夢ノコリ

hachijam

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暑い夢

4.

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夏の屋内のプール、しかも、お盆と言う時期、混んでいるのかどうか想像がつかなかった。いわゆる観光地なんて場所には住んでいないので、この時期になると、街全体が静かになったような気がする。人も明らかに少ない。だったら空いているだろうと思ったら、甘かった。プールの近くに行ったら、車の列。最初は何で車が並んでいるのか、分からなかったが、すぐにそれがプールの駐車場待ちの列だった事が分かった。車の中の子供が浮き輪を持ってはしゃいでいるのが見えた。これは明らかにプール待ちだ。ちょっとびっくりする。

昔もプールは混んでいたけど、こんなに車で来ている感じでは無かった。そもそも、駐車場なんて昔は無かった気もする。そんな事を思い出す。何か一気にテンションが下がる。これだったら、入ってもまともに泳げないのではと思う。どうしようかなと思いつつも、そのまますぐに引き返すことせずに、とりあえず、様子を見てみようと思い、中に入った。

驚いたのは二つ、プールの構成と値段だ。昔は、何度もそう言っているのが切ない気もするけど、ただ大きなプールがひとつドカンとあるだけだった。一応、おまけ程度に子供向けのプールが用意されていたけど、そんな感じだった。今は、違う、まず、メインが流れるプールと言うのになっていた。しかも、ウォータースライダーなんてのもあって、僕がイメージしている市民プールとは違っていた。遊園地のプールと言うと、大げさだけど、それのミニチュア版みたいな感じだと思った。これだと、ただ泳ぐだけと言うのは難しいのかなと思ったら、競泳専用のプールと言うのもあって、25mプールの大きさみたいだけど、そこだとちゃんと泳げるみたいだ。これだったら、わざわざ車で来る人がいても不思議ではないと思った。

そして、値段がそこそこした。それこそ、遊園地のプールに比べれば、全然、安いし、これだけの設備があれば、納得はするなとは思うけど、昔のイメージしか持っていなかった僕は驚いた。もちろん、子供時代の記憶だけど、百円握りしめて、プールに行けば、帰りにアイスを買って帰る事が出来たなんてのを思い出すと、ちょっと高いのではと思ってしまうのも事実だ。値段上がっているのは覚悟していたけど、そんなにはお金を持ってきていない。これだと帰りにアイスは買えないと思う。

さて、どうしようか。ここまで来たんだからという気持ちもあるけど、入っても人ばかりだと思う気持ちもあってすでに帰りたがっている自分がいた。
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