1 / 135
第1章 新しい人生の始まり
第1話 腐っていた人生と召喚
しおりを挟む
俺はある日、この世界に見切りをつけて、崖から飛んでみた。
靴は脱いでいない。
そして訪れた、白い世界。
そう、その世界は白かった。
そして、凍てつく寒さ。
気温はたぶん絶対零度くらい。
―― 知らんけど。
そんな中、一人の女の人が、氷の椅子に座り泣いていた。
俺に気が付き、ふと顔を上げる。
じろじろと人を見て、眉間に皺が寄る。
「うーん。七〇点」
なんか、いきなり点数をつけられた。
そして、俺を見たせいか、悩んでいる。
「よし。仕方が無いけれど、あなたで良いわ」
じっと見たまま、しばらく人を無視して考えていたようだが、そんな事を言い出す。
すっくと立ち上がり、近寄ってくる。
腰をくねらせ、大昔に流行ったというモンローウォーク?
側に来ると、俺の顎を指でなで上げる。
今気がついたが、此の女性のドレス、近くで見ると透けている。
胸の先っぽが、つんとなっているし……
寒いからなのか??
「ねぇ、佳人ぉ。あなたしか頼れる人が居ないの……」
何で俺の名前? それにさっき、仕方が無いって言ったよね。
「まあ、周りには誰も居ませんから、そうなりますね」
色々と気になるが、突っ込んでみる。
ああ、言葉的にね。
「ううん。そんな意地悪、ゆ、わ、な、い、で。私…… アデルミラ=ヘルトルディス=アバスカル=デルリオ=アプロディーテー、悲しくて泣いちゃうわよ」
なんか、体をくねくねしながら、言ってくる。
あと、その早口言葉は何?
人が絶句しているのを良いことに、コイツは説明を始めた。
この世界に、人が生まれた時。指導者として一人の少年を自ら創り上げたと。
カスタマイズをして、三千年ほど統治をさせたけれど、生物的な限界が来て、彼は死んでしまった。
そのキュートで美しく、かわいい彼の子孫なのに、今の王族達は駄目だと。
そう、ただの人と交ざり、かわいく無くなってしまった……
今となると、直接手出しが出来ないから、駆除して。
あんたならまあ、及第点だから統治を任せてあげる。
要約するとそんな感じ。
話をしながら、凍てついた心が多少ましになったのか、気温が上がってきた。
まあ冷えていた原因は、別の奴の所為だったが、後に分かる。
そして、派遣をされるために…… いや覇権を取るためにチートを貰った。
「じゃあ、お願いね」
ちゅっと、キスされた瞬間、体の中に何かが流れ込み、ひどい頭痛と体が軋み、筋肉からブチブチと音が聞こえる。手の平に血が降ってくる。どうも目や鼻、耳から血が流れ出てたようだ。
「あら、ノーマルの人って弱いのね。だけど、あなた七〇点だから、仕方ないわよね」
少しだけ困った顔をする女神。
「与えた能力は……」
そこで意識が途切れた。
―― そして、体中は痛く。
頭痛もひどい。
「頭が割れそうだし、腕も足も痛い」
どのくらい倒れていたのだろう。
気がつけば、俺の手足に三匹の犬君達が噛みついて、肉を食いちぎろうとしているのか、噛みついたまま首を振り、後ずさり。
甘噛みではない様子。だが、謎材質でできたこちら側での一般的な服? 犬に噛まれても平気の様だし、体も丈夫な様だ。
「ああ、君達。痛いからやめなさい」
そう言ってみるが、目はこちらとあわせたまま、噛むのに必死。
「ふん!!」
手を振り、足を振り上げる。
体は、かなり強化されているらしく、彼らはどこかへ飛んで行ってしまった。
見回すと、周囲は鬱蒼とした森。
周りで、驚きながらも、まだ四匹ほど、こちらを向いて唸っている。
立ち上がり、一歩近寄る。
みんなが下がる。
一歩前へ。
みんなが下がる。
すると、一匹白い奴が、他の奴らに押し出される。
「世知辛い、犬の世界でもいじめかよ。がああああっ」
手を広げ、威嚇をしてみる。
みんな尻尾を膨らませながら、股の間に挟んで逃げていった。
あの白い一匹以外。
彼は、腹を出して服従。
いや。すまない彼女だったか。
怖かったのか、お漏らしをしてる。
まあいい、くるっと周りを見回して、南だろうという方向へと歩き始めた。
なぜか…… 理由はない。なんとなく。
歩きながら、地球でのことを思い出していた。
高校を卒業までは、普通の家だと思っていた。
土建屋兼、農家。
用水路の橋や、擁壁を造っていた親父。
それの手伝いで、忙しくしていた母親。
高校に入り、俺も休みの時には手伝っていた。
型枠を作り、鉄筋をくんで、生コンを入れて貰いながら、バイブレータや垂木で一生懸命突く。そうしないとスが入るから。一般的にはジャンカとか言われる。
十手シノーとかを持ち出して、ガキの頃とかチャンバラをして叱られた。
十手シノーは、番線を締める道具。
番線とは、型枠を絞めるために通したりする、ふとめの針金。
そいつを穴を開けて通し、ねじりながら引き締める。
それの形が、先の尖った十手なんだよ。
子どもが見つければ、遊ばないわけが無い。
そうガキの頃は、楽しかった。
だがそれが変わったのは、高卒で就職をしてからだ。
すぐに、母さんから金の無心が始まった。
「一万で良いから貸して」
それが最初。
すぐに五万、十万と大きくなる。
高卒の初任給。そんなに多いわけもない。
クレジットカードのキャッシング枠。
それが、すぐにノンバンクのカードに変わった。
何とかしながら、借りては貸す。
貸しては返してもらえず、次に走る。
当然、俺の足は実家から遠のく。
すると、給料日になると、母親から電話がかかってくるようになった。
出ない俺のスマホではなく、会社へ……
弁護士さんへ相談をしてみるが、契約をしたのは君だ。払わなきゃいけない。
そう、親は、金がなかったようで、返してくれと言っても返さない。
支払いどうすんだよと文句を言う。だが、お前が借りたのだから、自分でなんとかしろの一点張り。
俺は切れた。
それでまあ、喧嘩をして数年後。
いきなり、ローン会社から本人確認の電話が来る。
当然否定。
すると母親から電話。
「なんで、うんと言わないんだい?」
「何のことだ?」
「ローンだよ。せっかく道具を買う約束をしていたのに、向こうさんにも迷惑を掛けた」
とまあ、犯罪だよ。
また弁護士さんに電話。
電話をして、釘を刺して貰う。
それから、脅しがきいたのか、電話はかかってこなかった。
そのおかげで、なんとか、少しづつ借金も返して、おれは安心していた。
だけど、いきなり証券会社から電話。
FXの追証。信用取引の回復のために、五百万払えと言うことだ。
そんなのは覚えもないし…… だが、俺はそれが親の仕業だと理解をした。
そうその時、もう少し調べればよかった。
証券会社からの電話こそが、嘘だということを……
一応少ないながらも、生命保険もある。
だが素直に渡したくもないし、少し事件性を匂わせる仕掛けをして飛んだ。
そうは言っても、親による詐欺? とメモをしただけ。
たぶん本当にそうだったようだが、俺はすでにこの世界にいなかった。
そう、異世界の森で、俺は犬? に囓られていた。
だが、こちらの世界は、意外と楽しいところだった。
靴は脱いでいない。
そして訪れた、白い世界。
そう、その世界は白かった。
そして、凍てつく寒さ。
気温はたぶん絶対零度くらい。
―― 知らんけど。
そんな中、一人の女の人が、氷の椅子に座り泣いていた。
俺に気が付き、ふと顔を上げる。
じろじろと人を見て、眉間に皺が寄る。
「うーん。七〇点」
なんか、いきなり点数をつけられた。
そして、俺を見たせいか、悩んでいる。
「よし。仕方が無いけれど、あなたで良いわ」
じっと見たまま、しばらく人を無視して考えていたようだが、そんな事を言い出す。
すっくと立ち上がり、近寄ってくる。
腰をくねらせ、大昔に流行ったというモンローウォーク?
側に来ると、俺の顎を指でなで上げる。
今気がついたが、此の女性のドレス、近くで見ると透けている。
胸の先っぽが、つんとなっているし……
寒いからなのか??
「ねぇ、佳人ぉ。あなたしか頼れる人が居ないの……」
何で俺の名前? それにさっき、仕方が無いって言ったよね。
「まあ、周りには誰も居ませんから、そうなりますね」
色々と気になるが、突っ込んでみる。
ああ、言葉的にね。
「ううん。そんな意地悪、ゆ、わ、な、い、で。私…… アデルミラ=ヘルトルディス=アバスカル=デルリオ=アプロディーテー、悲しくて泣いちゃうわよ」
なんか、体をくねくねしながら、言ってくる。
あと、その早口言葉は何?
