めちゃくちゃやさしい鬼もいる

未来の小説家

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鬼も笑顔

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 あるところにそれは怖いこわい怖いかおの鬼がいました。だけどその鬼はむらのだれからもかれる人気者にんきもの
 どうしてかって?
 その鬼はいつも笑顔えがお周りまわりのみんなをあかるくしてくれるからです。だけどもともとそうだったわけではありません。

 ちいさいときその鬼はなやんでいました。かおこわくて友達ともだちができなかったからです。おなどしくらいのになかよくなろうとおもっておはなししようとすると、すぐにこわがってきだしてしまいます。それをて鬼がさびしそうなかおをすると、そのげだしてしまいました。
 どうしたらいいのかからないので、鬼はおかあさんにいてみました。
「ねぇ、どうしたらこわがられないで友達ともだちができるの?」
わたしたち鬼はかおこわいからそれはむずかしいことだね。」
「うん。友達ともだちほしいよぉ。」
「だったら、きみがいつも笑顔えがおでいることだよ。どんなにこわかおでも、笑顔えがおでいれば、みんなきみとおはなししてみたくなるとおもうよ。」

 それから、鬼はいつも笑顔えがおでいるようになって、友達ともだちもいっぱいできました。はじめはつくっていた笑顔えがおいまではこころからの笑顔えがお毎日まいにちごしています。
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