1 / 17
引退を決めた冒険者、少女と出会う。
第1話 出会い
しおりを挟む
静かな森の中に悲鳴が響く。思わず彼は彼は駆けだしていた。腰に差したロングソードの柄に手をかける。木々の間のけもの道の先に、拓けた場所があった。
腰を抜かした女の子がゴブリンに襲われている。ざっと五匹か。周囲の気配をうかがいながら、彼は一気に間を詰める。
女の子があっと声を上げるまに、彼はゴブリンを切り伏せていた。
「だ、大丈夫?」
「あ、あの。ありがとうございました。私はレイチェルと申します。あの、よろしければお名前をお教えいただけませんか?」
しどろもどろに女の子は言う。年のころ一七、八くらいだろうか。旅人、ではなさそうないでたちだが、なぜこんなところにいたのか。町娘や、村娘といういで立ちでもなさそうなのだが。
「ロックだ。みての通りただの旅人だよ。偶然通りかかかったからいいようなものの、旅人のようにも見えないけど……って余計なお世話か」
「い、いえ。この先で、さっきのゴブリンたちに襲われて……あ、他のみんなは無事かしら?」
はっと我に返ったように、レイチェルは駆け出す。ロックはため息混じりにその後を追いかけた。
不意にレイチェルの足が止まる。彼女の背中越しに見えたのは、無残に壊された馬車の残骸だった。
あたりに散らばった馬車だったものの木片。散ばる甲冑や剣だったものの残骸。飛び散った血痕……。ふいにあることに気づく。死体が……ない。
その事実に気づいたのと同時だった。とっさにレイチェルを抱えて横に飛ぶ。さっきまでいたその場所に衝撃が走り、正面の馬車本体が真っ二つになっていた。
やはり。それはまだこの辺りに……いる。
「えっ?」
突然のことに、レイチェルは呆気にとられている。ロックは彼女を庇うように立つと、ロングソードを構えた。木々の隙間からちらりと見えたのは黒いローブ。魔導師だろうか。おそらくは、ゴブリンたちを操っていた黒幕に違いなかった。
「自分の身は、守れるか?」
ロックの問いかけに、「戦うことはできないけれど……物陰に潜むくらいなら」
上々の答えだった。
「俺が奴らを引きつける。奴らを何とかするまで、何とか自分の身を守ってくれ」
ロックの言葉に、レイチェルは小さく頷いた。
大きく息を吸い込むと、ロックは一気に躍り出る。木陰から飛び出してきたのはオーク。大きな斧を持っている。
オークはそれを振りかざし……だが、ロックにはその隙だけで十分だった。一気に間合いを詰めると横薙ぎの一閃。そのまま茂みの向こうへ飛び込んだ。が、劣勢と感じたのか、ローブの男は森の奥へと駆けていくのが、わずかに見える。
「逃げたか……」
ロックは小さくつぶやきながら、周囲の気配を探る。不意に何かが飛び出してくる。ロックはすんでのところで身をかわして……いや、よけきれなかった。剣を持つ右手に植物の蔦のようなものが巻き付いている。
小さく舌打ちすると、ロックは左手で隠しナイフを取り出して、それを切り自由を取り戻した。
これで、完全にローブの男を見失ってしまったか。振り返ると、馬車だった残骸に隠れたレイチェルの姿があった。
ロックは剣を鞘にしまいながら、彼女の元に歩み寄る。
レイチェルは安堵のため息を漏らしたが、あたりを見渡すと、不意に涙を流した。
「みんな、死んじゃったんだ」
自分を守ろうとして死んだ護衛兵や御者に想いを馳せる。
しばらく彼女は泣きじゃくっていたが、ロックは気の利いた言葉を想いつかず。ただ、彼女が泣き止むまで肩を貸していた。
「身よりはあるのか? どこに向かうところだった? 近くの町までなら送ってってやるよ?」
「え、でも……」
それは遠慮からくるものだろうか。あるいは十分な礼ができないという事情でもあるのだろうか。
ロックはどちらともつかないと思っていたが……レイチェルは不意に言った。
「もう、帰るところなんて、無いんですよ。私」
その表情は何かをあきらめたというか、開き直りの色があった。何か事情があるのだろう。詳しく聞くことは、やめておこう。ロックはそう思い直す。
「そっか。いや、いい。無理に話さなくても。苦労したんだね。実は僕はここから五日ばかり歩いた先の町に住んでいて……よければ一緒にどうかな?」
レイチェルの頬が朱に染まる。
「あっ」
ロックはようやく何気ない一言が、彼女を困惑させたことに気づく。
「ごめんごめん。なんというか、変な意味じゃなくて。一緒に暮らすとかそうじゃなくて……俺の住んでる町なら、何か仕事とか紹介できるんじゃないかと思って……」
ロックは慌てて弁明した。慌てて言えば言
うほど、それは余計に言い訳じみてしまう。狼狽するロックの様子がおもしろかったのか、レイチェルはクスリと笑みを漏らした。
「ごめんなさい。なんか、ロックさんっておもしろい方ですね」
「いや、なんか。すまん。誤解というか、そうじゃなくて……」
「いいんです。そしたら、ロックさん。その町まで連れて行ってくださいますか?」
ロックは笑顔で頷いた。
二人はしばらく後、並んで街道を歩いていた。
乗合馬車でもあればもう少し楽だろうが、こんな街道沿いで偶然通りかかるなんてことは、そんなに多いわけではなくて。
旅慣れていないレイチェルの歩調に合わせながら、ロックたちはゆっくりと歩いていた。
日が暮れる頃には小さな宿場町にたどり着いたのだった。ロック一人ならその先の町まで行けたのだろうが、急ぐ旅でもないし。逆に明日はこの町で馬車に乗れれば、もう少しゆとりのある旅ができる。
今日はこの町で泊まって、乗合馬車をでも見つけよう。
ロックはそう決めていた。日が傾き駆けてから、レイチェルがちょっと足を引きずるようなそぶりを見せていたからだ。旅慣れて無く、靴擦れでも起こしたのだろう。
小さな町だが、夜には町と外を仕切る門が閉まる。野生の動物やゴブリンやオークなどの進入を防ぐのが主の目的なのだが。今日はなんだかやけに警備員が多いようだ。
町の中心辺りにある広場にはいくつかの宿が建ち並ぶ。ロックはその中の一件に足を向けた。
町に数件しかない酒場兼宿屋。踊る子鹿亭は旅に出た折や依頼を受けてこの辺りで宿を取るときにロックが時折利用している宿だった。
「えっ。一部屋しか空いてないの?」
「ごめんね、ロック。いつもはこんなに盛況してないんだけどね……」
「いやいや。そんなこと無いでしょ。ほら、食堂の方だってよその宿から食べにきてる人でいつも一杯じゃん」
お世辞にもそこまで広いわけではなく、四人掛けの角テーブルが六卓とカウンターに一〇席。
夫婦二人で切り盛りしている宿だから、これ以上のキャパは難しいのだろう。大きな宿じゃないが、経営する夫婦の人柄に、ロックはいつもここと決めていた。
「大きめの部屋だから、くつろぐのには問題ないよ。連れのお嬢ちゃんとゆっくりくつろげるよ」
そういってウインクする女将さん。
「それに、たぶん他の宿も同じようなもんだと思うよ。実は今日、街道の北と南でゴブリンやオークが暴れ回ってたらしくてね。馬車を壊されたとか、命からがらこの町にたどり着いたって人ばかりでさ」
「そういえば、今日は確かに警備員が多かった」
あの黒ローブの男が関わっているのかは不明だが、レイチェルの置かれた境遇はただの偶然には思えなかった。
「この娘も。ね」
ロックは小さく女将に伝えた。レイチェルに聞こえないようにひっそりと。女将ははっとして彼女の顔を見る。
「そうかいそうかい。苦労したね。ロック、ほら早く部屋で休ませてやりな。突き当たりの一番奥の部屋だよ」
そういって女将は鍵を手渡す。ロックは女将に背中を押されながら、レイチェルを案内された部屋に連れて行く。
レイチェルは黙ってついてきていたが、顔を真っ赤に染めながら黙って俯いている。
「いや、あのね」
ロックは口を開こうとしたが。どうしゃべっても言い訳っぽくなってしまう気がして、頭を掻きむしる。
「ああ、もう。レイチェル、何というか俺不器用だからうまくいえないけど。今日はここでゆっくり休んで。一人で使ってくれてかまわない」
「えっ!?」
驚きの声をあげるレイチェル。ロックは即座に続ける。
「まあ、俺がいちゃゆっくり休めないだろ。俺はこの町の詰め所に行って、今日の事件についていろいろ調べてみるよ。明日の朝には戻るからさ……」
レイチェルはそういって出て行こうとするロックの服の袖をつかんだ。
「あ、あの。そこまで親切にしていただく理由がありません。ですから、外で寝るのは私が……」
「いや、女の子を一人外って訳には……」
しかしレイチェルも一歩も引かない。結局、ロックが根負けし。同じ宿に泊まることになったのだった。
腰を抜かした女の子がゴブリンに襲われている。ざっと五匹か。周囲の気配をうかがいながら、彼は一気に間を詰める。
女の子があっと声を上げるまに、彼はゴブリンを切り伏せていた。
「だ、大丈夫?」
「あ、あの。ありがとうございました。私はレイチェルと申します。あの、よろしければお名前をお教えいただけませんか?」
しどろもどろに女の子は言う。年のころ一七、八くらいだろうか。旅人、ではなさそうないでたちだが、なぜこんなところにいたのか。町娘や、村娘といういで立ちでもなさそうなのだが。
「ロックだ。みての通りただの旅人だよ。偶然通りかかかったからいいようなものの、旅人のようにも見えないけど……って余計なお世話か」
「い、いえ。この先で、さっきのゴブリンたちに襲われて……あ、他のみんなは無事かしら?」
はっと我に返ったように、レイチェルは駆け出す。ロックはため息混じりにその後を追いかけた。
不意にレイチェルの足が止まる。彼女の背中越しに見えたのは、無残に壊された馬車の残骸だった。
あたりに散らばった馬車だったものの木片。散ばる甲冑や剣だったものの残骸。飛び散った血痕……。ふいにあることに気づく。死体が……ない。
その事実に気づいたのと同時だった。とっさにレイチェルを抱えて横に飛ぶ。さっきまでいたその場所に衝撃が走り、正面の馬車本体が真っ二つになっていた。
やはり。それはまだこの辺りに……いる。
「えっ?」
突然のことに、レイチェルは呆気にとられている。ロックは彼女を庇うように立つと、ロングソードを構えた。木々の隙間からちらりと見えたのは黒いローブ。魔導師だろうか。おそらくは、ゴブリンたちを操っていた黒幕に違いなかった。
「自分の身は、守れるか?」
ロックの問いかけに、「戦うことはできないけれど……物陰に潜むくらいなら」
上々の答えだった。
「俺が奴らを引きつける。奴らを何とかするまで、何とか自分の身を守ってくれ」
ロックの言葉に、レイチェルは小さく頷いた。
大きく息を吸い込むと、ロックは一気に躍り出る。木陰から飛び出してきたのはオーク。大きな斧を持っている。
オークはそれを振りかざし……だが、ロックにはその隙だけで十分だった。一気に間合いを詰めると横薙ぎの一閃。そのまま茂みの向こうへ飛び込んだ。が、劣勢と感じたのか、ローブの男は森の奥へと駆けていくのが、わずかに見える。
「逃げたか……」
ロックは小さくつぶやきながら、周囲の気配を探る。不意に何かが飛び出してくる。ロックはすんでのところで身をかわして……いや、よけきれなかった。剣を持つ右手に植物の蔦のようなものが巻き付いている。
小さく舌打ちすると、ロックは左手で隠しナイフを取り出して、それを切り自由を取り戻した。
これで、完全にローブの男を見失ってしまったか。振り返ると、馬車だった残骸に隠れたレイチェルの姿があった。
ロックは剣を鞘にしまいながら、彼女の元に歩み寄る。
レイチェルは安堵のため息を漏らしたが、あたりを見渡すと、不意に涙を流した。
「みんな、死んじゃったんだ」
自分を守ろうとして死んだ護衛兵や御者に想いを馳せる。
しばらく彼女は泣きじゃくっていたが、ロックは気の利いた言葉を想いつかず。ただ、彼女が泣き止むまで肩を貸していた。
「身よりはあるのか? どこに向かうところだった? 近くの町までなら送ってってやるよ?」
「え、でも……」
それは遠慮からくるものだろうか。あるいは十分な礼ができないという事情でもあるのだろうか。
ロックはどちらともつかないと思っていたが……レイチェルは不意に言った。
「もう、帰るところなんて、無いんですよ。私」
その表情は何かをあきらめたというか、開き直りの色があった。何か事情があるのだろう。詳しく聞くことは、やめておこう。ロックはそう思い直す。
「そっか。いや、いい。無理に話さなくても。苦労したんだね。実は僕はここから五日ばかり歩いた先の町に住んでいて……よければ一緒にどうかな?」
レイチェルの頬が朱に染まる。
「あっ」
ロックはようやく何気ない一言が、彼女を困惑させたことに気づく。
「ごめんごめん。なんというか、変な意味じゃなくて。一緒に暮らすとかそうじゃなくて……俺の住んでる町なら、何か仕事とか紹介できるんじゃないかと思って……」
ロックは慌てて弁明した。慌てて言えば言
うほど、それは余計に言い訳じみてしまう。狼狽するロックの様子がおもしろかったのか、レイチェルはクスリと笑みを漏らした。
「ごめんなさい。なんか、ロックさんっておもしろい方ですね」
「いや、なんか。すまん。誤解というか、そうじゃなくて……」
「いいんです。そしたら、ロックさん。その町まで連れて行ってくださいますか?」
ロックは笑顔で頷いた。
二人はしばらく後、並んで街道を歩いていた。
乗合馬車でもあればもう少し楽だろうが、こんな街道沿いで偶然通りかかるなんてことは、そんなに多いわけではなくて。
旅慣れていないレイチェルの歩調に合わせながら、ロックたちはゆっくりと歩いていた。
日が暮れる頃には小さな宿場町にたどり着いたのだった。ロック一人ならその先の町まで行けたのだろうが、急ぐ旅でもないし。逆に明日はこの町で馬車に乗れれば、もう少しゆとりのある旅ができる。
今日はこの町で泊まって、乗合馬車をでも見つけよう。
ロックはそう決めていた。日が傾き駆けてから、レイチェルがちょっと足を引きずるようなそぶりを見せていたからだ。旅慣れて無く、靴擦れでも起こしたのだろう。
小さな町だが、夜には町と外を仕切る門が閉まる。野生の動物やゴブリンやオークなどの進入を防ぐのが主の目的なのだが。今日はなんだかやけに警備員が多いようだ。
町の中心辺りにある広場にはいくつかの宿が建ち並ぶ。ロックはその中の一件に足を向けた。
町に数件しかない酒場兼宿屋。踊る子鹿亭は旅に出た折や依頼を受けてこの辺りで宿を取るときにロックが時折利用している宿だった。
「えっ。一部屋しか空いてないの?」
「ごめんね、ロック。いつもはこんなに盛況してないんだけどね……」
「いやいや。そんなこと無いでしょ。ほら、食堂の方だってよその宿から食べにきてる人でいつも一杯じゃん」
お世辞にもそこまで広いわけではなく、四人掛けの角テーブルが六卓とカウンターに一〇席。
夫婦二人で切り盛りしている宿だから、これ以上のキャパは難しいのだろう。大きな宿じゃないが、経営する夫婦の人柄に、ロックはいつもここと決めていた。
「大きめの部屋だから、くつろぐのには問題ないよ。連れのお嬢ちゃんとゆっくりくつろげるよ」
そういってウインクする女将さん。
「それに、たぶん他の宿も同じようなもんだと思うよ。実は今日、街道の北と南でゴブリンやオークが暴れ回ってたらしくてね。馬車を壊されたとか、命からがらこの町にたどり着いたって人ばかりでさ」
「そういえば、今日は確かに警備員が多かった」
あの黒ローブの男が関わっているのかは不明だが、レイチェルの置かれた境遇はただの偶然には思えなかった。
「この娘も。ね」
ロックは小さく女将に伝えた。レイチェルに聞こえないようにひっそりと。女将ははっとして彼女の顔を見る。
「そうかいそうかい。苦労したね。ロック、ほら早く部屋で休ませてやりな。突き当たりの一番奥の部屋だよ」
そういって女将は鍵を手渡す。ロックは女将に背中を押されながら、レイチェルを案内された部屋に連れて行く。
レイチェルは黙ってついてきていたが、顔を真っ赤に染めながら黙って俯いている。
「いや、あのね」
ロックは口を開こうとしたが。どうしゃべっても言い訳っぽくなってしまう気がして、頭を掻きむしる。
「ああ、もう。レイチェル、何というか俺不器用だからうまくいえないけど。今日はここでゆっくり休んで。一人で使ってくれてかまわない」
「えっ!?」
驚きの声をあげるレイチェル。ロックは即座に続ける。
「まあ、俺がいちゃゆっくり休めないだろ。俺はこの町の詰め所に行って、今日の事件についていろいろ調べてみるよ。明日の朝には戻るからさ……」
レイチェルはそういって出て行こうとするロックの服の袖をつかんだ。
「あ、あの。そこまで親切にしていただく理由がありません。ですから、外で寝るのは私が……」
「いや、女の子を一人外って訳には……」
しかしレイチェルも一歩も引かない。結局、ロックが根負けし。同じ宿に泊まることになったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
僕は君を思うと吐き気がする
月山 歩
恋愛
貧乏侯爵家だった私は、お金持ちの夫が亡くなると、次はその弟をあてがわれた。私は、母の生活の支援もしてもらいたいから、拒否できない。今度こそ、新しい夫に愛されてみたいけど、彼は、私を思うと吐き気がするそうです。再び白い結婚が始まった。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。
Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。
そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。
そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。
これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる