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シキとミヒロ
6話
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「志生さんって今でもシャンプーすらいつもご自分でされてるんですか」
月に二回の俺のお楽しみデーがやってきた。っていうかそういう風に言うと本当に俺、キモい痛い可哀想な人みたいだからなんか嫌だな、自分で言っておいてなんだけれども。
「ミヒロくんはお得意様だから。できる限り全部自分でしたいかな。髪や頭皮の状態だって色々わかるしね」
俺は甘い笑みを浮かべる。だがもちろん相手は女性ではないから赤くなってくれるなんてことはなく海優くんは「へえ」と相槌を打ってくるだけだ。
なんか悔しいからこの後シャンプーする時、いつも以上に遊ぼうかな。
俺がそっと思っていると「ありがたいです。そして勉強になります」と海優くんが少しだけ笑顔をみせてきた。
「……」
「志生さん?」
「ああ、いや。そっか。……じゃあ、シャンプーしようね」
微笑むと俺は屈んだ状態から立ち上がった。海優くん相手じゃなくてもカウンセリングをする時、俺はいつもソファーに座っている相手に対して片膝をついた状態で聞いている。けっしてホストみたいなつもりじゃなくて、むしろ中世の姫に仕える騎士の気持ちなのだと前に卓也さんに言ったら「何それ。つか、サド志生が騎士?」と指を指されて笑われた。俺はあくまでも笑顔で「いい大人のくせに人を指してはいけませんって習いませんでした?」と言っておいたが。
後についてくる海優くんをチラリと見るが、本当に整った顔をしているなとしみじみ思う。近藤ちゃんも美形だけどタイプの違う美形というか、いや、海優くんは美形でもあるけど、あれだ、イケメン、だな。
その上先程滅多にみられない海優くんの笑顔が見られた。なんだか得した気分になる。
ついでにどうにもやっぱり自分が気持ち悪いんじゃないかなって気分にもなる。
いやいや。この間は新規のお客様にもシャンプーから施術したし別に俺、海優くんだけがめちゃくちゃ特別というわけでは。
といってもその新規のお客様をいきなり強引に連れてきた知り合いの高校生に『いきなりでも受けてあげるのはミヒロくんだけって決めてるのに』と豪語したばかりだ。
たまに行くバーつながりで高校生と知り合うというのもなんだが、その知り合いも今ではお得意様の一人だ。高校生だけれども。
凪という名前のその子は基本的に偉そうだが実際オーラすらありそうなのと、俺自身大人だから別に偉そうにされても気にならない。タイプではないというか男の子だからそそられるというのもなかったので凪くんとよく一緒にいる氷聖くんがしているように変な風に甚振りたいとも思わなかった。
……でも海優くんも男の子だけど甚振りたくなるんだよねぇ。
そしていきなり連れてきた子は凪くんや氷聖くんの友だちなのだろうか。一見どうしようもなくボサボサ髪の冴えない子だったが、その髪は驚くほど質がよかった。しかも変な眼鏡取ったらまさに美少年と言っても過言じゃない顔をしていて、これだから日々って面白いと思ったものだ。
まあ美少年とまでは言えないかもだけど海優くんだって美形だけどね!
……あれ。やっぱり俺、ところどころ気持ち悪い?
「お湯、熱くない?」
「大丈夫です」
シャワーのお湯を調整した後で海優くんの髪にそのお湯を当てながら俺は自分に少々微妙になる。でもあれだ、お気に入りだから。気に入っているものが特別に思えるのはおかしなことじゃない、と思う。多分。
海優くんの額近くの頭皮にシャワーを当てると彼は少し気持ちよさそうな顔をした。
うん、わかる。結構髪や頭皮って自分じゃないもので触れられると気持ちいいよね。
俺は微笑みながら十分に予洗いを済ませるとシャンプーを泡立てていく。そしてさらに髪でたっぷり泡立てると頭皮をマッサージするように洗い始める。
これも気持ちがいいと思う人は多いだろう。俺も、されるのも好きだ。
でも、海優くんはもっと気持ちがいいところ、あるよね。
俺は微笑みながら海優くんの耳の裏に指を這わせる。耳の付け根から上へ、そしてまた下へ。そのまま首筋に指を這わせてみたいところだがそれは止めて、代わりに耳から後頭部の髪の生え際に指を触れるか触れないかといったぐらいに優しく這わせていく。
すると海優くんの表情がまた切なげに歪む。とはいえ切なげに、というのはただ単に俺が勝手に思ってるだけだが。でもほんの少しピクリと動く表情は、やはり不快というよりはどちらかというと快楽を堪えているようにしか見えない。
つ、と這わせていた指の代わりに優しく爪でひっかくとさらにぴくりと肩あたりが動いた。面白いなあって俺じゃなくても思うのではないだろうか。
何よりクールな海優くんが堪えているであろう様子は楽しくて仕方がない。とはいえ、これくらいしかできないけれども。それ以上なにかすれば本当にただのセクハラか下手をすれば犯罪だ。
……いやいや、これ以上なにをするっていうんだか。そもそも今でも割とセクハラだと思う。
「……かゆいところとか気持ち悪いところ、ない?」
さすがにこれは耳元では言わない。ただ「はい」と返事をしてくれた海優くんの声が少し掠れていて、なんとなくこちらの声まで掠れそうな気分にはなった。
「流すね」
俺はシャンプーを終えるとしっかりと海優くんの髪をすすぎ始めた。そしてカットするためにいざ髪を乾かそうとする前に、アシスタントの浜吉さんが「すみません」と小声で声をかけてきた。俺は海優くんに「ちょっとごめんね」と声をかけてから少しその場を離れる。
「どうしたの」
「今日、予約されているお客様多くて。ごめんなさい志生さん、東様は全部手がけたいって前言ってたけどごめんなさい、私が髪を乾かしますのでパーマお願いできませんか」
いつもはニコニコとしている、少しふっくらとした感じの可愛らしい子なんだけれども今の浜吉さんの表情は沈んでいる。
いやいや、むしろ俺の我がままだからそんなに申し訳なさそうにしなくてもいいんだよ。
「いいよ、了解。じゃあよろしくね」
「はい」
浜吉さんがホッとしたようにニッコリと頷いてきた。
女の子ってやっぱり、可愛いよね。
ニッコリと浜吉さんに微笑んだ後で俺は一旦海優くんに断りに行った。
「ごめんね、ちょっと髪は別の人が乾かすけど、またカットに戻ってくるから。もしかしたらちょっと待っててもらうかもだけどいいかな」
「はい」
海優くんも了解したというつもりだろう、少しだけ微笑むように頷いてくれた。
ああ、海優くんも可愛かったね。
そんなことを思いつつ、俺は「こんにちは」とパーマをかける予定のお客様の元へ向かった。もちろん仕事に関しては、あんなことをしている自分で言うのもなんだけれども真面目なので真剣に集中しつつ、自分にとって新規のお客様であっても満足してもらえるように色々話をしながら丁寧に施術する。
だがふとたまたま海優くんが髪を乾かされているところを見かけた時、俺はなんとなくもやもやとした。
可愛い浜吉さんが海優くんの髪に触れながらなにか話しかけている。それに対し、海優くんもなにか少しはにかむような表情で答えていた。それだけの光景だというのに、もやもやとする。
なにこれ、意味がわからない。いや、しかしとりあえず俺、仕事に集中しろよ。
そっと首を振ると俺はパーマ液を用意した。パーマのお客様の元に戻ると「もししみることあれば言ってくださいね」などとにこやかに声をかけながらそれを塗っていく。
一通りを丁寧にこなすと俺はようやく海優くんの元に戻った。
「ごめんね、お待たせ」
「いえ」
いえ、と答える海優くんはいつもと変わらずクールだ。だのに俺の脳裏には先程少しはにかんだような表情をしていた海優くんが残っている。
ちょっと、待って。俺。なにそれ。
「今日はあれだね、暑いね」
「……そうですか?」
いつもはしないようなどうでもよすぎた俺の会話に海優くんが怪訝そうな顔をしている。
「そうだよ。あれだ、もうそろそろ夏本番だろうしね」
「……は、ぁ」
待って。ほんと俺。
俺は少し頭を抱えるようにしてため息をついた。
「あの、志生さん、大丈夫ですか……?」
そして海優くんに余計な心配をさせてしまった。
しっかりしろよ、俺。今は仕事中なんだからな。
「ああ、ごめんね? 大丈夫。えっとあれだ。そろそろ夏だしね、スタイル自体は基本変えずに、でも軽くなるよう……」
俺は気を取り直して髪のことに集中し始めた。海優くんも少しホッとしたように「はい、その辺はお任せします」とまたいつものようにクールで男前な様子で同意してくれた。
月に二回の俺のお楽しみデーがやってきた。っていうかそういう風に言うと本当に俺、キモい痛い可哀想な人みたいだからなんか嫌だな、自分で言っておいてなんだけれども。
「ミヒロくんはお得意様だから。できる限り全部自分でしたいかな。髪や頭皮の状態だって色々わかるしね」
俺は甘い笑みを浮かべる。だがもちろん相手は女性ではないから赤くなってくれるなんてことはなく海優くんは「へえ」と相槌を打ってくるだけだ。
なんか悔しいからこの後シャンプーする時、いつも以上に遊ぼうかな。
俺がそっと思っていると「ありがたいです。そして勉強になります」と海優くんが少しだけ笑顔をみせてきた。
「……」
「志生さん?」
「ああ、いや。そっか。……じゃあ、シャンプーしようね」
微笑むと俺は屈んだ状態から立ち上がった。海優くん相手じゃなくてもカウンセリングをする時、俺はいつもソファーに座っている相手に対して片膝をついた状態で聞いている。けっしてホストみたいなつもりじゃなくて、むしろ中世の姫に仕える騎士の気持ちなのだと前に卓也さんに言ったら「何それ。つか、サド志生が騎士?」と指を指されて笑われた。俺はあくまでも笑顔で「いい大人のくせに人を指してはいけませんって習いませんでした?」と言っておいたが。
後についてくる海優くんをチラリと見るが、本当に整った顔をしているなとしみじみ思う。近藤ちゃんも美形だけどタイプの違う美形というか、いや、海優くんは美形でもあるけど、あれだ、イケメン、だな。
その上先程滅多にみられない海優くんの笑顔が見られた。なんだか得した気分になる。
ついでにどうにもやっぱり自分が気持ち悪いんじゃないかなって気分にもなる。
いやいや。この間は新規のお客様にもシャンプーから施術したし別に俺、海優くんだけがめちゃくちゃ特別というわけでは。
といってもその新規のお客様をいきなり強引に連れてきた知り合いの高校生に『いきなりでも受けてあげるのはミヒロくんだけって決めてるのに』と豪語したばかりだ。
たまに行くバーつながりで高校生と知り合うというのもなんだが、その知り合いも今ではお得意様の一人だ。高校生だけれども。
凪という名前のその子は基本的に偉そうだが実際オーラすらありそうなのと、俺自身大人だから別に偉そうにされても気にならない。タイプではないというか男の子だからそそられるというのもなかったので凪くんとよく一緒にいる氷聖くんがしているように変な風に甚振りたいとも思わなかった。
……でも海優くんも男の子だけど甚振りたくなるんだよねぇ。
そしていきなり連れてきた子は凪くんや氷聖くんの友だちなのだろうか。一見どうしようもなくボサボサ髪の冴えない子だったが、その髪は驚くほど質がよかった。しかも変な眼鏡取ったらまさに美少年と言っても過言じゃない顔をしていて、これだから日々って面白いと思ったものだ。
まあ美少年とまでは言えないかもだけど海優くんだって美形だけどね!
……あれ。やっぱり俺、ところどころ気持ち悪い?
「お湯、熱くない?」
「大丈夫です」
シャワーのお湯を調整した後で海優くんの髪にそのお湯を当てながら俺は自分に少々微妙になる。でもあれだ、お気に入りだから。気に入っているものが特別に思えるのはおかしなことじゃない、と思う。多分。
海優くんの額近くの頭皮にシャワーを当てると彼は少し気持ちよさそうな顔をした。
うん、わかる。結構髪や頭皮って自分じゃないもので触れられると気持ちいいよね。
俺は微笑みながら十分に予洗いを済ませるとシャンプーを泡立てていく。そしてさらに髪でたっぷり泡立てると頭皮をマッサージするように洗い始める。
これも気持ちがいいと思う人は多いだろう。俺も、されるのも好きだ。
でも、海優くんはもっと気持ちがいいところ、あるよね。
俺は微笑みながら海優くんの耳の裏に指を這わせる。耳の付け根から上へ、そしてまた下へ。そのまま首筋に指を這わせてみたいところだがそれは止めて、代わりに耳から後頭部の髪の生え際に指を触れるか触れないかといったぐらいに優しく這わせていく。
すると海優くんの表情がまた切なげに歪む。とはいえ切なげに、というのはただ単に俺が勝手に思ってるだけだが。でもほんの少しピクリと動く表情は、やはり不快というよりはどちらかというと快楽を堪えているようにしか見えない。
つ、と這わせていた指の代わりに優しく爪でひっかくとさらにぴくりと肩あたりが動いた。面白いなあって俺じゃなくても思うのではないだろうか。
何よりクールな海優くんが堪えているであろう様子は楽しくて仕方がない。とはいえ、これくらいしかできないけれども。それ以上なにかすれば本当にただのセクハラか下手をすれば犯罪だ。
……いやいや、これ以上なにをするっていうんだか。そもそも今でも割とセクハラだと思う。
「……かゆいところとか気持ち悪いところ、ない?」
さすがにこれは耳元では言わない。ただ「はい」と返事をしてくれた海優くんの声が少し掠れていて、なんとなくこちらの声まで掠れそうな気分にはなった。
「流すね」
俺はシャンプーを終えるとしっかりと海優くんの髪をすすぎ始めた。そしてカットするためにいざ髪を乾かそうとする前に、アシスタントの浜吉さんが「すみません」と小声で声をかけてきた。俺は海優くんに「ちょっとごめんね」と声をかけてから少しその場を離れる。
「どうしたの」
「今日、予約されているお客様多くて。ごめんなさい志生さん、東様は全部手がけたいって前言ってたけどごめんなさい、私が髪を乾かしますのでパーマお願いできませんか」
いつもはニコニコとしている、少しふっくらとした感じの可愛らしい子なんだけれども今の浜吉さんの表情は沈んでいる。
いやいや、むしろ俺の我がままだからそんなに申し訳なさそうにしなくてもいいんだよ。
「いいよ、了解。じゃあよろしくね」
「はい」
浜吉さんがホッとしたようにニッコリと頷いてきた。
女の子ってやっぱり、可愛いよね。
ニッコリと浜吉さんに微笑んだ後で俺は一旦海優くんに断りに行った。
「ごめんね、ちょっと髪は別の人が乾かすけど、またカットに戻ってくるから。もしかしたらちょっと待っててもらうかもだけどいいかな」
「はい」
海優くんも了解したというつもりだろう、少しだけ微笑むように頷いてくれた。
ああ、海優くんも可愛かったね。
そんなことを思いつつ、俺は「こんにちは」とパーマをかける予定のお客様の元へ向かった。もちろん仕事に関しては、あんなことをしている自分で言うのもなんだけれども真面目なので真剣に集中しつつ、自分にとって新規のお客様であっても満足してもらえるように色々話をしながら丁寧に施術する。
だがふとたまたま海優くんが髪を乾かされているところを見かけた時、俺はなんとなくもやもやとした。
可愛い浜吉さんが海優くんの髪に触れながらなにか話しかけている。それに対し、海優くんもなにか少しはにかむような表情で答えていた。それだけの光景だというのに、もやもやとする。
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ちょっと、待って。俺。なにそれ。
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いつもはしないようなどうでもよすぎた俺の会話に海優くんが怪訝そうな顔をしている。
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「……は、ぁ」
待って。ほんと俺。
俺は少し頭を抱えるようにしてため息をついた。
「あの、志生さん、大丈夫ですか……?」
そして海優くんに余計な心配をさせてしまった。
しっかりしろよ、俺。今は仕事中なんだからな。
「ああ、ごめんね? 大丈夫。えっとあれだ。そろそろ夏だしね、スタイル自体は基本変えずに、でも軽くなるよう……」
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