人が絶句しているのを良いことに、コイツは説明を始めた。
この世界に、人が生まれた時。指導者として一人の少年を自ら創り上げたと。
カスタマイズをして、三千年ほど統治をさせたけれど、生物的な限界が来て、彼は死んでしまった。
そのキュートで美しく、かわいい彼の子孫なのに、今の王族達は駄目だと。
そう、ただの人と交ざり、かわいく無くなってしまった……
今となると、直接手出しが出来ないから、駆除して。
あんたならまあ、及第点だから統治を任せてあげる。
要約するとそんな感じ。
話をしながら、凍てついた心が多少ましになったのか、気温が上がってきた。
まあ冷えていた原因は、別の奴の所為だったが、後に分かる。
そして、派遣をされるために…… いや覇権を取るためにチートを貰った。
「じゃあ、お願いね」
ちゅっと、キスされた瞬間、体の中に何かが流れ込み、ひどい頭痛と体が軋み、筋肉からブチブチと音が聞こえる。手の平に血が降ってくる。どうも目や鼻、耳から血が流れ出てたようだ。
「あら、ノーマルの人って弱いのね。だけど、あなた七〇点だから、仕方ないわよね」
少しだけ困った顔をする女神。
「与えた能力は……」
そこで意識が途切れた。
―― そして、体中は痛く。
頭痛もひどい。
「頭が割れそうだし、腕も足も痛い」
どのくらい倒れていたのだろう。
気がつけば、俺の手足に三匹の犬君達が噛みついて、肉を食いちぎろうとしているのか、噛みついたまま首を振り、後ずさり。
甘噛みではない様子。だが、謎材質でできたこちら側での一般的な服? 犬に噛まれても平気の様だし、体も丈夫な様だ。
「ああ、君達。痛いからやめなさい」
そう言ってみるが、目はこちらとあわせたまま、噛むのに必死。
「ふん!!」
手を振り、足を振り上げる。
体は、かなり強化されているらしく、彼らはどこかへ飛んで行ってしまった。
見回すと、周囲は鬱蒼とした森。
周りで、驚きながらも、まだ四匹ほど、こちらを向いて唸っている。
立ち上がり、一歩近寄る。
みんなが下がる。
一歩前へ。
みんなが下がる。
すると、一匹白い奴が、他の奴らに押し出される。
「世知辛い、犬の世界でもいじめかよ。がああああっ」
手を広げ、威嚇をしてみる。
みんな尻尾を膨らませながら、股の間に挟んで逃げていった。
あの白い一匹以外。
彼は、腹を出して服従。
いや。すまない彼女だったか。
怖かったのか、お漏らしをしてる。
まあいい、くるっと周りを見回して、南だろうという方向へと歩き始めた。
なぜか…… 理由はない。なんとなく。
歩きながら、地球でのことを思い出していた。
高校を卒業までは、普通の家だと思っていた。
土建屋兼、農家。
用水路の橋や、擁壁を造っていた親父。
それの手伝いで、忙しくしていた母親。
高校に入り、俺も休みの時には手伝っていた。
型枠を作り、鉄筋をくんで、生コンを入れて貰いながら、バイブレータや垂木で一生懸命突く。そうしないとスが入るから。一般的にはジャンカとか言われる。
十手シノーとかを持ち出して、ガキの頃とかチャンバラをして叱られた。
十手シノーは、番線を締める道具。
番線とは、型枠を絞めるために通したりする、ふとめの針金。
そいつを穴を開けて通し、ねじりながら引き締める。
それの形が、先の尖った十手なんだよ。
子どもが見つければ、遊ばないわけが無い。
そうガキの頃は、楽しかった。
だがそれが変わったのは、高卒で就職をしてからだ。
すぐに、母さんから金の無心が始まった。
「一万で良いから貸して」
それが最初。
すぐに五万、十万と大きくなる。
高卒の初任給。そんなに多いわけもない。
クレジットカードのキャッシング枠。
それが、すぐにノンバンクのカードに変わった。
何とかしながら、借りては貸す。
貸しては返してもらえず、次に走る。
当然、俺の足は実家から遠のく。
すると、給料日になると、母親から電話がかかってくるようになった。
出ない俺のスマホではなく、会社へ……
弁護士さんへ相談をしてみるが、契約をしたのは君だ。払わなきゃいけない。
そう、親は、金がなかったようで、返してくれと言っても返さない。
支払いどうすんだよと文句を言う。だが、お前が借りたのだから、自分でなんとかしろの一点張り。
俺は切れた。
それでまあ、喧嘩をして数年後。
いきなり、ローン会社から本人確認の電話が来る。
当然否定。
すると母親から電話。
「なんで、うんと言わないんだい?」
「何のことだ?」
「ローンだよ。せっかく道具を買う約束をしていたのに、向こうさんにも迷惑を掛けた」
とまあ、犯罪だよ。
また弁護士さんに電話。
電話をして、釘を刺して貰う。
それから、脅しがきいたのか、電話はかかってこなかった。
そのおかげで、なんとか、少しづつ借金も返して、おれは安心していた。
だけど、いきなり証券会社から電話。
FXの追証。信用取引の回復のために、五百万払えと言うことだ。
そんなのは覚えもないし…… だが、俺はそれが親の仕業だと理解をした。
そうその時、もう少し調べればよかった。
証券会社からの電話こそが、嘘だということを……
一応少ないながらも、生命保険もある。
だが素直に渡したくもないし、少し事件性を匂わせる仕掛けをして飛んだ。
そうは言っても、親による詐欺? とメモをしただけ。
たぶん本当にそうだったようだが、俺はすでにこの世界にいなかった。
そう、異世界の森で、俺は犬? に囓られていた。
だが、こちらの世界は、意外と楽しいところだった。
56
あなたにおすすめの小説
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる