20 / 20
20話 ※(終)
しおりを挟む
まさか自分がつい今朝まで自分の生徒だった相手の口の中で達するとは、と衛二はとてつもなく居たたまれない思いに駆られた。
「わ、悪い……、た、確かポケットティッシュ持ってたから、それにぺってし――」
「え、もう飲んだけど」
吐き出すように言いかけたところで、生智はポカンとした様子で衛二を見てきた。
「は?」
「記念だしそりゃ飲むだろ」
「何の記念……っ? だ、大丈夫か……?」
「そりゃ大丈夫に決まってるだろ。自分のせーえきに毒でも入ってるとか思ってんの」
「そういう意味じゃ……」
「つか、今、ぺってしろって言いかけた」
生智がニッコリと衛二を見てくる。それがどうしたのかと怪訝な顔で衛二は見返した。
「何それかわいい。衛二、大人のくせになんだよ、ほんとやべーわ」
嬉しそうに言ってくる生智の方が衛二からしたらかわいく思えた。少し胸がきゅっとなる。
思わず微笑むと、生智がまた体を起こしていた衛二を押し倒してきた。
「せ、い条……?」
「わかってる? 俺、まだ拷問状態なんだって」
かわいらしく笑っていたはずの生智が、顔をまた赤らめ、息を荒げてきた。
「我慢し過ぎた。ごめん、優しくするつもりだったけど、できるか自信、ない……」
ズボンをずらし、荒い息で避妊具を付けていた生智は、ローションをその高ぶって思い切り上に向いている自身へ垂らすと手で少し擦っている。かなり高ぶったそれを目の当たりにすると同時にくちゅくちゅと音が聞こえてきて、達して収まったはずの衛二の奥がズクリと疼いた。
そのローションを生智はまた衛二の中に今度は直接注入してくる。
「エロ……、なんか溢れ出てきた……」
「お、前な……」
「入れる、な?」
囁いたかと思うと、生智は衛二の片足の膝裏をつかみ、思い切り掲げるようにしてきた。そして空いた手で自分のものをつかみ、衛二の中にゆっくりと埋めてくる。
「は、ぁ……っ」
先ほど散々指で慣らされていたはずのそこは、だがまだそれを受け入れるのには慣れておらず、あまりの圧迫感に息が詰まった。
痛みは初めて無理やりされた時に比べるとかなりましではあるが、それでも引き攣れ裂かれるような痛みが走る。
「ごめん、衛二……痛い? ごめんな? でも止められ、ねぇ……っ」
はぁ、っと熱い息を吐きながら、生智が苦しげに言ってくる。衛二は何とか笑みを浮かべた。
「だい、じょうぶだ。あまり激しくは、無理だけど、なるべく優しくしながらだったら、続けて、いい……」
「っく」
衛二の中で何故か生智のものがさらに大きくなるのがわかった。息を飲んだ後、できる限り深く息を吐く。
「ん、中、気持ちいい……、ほんとヤバイ……好き、好きだよ……」
生智はまるでうわごとのように呟きながら、一旦奥までゆっくり進めてきた後にゆるゆると律動を始めた。たっぷりとローションを含まされていたせいで、生智が動くたびにじゅぷじゅぷと卑猥な音が聞こえてくる。
痛みが少しずつ慣れてくると、今度は微かだがじんわりとした疼きへと変わってきた。
「は、ん……、んぁ……っ」
「エロいよ……かわいくてエロくて、俺、どーしたら、も、マジ無理。先生……先生っ」
名前で呼んでいたはずなのに、夢中になっているからかいつの間にか途中からは慣れた「先生」に変わっていた。行為中に「先生」と呼ばれることの背徳感と淫靡さに、衛二はむしろますます自分の中の疼きが酷くなる。
「っん、んん、っぁ、あ……は、ぁっ」
おまけに先ほど探り当てられた弱い部分を擦るようにして何度も突き上げられ、とうとうはっきりとした快楽を感じた。
「好きだよ、めちゃくちゃ好き。大事にする。先生、衛二、もう全部、俺の……っ」
生智は夢中になり、激しさを増してきた。だが衛二もその激しさに合わせ、体の全てが反応していく。
「正条……、正条……、ぁ、ああっ、あっ」
「名前、名前呼んで……っ」
「い、ち……、生智……っ、も、だ、め……っ」
「衛二……っ」
ビクン、と激しい痙攣にも似た刺激が衛二の中を駆け抜けた。頭の中に閃光が走る。堪えられず思い切り二度目の射精をしていると、衛二の中で生智が戦慄くのを感じた。その後、生智がぎゅっと衛二を抱きしめてくる。
自分の中で生智が達したのだと思うと前とは違い、何故か泣きたいほどの切なさと甘さを感じ、そして愛おしさに顔は自然と綻んだ。
衛二が待ち合わせ場所に向かうといつものように既に生智が先に来ていて、何かを飲んでいる。苦手な飲み物がないと前に言っていたように、生智はいつも気まぐれにその時の気分で選んでいるようで、毎回飲んでいるものは違う。コーヒー一つとっても、ほろ苦いエスプレッソのブラックから、衛二からすれば歯が抜け落ちそうなほど甘い生クリームまみれのラテまで様々だ。
今日は何を飲んでいるのだろうなと思いながら近づこうとすると、その前に生智が高校三年生の時にクラスメイトだった、恐らく生智とかなり仲がいい将が現れ、生智に気づいた。
もちろん衛二も副担任を当時していたからよく知っている。
衛二と生智が付き合っていることは多くの者が知らないだろう。基一に関しては、いつから気づいていたのか知らないが御膳立てまでされたくらいだ。当然知っており、今でも時折からかわれる。
ただ、将も知っているらしい。昔からの親友であり、将には知ってもらいたかったという生智に文句はない。ないが、どうにも顔を合わせ辛いのは仕方がない。
今も衛二はそばまで来ていたが、二人ともが衛二に気づいていないのをいいことに近くのソファー慌てて座り、様子を窺った。
「いっちゃんじゃねーの。久しぶり! 今度遊ぼーよ」
「たも。相変わらずチャラそうだな」
「一言余計なんだよ……! いっちゃんは髪も黒くなってなんつーか、ムカつくけどカッコよくなったな」
「何でムカつくんだよ」
二人が話している声が聞こえてきて、まるでこっそり盗み聞きしている状態となってしまった。かといって今さら出にくいため、衛二は身じろぎすらせず留まる。はたから見たらかなり不審者だろう。
「かわいい子も綺麗な子もいっちゃんに目がいくだろ。肝心のいっちゃんは女に興味ねぇってのに。勿体ない話過ぎてさー」
「んだそれ。つか別に女に興味ない訳じゃない」
「あれ? マジ? 英賀谷と別れたの?」
「はぁ? んな訳ねーだろ、あんな何もかも最高の人、絶対別れねーっつの。女を鑑賞するにはいいってだけ。別に俺、男が好きな訳じゃねー」
「うわー……」
うわーという将の声に、衛二も同意しかない。よくもまあ相変わらず恥ずかしげもなく言い放つ、と衛二は自分の顔がとてつもなく熱くなるのを感じた。
「まあ、観賞にはいいよな。特に巨乳なら尚よし」
「お前の彼女、デカイもんな……」
「何その微妙な顔。いっちゃんだってデカイ方がいいだろ?」
「俺? 俺は貧乳でいい」
「ええっ? 何で。見て楽しむだけじゃなくあの感触とか思えばデカイ方がいいじゃん」
何の話をこんなカフェでしているんだ、と衛二は微妙な顔になる。すると生智も呆れたように「こんなとこで何の話してんだよ」と言い出した。お? と衛二が感心しかけるとだがその後にろくでもないことを言いだす。
「ねぇほうがいいぞ。筋肉に引き締まってすべすべしてんのに、すげぇ敏感でさ、無駄なもんがない分、何つーか余計エロ――」
「ほんっとに何の話をしてるんだ……!」
気づけば思わず立ち上がり、二人の前で突っ込んでいた。二人はポカンとした顔で衛二を見てくる。しまった、と思ったが後の祭りだった。
将はおろおろとした後に「あ、えっと、じゃあいっちゃん、また連絡する! えっと、英賀谷先生、ま、またね!」と一応断りを入れてから立ち去っていった。生智はポカンとした後でニヤリと笑ってくる。
「品行方正な先生が立ち聞き?」
「た、たまたまだ! というかなんで俺がバツの悪い思いしなくちゃなんだ。普通この場合恥じ入るのはお前だろ……」
「え? 俺? 別に恥ずかしいこと何も言ってないけど」
生智は演技でも何でもなく、きょとんとしている。
「全く……正条、お前なー」
「つか、今日はさっぱりブラックレギュラーかなって思って飲んでたら、実は甘いもんの気分だったみたい。口の中にげぇ」
