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第3章 アミサム王国 動乱
第94話 ダニエラの情報
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今勇者くんは、凪沙ちゃんに足蹴にされ喜んでいる。
それはまあ良い。
夫婦だけの世界が、あるのだろう。
夜半まで宴会をして、疲れていたのか、みんな早々に眠りにつく。
横に美咲が入ってきたが、かなり疲れた感じだった。
「お疲れ。教育はできたか?」
「うんまあ。大丈夫だと思う。でもさあ、今日。初めて人の。うーん。女の人。じっくりと見たのだけれど。女の人。あそこって、皆あんな、ぐちゃっとした感じなの? 私もそう?」
「そう、じゃないか? いや。まじまじは、見ていないな」
「うそよ。いつも、広げて見てるじゃない」
「いや? 見ていないな。明るくして、じっくり見てやろう」
「きゃ。ちょっとやめて。いやー」
そんなことを言って、電気を点ける。
すると、脇にたたずみ。
じっと見ている、女が一人。
「うわー。俺の気配探知を掻い潜るって、一体どうやって」
「うん。魔力をね。思いっきり絞るの。それで、体の周囲にシールドを張って、温度とかを遮断をすると、意外と見えないらしくて」
「うん。細かい説明ありがとう。じゃなくて、どうしておまえがここにいる?」
「えーとねえ。おなかがすいて、なにか食べさせてくれないかなって」
「「あっ」」
「そういえば、美咲おまえも、あまり食べていないだろ」
「うん。色々ショックなことがあって、忘れていた」
「2人とも来い。何か作ろう」
「とか言っても、宴会の後。鶏肉や野菜があるから。夜食だしな。オムライスと卵スープで良いか。その辺り、鶏肉とにんじんタマネギを刻んでくれ」
鶏ガラスープを出して、ちょっとだけ、にんじんとかの刻んだものをスープにも入れる。
材料は、基本同じ物。
ラードで、具材をざっと炒めて、ご飯を投入して、炒める。
軽く、鶏ガラスープを掛け回し、塩胡椒。
味見をして、ケチャップを投入。
均一にかき混ぜ、ボールにあける。
オムレツを、割るような贅沢な奴じゃなく、薄焼き卵で包む奴。
卵を、適量入れて、フライパンに広げる。
好みによって、バターでもいいが、夜だしサラダ油で適当に作る。
まだ完全に固まっていないが、卵の膜がふつふつとしはじめたら。ご飯を端の方に適量入れて、フライパンをあおる。
包めれば、大きめの平皿にのせ。ケチャップでお絵かきをする。
スープは、残りの卵を、かき混ぜながら投入すればいい。
こちらには、少し醤油を入れて、味を調えた。
むろん、日によって味が違う。
「さあ、食え」
そう言うが、美咲はまだしも、魔族の女。えーとダニエラだ。
そっちは、完全に固まっている。
「どうした?」
「これって、食べられるの?」
そう言って、ぱくついている美咲のオムレツを見ている。
「ああ。実際食べているじゃないか」
美咲を指さす。
「でも。生き血を振りかけたものなど、生臭くて。それに病気になる。仲間には生き血じゃないと駄目という種族もいるけれど。私たちは種族が違う」
「この赤いのは、トマトという野菜を、煮たものだ。生き血じゃない。ほらこれだ」
そう言って、トマトを取り出す。
「野菜? こんなの見たことない」
「食ってみろ」
そう言うと、恐る恐るかじる。
「どうだ、これは、フルーツトマトという銘柄だから、甘いだろう」
そう聞くと、うんうんと頷く。
口の周りは、どべどべだが。
「高知県の名産だ」
「えっ、私も欲しい」
美咲の目が光る。
「ちょっと待っていろ」
そう言って、キャベツを千切りにして、蒸し鳥を散らす。
オリーブオイルに、塩胡椒醤油とレモン果汁を加えて、さいの目に刻んだトマトを乗せる。
「サラダも食え」
渡すが、美咲はトマトだけ、拾って食べる。
「うわ。あま。おいしい」
「キャベツも食え」
「へーい」
すると、おとなしかったダニエラ。
口はどべどべなので、拭ってやる。
「こんなの食べたことがない。今でも皆は苦しんでいる」
そう言いながら、さめざめと泣き始める。
「そういえば。どうして、山にいたんだ?」
「あっうん。遺跡を探せって、長に言われて、探していた」
そう言って、オムレツを一口食べ、目を見開く。
「うま。これなに」
そう言って、勢いよく食べ始める。
「遺跡? 何の?」
「ん? 昔の人が造ったもの。私たちが生まれるずっと前は、別の種族が星を支配していたって、長は言っていた。そこにある物は、今とは比べものにならないほど凄い物があるって」
「凄い? どう凄いんだ?」
「うーんとね。馬よりも速く走り。空も飛べる乗り物。この星。ああ此処ってね。平らに見えるけれど。実は、丸い星って言う形で、宇宙って言う所に浮かんでいるのよ。凄いでしょう」
「まあそうだな。そこまで知っているのか」
「えっ、知っていたの?」
どやっと、にこやかだった。ダニエラの顔が曇る。
「ああ。うん。なんかすまない」
「それでこそ主様だね。それで、その種族は、たった1日でこの星を巡っていたの。他にも地面の形を思うように変えたり。魔素を作ったり。錬金術も今とは違い。周りにある空気から、水を取り出したりしていたみたい。あっ。土から金属や、燃える水から、丈夫な器を作ったりしていたって。長ならもっと詳しいけれど、そのくらいしか知らない」
「ねえ。ちょっと待って。魔素を作った?」
鼻の頭に、ケチャップを付けた、美咲の目が光った。
それはまあ良い。
夫婦だけの世界が、あるのだろう。
夜半まで宴会をして、疲れていたのか、みんな早々に眠りにつく。
横に美咲が入ってきたが、かなり疲れた感じだった。
「お疲れ。教育はできたか?」
「うんまあ。大丈夫だと思う。でもさあ、今日。初めて人の。うーん。女の人。じっくりと見たのだけれど。女の人。あそこって、皆あんな、ぐちゃっとした感じなの? 私もそう?」
「そう、じゃないか? いや。まじまじは、見ていないな」
「うそよ。いつも、広げて見てるじゃない」
「いや? 見ていないな。明るくして、じっくり見てやろう」
「きゃ。ちょっとやめて。いやー」
そんなことを言って、電気を点ける。
すると、脇にたたずみ。
じっと見ている、女が一人。
「うわー。俺の気配探知を掻い潜るって、一体どうやって」
「うん。魔力をね。思いっきり絞るの。それで、体の周囲にシールドを張って、温度とかを遮断をすると、意外と見えないらしくて」
「うん。細かい説明ありがとう。じゃなくて、どうしておまえがここにいる?」
「えーとねえ。おなかがすいて、なにか食べさせてくれないかなって」
「「あっ」」
「そういえば、美咲おまえも、あまり食べていないだろ」
「うん。色々ショックなことがあって、忘れていた」
「2人とも来い。何か作ろう」
「とか言っても、宴会の後。鶏肉や野菜があるから。夜食だしな。オムライスと卵スープで良いか。その辺り、鶏肉とにんじんタマネギを刻んでくれ」
鶏ガラスープを出して、ちょっとだけ、にんじんとかの刻んだものをスープにも入れる。
材料は、基本同じ物。
ラードで、具材をざっと炒めて、ご飯を投入して、炒める。
軽く、鶏ガラスープを掛け回し、塩胡椒。
味見をして、ケチャップを投入。
均一にかき混ぜ、ボールにあける。
オムレツを、割るような贅沢な奴じゃなく、薄焼き卵で包む奴。
卵を、適量入れて、フライパンに広げる。
好みによって、バターでもいいが、夜だしサラダ油で適当に作る。
まだ完全に固まっていないが、卵の膜がふつふつとしはじめたら。ご飯を端の方に適量入れて、フライパンをあおる。
包めれば、大きめの平皿にのせ。ケチャップでお絵かきをする。
スープは、残りの卵を、かき混ぜながら投入すればいい。
こちらには、少し醤油を入れて、味を調えた。
むろん、日によって味が違う。
「さあ、食え」
そう言うが、美咲はまだしも、魔族の女。えーとダニエラだ。
そっちは、完全に固まっている。
「どうした?」
「これって、食べられるの?」
そう言って、ぱくついている美咲のオムレツを見ている。
「ああ。実際食べているじゃないか」
美咲を指さす。
「でも。生き血を振りかけたものなど、生臭くて。それに病気になる。仲間には生き血じゃないと駄目という種族もいるけれど。私たちは種族が違う」
「この赤いのは、トマトという野菜を、煮たものだ。生き血じゃない。ほらこれだ」
そう言って、トマトを取り出す。
「野菜? こんなの見たことない」
「食ってみろ」
そう言うと、恐る恐るかじる。
「どうだ、これは、フルーツトマトという銘柄だから、甘いだろう」
そう聞くと、うんうんと頷く。
口の周りは、どべどべだが。
「高知県の名産だ」
「えっ、私も欲しい」
美咲の目が光る。
「ちょっと待っていろ」
そう言って、キャベツを千切りにして、蒸し鳥を散らす。
オリーブオイルに、塩胡椒醤油とレモン果汁を加えて、さいの目に刻んだトマトを乗せる。
「サラダも食え」
渡すが、美咲はトマトだけ、拾って食べる。
「うわ。あま。おいしい」
「キャベツも食え」
「へーい」
すると、おとなしかったダニエラ。
口はどべどべなので、拭ってやる。
「こんなの食べたことがない。今でも皆は苦しんでいる」
そう言いながら、さめざめと泣き始める。
「そういえば。どうして、山にいたんだ?」
「あっうん。遺跡を探せって、長に言われて、探していた」
そう言って、オムレツを一口食べ、目を見開く。
「うま。これなに」
そう言って、勢いよく食べ始める。
「遺跡? 何の?」
「ん? 昔の人が造ったもの。私たちが生まれるずっと前は、別の種族が星を支配していたって、長は言っていた。そこにある物は、今とは比べものにならないほど凄い物があるって」
「凄い? どう凄いんだ?」
「うーんとね。馬よりも速く走り。空も飛べる乗り物。この星。ああ此処ってね。平らに見えるけれど。実は、丸い星って言う形で、宇宙って言う所に浮かんでいるのよ。凄いでしょう」
「まあそうだな。そこまで知っているのか」
「えっ、知っていたの?」
どやっと、にこやかだった。ダニエラの顔が曇る。
「ああ。うん。なんかすまない」
「それでこそ主様だね。それで、その種族は、たった1日でこの星を巡っていたの。他にも地面の形を思うように変えたり。魔素を作ったり。錬金術も今とは違い。周りにある空気から、水を取り出したりしていたみたい。あっ。土から金属や、燃える水から、丈夫な器を作ったりしていたって。長ならもっと詳しいけれど、そのくらいしか知らない」
「ねえ。ちょっと待って。魔素を作った?」
鼻の頭に、ケチャップを付けた、美咲の目が光った。
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