストの担当は『気象知識』だったと思い出した。
「落ち着いてください。ほら、そこの中庭を抜ければ、昇降口の脇を通ってグランドに出れますから……」
「そ、そうだね。あと少しで終わるね。が、学校の見回りはばっちりだね!」
「学校の見回り……。そ、そうですね。不審者がいなくてよかったですね!」
ほたか先輩はそういえば『肝試し』と一度も言っていない。
あくまでも学校の見回りという名目で、怖さをごまかそうとしているのかもしれない。
私はほたか先輩に寄り添いながら、中庭を通り抜けようとした。
夜の暗さに目が慣れてきたので、暗がりの校舎の中もかすかに様子がわかる。
その時、視界の横で何かが動いた。
「あれ……? なんか校舎内で白いものが動いたような」
「やだ! やだやだ! そ、そんなの見えないよ?」
しかし、改めてよく見てみると、確かに人の輪郭をした何かが建物の中にいる。
このあたりには生物室や家庭科室はないので、人体標本やマネキンの類ではないと思う。
妙な気持ち悪さが胸からこみ上げてきそうになるが、その正体を見極めようと、ヘッドライトの光を向けた。
「う~ん。布の塊にも見えますね。カーテンか何かかもしれませんよ」
「あ、あ、あそこは宿直室だから、天城先生が寝ようとしてるところなんじゃ、ないかな? そうだよね?」
「いや、あまちゃん先生は……ほら、後ろにいますし」
振り返ると、確かにあまちゃん先生は千景さんや美嶺と一緒にいる。
その時、突然柔らかな感触が私の腕を襲った。
ほたか先輩が腕にしがみついてきたのだ。
胸を押し付けてきながら、ガタガタと震えている。
(こ……これはまさか、伝説の『お化け屋敷デート』のシチュエーション?)
私は突然のラッキーイベントを前にして、全神経を腕に集中する。
先輩の体の温もり、柔らかさ、そして吐息。
そのすべてを脳に記録し続ける。
憧れの先輩が、まるでか弱い女の子のようで可愛い。
「ま……ま……まし、ましろちゃん」
「大丈夫ですよ。この世にオバケなんていませんったら」
「う……う……動いてるの。さっきから、こっちに近寄ってくる」
「あぅ……。脅かさないでくださいよ。そんな怖いこと、あるわけが……」
私は校舎の中に光を向ける。
その光の中に、白い服を着た長髪の何者かがいた。
「ぎゃああああぁぁぁああぁっ!」
「ひゃあぁぁぁあぁぁっ!」
私とほたか先輩は絶叫し、そのまま意識を失ってしまった。
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