第2の人生は若返ってから

マユリ

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第4章 イトルア村

第49話 何事も突然に

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…ピピピッ、ピピピッ。

久しぶりの機械音に勢いよく目が覚めます。
……久しぶりの機械音って自分でセットしといてビックリしますね。ですが、ちゃんと機能していて良かったです。
さて、出掛けますか!私は村の裏側に行くと村の裏側の門番に声をかけました。

「すみません。少しだけ外に出たいのですが。」

「ああ、マリちゃんだよね。ミランさんから聞いてるよ。まっ、リックも悪い奴じゃないから許してやってくれ。」

「はい。ただの心配性なんですよね。」

「そう言ってくれると助かるよ。そうだ!ミランさんから「あまり遠くは駄目よ。」っていう伝えてくれって言われてたんだ。でも、本当に気をつけるんだよ。」

「はい、わかりました。では気をつけていってきます。」

私は村から離れると、薬草を見つける為に少しだけ横道に入る。薬草を見つけようとすると、自動で辺りが光って場所を教えてくれる。
…前に何気なく造ったスキル、便利でも不便でもありますね。流石に毎回光るのはちょっとね…。こうONとOFFが切り替えられたらいいのですが、

……試しに考えてみたら出来ましたよ。これで毎回目が痛まなくてすみますね。こう言うのは実際に経験すると意外と落ち着かない物なんですね。とりあえず今回は最低限の力で探そうと思います。辺りも警戒しないといけませんからね。
警戒をしつつも薬草を採取していきます。それから少し時間が過ぎた頃に突然現れて攻撃してきたホーンラビットを1匹仕留めて帰ります。その時にはある程度薬草も集まったので帰る事にします。その際もホーンラビットを1匹仕留めました。お肉ゲットですよ。……ですが捌き方がわかりません。まっ、村に帰ったら誰かに聞きましょう。でも、最初は逃げてばかりだったのが嘘みたいですね。

ただ、他の魔物は実戦経験がないので会いたくないです。

……フラグではないですよ!

怖くなったので少しだけ帰りの足が早くなったのは私の気のせいではないです。フラグは回収が鉄則ですよ。急ぎ足で村につくと

……なんか村の入り口が騒がしくないですか?
それにその騒ぎがこちらに近付いてきていますけど……。

「マリさん!」

なんとその騒ぎの中から現れたのはアルさん達でした。

「アルさんにザイルさんにジルさん!」

思わず駆け寄るとアルさんには抱き締められ、ザイルさんに頭を撫でられ、ジルさんは涙目で私を見ています。……村の人達もなぜか涙目です。
聴いていたら「マリちゃん、知り合いが探してくれて良かったね。」とか「もう、迷子になったら駄目だよ。」とか聞こえてきます。……迷子って。

ところで、どうしてアルさん達はこの場所がわかったのでしょうか?
話をしたくてもアルさん離してくれません。ジルさん達も「今回は本当に心配したから仕方ないわね。」って言っていますしね。とりあえず、どうにかしないといけないと思っていると、

「つもる話は家で話をしたらどうだい?」

と、リックお兄さんの口を布で塞いだ上で、紐でグルグル巻きにした上に座っている村長に言われました。

……これって知らん振りした方がよいのでしょうか?ミランお母さんをみたら苦笑いをして首を左右に振りました。

「…馬鹿はほっといてあげて。それよりマリちゃん、早く迎えがきて良かったわね。」

「はい、良かったです。」

村長さん達にお礼を言って借りている家に向かいます。

……その間アルさんにお姫様抱っこをされてます。…私今なら羞恥で死ねる気がします。…恥ずかしさのあまり降ろして欲しくて顔を見て話をしようとアルさんを見ると、
…今度は胃に穴が開いてしまいそうでした。

……なんて顔をしているんですか。泣きそうな顔で笑顔って……。
アルさんのそんな顔に羞恥心なんてどうでもよくなりますよ。こんなに心配をお掛けしてしまっていたんですね。前回は半日でしたが、今回は2日間ですからね。
ところで家にもついたので、流石に降りたいのですが……無理ですね。せめて座って話をしたいと言ったらアルさんは、私を抱いたまま椅子に座ってしまいました。
……私を膝に乗せたまま後ろから抱き締められる格好ですが話しずらくないですか?その間にジルさん達にも座ってもらいます。

「あ、ザイルさんお茶の準備ありがとうございます。」

「好きでやってる事だ気にするな。」

さて、何からお話したらよいのでしょうか?とりあえず、私から経緯を話して、次にアルさん達の話を聞きたいと思います。アルさん黙り込んでいるので話が進みませんよね?そう思い私は話始めました。





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