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前日談
第零話 運命の始まり
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「ハッ....……」
「ここはどこだ?」
気づいたら闇の中で私は寝ていた。手は湿った落ち葉のジメジメを感じていてとても気分がいいとは言えない。しかし起きてしまった以上ここが現実でも夢の中だとしても私はここで何かをしなければならないという奇妙な使命感があった。
程なくして祭壇らしき場所を見つけた。灯篭の明かりはついているが手入れがされている感じはしない。
「誰だ貴様は?!」
心地よい沈黙を斬る不届き者が声をかけてきた。
「ここはどこですか?」何も分かっていない私はそう聞くしか無かった。
「まさか....着いてこい」さっきは唐突だったので思わなかったがこの男は上裸で且つ筋量が凄まじい。恐怖した私は着いていくしか無かった。
あれから小一時間ほどたっただろうか。
集落が見えてきたようだ。だがそれは私が想像していたものとは違う。わかりやすく説明するなら教科書の縄文時代の資料の「ムラ」だ。そこに入るなり村人と思しき人達は距離を置きつつも興味があるようで中心の建物に着く頃には完全に事件に集まった野次馬だ。
そこで私は拘束された。
といっても縄で胴を縛られた程度なのでそこまで怖い訳でもない。そして偉そうにおじいさんが出てきてこう言った。
「ようこそお越しいただきました。しかし、我々にとってあなたは既に必要ないのです。処分してもいいのですが、使徒である貴方を殺害することは逆鱗に触れてもおかしくはありません。あなたが望むならここで暮らしてはどうですか?」
・・・・・・謎である。理解のしようがない……
が!私は二つ返事で「はい」と言ってしまったーーー
そしたら黒い一辺3ミリ程度の正四面体を沢山持ってきて。穴を開けてネックレスを作ってくれた。
ー2時間後ー
ブレスレットを持って私はもう一度祭壇に向かった(質問したところ祭壇という認識でで間違ってはないと言われた)そこにあったのは私が来た頃とは違い7色に光る玉だった。俗に言うオーブに近いものだと思う。そしてもうひとつ違うところがある。とても美人な女性がいる。思わず見とれてしまうほどだ。イメージとしては紫式部だ。そして彼女は泣きながら光る玉に消えていった……
あれから何日たっただろうか。
私は暗闇の中をさまよっている。床も天井も壁もないが落ちていってる感覚もない。ただそこに居るだけである。次はあの人の笑った顔が見たいなと思いつつ私の意識はそこで途切れた。
「........………………て」
「…………………起きて!」
「8時半やでーーーーー!!!」
「え?」
完全に遅刻である。優秀な生徒で名が通っている私がこんな……。これも夢のせいだ。とりあえず急ごう!
「ここはどこだ?」
気づいたら闇の中で私は寝ていた。手は湿った落ち葉のジメジメを感じていてとても気分がいいとは言えない。しかし起きてしまった以上ここが現実でも夢の中だとしても私はここで何かをしなければならないという奇妙な使命感があった。
程なくして祭壇らしき場所を見つけた。灯篭の明かりはついているが手入れがされている感じはしない。
「誰だ貴様は?!」
心地よい沈黙を斬る不届き者が声をかけてきた。
「ここはどこですか?」何も分かっていない私はそう聞くしか無かった。
「まさか....着いてこい」さっきは唐突だったので思わなかったがこの男は上裸で且つ筋量が凄まじい。恐怖した私は着いていくしか無かった。
あれから小一時間ほどたっただろうか。
集落が見えてきたようだ。だがそれは私が想像していたものとは違う。わかりやすく説明するなら教科書の縄文時代の資料の「ムラ」だ。そこに入るなり村人と思しき人達は距離を置きつつも興味があるようで中心の建物に着く頃には完全に事件に集まった野次馬だ。
そこで私は拘束された。
といっても縄で胴を縛られた程度なのでそこまで怖い訳でもない。そして偉そうにおじいさんが出てきてこう言った。
「ようこそお越しいただきました。しかし、我々にとってあなたは既に必要ないのです。処分してもいいのですが、使徒である貴方を殺害することは逆鱗に触れてもおかしくはありません。あなたが望むならここで暮らしてはどうですか?」
・・・・・・謎である。理解のしようがない……
が!私は二つ返事で「はい」と言ってしまったーーー
そしたら黒い一辺3ミリ程度の正四面体を沢山持ってきて。穴を開けてネックレスを作ってくれた。
ー2時間後ー
ブレスレットを持って私はもう一度祭壇に向かった(質問したところ祭壇という認識でで間違ってはないと言われた)そこにあったのは私が来た頃とは違い7色に光る玉だった。俗に言うオーブに近いものだと思う。そしてもうひとつ違うところがある。とても美人な女性がいる。思わず見とれてしまうほどだ。イメージとしては紫式部だ。そして彼女は泣きながら光る玉に消えていった……
あれから何日たっただろうか。
私は暗闇の中をさまよっている。床も天井も壁もないが落ちていってる感覚もない。ただそこに居るだけである。次はあの人の笑った顔が見たいなと思いつつ私の意識はそこで途切れた。
「........………………て」
「…………………起きて!」
「8時半やでーーーーー!!!」
「え?」
完全に遅刻である。優秀な生徒で名が通っている私がこんな……。これも夢のせいだ。とりあえず急ごう!
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