「じゃあ頼みなおせば……」
「映画、行く約束だったけど諦めてよ衛二」
「は?」
「衛二で口直し、したい。甘いやつ、衛二で味わわせて」
周りに聞こえないよう、そっと生智は衛二の耳元で囁いてきた。
「わ、悪い……、た、確かポケットティッシュ持ってたから、それにぺってし――」
「え、もう飲んだけど」
吐き出すように言いかけたところで、生智はポカンとした様子で衛二を見てきた。
「は?」
「記念だしそりゃ飲むだろ」
「何の記念……っ? だ、大丈夫か……?」
「そりゃ大丈夫に決まってるだろ。自分のせーえきに毒でも入ってるとか思ってんの」
「そういう意味じゃ……」
「つか、今、ぺってしろって言いかけた」
生智がニッコリと衛二を見てくる。それがどうしたのかと怪訝な顔で衛二は見返した。
「何それかわいい。衛二、大人のくせになんだよ、ほんとやべーわ」
嬉しそうに言ってくる生智の方が衛二からしたらかわいく思えた。少し胸がきゅっとなる。
思わず微笑むと、生智がまた体を起こしていた衛二を押し倒してきた。
「せ、い条……?」
「わかってる? 俺、まだ拷問状態なんだって」
かわいらしく笑っていたはずの生智が、顔をまた赤らめ、息を荒げてきた。
「我慢し過ぎた。ごめん、優しくするつもりだったけど、できるか自信、ない……」
ズボンをずらし、荒い息で避妊具を付けていた生智は、ローションをその高ぶって思い切り上に向いている自身へ垂らすと手で少し擦っている。かなり高ぶったそれを目の当たりにすると同時にくちゅくちゅと音が聞こえてきて、達して収まったはずの衛二の奥がズクリと疼いた。
そのローションを生智はまた衛二の中に今度は直接注入してくる。
「エロ……、なんか溢れ出てきた……」
「お、前な……」
「入れる、な?」
囁いたかと思うと、生智は衛二の片足の膝裏をつかみ、思い切り掲げるようにしてきた。そして空いた手で自分のものをつかみ、衛二の中にゆっくりと埋めてくる。
「は、ぁ……っ」
先ほど散々指で慣らされていたはずのそこは、だがまだそれを受け入れるのには慣れておらず、あまりの圧迫感に息が詰まった。
痛みは初めて無理やりされた時に比べるとかなりましではあるが、それでも引き攣れ裂かれるような痛みが走る。
「ごめん、衛二……痛い? ごめんな? でも止められ、ねぇ……っ」
はぁ、っと熱い息を吐きながら、生智が苦しげに言ってくる。衛二は何とか笑みを浮かべた。
「だい、じょうぶだ。あまり激しくは、無理だけど、なるべく優しくしながらだったら、続けて、いい……」
「っく」
衛二の中で何故か生智のものがさらに大きくなるのがわかった。息を飲んだ後、できる限り深く息を吐く。
「ん、中、気持ちいい……、ほんとヤバイ……好き、好きだよ……」
生智はまるでうわごとのように呟きながら、一旦奥までゆっくり進めてきた後にゆるゆると律動を始めた。たっぷりとローションを含まされていたせいで、生智が動くたびにじゅぷじゅぷと卑猥な音が聞こえてくる。
痛みが少しずつ慣れてくると、今度は微かだがじんわりとした疼きへと変わってきた。
「は、ん……、んぁ……っ」
「エロいよ……かわいくてエロくて、俺、どーしたら、も、マジ無理。先生……先生っ」
名前で呼んでいたはずなのに、夢中になっているからかいつの間にか途中からは慣れた「先生」に変わっていた。行為中に「先生」と呼ばれることの背徳感と淫靡さに、衛二はむしろますます自分の中の疼きが酷くなる。
「っん、んん、っぁ、あ……は、ぁっ」
おまけに先ほど探り当てられた弱い部分を擦るようにして何度も突き上げられ、とうとうはっきりとした快楽を感じた。
「好きだよ、めちゃくちゃ好き。大事にする。先生、衛二、もう全部、俺の……っ」
生智は夢中になり、激しさを増してきた。だが衛二もその激しさに合わせ、体の全てが反応していく。
「正条……、正条……、ぁ、ああっ、あっ」
「名前、名前呼んで……っ」
「い、ち……、生智……っ、も、だ、め……っ」
「衛二……っ」
ビクン、と激しい痙攣にも似た刺激が衛二の中を駆け抜けた。頭の中に閃光が走る。堪えられず思い切り二度目の射精をしていると、衛二の中で生智が戦慄くのを感じた。その後、生智がぎゅっと衛二を抱きしめてくる。
自分の中で生智が達したのだと思うと前とは違い、何故か泣きたいほどの切なさと甘さを感じ、そして愛おしさに顔は自然と綻んだ。
衛二が待ち合わせ場所に向かうといつものように既に生智が先に来ていて、何かを飲んでいる。苦手な飲み物がないと前に言っていたように、生智はいつも気まぐれにその時の気分で選んでいるようで、毎回飲んでいるものは違う。コーヒー一つとっても、ほろ苦いエスプレッソのブラックから、衛二からすれば歯が抜け落ちそうなほど甘い生クリームまみれのラテまで様々だ。
今日は何を飲んでいるのだろうなと思いながら近づこうとすると、その前に生智が高校三年生の時にクラスメイトだった、恐らく生智とかなり仲がいい将が現れ、生智に気づいた。
もちろん衛二も副担任を当時していたからよく知っている。
衛二と生智が付き合っていることは多くの者が知らないだろう。基一に関しては、いつから気づいていたのか知らないが御膳立てまでされたくらいだ。当然知っており、今でも時折からかわれる。
ただ、将も知っているらしい。昔からの親友であり、将には知ってもらいたかったという生智に文句はない。ないが、どうにも顔を合わせ辛いのは仕方がない。
今も衛二はそばまで来ていたが、二人ともが衛二に気づいていないのをいいことに近くのソファー慌てて座り、様子を窺った。
「いっちゃんじゃねーの。久しぶり! 今度遊ぼーよ」
「たも。相変わらずチャラそうだな」
「一言余計なんだよ……! いっちゃんは髪も黒くなってなんつーか、ムカつくけどカッコよくなったな」
「何でムカつくんだよ」
二人が話している声が聞こえてきて、まるでこっそり盗み聞きしている状態となってしまった。かといって今さら出にくいため、衛二は身じろぎすらせず留まる。はたから見たらかなり不審者だろう。
「かわいい子も綺麗な子もいっちゃんに目がいくだろ。肝心のいっちゃんは女に興味ねぇってのに。勿体ない話過ぎてさー」
「んだそれ。つか別に女に興味ない訳じゃない」
「あれ? マジ? 英賀谷と別れたの?」
「はぁ? んな訳ねーだろ、あんな何もかも最高の人、絶対別れねーっつの。女を鑑賞するにはいいってだけ。別に俺、男が好きな訳じゃねー」
「うわー……」
うわーという将の声に、衛二も同意しかない。よくもまあ相変わらず恥ずかしげもなく言い放つ、と衛二は自分の顔がとてつもなく熱くなるのを感じた。
「まあ、観賞にはいいよな。特に巨乳なら尚よし」
「お前の彼女、デカイもんな……」
「何その微妙な顔。いっちゃんだってデカイ方がいいだろ?」
「俺? 俺は貧乳でいい」
「ええっ? 何で。見て楽しむだけじゃなくあの感触とか思えばデカイ方がいいじゃん」
何の話をこんなカフェでしているんだ、と衛二は微妙な顔になる。すると生智も呆れたように「こんなとこで何の話してんだよ」と言い出した。お? と衛二が感心しかけるとだがその後にろくでもないことを言いだす。
「ねぇほうがいいぞ。筋肉に引き締まってすべすべしてんのに、すげぇ敏感でさ、無駄なもんがない分、何つーか余計エロ――」
「ほんっとに何の話をしてるんだ……!」
気づけば思わず立ち上がり、二人の前で突っ込んでいた。二人はポカンとした顔で衛二を見てくる。しまった、と思ったが後の祭りだった。
将はおろおろとした後に「あ、えっと、じゃあいっちゃん、また連絡する! えっと、英賀谷先生、ま、またね!」と一応断りを入れてから立ち去っていった。生智はポカンとした後でニヤリと笑ってくる。
「品行方正な先生が立ち聞き?」
「た、たまたまだ! というかなんで俺がバツの悪い思いしなくちゃなんだ。普通この場合恥じ入るのはお前だろ……」
「え? 俺? 別に恥ずかしいこと何も言ってないけど」
生智は演技でも何でもなく、きょとんとしている。
「全く……正条、お前なー」
「つか、今日はさっぱりブラックレギュラーかなって思って飲んでたら、実は甘いもんの気分だったみたい。口の中にげぇ」
「じゃあ頼みなおせば……」
「映画、行く約束だったけど諦めてよ衛二」
「は?」
「衛二で口直し、したい。甘いやつ、衛二で味わわせて」
周りに聞こえないよう、そっと生智は衛二の耳元で囁いてきた。
10
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
タトゥーの甘い檻
マリ・シンジュ
BL
執着系わんこ攻(大学生)× 高潔な美形教授受(30代)
どのお話も単体でお楽しみいただけます。
「先生、ここ……僕の瞳を入れるから。ずっと、僕だけを見てて」
真面目な大学教授・新城が、大学生の・羽生にだけ許した、あまりにも淫らな「わがまま」。
それは、誰にも見えない内腿の奥深くに、消えないタトゥーを刻むこと。
「下書き」と称して肌を赤く染めるペン先の冷たさ。
アトリエの無機質なライトの下、四つん這いで晒される大人の矜持。
ずっと年下の青年の、必死で、残酷で、純粋な独占欲。
愚かだと知りながら、新城はその熱に絆され、ゆっくりと「聖域」を明け渡していく――。
「……お前のわがままには、最後まで付き合う」
針が通るその時、二人の関係は一生消えない「共犯」へと変わる。
執着攻め×年上受け、密やかに刻まれる秘め事のお話。
【完結】※セーブポイントに入って一汁三菜の夕飯を頂いた勇者くんは体力が全回復します。
きのこいもむし
BL
ある日突然セーブポイントになってしまった自宅のクローゼットからダンジョン攻略中の勇者くんが出てきたので、一汁三菜の夕飯を作って一緒に食べようねみたいなお料理BLです。
自炊に目覚めた独身フリーターのアラサー男子(27)が、セーブポイントの中に入ると体力が全回復するタイプの勇者くん(19)を餌付けしてそれを肴に旨い酒を飲むだけの逆異世界転移もの。
食いしん坊わんこのローグライク系勇者×料理好きのセーブポイント系平凡受けの超ほんわかした感じの話です。
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
経理部の美人チーフは、イケメン新人営業に口説かれています――「凛さん、俺だけに甘くないですか?」年下の猛攻にツンデレ先輩が陥落寸前!
中岡 始
BL
社内一の“整いすぎた男”、阿波座凛(あわざりん)は経理部のチーフ。
無表情・無駄のない所作・隙のない資料――
完璧主義で知られる凛に、誰もが一歩距離を置いている。
けれど、新卒営業の谷町光だけは違った。
イケメン・人懐こい・書類はギリギリ不備、でも笑顔は無敵。
毎日のように経費精算の修正を理由に現れる彼は、
凛にだけ距離感がおかしい――そしてやたら甘い。
「また会えて嬉しいです。…書類ミスった甲斐ありました」
戸惑う凛をよそに、光の“攻略”は着実に進行中。
けれど凛は、自分だけに見せる光の視線に、
どこか“計算”を感じ始めていて……?
狙って懐くイケメン新人営業×こじらせツンデレ美人経理チーフ
業務上のやりとりから始まる、じわじわ甘くてときどき切ない“再計算不能”なオフィスラブ!
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
【完結】抱っこからはじまる恋
* ゆるゆ
BL
満員電車で、立ったまま寄りかかるように寝てしまった高校生の愛希を抱っこしてくれたのは、かっこいい社会人の真紀でした。接点なんて、まるでないふたりの、抱っこからはじまる、しあわせな恋のお話です。
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
BLoveさまのコンテストに応募しているお話を倍以上の字数増量でお送りする、アルファポリスさま限定版です!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる