第2の人生は若返ってから

マユリ

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第6章  旅の道のり

第79話 夢は細工師

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……………。
只今黙々と、一人部屋にて銀細工で創造化の練習中です。
あの後、ジルさん達にはスキルなら人に簡単にはみせたら駄目だとお叱りを受けました。

「信用してくれているのは嬉しいわ。でもね。スキルの使用には用心しなくちゃ駄目よ。」

そう言ってジルさんは微笑みました。

「でも、本当に素敵だわ、これなら商売として売りに出せるんじゃないの?」

「確かにそうですね。マリさんが造ったものはどれも素敵ですからね。」

ジルさんとアルさんが話あっていたのをザイルさんが連れ出しました。

「行くぞ。マリの邪魔になるだろ。」

こうして皆がいなくなり、今の私は花だけでなく、ミニチュアの鳥やホーンラビット等も造っていきます。どうせなら幻想的な蝶々でも造ってみましょうかね。ワクワクしてきた私は色々造っていくと扉を叩く音で驚いて手を止めました。見るとテーブルだけでなく、床にも色々造ったものが置かれています。

……造り過ぎましたが、楽しいですねこれは!雑貨の他にも銀細工も置いた雑貨屋でも良いかも知れませんね。って、それどころではありません!慌てて扉に向かいます。

「お待たせしてすみませんでした。」

「待ってないので大丈夫ですよ。そろそろ夕御飯の時間なのでお迎えにきましたが行けそうですか?」

私はアルさんと共に皆さんの所に行くと話をしながらご飯を食べます。その際アルさんに銀等を扱う細工師にでもなるのですかと聞かれたので、将来的には色んな物を扱う小さな雑貨屋をしたいと伝えました。ここでは、道具屋と似たような物だと伝えると。

「マリさんに似合う素敵な夢ですね。」

と微笑まれました。その顔に少しだけドキドキしてしまい顔が赤くなりそうです。

「そうね。素敵な夢ね。そう思わないザイル。」

「そうだな。マリなら出来るさ。(アルもついてるしな(小声))」

良かったです。赤くなりそうな顔も、ザイルさん達のお褒めの言葉のお陰で照れたように見られたと思います。……助かりました。
その後は、少しだけ話をして部屋に戻ると睡魔が襲ってくるので、逆らわず寝ることにします。今日は色々造って疲れているので、眠いのはしょうがないですからね。

……おやすみなさい。
そう自分に言うと眠りにつくのでした。





~とあるヒトコマ~

マリの部屋を出た直後の二人

ザイル
「…凄かったな…。」(驚き顔)

ジル
「でしょ!……最初見たときよりも凄くなっていたけどね。」(苦笑)

ザイル
「あれでか!冗談だろ…。」(驚き顔)

ジル
「あそこまで精巧な作品集見たこと無いわよね。」(真顔)

ザイル
「前回の紙の件と、今回の事といい。……マリを狙う相手は、マリのスキルの情報とスキルを狙っているのか?」(真顔)

ジル
「でも、銀細工のスキルは今回初めてだそうよ。」(真顔)

ザイル
「………はぁ~。とりあえず、マリは無意識にスキルを披露しそうだから、気をつけていこう。」(疲れ顔)

ジル
「そうね。でも、あの銀細工素敵だったわね。」(笑顔)

ザイル
「そうだな。」(笑顔)

ジル
「とりあえず、アルを連れて話でもしましょうか!って、アルは?」(真顔)

ザイル
「…マリのお菓子を作りにいったぞ。」(呆れ顔)

ジル
「……相変わらずね。迎えに行きましょう。」(呆れ顔)


「「…………今後二人に振り回されそうだ(ね)な…。」」





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