ライバルだけど愛しくて

エリカ

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スピネル視点 第2話

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「それでだな。明日の洋館についてだが」 

そういい始める親父

聞くきのない子供

まさに、すれ違っている。

だが、友達もいない、お母さんも死んでしまった今

俺は話を聞くという選択肢しかない。

それでいてなが~い話を聞かされた。

主にまとめるとこうだ

「洋館の主は金山金太郎といって名前の通りお金持ちだということ」

「そしてそのなかでも価値あるお宝がルビーのネックレスだということ」

「もう、予告状だしてきたのでよろしく!」

ってことだった。

別にいいんだが、出来れば予告状を勝手に出さないで欲しい

俺の家は代々続く怪盗一家

そして、怪盗としての情報はまったく世間に公開されていない

俺はその代々作り上げてきたものを壊したくない

だから怪盗を引き継いだ。

怪盗スピネルのスピネルとは

俺が最初にとった宝石だった。

だから名前にした。

けど、サファイヤはなんでサファイヤなのだろうか。

もしかして同じ理由なのか?

考えれば考えるほど謎は深まるばかりだな...
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