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第2章 異変の始まりと世界の終焉
第29話 国際機関爆誕。しただけ。
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会長から、泣きの通知が入る。
『みんな助けてぇ』
と、言うことで、居酒屋集合。
「何だよ、まだ収入は折り合っていないぞ」
「それも早くしないといけないが、なぜだか、組合が協会になって国際になった」
「「「はっ??」」」
「ついでに法人化したから、公務員じゃなくなった」
「「「はっ??」」」
「じゃあ首?」
「一応、半公半民。共済とかは公務員。それでだ、急に組織の再編で理事とかを入れないといけないし大変なんだよ」
「「「ほー。がんばれ」」」
「俺、生中」
「あたしも」
「俺レモンチュー」
「ウーロンハイ」
「ウーロン茶」
「こら一志。あんたも未成年だからウーロン茶でしょ。何さらっとチューハイを注文しているのよ」
水希から突っ込みと修正が入った。
「おまえらなあ。まあ良い。俺も生。ええとそうだ。お前達チーム登録一号で書類を出せ。協会からの指名依頼で話を通す。遺跡は任せた」
「ただ働きじゃなければ良いよ。他の一般人も講習始めてライセンス出したんだろ。どうなっているんだ?」
「まだ差別化ができていない。できたら順次登録をして、ランク分けをする。そして海外へも行って貰わないといけなくなる」
「「海外?」」
あんずと水希ちゃんが食いつく。
「海外って言ってもねえ」
遙子さんが嫌そうな顔で説明する。
「議事録を見たけれど、希望を出しているのは、アフリカとか、アジアの小国で、自国の安定していない所なのよ。宿泊とか、食事もやばそうな所ばっかり」
「ええっ」
「なんだあ」
「大体大きな所は、自国で何とかするでしょ」
「それも、そうかあ」
二人共が、しょぼくれる。
「じゃあそっちは、男達頑張れ。稼いだらおごって」
「ちょっと待て、俺達はハンター一択なのか?」
匠先輩が焦る。
「いや、匠は設備関係など、今の会社で頑張って貰って、和とか就職はどうする気だ?」
「募集があれば会社員?」
「私は、和のお嫁さん」
さらっと、凪海がぶっ込んでくる。
「じゃあ決まりだ。チームの代表は和にして、一志や門下生を引っ張り込んで動け。マネージメント経験者で就職に有利になるかもしれない」
「それって適当に言っていますよね。下手なサークル代表とか人事に嫌われるって聞きましたよ」
「俺の出向って、そのせい?」
会長が沈んだ。
「まあいい。チーム名決めて書類出せ。依頼書出すから。終わったら消耗品とか人件費とか出して精算。確定申告は自分でやれ。個人収入じゃなくチームの収入だから事業主で出した方が得かもな。一月ごとに依頼をするから」
「ええっー。面倒」
そう言うと、会長はこっちをじっと見る。
「何事も経験だ。やれ!!。先輩命令だ。いざとなったら、就職先も何とか考える」
「本当ですか?」
「本当だ」
そう言った後、ジョッキを咥えながら、小さく言葉が聞こえた。
「多分な」
うおーい。そう思ったが、訓練にもなるし、掘り出し物も出る。
やたちゃんが居れば、道案内も多分問題ない。
「分かりました。お受けしましょう」
思わず笑みが出る。
数日後。
集合場所に、先輩達は来なかった。
「来ないし、既読スルー。行くか」
「大丈夫ですかね」
「最初は、地図があるし、こいつも居るからな」
そう言ってつい、やたちゃんの頭に手を置くと、くちばしが躊躇無く噛みに来た。
「まあ行こうか」
中へ入り、前回と変わらないことを確認する。
先頭を、やたちゃんがぴょんぴょんと跳んでいく。
今回は、杭の落ちる飛び石を踏まず、最後の落とし穴の向こうにまで橋を架ける。
「そのブレスレット、この前の」
「ああ便利だぞ、何でも入る」
「そうみたいですね。まだあるかな?」
「復活していれば良いな」
そんな雑談をしながら、飛び石に重りの石を置く。
ガッシャンと。杭が落ちる。
通路は、やたちゃんの足跡に印をつけていく。
回り込めば、同じように通路が開いていた。
閉まらないように。ブロックを挟む。
「あっ。そっちはやばいから行かない方が」
一志に止められ、中の音を聞く。
地獄の底から響くようなうめき声が聞こえる。
そっとブロックを、除けると静に扉が閉まっていく。
「さあ、じゃあ行こう」
何も無かった様に先へ進む。
「前はここで終わりだったはずですよね」
「そうだな」
通路を越えて、部屋へ入ると、前にあったクリスタルの台座はなく、代わりに骸骨マントが、さも私を倒して先に行くが良いという感じで浮いていた。
対処と思い、警戒をしたが、てんちゃんが光を発し触れた骸骨は燃えるように消えてしまった。
「「「はっ??」」」
「怨霊系は、浄化すればよろしいのです」
てんちゃんから説明が入った。
「浄化すれば良いんだって」
俺達は、何もなくなった部屋を調べる。
「やたちゃん。この前みたいに何かある?」
凪海がそう聞くと、素直にこの前の所へ向かう。
また復活したのか? 剣で押し込む。
中をのぞき込むと、同じように、いくつかの物がある。
「あったよ。ちょっとすすけているけれど、磨けば綺麗になる」
「分け方は、どうします?」
そう聞かれて、この前総取りしたけれど。
「人数で割るか」
どれが良いかを聞きながら、欲しいものを取っていく。
収納庫は持っているので、必然的に指輪とかを多く貰う。
「さて、通路はどこだ?」
そう言うと、やたちゃんは出ていく。
「うわー、嫌な予感がする」
「奇遇ですね」
『みんな助けてぇ』
と、言うことで、居酒屋集合。
「何だよ、まだ収入は折り合っていないぞ」
「それも早くしないといけないが、なぜだか、組合が協会になって国際になった」
「「「はっ??」」」
「ついでに法人化したから、公務員じゃなくなった」
「「「はっ??」」」
「じゃあ首?」
「一応、半公半民。共済とかは公務員。それでだ、急に組織の再編で理事とかを入れないといけないし大変なんだよ」
「「「ほー。がんばれ」」」
「俺、生中」
「あたしも」
「俺レモンチュー」
「ウーロンハイ」
「ウーロン茶」
「こら一志。あんたも未成年だからウーロン茶でしょ。何さらっとチューハイを注文しているのよ」
水希から突っ込みと修正が入った。
「おまえらなあ。まあ良い。俺も生。ええとそうだ。お前達チーム登録一号で書類を出せ。協会からの指名依頼で話を通す。遺跡は任せた」
「ただ働きじゃなければ良いよ。他の一般人も講習始めてライセンス出したんだろ。どうなっているんだ?」
「まだ差別化ができていない。できたら順次登録をして、ランク分けをする。そして海外へも行って貰わないといけなくなる」
「「海外?」」
あんずと水希ちゃんが食いつく。
「海外って言ってもねえ」
遙子さんが嫌そうな顔で説明する。
「議事録を見たけれど、希望を出しているのは、アフリカとか、アジアの小国で、自国の安定していない所なのよ。宿泊とか、食事もやばそうな所ばっかり」
「ええっ」
「なんだあ」
「大体大きな所は、自国で何とかするでしょ」
「それも、そうかあ」
二人共が、しょぼくれる。
「じゃあそっちは、男達頑張れ。稼いだらおごって」
「ちょっと待て、俺達はハンター一択なのか?」
匠先輩が焦る。
「いや、匠は設備関係など、今の会社で頑張って貰って、和とか就職はどうする気だ?」
「募集があれば会社員?」
「私は、和のお嫁さん」
さらっと、凪海がぶっ込んでくる。
「じゃあ決まりだ。チームの代表は和にして、一志や門下生を引っ張り込んで動け。マネージメント経験者で就職に有利になるかもしれない」
「それって適当に言っていますよね。下手なサークル代表とか人事に嫌われるって聞きましたよ」
「俺の出向って、そのせい?」
会長が沈んだ。
「まあいい。チーム名決めて書類出せ。依頼書出すから。終わったら消耗品とか人件費とか出して精算。確定申告は自分でやれ。個人収入じゃなくチームの収入だから事業主で出した方が得かもな。一月ごとに依頼をするから」
「ええっー。面倒」
そう言うと、会長はこっちをじっと見る。
「何事も経験だ。やれ!!。先輩命令だ。いざとなったら、就職先も何とか考える」
「本当ですか?」
「本当だ」
そう言った後、ジョッキを咥えながら、小さく言葉が聞こえた。
「多分な」
うおーい。そう思ったが、訓練にもなるし、掘り出し物も出る。
やたちゃんが居れば、道案内も多分問題ない。
「分かりました。お受けしましょう」
思わず笑みが出る。
数日後。
集合場所に、先輩達は来なかった。
「来ないし、既読スルー。行くか」
「大丈夫ですかね」
「最初は、地図があるし、こいつも居るからな」
そう言ってつい、やたちゃんの頭に手を置くと、くちばしが躊躇無く噛みに来た。
「まあ行こうか」
中へ入り、前回と変わらないことを確認する。
先頭を、やたちゃんがぴょんぴょんと跳んでいく。
今回は、杭の落ちる飛び石を踏まず、最後の落とし穴の向こうにまで橋を架ける。
「そのブレスレット、この前の」
「ああ便利だぞ、何でも入る」
「そうみたいですね。まだあるかな?」
「復活していれば良いな」
そんな雑談をしながら、飛び石に重りの石を置く。
ガッシャンと。杭が落ちる。
通路は、やたちゃんの足跡に印をつけていく。
回り込めば、同じように通路が開いていた。
閉まらないように。ブロックを挟む。
「あっ。そっちはやばいから行かない方が」
一志に止められ、中の音を聞く。
地獄の底から響くようなうめき声が聞こえる。
そっとブロックを、除けると静に扉が閉まっていく。
「さあ、じゃあ行こう」
何も無かった様に先へ進む。
「前はここで終わりだったはずですよね」
「そうだな」
通路を越えて、部屋へ入ると、前にあったクリスタルの台座はなく、代わりに骸骨マントが、さも私を倒して先に行くが良いという感じで浮いていた。
対処と思い、警戒をしたが、てんちゃんが光を発し触れた骸骨は燃えるように消えてしまった。
「「「はっ??」」」
「怨霊系は、浄化すればよろしいのです」
てんちゃんから説明が入った。
「浄化すれば良いんだって」
俺達は、何もなくなった部屋を調べる。
「やたちゃん。この前みたいに何かある?」
凪海がそう聞くと、素直にこの前の所へ向かう。
また復活したのか? 剣で押し込む。
中をのぞき込むと、同じように、いくつかの物がある。
「あったよ。ちょっとすすけているけれど、磨けば綺麗になる」
「分け方は、どうします?」
そう聞かれて、この前総取りしたけれど。
「人数で割るか」
どれが良いかを聞きながら、欲しいものを取っていく。
収納庫は持っているので、必然的に指輪とかを多く貰う。
「さて、通路はどこだ?」
そう言うと、やたちゃんは出ていく。
「うわー、嫌な予感がする」
「奇遇ですね」
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