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3.僕との対話
23.
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結論としては、文句のない休日の過ごし方だった。半日と言う時間なので、行ける場所も限られていたが、以前から行きたいと思っていたお店に出かけたりしていた。さすがは僕の身体だと妙に納得してしまう姿だった。
本当に無茶な事はせずに、当たり前のように過ごしていた。その中で、これまで忙しいから行けなかったところに行っていた。昨日に引き続いての行動力に元気だなと思ってしまった。疲れとか感じないのかなと思っていたが、身体が疲れを感じないわけではないみたいだ。ただ、楽しいから疲労が苦痛にならないみたいだった。
その辺はむしろ、身体の方が辛いのではないかなと思っていたが、そうでも無いようだった。身体よりも精神的に疲れる事が多いなんて思ったりするけど、それが本当の事なのかなと思った。
若い頃の自分を見ているようだと少し思ったが、若い頃の自分がこれだけアクティブだったかは自信が持てなかった。もっとハチャメチャな事、例えば、髪型を変えるとか、高価なものを買うとか、叫んだり暴れたりするとか、そういう事は全くせず、その辺は全く心配する事は無かった。少しだけ気になったのが、食べる量が多い事だったが、それも普段、ちょっと食べ過ぎたと感じるレベルだったので、多めに見る事にした。
こちらの事が気になるのか、たびたび、これで大丈夫だろうと確認してくることもあって、安心出来た。基本的には意識の僕が持っている記憶は共有されているみたいで、僕としての根本的な部分と言うのは一緒なんだなと思った。どちらかと言うと、僕のしまっていた願望に忠実なようで、そういう部分でも好感を持ってしまった。
このまま、任せてしまっても大丈夫かなと思った。それならば、とりあえずは安心かなとも思った。明日からの仕事を考えれば、まずはホッと安心できる。ただ、結果として意識としての自分がいなくても、僕はどうにか存在する事が出来るという事が分かった事にしかならなかった。どうして、そうなったのか、どうすれば、元に戻るのか、その手掛かりでさえ、全く手に入らなかった
それでいいのだろうか。不安に思うのと同時に、それで何の不都合があるのかなと少し思う自分もいた。仕事に行きながら、解決のヒントを見つける事は出来るのだろうか。それとも何かがきっかけでまた元に戻るのを待つだけなのだろうか。ずっとこのままのような気もしてきた。だんだん、自分の意識が溶けて消えてしまうのではないか、そんな風にネガティブな事を考えてしまっていたのは、その時、ただ眠かったからだろうか。
本当に無茶な事はせずに、当たり前のように過ごしていた。その中で、これまで忙しいから行けなかったところに行っていた。昨日に引き続いての行動力に元気だなと思ってしまった。疲れとか感じないのかなと思っていたが、身体が疲れを感じないわけではないみたいだ。ただ、楽しいから疲労が苦痛にならないみたいだった。
その辺はむしろ、身体の方が辛いのではないかなと思っていたが、そうでも無いようだった。身体よりも精神的に疲れる事が多いなんて思ったりするけど、それが本当の事なのかなと思った。
若い頃の自分を見ているようだと少し思ったが、若い頃の自分がこれだけアクティブだったかは自信が持てなかった。もっとハチャメチャな事、例えば、髪型を変えるとか、高価なものを買うとか、叫んだり暴れたりするとか、そういう事は全くせず、その辺は全く心配する事は無かった。少しだけ気になったのが、食べる量が多い事だったが、それも普段、ちょっと食べ過ぎたと感じるレベルだったので、多めに見る事にした。
こちらの事が気になるのか、たびたび、これで大丈夫だろうと確認してくることもあって、安心出来た。基本的には意識の僕が持っている記憶は共有されているみたいで、僕としての根本的な部分と言うのは一緒なんだなと思った。どちらかと言うと、僕のしまっていた願望に忠実なようで、そういう部分でも好感を持ってしまった。
このまま、任せてしまっても大丈夫かなと思った。それならば、とりあえずは安心かなとも思った。明日からの仕事を考えれば、まずはホッと安心できる。ただ、結果として意識としての自分がいなくても、僕はどうにか存在する事が出来るという事が分かった事にしかならなかった。どうして、そうなったのか、どうすれば、元に戻るのか、その手掛かりでさえ、全く手に入らなかった
それでいいのだろうか。不安に思うのと同時に、それで何の不都合があるのかなと少し思う自分もいた。仕事に行きながら、解決のヒントを見つける事は出来るのだろうか。それとも何かがきっかけでまた元に戻るのを待つだけなのだろうか。ずっとこのままのような気もしてきた。だんだん、自分の意識が溶けて消えてしまうのではないか、そんな風にネガティブな事を考えてしまっていたのは、その時、ただ眠かったからだろうか。
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