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第57話 幻の中で
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マシュールスの町を出て森の中で吹雪に遭い、皆んなとはぐれてしまった。
マリスだけは俺の中にいたのではぐれなかったが、吹雪の中を進むと俺は夢の中で偽物のルマに会い殺されそうになる。
その時、首飾りから赤い光が放たれ、俺を守ってくれた。
そして皆んなと合流する為、森の中を進む。
『兄ちゃん、兄ちゃん、さっきは何があったの?』
夢でも見てたようだよ。
夢の中でルマが出てきたけど、偽物のルマで、そいつに襲われた。
『そんな、兄ちゃんにそんな事を……、許せないよ』
ありがとな。
いつまでも引きずってはいられない。
「翔!」
「翔様!」
「翔さん!」
「翔にゃ!」
途中ではぐれた皆んな共、合流出来たな。
「聞いてくれ。 俺はさっきの吹雪の中で、敵からの攻撃を受けた。 もしかしたら八首斬影かも知れない。 万が一もあるから、皆んな魔法陣へ戻ってくれ」
「翔さんは、敵の攻撃を受けて大丈夫だったんですか?」
「これのおかげでな」
「そっか……」
「でも次はわからないから、皆んな頼む」
皆んなの返事をもらうと、魔法陣へ戻って行く。
森の中を進んで行くと、少し開けた場所に出た。
そこには行方不明となっていた、沢山の兵士達が雪に埋もれていた。
外傷は無い。 恐らく皆んな凍死だ。
ガサッ! と音がする方を見ると、1人の兵士が起き上がり、フラフラと歩き始めた。
「おい! しっかりしろ!」
その兵士は虚な顔でブツブツと独り言を言いながら歩いている。
「アーシャ、帰って来てくれたんだな……、ブツブツ……」
兵士は誰もいない場所にハグをすると、満面の笑みでその場に崩れ落ちた。
「お、おい!」
『翔様無理ですわ。 もうその方は亡くなられています』
『さっきの兄ちゃんみたいだ……』
俺も、あんな感じだったのか……、首飾りが無ければ俺も同じように死んでたかも知れない……。
俺が見た夢は、ルマに会う夢。 もしかしたら、ここで亡くなった兵士達も、会いたい人に会う夢を見て、夢から出て来なくなったのか。
こんな夢なら目覚めないのもわかる。
だけど、そんな事をする奴は八首斬影しかいない。
早く倒さないと、マシュールスの町の人達も危ない。
森を抜けると崖の下に洞窟が見えた。
怪しい。
俺は気配に気をつけながら洞窟を覗くが、中は真っ暗だ。
人の気配も特には感じない。
ここじゃ無いか……。
別の場所を探そうと洞窟を出る。
カラッ……。
石の転がる音がする。
ラジュナ、明かりが欲しい。
いつもの様に剣に電撃を流して明かりを頼む。
『わかりました』
呪文を唱え、光り輝く剣で洞窟の奥を照らす。
「誰だ! 誰かそこにいるのか?!」
既に音がした場所には誰もいない。
もう少し奥に行ってみるか。
奥に進みながら明かりで照らす。
曲り角に人影が見える。
やはり誰かいるな。
『翔様、注意してくださいまし』
『私達にも気配がわからないなんて、怪しいです』
『よっぽどの達人か、得体の知れない物かも知れねぇ』
『気をつけながら行きましょう』
『…………』
こちらも気配を消して近づく。
こちらを角からこっそりと覗いている人影が見えたが、やはり踵を翻して走っていってしまう。
俺は走って追いかけると、その人影の背中が見えた。
赤いロングヘアー、赤い服、そして背中には妖精の羽。 でも身長はマリスくらいはある。
「おい! 待ってくれ!!」
声をかけるが、やはり走って行ってしまう。
走って追いかける。
追い掛けながら、これも罠なんだろうと思うが、やはり万が一、もしかして、なんて考えてしまう。
「待ってくれ」
やっと追いつき、肩を掴む。
「離して!」
「君は誰なんだ!?」
肩から手を離すと、その声の主はゆっくりと振り向く。
「君は……、やっぱり、ルマ!!」
サイズだけが違うルマがそこにいた。
これはやはり罠か。 ルマがここにいるはずは無いし、人と同じ身長なのはおかしい。
「これも夢なのか?」
「ねえ! 私の事知ってるの!?」
ルマ(仮)は俺を揺さぶってくる。
偽物なのだろう。 だが、話しだけは聞いてみたい。
『翔! そいつを早く切れ!』
『そうです! 今回も偽物です!』
『お気持ちはわかりますが、わざわざ罠にかかる必要はございません!』
『洞窟から出た方が良いかも知れません!』
『……、待ってよ皆んな。 もし、もしだけど、本当にルマかも知れないよ! だって今回は兄ちゃんに僕達の声が届いてるし』
確かに。
確かめる必要はありそうだ。
「ねぇ、聞いてる?」
ルマ(仮)は俺が考え事をしているのかと、袖を揺さぶってくる。
「あ、ごめん。 君の事は知っていると思う。 君は俺の事は覚えていないのかい?」
「私……、気がついたらここにいて……、自分の名前も覚えて無いし……なんでここにいるのかもわからないの」
「妖精って事も覚えてない?」
「妖精? 私が?」
「そう……、俺は君に良く似た妖精を知っている」
「本当! どこ? 何処にいるの!?」
「もう……、会う事は出来ないんだ……」
「会えない? 残念ね……、それじゃあ、もしかして私って、その子の生まれ変わりなのかな?」
生まれ変わり……、可能性はあるかも知れない。
ルマ(仮)の言葉に心臓がドクンとした。
「じゃあ、その子の名前教えてよ」
「…………、…………、ルマ」
「そう、ルマって言うんだ。 可愛い名前ね。 じゃあ、私が名乗っても良いかしら?」
「それは駄目だ!!」
「ひゃ!」
思わず大きな声を上げてしまった。
「ご、ごめんなさい。 大切な名前だったのね。 わかった、なら、逆から呼んで、【マル】はどう? だめ?」
「……、まぁ、それなら……」
「やったぁ!」
マルはガッツポーズで喜んでいる。
喋り方や言動がルマそっくりで、本当に生まれ変わりなんじゃ無いかと思ってしまう。
ただ、ルマが死んだとは言っていないはずなのに、生まれ変わりと言ってくるのはおかしい。
気をつけないと。
「ね、私も着いて行っていい?」
「いや、ここは危ない。 早く洞窟から出た方が良い」
「そんなぁ、こんなか弱い子を追い出すなんて酷いわ……」
マルは目をうるうるさせて見つめてくる。
「わ、わかったよ。 でもこの先は危険かも知れないから、離れずにな。 危険だと思ったら直ぐに逃げるんだ」
「は~い」
マルは俺の手を握って洞窟を進む俺の後ろをついて来る。
『翔、本当に大丈夫か?』
『話し方といい……ルマさんに似ていますが……』
『まだわかりません。 油断しないで下さいね』
『皆んな何言ってるの、ルマだよ! 絶対にルマの生まれ変わりだよ!』
『だと、良いのですけどね』
俺も信じたい。
洞窟を進むと風が吹いて来る方向がある。
風の方に進んでみるか。
ガブッ!
「ぐわっ!!」
いきなり足に激痛が走る。
暗がりの中、モゾモゾと何か動いている。
明かりを向けると【ヘビーポイズン】だ。
サイズは小さいが、毒は強力だ。
くそっ!
ヘビーポイズンを剣で切り裂き、遠くに蹴飛ばす。
「はぁ、はぁ……」
こ、これはヤバい……。
『翔様! 早くわたくしを召喚して下さいませ!!』
あ、ああ……。
早く召喚しないと……。
「ぐっ……」
ヘビーポイズンの毒回りが早い。
喉が焼ける様な痛みで声が出ない……。
『翔!!』
『兄ちゃん!!』
『翔さん!!』
『翔さん!!』
駄目だ……、立っていられない……。
俺はその場に崩れ落ちた。
なんだか……頭が柔らかい物の上に乗っている感じだ。
「う、う~ん……」
目を片方づつゆっくり開けると、目の前には俺の顔を覗き込んでいるマルの顔がある。
「大丈夫?」
心配そうに覗き込んでいる。
「あ、ああ」
「良かった」
マルに頭を撫でられた。
「うわぁ!!」
頭を撫でられ気がついた。
マルの膝の上に寝ていたようだ。
ガバッと起き上がる。
『翔無事か!』
『翔様、お体は大丈夫ですか?』
『兄ちゃん大丈夫?』
『翔さん、無事ですか?』
『大丈夫そうで安心しましたよ』
そうだ、俺は毒を受けて倒れたはず。
『マルさんが助けてくれましたのよ』
マルが?
「マル、助けてくれてたって……でもどうやって?」
「魔法だよ。 なんか良くわからないんだけど、助けなきゃ! って思ったら毒を消す魔法が使えた」
それってまさか……。
「もう一度やってくれないか?」
「良いですよ。 そこに座ってて下さいね」
マルが立ち上がり、俺の頭の上に魔法陣が広がると、光の粒が降り注いだ。
これは妖精の魔法!!
やっぱりルマなのか!?
『そうだよ兄ちゃん! ルマが戻って来たんだよ!』
マリスは嬉しそうに俺の頭の中ではしゃいでるようだ。
「マルありがとう。 それじゃ、進んでみよう」
これで毒の心配もなくなった。
ルマ(仮)についてはもう少し調べた方が良いだろう。 でも、マリスじゃないが、俺も嬉しさでいっぱいになった。
マリスだけは俺の中にいたのではぐれなかったが、吹雪の中を進むと俺は夢の中で偽物のルマに会い殺されそうになる。
その時、首飾りから赤い光が放たれ、俺を守ってくれた。
そして皆んなと合流する為、森の中を進む。
『兄ちゃん、兄ちゃん、さっきは何があったの?』
夢でも見てたようだよ。
夢の中でルマが出てきたけど、偽物のルマで、そいつに襲われた。
『そんな、兄ちゃんにそんな事を……、許せないよ』
ありがとな。
いつまでも引きずってはいられない。
「翔!」
「翔様!」
「翔さん!」
「翔にゃ!」
途中ではぐれた皆んな共、合流出来たな。
「聞いてくれ。 俺はさっきの吹雪の中で、敵からの攻撃を受けた。 もしかしたら八首斬影かも知れない。 万が一もあるから、皆んな魔法陣へ戻ってくれ」
「翔さんは、敵の攻撃を受けて大丈夫だったんですか?」
「これのおかげでな」
「そっか……」
「でも次はわからないから、皆んな頼む」
皆んなの返事をもらうと、魔法陣へ戻って行く。
森の中を進んで行くと、少し開けた場所に出た。
そこには行方不明となっていた、沢山の兵士達が雪に埋もれていた。
外傷は無い。 恐らく皆んな凍死だ。
ガサッ! と音がする方を見ると、1人の兵士が起き上がり、フラフラと歩き始めた。
「おい! しっかりしろ!」
その兵士は虚な顔でブツブツと独り言を言いながら歩いている。
「アーシャ、帰って来てくれたんだな……、ブツブツ……」
兵士は誰もいない場所にハグをすると、満面の笑みでその場に崩れ落ちた。
「お、おい!」
『翔様無理ですわ。 もうその方は亡くなられています』
『さっきの兄ちゃんみたいだ……』
俺も、あんな感じだったのか……、首飾りが無ければ俺も同じように死んでたかも知れない……。
俺が見た夢は、ルマに会う夢。 もしかしたら、ここで亡くなった兵士達も、会いたい人に会う夢を見て、夢から出て来なくなったのか。
こんな夢なら目覚めないのもわかる。
だけど、そんな事をする奴は八首斬影しかいない。
早く倒さないと、マシュールスの町の人達も危ない。
森を抜けると崖の下に洞窟が見えた。
怪しい。
俺は気配に気をつけながら洞窟を覗くが、中は真っ暗だ。
人の気配も特には感じない。
ここじゃ無いか……。
別の場所を探そうと洞窟を出る。
カラッ……。
石の転がる音がする。
ラジュナ、明かりが欲しい。
いつもの様に剣に電撃を流して明かりを頼む。
『わかりました』
呪文を唱え、光り輝く剣で洞窟の奥を照らす。
「誰だ! 誰かそこにいるのか?!」
既に音がした場所には誰もいない。
もう少し奥に行ってみるか。
奥に進みながら明かりで照らす。
曲り角に人影が見える。
やはり誰かいるな。
『翔様、注意してくださいまし』
『私達にも気配がわからないなんて、怪しいです』
『よっぽどの達人か、得体の知れない物かも知れねぇ』
『気をつけながら行きましょう』
『…………』
こちらも気配を消して近づく。
こちらを角からこっそりと覗いている人影が見えたが、やはり踵を翻して走っていってしまう。
俺は走って追いかけると、その人影の背中が見えた。
赤いロングヘアー、赤い服、そして背中には妖精の羽。 でも身長はマリスくらいはある。
「おい! 待ってくれ!!」
声をかけるが、やはり走って行ってしまう。
走って追いかける。
追い掛けながら、これも罠なんだろうと思うが、やはり万が一、もしかして、なんて考えてしまう。
「待ってくれ」
やっと追いつき、肩を掴む。
「離して!」
「君は誰なんだ!?」
肩から手を離すと、その声の主はゆっくりと振り向く。
「君は……、やっぱり、ルマ!!」
サイズだけが違うルマがそこにいた。
これはやはり罠か。 ルマがここにいるはずは無いし、人と同じ身長なのはおかしい。
「これも夢なのか?」
「ねえ! 私の事知ってるの!?」
ルマ(仮)は俺を揺さぶってくる。
偽物なのだろう。 だが、話しだけは聞いてみたい。
『翔! そいつを早く切れ!』
『そうです! 今回も偽物です!』
『お気持ちはわかりますが、わざわざ罠にかかる必要はございません!』
『洞窟から出た方が良いかも知れません!』
『……、待ってよ皆んな。 もし、もしだけど、本当にルマかも知れないよ! だって今回は兄ちゃんに僕達の声が届いてるし』
確かに。
確かめる必要はありそうだ。
「ねぇ、聞いてる?」
ルマ(仮)は俺が考え事をしているのかと、袖を揺さぶってくる。
「あ、ごめん。 君の事は知っていると思う。 君は俺の事は覚えていないのかい?」
「私……、気がついたらここにいて……、自分の名前も覚えて無いし……なんでここにいるのかもわからないの」
「妖精って事も覚えてない?」
「妖精? 私が?」
「そう……、俺は君に良く似た妖精を知っている」
「本当! どこ? 何処にいるの!?」
「もう……、会う事は出来ないんだ……」
「会えない? 残念ね……、それじゃあ、もしかして私って、その子の生まれ変わりなのかな?」
生まれ変わり……、可能性はあるかも知れない。
ルマ(仮)の言葉に心臓がドクンとした。
「じゃあ、その子の名前教えてよ」
「…………、…………、ルマ」
「そう、ルマって言うんだ。 可愛い名前ね。 じゃあ、私が名乗っても良いかしら?」
「それは駄目だ!!」
「ひゃ!」
思わず大きな声を上げてしまった。
「ご、ごめんなさい。 大切な名前だったのね。 わかった、なら、逆から呼んで、【マル】はどう? だめ?」
「……、まぁ、それなら……」
「やったぁ!」
マルはガッツポーズで喜んでいる。
喋り方や言動がルマそっくりで、本当に生まれ変わりなんじゃ無いかと思ってしまう。
ただ、ルマが死んだとは言っていないはずなのに、生まれ変わりと言ってくるのはおかしい。
気をつけないと。
「ね、私も着いて行っていい?」
「いや、ここは危ない。 早く洞窟から出た方が良い」
「そんなぁ、こんなか弱い子を追い出すなんて酷いわ……」
マルは目をうるうるさせて見つめてくる。
「わ、わかったよ。 でもこの先は危険かも知れないから、離れずにな。 危険だと思ったら直ぐに逃げるんだ」
「は~い」
マルは俺の手を握って洞窟を進む俺の後ろをついて来る。
『翔、本当に大丈夫か?』
『話し方といい……ルマさんに似ていますが……』
『まだわかりません。 油断しないで下さいね』
『皆んな何言ってるの、ルマだよ! 絶対にルマの生まれ変わりだよ!』
『だと、良いのですけどね』
俺も信じたい。
洞窟を進むと風が吹いて来る方向がある。
風の方に進んでみるか。
ガブッ!
「ぐわっ!!」
いきなり足に激痛が走る。
暗がりの中、モゾモゾと何か動いている。
明かりを向けると【ヘビーポイズン】だ。
サイズは小さいが、毒は強力だ。
くそっ!
ヘビーポイズンを剣で切り裂き、遠くに蹴飛ばす。
「はぁ、はぁ……」
こ、これはヤバい……。
『翔様! 早くわたくしを召喚して下さいませ!!』
あ、ああ……。
早く召喚しないと……。
「ぐっ……」
ヘビーポイズンの毒回りが早い。
喉が焼ける様な痛みで声が出ない……。
『翔!!』
『兄ちゃん!!』
『翔さん!!』
『翔さん!!』
駄目だ……、立っていられない……。
俺はその場に崩れ落ちた。
なんだか……頭が柔らかい物の上に乗っている感じだ。
「う、う~ん……」
目を片方づつゆっくり開けると、目の前には俺の顔を覗き込んでいるマルの顔がある。
「大丈夫?」
心配そうに覗き込んでいる。
「あ、ああ」
「良かった」
マルに頭を撫でられた。
「うわぁ!!」
頭を撫でられ気がついた。
マルの膝の上に寝ていたようだ。
ガバッと起き上がる。
『翔無事か!』
『翔様、お体は大丈夫ですか?』
『兄ちゃん大丈夫?』
『翔さん、無事ですか?』
『大丈夫そうで安心しましたよ』
そうだ、俺は毒を受けて倒れたはず。
『マルさんが助けてくれましたのよ』
マルが?
「マル、助けてくれてたって……でもどうやって?」
「魔法だよ。 なんか良くわからないんだけど、助けなきゃ! って思ったら毒を消す魔法が使えた」
それってまさか……。
「もう一度やってくれないか?」
「良いですよ。 そこに座ってて下さいね」
マルが立ち上がり、俺の頭の上に魔法陣が広がると、光の粒が降り注いだ。
これは妖精の魔法!!
やっぱりルマなのか!?
『そうだよ兄ちゃん! ルマが戻って来たんだよ!』
マリスは嬉しそうに俺の頭の中ではしゃいでるようだ。
「マルありがとう。 それじゃ、進んでみよう」
これで毒の心配もなくなった。
ルマ(仮)についてはもう少し調べた方が良いだろう。 でも、マリスじゃないが、俺も嬉しさでいっぱいになった。
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『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
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