ライバルだけど愛しくて

エリカ

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サファイヤ目線 第3話

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「よし!そろそろ時間かな?」 

そういいながら時計を見ると今は9時50分

今回の目的はルビーのネックレスをとることと

怪盗スピネルについての情報を少しでも手にいれること。

だから怪盗スピネルの出てくる時間にあわせなくちゃならない

幸い洋館まで5分という近さだけども

自分の思うように行動できないのは辛い。

まぁ、愚痴いってても仕方ないんですがね

そして時計を見るとカチ、コチと音をならして少しずつ針を動かす

そして長い針が丁度11をさした

私は声を出して

「怪盗サファイヤ!ルビーのネックレス頂戴いたしにまいります!」

といい、窓からぬけて洋館へと向かった。

洋館が見えくる位置まで来たときに屋根に黒い影があるのがわかった。

ちかずくに連れてそれは人の形をしていることがわかり

洋館の門までくるとその人は月に照らされてとても美しかった。

しかし

「お前!何者だ!」

と、怒鳴ってきた。

いきなりのことでビックリしてしまい動けなかった

そして、ようやく考えがまとまったところ

この暴言野郎は多分怪盗スピネルだろうということだった

理由としては首輪にスピネルがついていたからだ。

それから気持ちを落ち着かせたと共に

「あんた!怪盗スピネルでしょ!」

と怒鳴ってやった

綺麗な人

そう思ってしまった自分がバカだった。

だから、とてもスッキリした。
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