89 / 147
第6章 旅の道のり
第76話 ポーション
しおりを挟む
道のりはのんびりと進んでいます。本当はもっとスピードが出るのですが、早く景色が流れていく光景に慣れなくて私の気分が悪くてなってしまったのが原因です。アルさんのチートのお陰で全く揺れないので、景色さえ見なければ大丈夫だと伝えたのですが、(乗り物は車等で乗りなれてますから。)皆さんが心配してユックリ進むことになり、少しずつ様子を見ながらスピードを上げて行くそうです。
でもその為に次の村まで一週間程かかります。因みにこの馬車で跳ばせば1~2日程度で着くそうです。
……本当に申し訳ないです。
広いキャリッジの中をザイルさん達は何処かに消えました。…中が家のように広いって……。そうボンヤリ思っていたら、食事を持ったザイルさん達が現れ、私の側にいたアルさんがテーブルを取り出します。
「そろそろ、お昼だろ!ご飯作ったぞ。あ、そうだった。アル、勝手に炊事場かりたぞ!」
「どうぞ、ご自由に使用して下さい。あ、それは此方に置きましょうか?」
「ああ、助かる。後これを並べたら終わりだ。…よし!食べるか!」
あっという間に目の前には綺麗に並べられた食事があります。
……ザイルさんにアルさん、私達よりも女子力高くないですか?…この世界ではこれが普通なのでしょうか?
それから私達は食事を終え各自ソファーに座り本を読んだり、武器を磨いたりしています。アルさんは私の眠る所の準備をしにいきましたし、私も本を読もうと思ったのですが、ボックスに薬草が残っていたのを思いだしポーション作りをする事にしました。
先ずはポーションを入れる物、鍋をイメージして創造して作成していきます。その後は、薬草をボックスから取り戻すと、バスケットボール程の水の玉を作成して沸騰させると中に薬草を入れます。そのままでは苦そうなので、苦味をおさえるイメージで薬草からの成分を取り戻していきます。それが出来たら、鍋に入れて冷ましておいたところで……。
………先程から、ザイルさんとジルさんが私を凝視しているのは何故でしょうか?
「ザイルさん、ジルさん、どうかしましたか?」
私の言葉に我にかえってザイルさんが口をひらきます。
「………マリは今何を造っているんだ?」
「今ですか?アルさんから教えて貰った回復ポーションを作っています。後は冷やしたら瓶に詰めるだけです。」
私の言葉にザイルさんとジルさんは、お互いに顔を合わせるとため息を吐きました。
「……もしかして、この作り方を街中でやったりはしてないよね?」
「やっていませんよ。」
「…そうか……。マリ、このポーション作りのやり方は少しだけ特別でな、人前ではやらない方がいいぞ。」
「……そうね。……でも、アルのをみて再現出来るなんて……。実はマリちゃん凄い人?」
私の言葉を最後に、お互いに話し合っていきます。……私どうしたら?
…と思っていたら今度は私に眠気が襲ってきます。大変です。この感じは歩けませんね。私はソファーに持たれると共に襲ってくる眠気を迎えます。
これは何時もの逆らえない眠気ですね。と思いながら仮眠の感覚で私は眠っていくのでした。
~とあるヒトコマ~
ザイル
「…マリ。……寝ているな。」(真顔)
ジル
「あら、本当ね。……でも、本当にマリちゃんには驚いたわ。」(ビックリ顔)
アル
「マリさんに何かあったのですか?」
先程迄、本を読んでいたアルがザイル達を見た。
ザイル
「……アル、マリにポーションの作り方を教えたのか?」(真顔)
ジルもこちらを見ている。
アル
「はい、必要になると聞いたので…。それがなにか?」(疑問顔)
ザイル
「大有りだ!マリがさっきポーションを作ったんだが、魔道具も無しに短時間で作ったんだぞ!」(驚き顔)
アル
「それが何か?」(真顔)
ザイル
「………お前なぁ…。普通ポーションを作るには安定して作るために魔道具で作るのが基本だろ。それに魔力を少しずつ流していき混ぜ合わせ数時間後出来上がるのが普通だろ。」(少しの怒り&呆れ顔)
アル
「そうでした?」(真顔)
ザイル
「…………それを…マリも出来ているんだぞ。それも何気なくだぞ…。」(驚き顔)
アル
「マリさん流石ですね。」(笑顔)
ザイル
「…いや、そうじゃなくて。」(驚き顔)
アル
「早速明日マリさんの好きなお菓子を準備しなくては!」
ザイル
「…だから、そうじゃなくて。」(焦り顔)
アルがザイルの話を冴えきり奥に消えていった。
ザイル
「……だから。……もう後でいいや…。」(呆れ顔)
ジル、ザイルの頭に手をのせると頭を撫でた。
でもその為に次の村まで一週間程かかります。因みにこの馬車で跳ばせば1~2日程度で着くそうです。
……本当に申し訳ないです。
広いキャリッジの中をザイルさん達は何処かに消えました。…中が家のように広いって……。そうボンヤリ思っていたら、食事を持ったザイルさん達が現れ、私の側にいたアルさんがテーブルを取り出します。
「そろそろ、お昼だろ!ご飯作ったぞ。あ、そうだった。アル、勝手に炊事場かりたぞ!」
「どうぞ、ご自由に使用して下さい。あ、それは此方に置きましょうか?」
「ああ、助かる。後これを並べたら終わりだ。…よし!食べるか!」
あっという間に目の前には綺麗に並べられた食事があります。
……ザイルさんにアルさん、私達よりも女子力高くないですか?…この世界ではこれが普通なのでしょうか?
それから私達は食事を終え各自ソファーに座り本を読んだり、武器を磨いたりしています。アルさんは私の眠る所の準備をしにいきましたし、私も本を読もうと思ったのですが、ボックスに薬草が残っていたのを思いだしポーション作りをする事にしました。
先ずはポーションを入れる物、鍋をイメージして創造して作成していきます。その後は、薬草をボックスから取り戻すと、バスケットボール程の水の玉を作成して沸騰させると中に薬草を入れます。そのままでは苦そうなので、苦味をおさえるイメージで薬草からの成分を取り戻していきます。それが出来たら、鍋に入れて冷ましておいたところで……。
………先程から、ザイルさんとジルさんが私を凝視しているのは何故でしょうか?
「ザイルさん、ジルさん、どうかしましたか?」
私の言葉に我にかえってザイルさんが口をひらきます。
「………マリは今何を造っているんだ?」
「今ですか?アルさんから教えて貰った回復ポーションを作っています。後は冷やしたら瓶に詰めるだけです。」
私の言葉にザイルさんとジルさんは、お互いに顔を合わせるとため息を吐きました。
「……もしかして、この作り方を街中でやったりはしてないよね?」
「やっていませんよ。」
「…そうか……。マリ、このポーション作りのやり方は少しだけ特別でな、人前ではやらない方がいいぞ。」
「……そうね。……でも、アルのをみて再現出来るなんて……。実はマリちゃん凄い人?」
私の言葉を最後に、お互いに話し合っていきます。……私どうしたら?
…と思っていたら今度は私に眠気が襲ってきます。大変です。この感じは歩けませんね。私はソファーに持たれると共に襲ってくる眠気を迎えます。
これは何時もの逆らえない眠気ですね。と思いながら仮眠の感覚で私は眠っていくのでした。
~とあるヒトコマ~
ザイル
「…マリ。……寝ているな。」(真顔)
ジル
「あら、本当ね。……でも、本当にマリちゃんには驚いたわ。」(ビックリ顔)
アル
「マリさんに何かあったのですか?」
先程迄、本を読んでいたアルがザイル達を見た。
ザイル
「……アル、マリにポーションの作り方を教えたのか?」(真顔)
ジルもこちらを見ている。
アル
「はい、必要になると聞いたので…。それがなにか?」(疑問顔)
ザイル
「大有りだ!マリがさっきポーションを作ったんだが、魔道具も無しに短時間で作ったんだぞ!」(驚き顔)
アル
「それが何か?」(真顔)
ザイル
「………お前なぁ…。普通ポーションを作るには安定して作るために魔道具で作るのが基本だろ。それに魔力を少しずつ流していき混ぜ合わせ数時間後出来上がるのが普通だろ。」(少しの怒り&呆れ顔)
アル
「そうでした?」(真顔)
ザイル
「…………それを…マリも出来ているんだぞ。それも何気なくだぞ…。」(驚き顔)
アル
「マリさん流石ですね。」(笑顔)
ザイル
「…いや、そうじゃなくて。」(驚き顔)
アル
「早速明日マリさんの好きなお菓子を準備しなくては!」
ザイル
「…だから、そうじゃなくて。」(焦り顔)
アルがザイルの話を冴えきり奥に消えていった。
ザイル
「……だから。……もう後でいいや…。」(呆れ顔)
ジル、ザイルの頭に手をのせると頭を撫でた。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
夫の妹に財産を勝手に使われているらしいので、第三王子に全財産を寄付してみた
今川幸乃
恋愛
ローザン公爵家の跡継ぎオリバーの元に嫁いだレイラは若くして父が死んだため、実家の財産をすでにある程度相続していた。
レイラとオリバーは穏やかな新婚生活を送っていたが、なぜかオリバーは妹のエミリーが欲しがるものを何でも買ってあげている。
不審に思ったレイラが調べてみると、何とオリバーはレイラの財産を勝手に売り払ってそのお金でエミリーの欲しいものを買っていた。
レイラは実家を継いだ兄に相談し、自分に敵対する者には容赦しない”冷血王子”と恐れられるクルス第三王子に全財産を寄付することにする。
それでもオリバーはレイラの財産でエミリーに物を買い与え続けたが、自分に寄付された財産を勝手に売り払われたクルスは激怒し……
※短め
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる