トーカティブレティセント

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タクヤとマサヨシ

5話(終)

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 ただ名前で呼んでもらう。
 それだけのことだったので別に卓也は昌義に強いるつもりもなかった。嫌がることをさせている訳でもないしと思っていた。
 もちろん昌義は嫌がっていた訳ではないが、ある意味自分のしたい訳ではないことをしたことになる。だが昔から自分の望まない目に合ってきたことのように不快だという感覚が当たり前だが全くなく、むしろなにか温かくなるような嬉しくなるような感覚だった。そしてそれが何故か妙に不思議でならなかった。
 普通ならそんなことをいちいち不思議だと思わないだろう。ただ、名前を呼ばされ、そして自分は呼んだだけだというのに。
 だがなんとなく幸せで、昌義は抱きしめられながら抱きしめ返した。

 昔から自分の望まない目に合ってきたこと――。

 学生の頃から何故か昌義は男に目をつけられ、そして不快な目に合わされてきた。
 さすがに昌義自身も男で力もあり、そして運もあったかもしれないがアナルセックスまでは実際にされたことはない。だが危ないところまでいったこともあるし、それ以外のことで被害にあったことはある。
 いや男ならそういう目に合う前に止められるだろう、と大抵思うだろう。だが実際は男だろうが怖いものは怖い。状況よっては力が全くかなわないことなんて普通にある。
 最初は戸惑い、ひたすら怯えるくらいしかできなかったが、その内色んな意味でハッキリと断ることができるようになっていた。また、怯えた表情などを見せてかえって相手を喜ばせることもなくなった。
 気づけば普段から淡々とした表情や態度をとるようになっていたが自分で自覚してやっていた訳ではない。いつの間にか自分はこういうものだと昌義自身思うようになっていたし、それはそれで自分の中では問題なかった。
 特に誰とも付き合う気はなくなっていたし、性的衝動にもほぼ駆られることもなかった。だが毎日は自分の中で充実していたし、やりたいことも見つけていた。
 昔から人の髪に触れるのが妙に好きだった。今のようになる前から元々あまり感情表現も話すことも得意ではなかったが、髪に触れるということはそれだけ、人がこんな自分になにかを強いるのではなく委ねてくれている気がして好きだったのかもしれない。もしくは、ただ意味もなく好きなだけかもしれない。
 あまり勉強は得意ではなかったがなんとか専門学校を卒業し、晴れてなりたかった美容師として、とある美容院にも就職できた。
 だが、そこで昌義は完全に自分を殺し、なにも感じない生き物として過ごすことをある意味強いられることになった。
 入ったばかりの頃はなにもなかった。いや、昔からの経験による勘か、なんとなくオーナーのことが好きになれないとは感じていたが、とりあえず昌義はひたすらスタイリストのアシストをしながら雑務をこなし、技術をつけようと朝早くから夜遅くまで仕事に励んでいた。
 先輩たちや同僚と打ちとけることはできなかったが、高校や専門学校でもわりとそうだったので特に気にならなかった。多分自分に非があるのだろうと思うのだが、変わる気はないというか、なにがどう駄目なのか悪いのか、気づけばわからなくなっていたのもある。
 しばらくしてから、初めは違和感くらいだった気がする。今まで不快な目に合うことがあったが、そういう目に合うのはなんとなく学生の間だけだろうと何故か思い込んでいたせいかもしれないし、そのオーナーが様子を見つつだったからかもしれない。
 だが違和感は疑いに、そして確信に変わって行った。誰もいないところで体に触れてくる手が気持ち悪く、払いのけたことだってもちろんある。嫌だと当然はっきり伝えた。
 すると向こうは開き直るようになった。

「別にいいけどさ、だったらもうここ、辞めてもらうしかないかな。あと、他でも雇ってもらえないよう噂流すくらいの影響は俺、あるけど、いい?」

 影響力があるないの本当のところはわからない。とりあえず人との付き合いをちゃんとしてこなかったからだろうか。誰にも相談できなかったし、こういう場合どうすればいいか判断することもできなかった。
 ただ、せっかくなれた美容師の仕事ができなくなるのは嫌だと昌義は思った。
 それからずっと、ひたすら我慢していた気がする。二年くらい、毎日。
 なるべくそういうことをされないよう場所や行動に気をつけた。しかしそれくらいではどうしようもなかった。
 そして楽しいはずの仕事までもが、楽しくなくて嫌で不快を通り越してなにも感じなくなっていた。
 なにも感じないくらいなら、とせめて気づけただけでもよかったのかもしれない。気づいてから、ある朝礼の際に「二週間後に辞めます」と宣言した。それからはオーナーの嫌がらせだけじゃなく他の先輩からも色々言われた。その時ほど、色々なにも感じない自分でよかったと思えたことはない。
 辞めると宣言してから出勤最後の日、昌義は朝礼でオーナーから受けていたセクハラ、パワハラについて淡々と述べた。ただ事実を言っておきたかっただけで信じてもらいたいとは思っていなかった。
 その態度がむしろ真実味を感じさせたのか、その日店内の雰囲気は妙なものだったのを覚えている。そして次の日からは出勤しなかった。もう美容師の仕事はできないのだろうと思っていた。
 金を使う暇がなかったせいで暫くは一人でやっていけそうだったため、実家にも帰らず暫くぼんやりと過ごした。
 ある日たまたま知った今の店で募集があるとわかると、気づけば履歴書を持って店に訪問していた。
 オーナーである卓也には、最初から嫌な気になることはなかった。
 基本ぶっきらぼうで話し方は偉そうなところもある。仕事も真面目なのかいい加減なのか一見わからない。
 だがありがたいことに雇ってもらえ仕事をし出すとすぐに、口は悪くても卓也が本当は面倒見がよく凄く頼れる人だとわかった。仕事もなんだかんだ言って色々忙しそうにしているし、何より美容師としての腕が物凄く、いい。
 そんなオーナーの下で働いているからか、周りの従業員も皆いい人ばかりだった。
 かといってずっと培い、そして壊れてしまったであろう性格や表情などを一転することもできず、それでも昌義は凄く働きやすい環境で自分としては楽しく仕事をさせてもらえるようになった。
 だから元々卓也のことは、多分最初から好きは好きだったのだと思う。ただそれは完全に、いい上司だからだと思っていた。

「好きだから付き合ってくれ」

 最初言われた時は本当にどこに付き合えばいいのだろうと思っていた。それがそういう意味の好きだとわかった時はとりあえず自分の中で、全く不快感や嫌悪感がないことにまず安堵していることに気づいて密かに驚いた。
 どうすればいいのかわからないと言えば、考えるなと言われた。それでも付き合うようになってどうなるのだろうかと思っていたが、卓也がまずとても優しくゆっくりと接してくれた。
 多分詳しく全部伝えることは昌義の表現力では無理だったはずだが、色々察してくれてのことなのだろう。
 申し訳ないような気分になった。
 卓也に触れられることはちっとも嫌ではなかった。なのに反応しない自分がいる。なんとか答えてみたいと自分ながらに思いつつもどうしようもない。
 こんな自分に気を使うことなく卓也のしたいようにしてくれたらいいとも思ったし、なんとかそう伝えた。なのに相変わらず卓也はゆっくり、そして優しく触れてくる。
 とても大事にしてくれている、愛されているのだと昌義ですら、感じられた。
 そして、名前。
 ただ、名前を呼ばされ、そして自分は呼んだだけ。なのに妙に、自分はなにかから開放され自由になっていたのだと今さらながらに昌義は感じた。
 前の職場を辞めて以来、嫌なことは嫌だと言ってきたし興味のないことには反応せず自分のしたいようにしてきたはずだというのに今さら、何故そう感じたのか自分でもわからない。
 噛みしめるように卓也の名前を呟く。
 目に違和感を感じた。そして昌義の目からさらになにやら異物が落ちる感覚がした。それがぽつり、と抱きしめてくれている卓也の肩に落ちる。

「……俺、泣いて……?」

 涙がこぼれたのだと気づくのに暫くかかった。

「なんで……別に、悲しくない」

 卓也から離れて目を拭おうとしたらさらに強く抱きしめられた。

「悲しくなくても泣けんだよ。嬉しい時でもほっとした時でも。拭わなくていい。泣いていい、つか、泣け」
「……大人だし、男なのに」
「んなもん関係あるか、ばかやろ。色んなよくねぇもん体に溜めすぎてたんだよお前は。それ、出してんだよ。デトックスだ。出せるだけ出しとけ」

 相変わらずぶっきらぼうで口の悪い卓也の言葉は、だが昌義の目に直撃してきた。
 いや、目ではなく、多分、胸に。
 声を出して泣くことはなかった。だが暫く流れ続ける涙を気にすることなく、卓也はひたすら昌義を抱きしめ、キスをしてくれた。
 あの日以来、卓也の家に泊まりに行く時は飲みに行くこともあまりないまま直接家に行くことが多くなった。

「今日? おお、もちろんいいに決まってんだろが。あの店、行くか?」

 今日空いているかと昌義のほうから聞くと卓也は嬉しそうに笑ってくれる。そして快く頷き、聞いてくれる。
 今なお淡々とした自分を変えることはできないが、それでもなにかが変わっている気がして、それが妙に心地よかった。

「店は、いいです。卓也さんの家で」

 それに昌義が感情を出せない分まで卓也が代わりに出してくれる。

「そーかそーか。そんなに俺といたいか?」
「……」
「……って無視かよ……!」

 ニヤニヤと、だが嬉しそうに言ってくる卓也に対してはスルーしつつも、やはり心の中は心地いい。
 心地いいからだろうか、卓也の家でゆっくり触れられ、そして触れることまでもが最近は落ち着くだけでなく気持ちいいと思えるようになってきた。
 卓也の、ぶっきらぼうな言葉を吐くのとは裏腹に綺麗に形の整った唇や、おおらかで適当な性格とは思えないほど繊細な動きを仕事でも見せるスラリとした指が自分の唇や首筋、体に触れていく度になにかが溶けるような感覚を昌義は味わった。

「お前な、無表情なくせに犯罪的にエロく見えるから困る」

 たまにそうやってよくわからないことを言ってくるが、ぼんやりと聞いていると器用そうな手が自分の腰に這わされ、昌義は思わず目を細めながら卓也をじっと見つめる。

「腰、ぴくってしただろ。どんどんしていいんだぞ。むしろもっと見せてくれ」

 どう反応していいかわからなくても卓也はほんのわずかななにかに気づいてむしろ反応してくれる。だから昌義も、解き放たれたような気持になれるし自分のあるがままでいたいとさらに思えるし、そして卓也にも喜んでもらいたいとも、思えるのだ。
 最初、自分のものが硬くなったのに気づいた時はなによりも昌義自身が驚いた。卓也も多分驚いたのかもしれないが、ひたすらとても嬉しそうだった。

 ああ、喜んでくれている。

 そう思うと自分までもなんとなく嬉しくて、そして触れてくれる指や唇が切ないほどに心地よくて、どれくらいぶりかもわからないが達した時、また少しだけ昌義の目から涙が静かに流れた。
 卓也と初めて最後までした時は凄く苦しくて痛くもあったが、苦痛に顔を歪めることができる自分ですら嬉しかったし、なによりも卓也が嬉しそうなのが一番嬉しかった。
 実は嬉しいという感情はまだ、どう出していいかはわからない。だけれども少なくとも卓也には伝わっているようで、それがまた心地いい。
 でも最低これだけは言わないとと思っている言葉があった。
 体を繋げるのを何度か重ねてしばらく経ったある日、昌義はじっと卓也を見た。

「なんだ?」

 触れられて心地いい、嬉しいと思えるようになってからもあまり自分の中でよくわかっていない感情だと思っていたから言葉にできなかった。だけれどもこうしてじっと見ていて改めて思う。
 ああ、これが多分そうなんだろうな、と。
 今さらと言われるだろうか、当たり前だろと言われるだろうか。そう思いながら昌義は口にしていた。

「……卓也さん、俺、あなたが好きだ」

 その時の卓也の表情は、多分昌義の中で一生忘れられないものになるだろうと思われた。
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