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始まった新世界
第69話 ご褒美
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「おら、来たぞ」
奥からゾンビ達が登場。
「探査終了。曹長二歩前、罠です」
「なんだと。もっと前に言え」
踏みそうになって、慌てて飛び越す。
すかさず、罠発動のタイルに蓄光タイプのペイントがされる。
自衛隊の初期メンバー達は全員キャリア組だったのだが、そこで得られる特殊能力が、国家として重要視された。
今は完全に全員参加となっていた。
だが恐怖の十一階。
危険が多すぎて稲垣 弥生と秋山 真優は手土産を持って司の元を訪ねた。
そこで教えられたのが、探査に意識を乗せる話である。
「丁度良いから行こうか」
そう言って、連れてこられたのが、創作中華外道である。
「ここには大抵弟子? 達がいるから聞いてみて。彼女達はすでに二十一階ヘと行っているから」
そう、レッドラスティネイル達は、二十階のボス、ケルベロスを倒したのだ。
―― それは、苦情から始まった。
「司さん。あいつら弱すぎです」
「そうそう。物覚えは悪いし」
「その割に、胸とかお尻ばかり見てくるし。最悪です」
トワイライトウォーリアと、暁の兵団の事を彼女達に任せていたのだが、文句を言われた。
「そうか、じゃあちょっと、気分直しに楽しい所へ行こう」
司はそれならと、彼女達を誘う。
「ホントですか」
「やったぁ」
「何時ですか?」
「いつでも良いよ」
そうして来たのはダンジョン。
「何か違う」
「うん。折角デートだと思ったのに」
「さすが司さんです」
皆はデートだと思い、かわいく決めてきていた。
文句を言いながら、管理室のロッカーで戦闘服に着替える。
装備は、各自自分の亜空間庫に持っている。
そこから、一気にセーフゾーンとも言える二十階へ移動。
そこは、自然あふれる世界で、リゾートっぽい所。
区画が分かれていて、四季が楽しめる。
「ここで遊ぶならなんとか?」
「でも、お店も何もないよ」
だが司は止まらない。
「だよね……」
そしてその奥。
ボス部屋では、ケルベロスが待っている。
「あいつはケルベロス。頭ごとに別々の属性で攻撃をして倒す。簡単だろ」
「三つですか?」
「あっ。体もだから、丁度四つだね」
「了解です」
亜矢がやる気の無い声で答える。
「この階で通常世界は終わって、以降は精霊を従えたような、人間を半分やめた者しか行けなくなる。だから景品、じゃないや。ドロップは良いものが出るぞ。……多分」
「今まででも、いい加減でしたけどね。あの骨の軍団が現世だと思えませんよ」
「あれは一応、死後の世界とかが、テーマだと言っていたからな」
「そうなんですか?」
「うん」
司は困惑していた。
思った以上に彼女達のやる気が無い。
うーむ。あの男子学生達、そんなに使い物にならないのか?
などと、ちょっと斜め上な事を考える。
良い所と言って誘われて、わぁダンジョンって楽しいよね。
なんて思うのは、司くらいなのだ……
彼女達は、さっきダンジョンへ到着するまでは、見覚えのある景色を見ないようにして、思考を封じて司さんとおデート。
良い所ってどこだろう? などと考えて、自己逃避しながらも、かなりハイテンションだった。
J・D・サリンジャー氏の『ライ麦畑でつかまえて』に書かれた一編のように「僕は耳と目を閉じ、口を噤んだ人間になろうと考えたんだ」それを実践していた。
で、自身の心をどうごまかしても、来てみればダンジョンだよ……
まあ気持ちは、だだ下がりである。
で今、目の前では三つ首のワンコが酸のよだれと、炎を含む生臭い息を吐いているわけだ……
「かわいくない」
「図体がデカいし」
「臭い」
「「「もういい!!」」」
それは一瞬であった。
頭はそれぞれ焼かれて、水に囲まれ、風が吹き込んで爆散。
胴体は地面から生えた棘が体を貫いた。
怒る彼女達の八つ当たりを受けて、かなり強いはずのケルベロスは、ケルちゃん扱いとなり、一瞬でその命を散らした。
黒い煙が立ちこめ、消えた後には宝箱。
うれしさはみじんもなく、ずかずかと彼女達が近寄り、警戒する様子も無く、足で蹴りあげてその蓋を開ける。
「「「うわっ!?」」」
それは、様相に反して、本当に宝だった。
神薬、魔法武器、宝石、金銀のコイン……
この世のすべてを此処に残してきたと、偉そうな海賊が言葉を残しそうなお宝。
「おっ?」
「おおっ!!」
「ふわぁ」
三人の目が完全にドルマークになって、下がっていたテンションがだだ上がり。
「こっこれ、本物ですか?」
「そうだよ。食えないけどね」
司的にはテンションが低め。
「いや、どんだけ…… あの豚骨とか、もやしとかのドロップに悲しんだことか」
「そうそう。ダンジョンのドロップがおかしいですよ」
この時とばかりに苦情が殺到。
司はあわてて、フォローする。
ガラとか豚骨とか、司も決めるときに一枚噛んでいる。
「だけど、それで作った、外道のラーメンとか美味いだろ」
「そりゃ美味しいですけれど。ですが、ダンジョンと言えばこれですよ」
そう言って、亜矢がコインの中に手を突っ込み、お約束のように指に針が刺さる。
「痛っ」
「どうした?」
状態を見て理解。
「指は舐めない。その針何色?」
聞かれて亜矢は、金貨をかき分けて確認する。
「黒です」
「毒針だな。その神薬を飲め。死ぬぞ。その毒には、聖魔法も効かないからな」
「えっ? この神薬って何に効くんですか?」
結衣が食い気味に聞いてくる。
「何でも。末期癌の患者も、飲めばきっと踊り出す。売れば値段は付かないだろうが、死にたいのか?」
飲むのをためらう亜矢。そう言われても悩む。
「嫌です。でも…… あっ、目眩が」
彼女らしくない、か弱い姿を見せる。
「あっこら、早く飲め」
「死にたくないけど、勿体ない」
ふるふると首を振りながら、泣き出してしまった。
ビンを取りだして彼女の口に持っていくのだが、蓋を掴んでいやがる。
「どんだけ貧乏性なんだ。死んだら金なんかあっても使えないだろうが」
そんな事をしていると、彼女の意識が飛んでしまう。
がくりと、司の腕の中に……
周りで、二人の目は険しくなる。
だが死んで欲しくはない。
心の中で葛藤が始まる。
「あっマジでやばい」
意識を失っても、蓋を押さえて手を離さないのを強引に外す。
司はキャップを開けて、中身を口に含み、亜矢の口へ……
弛緩した彼女は、むせる事なく、口腔の奥へと液体が流れ込む。
少しだけ体が発光をする。
「「あああっ」」
呆然と見ていた二人が、いきなり覚醒をする。
「針」
「私も」
結衣と杏華も針を探す。
だが、そんな物はない。
亜矢が意識を取り戻したとき、二人にものすごく冷たい目で見られて、どうなったのかを理解した。
「ごめんね。高価な薬……」
高い薬を、私のために使ったんだと、彼女は理解した。
謝ろうとしたら遮られて、浴びせかけられた言葉。
「そんな物はどうだって良いの」
「そうよ、卑怯よ」
二人は、激おこ状態。
「えっ?」
当然、彼女には理解できないが、司が薬を飲ますために口移しだったことは、本人に対しては厳重に秘匿された。
おまけに、二人からたかられて、ラーメンとかチャーハンをおごらされる事に。
残りを三等分したお宝は、奨学金を返済しても十分残った。
だが、この日、お金では解決できない物を貰ったことは、本人だけが知らなかった。
「何で二人とも機嫌が悪いの? 神薬なんかどうでも良いって…… 何よそれ??」
奥からゾンビ達が登場。
「探査終了。曹長二歩前、罠です」
「なんだと。もっと前に言え」
踏みそうになって、慌てて飛び越す。
すかさず、罠発動のタイルに蓄光タイプのペイントがされる。
自衛隊の初期メンバー達は全員キャリア組だったのだが、そこで得られる特殊能力が、国家として重要視された。
今は完全に全員参加となっていた。
だが恐怖の十一階。
危険が多すぎて稲垣 弥生と秋山 真優は手土産を持って司の元を訪ねた。
そこで教えられたのが、探査に意識を乗せる話である。
「丁度良いから行こうか」
そう言って、連れてこられたのが、創作中華外道である。
「ここには大抵弟子? 達がいるから聞いてみて。彼女達はすでに二十一階ヘと行っているから」
そう、レッドラスティネイル達は、二十階のボス、ケルベロスを倒したのだ。
―― それは、苦情から始まった。
「司さん。あいつら弱すぎです」
「そうそう。物覚えは悪いし」
「その割に、胸とかお尻ばかり見てくるし。最悪です」
トワイライトウォーリアと、暁の兵団の事を彼女達に任せていたのだが、文句を言われた。
「そうか、じゃあちょっと、気分直しに楽しい所へ行こう」
司はそれならと、彼女達を誘う。
「ホントですか」
「やったぁ」
「何時ですか?」
「いつでも良いよ」
そうして来たのはダンジョン。
「何か違う」
「うん。折角デートだと思ったのに」
「さすが司さんです」
皆はデートだと思い、かわいく決めてきていた。
文句を言いながら、管理室のロッカーで戦闘服に着替える。
装備は、各自自分の亜空間庫に持っている。
そこから、一気にセーフゾーンとも言える二十階へ移動。
そこは、自然あふれる世界で、リゾートっぽい所。
区画が分かれていて、四季が楽しめる。
「ここで遊ぶならなんとか?」
「でも、お店も何もないよ」
だが司は止まらない。
「だよね……」
そしてその奥。
ボス部屋では、ケルベロスが待っている。
「あいつはケルベロス。頭ごとに別々の属性で攻撃をして倒す。簡単だろ」
「三つですか?」
「あっ。体もだから、丁度四つだね」
「了解です」
亜矢がやる気の無い声で答える。
「この階で通常世界は終わって、以降は精霊を従えたような、人間を半分やめた者しか行けなくなる。だから景品、じゃないや。ドロップは良いものが出るぞ。……多分」
「今まででも、いい加減でしたけどね。あの骨の軍団が現世だと思えませんよ」
「あれは一応、死後の世界とかが、テーマだと言っていたからな」
「そうなんですか?」
「うん」
司は困惑していた。
思った以上に彼女達のやる気が無い。
うーむ。あの男子学生達、そんなに使い物にならないのか?
などと、ちょっと斜め上な事を考える。
良い所と言って誘われて、わぁダンジョンって楽しいよね。
なんて思うのは、司くらいなのだ……
彼女達は、さっきダンジョンへ到着するまでは、見覚えのある景色を見ないようにして、思考を封じて司さんとおデート。
良い所ってどこだろう? などと考えて、自己逃避しながらも、かなりハイテンションだった。
J・D・サリンジャー氏の『ライ麦畑でつかまえて』に書かれた一編のように「僕は耳と目を閉じ、口を噤んだ人間になろうと考えたんだ」それを実践していた。
で、自身の心をどうごまかしても、来てみればダンジョンだよ……
まあ気持ちは、だだ下がりである。
で今、目の前では三つ首のワンコが酸のよだれと、炎を含む生臭い息を吐いているわけだ……
「かわいくない」
「図体がデカいし」
「臭い」
「「「もういい!!」」」
それは一瞬であった。
頭はそれぞれ焼かれて、水に囲まれ、風が吹き込んで爆散。
胴体は地面から生えた棘が体を貫いた。
怒る彼女達の八つ当たりを受けて、かなり強いはずのケルベロスは、ケルちゃん扱いとなり、一瞬でその命を散らした。
黒い煙が立ちこめ、消えた後には宝箱。
うれしさはみじんもなく、ずかずかと彼女達が近寄り、警戒する様子も無く、足で蹴りあげてその蓋を開ける。
「「「うわっ!?」」」
それは、様相に反して、本当に宝だった。
神薬、魔法武器、宝石、金銀のコイン……
この世のすべてを此処に残してきたと、偉そうな海賊が言葉を残しそうなお宝。
「おっ?」
「おおっ!!」
「ふわぁ」
三人の目が完全にドルマークになって、下がっていたテンションがだだ上がり。
「こっこれ、本物ですか?」
「そうだよ。食えないけどね」
司的にはテンションが低め。
「いや、どんだけ…… あの豚骨とか、もやしとかのドロップに悲しんだことか」
「そうそう。ダンジョンのドロップがおかしいですよ」
この時とばかりに苦情が殺到。
司はあわてて、フォローする。
ガラとか豚骨とか、司も決めるときに一枚噛んでいる。
「だけど、それで作った、外道のラーメンとか美味いだろ」
「そりゃ美味しいですけれど。ですが、ダンジョンと言えばこれですよ」
そう言って、亜矢がコインの中に手を突っ込み、お約束のように指に針が刺さる。
「痛っ」
「どうした?」
状態を見て理解。
「指は舐めない。その針何色?」
聞かれて亜矢は、金貨をかき分けて確認する。
「黒です」
「毒針だな。その神薬を飲め。死ぬぞ。その毒には、聖魔法も効かないからな」
「えっ? この神薬って何に効くんですか?」
結衣が食い気味に聞いてくる。
「何でも。末期癌の患者も、飲めばきっと踊り出す。売れば値段は付かないだろうが、死にたいのか?」
飲むのをためらう亜矢。そう言われても悩む。
「嫌です。でも…… あっ、目眩が」
彼女らしくない、か弱い姿を見せる。
「あっこら、早く飲め」
「死にたくないけど、勿体ない」
ふるふると首を振りながら、泣き出してしまった。
ビンを取りだして彼女の口に持っていくのだが、蓋を掴んでいやがる。
「どんだけ貧乏性なんだ。死んだら金なんかあっても使えないだろうが」
そんな事をしていると、彼女の意識が飛んでしまう。
がくりと、司の腕の中に……
周りで、二人の目は険しくなる。
だが死んで欲しくはない。
心の中で葛藤が始まる。
「あっマジでやばい」
意識を失っても、蓋を押さえて手を離さないのを強引に外す。
司はキャップを開けて、中身を口に含み、亜矢の口へ……
弛緩した彼女は、むせる事なく、口腔の奥へと液体が流れ込む。
少しだけ体が発光をする。
「「あああっ」」
呆然と見ていた二人が、いきなり覚醒をする。
「針」
「私も」
結衣と杏華も針を探す。
だが、そんな物はない。
亜矢が意識を取り戻したとき、二人にものすごく冷たい目で見られて、どうなったのかを理解した。
「ごめんね。高価な薬……」
高い薬を、私のために使ったんだと、彼女は理解した。
謝ろうとしたら遮られて、浴びせかけられた言葉。
「そんな物はどうだって良いの」
「そうよ、卑怯よ」
二人は、激おこ状態。
「えっ?」
当然、彼女には理解できないが、司が薬を飲ますために口移しだったことは、本人に対しては厳重に秘匿された。
おまけに、二人からたかられて、ラーメンとかチャーハンをおごらされる事に。
残りを三等分したお宝は、奨学金を返済しても十分残った。
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