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テスト前の夢
7.
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社長が持ってきたカラクリ箱は見ただけで、立派なものと分かるような物だった。明らかに職人が作ったというような細工の細かさがあった。僕が作ったオルゴールとか、社長が作った箱の模様とは、当たり前だけど比べ物にならなかった。こういうのに詳しくないので、どれだけの価値があるのかは分からないけど、これを壊して中身を取り出すのを躊躇する気持ちは良く分かった。
「さて、やってみよう」
社長はまず金色のカギを鍵穴に差し込んだ。ピッタリと鍵穴にはまった。本当にその金色のカギがカラクリ箱のカギなのかと言うのは、社長も僕も半信半疑な所があったが、まずカギがハマった事で間違いないと思った。カギのサイズがピッタリと合うなんて事、そうはないだろうと思ったからだ。
ただ、そこからすんなりとはいかなかった。カギをハメて回しても空回りするだけだったのだ。
「そのカギじゃなかったんですかね?」
恐る恐ると言う感じで、社長に尋ねた。
「ここからどうしたんだっけな」
社長はそう言うと、ちょっと考え込んだ。
「ちょっと、良いですか」
僕は一応断って、カギを回してみた。空回りしている。やっぱり、違ったのかなと思いながら、何度か回してみる。
「これね。カラクリ箱だから、普通にカギさして回しても開かないんだよ」
僕の様子を見て社長が言った。
「パズルみたいな仕掛けがあるんだよ。確かね」
そう言いながら、箱を持ち上げると、カギを差し込んだままひっくり返した。
「どっか押すとかした記憶があるんだけど」
そう言いながら、いろいろと押してみた。すると、カタッと音がして、裏側の板がスライドした。
「そうそうこんな感じで、他もずれるんだよな」
他にもずれるところが無いかを社長は探してみるが、なかなか見つからなかった。
「うーん。どうやったかな。全然覚えていないね」
また、考え込んでしまった。
「カギはこれで合っているんですかね?」
気になっていた事を聞いてみる。
「たぶん、そうだね。どういう仕掛けなのか、良く分からないけど、このカギをささないと、どこも動かないはずだからね」
改めて、カギを回そうとしたら、動かなくなっていた。どうやら、裏側の板がスライドすると、動かなくなる仕組みのようだった。
「さて、どうした物かね?こういうパズル得意?」
社長が聞いてくる。
「パズルは時々やりますけど、こういうのは初めてなんで分からないです」
と、正直に言った。
「仕方ないね。今日の所はこんなものかな。とりあえず、カギが見つかっただけでも良しとするか」
社長がそう言って今日のバイトは終了となった。社長は時間がある時に、またやってみると言っていた。次のバイトの時までに、箱は開くのだろうか、それが気になった。
「さて、やってみよう」
社長はまず金色のカギを鍵穴に差し込んだ。ピッタリと鍵穴にはまった。本当にその金色のカギがカラクリ箱のカギなのかと言うのは、社長も僕も半信半疑な所があったが、まずカギがハマった事で間違いないと思った。カギのサイズがピッタリと合うなんて事、そうはないだろうと思ったからだ。
ただ、そこからすんなりとはいかなかった。カギをハメて回しても空回りするだけだったのだ。
「そのカギじゃなかったんですかね?」
恐る恐ると言う感じで、社長に尋ねた。
「ここからどうしたんだっけな」
社長はそう言うと、ちょっと考え込んだ。
「ちょっと、良いですか」
僕は一応断って、カギを回してみた。空回りしている。やっぱり、違ったのかなと思いながら、何度か回してみる。
「これね。カラクリ箱だから、普通にカギさして回しても開かないんだよ」
僕の様子を見て社長が言った。
「パズルみたいな仕掛けがあるんだよ。確かね」
そう言いながら、箱を持ち上げると、カギを差し込んだままひっくり返した。
「どっか押すとかした記憶があるんだけど」
そう言いながら、いろいろと押してみた。すると、カタッと音がして、裏側の板がスライドした。
「そうそうこんな感じで、他もずれるんだよな」
他にもずれるところが無いかを社長は探してみるが、なかなか見つからなかった。
「うーん。どうやったかな。全然覚えていないね」
また、考え込んでしまった。
「カギはこれで合っているんですかね?」
気になっていた事を聞いてみる。
「たぶん、そうだね。どういう仕掛けなのか、良く分からないけど、このカギをささないと、どこも動かないはずだからね」
改めて、カギを回そうとしたら、動かなくなっていた。どうやら、裏側の板がスライドすると、動かなくなる仕組みのようだった。
「さて、どうした物かね?こういうパズル得意?」
社長が聞いてくる。
「パズルは時々やりますけど、こういうのは初めてなんで分からないです」
と、正直に言った。
「仕方ないね。今日の所はこんなものかな。とりあえず、カギが見つかっただけでも良しとするか」
社長がそう言って今日のバイトは終了となった。社長は時間がある時に、またやってみると言っていた。次のバイトの時までに、箱は開くのだろうか、それが気になった。
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