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鬼に瘤を取らる
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ある日、男の子は森で虫をつかまえていました。せっせかせっせか虫をつかまえていました。
ふと、横を見るとそこには大きな鬼がいました。男の子はびっくりして、虫かごをほうり投げて走って逃げました。
鬼は虫かごを見ると拾って、男の子を追いかけました。しかし、なかなか追いつくことができません。男の子は必死に逃げています。
「おーいまってくれー。」
といくら鬼が呼んでも、男の子は止まりません。森のなかをずーっと走っています。
すると、男の子が大きな石につまづいてすってんころりん。頭に大きなならたんこぶができてしまいました。男の子は泣いてしまいました。鬼はいそいで男の子に近づくと、男の子のたんこぶをとってあげました。そして、男の子は
「ありがとう鬼さん。」
といいました。
すると鬼は
「ごめんね。びっくりさせちゃって。君は虫が好きなのかい?」
と聞きながら、虫かごを男の子に返しました。そうすると男の子は
「うん!大好きだよ!」
「そうかいそうかい。じゃあ君にはこのオオクワガタをあげよう。とびきりおおきなオオクワガタさ。」
と言って鬼は男の子の虫かごにオオクワガタをいれてあげました。
今では男の子と鬼は大のなかよしで、よくいっしょに森で虫とりをしています。
ふと、横を見るとそこには大きな鬼がいました。男の子はびっくりして、虫かごをほうり投げて走って逃げました。
鬼は虫かごを見ると拾って、男の子を追いかけました。しかし、なかなか追いつくことができません。男の子は必死に逃げています。
「おーいまってくれー。」
といくら鬼が呼んでも、男の子は止まりません。森のなかをずーっと走っています。
すると、男の子が大きな石につまづいてすってんころりん。頭に大きなならたんこぶができてしまいました。男の子は泣いてしまいました。鬼はいそいで男の子に近づくと、男の子のたんこぶをとってあげました。そして、男の子は
「ありがとう鬼さん。」
といいました。
すると鬼は
「ごめんね。びっくりさせちゃって。君は虫が好きなのかい?」
と聞きながら、虫かごを男の子に返しました。そうすると男の子は
「うん!大好きだよ!」
「そうかいそうかい。じゃあ君にはこのオオクワガタをあげよう。とびきりおおきなオオクワガタさ。」
と言って鬼は男の子の虫かごにオオクワガタをいれてあげました。
今では男の子と鬼は大のなかよしで、よくいっしょに森で虫とりをしています。
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