第2の人生は若返ってから

マユリ

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第9章 初めての対峙

第112話 ギルドにて

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私達はマリさん達から離れ家を出るとギルドに向かい歩いて行きました。因みにこの町のギルドは他町にあるギルドとは多少異なります。
この町では多少の事(魔物退治)は町の人達でやってしまいます。その為本当はギルドも必要ないのですが、他の町等からこの町周辺の魔物の素材を求める声が多く(高ランク素材の為)、ギルドに仲介みたいなことをお願いしてるそうです。

ギルドとしては安定した素材確保の場所ですが、その上で何か周辺の町や村で大変な事が起こればこの町から人を派遣もできるという、ギルドからしたらこの町にギルドがある事は良いことの方が多いそうです。但し町の方々からしたら鍛練の合間の気分展開の場所扱いになってしまっているらしいのですが。

そんなギルドにどうして向かっているのかと言うと、このギルドにはもうひとつの顔があるからです。それがこの町でマリさんを守ろうと決めた事にも繋がります。

ギルドにつくと、ザイルさんは迷わず受付に進むと直ぐにギルド長との面会を求め一つのカードを受付の方と私だけにしか見えないように差し出しました。
その際、受付の女性は何事もなかったかのようにそのカードを然り気無く回収すると、「ザイル様ですね。只今確認してきますので、暫くお待ちください。」と言って奥に消えていきました。

暫くして先程の受付の女性が戻ってくると、私達を奥に案内してくれました。そして一番奥の部屋に入ると直ぐに遮音魔法や防音魔法等色んな魔法が施された結界が部屋に巡らされたのがわかりました。

「こちらにお座り下さい。ギルド長は直ぐに参ります。」

そう言って案内書してくれた方は部屋を出て行くと、それと入れ替わるように一人の男性が入ってきました。

「お、ザイルがこの部屋を使うとはな、でこの隣の奴は初めての顔だな。俺はこの町のギルド長のガザンと言う者だ。君とはこの部屋以外で会いたかったなぁ。なんせこの部屋では「手合わせ願い」禁止だからな。」

そう言って笑っている側でザイルさんは呆れた顔をしています。

「俺はもう懲り懲りだ……。」

「まぁそんな事をいうな。…後は、シェリルがきたら話を始めるか…。」

そんな事を言っていると、ノックの音とガザンの合図で一人の女性が飲み物を持って入ってきました。そして、部屋に鍵が内側から閉められた後皆に飲み物を配り終えると、その瞬間先程とは一瞬にして空気が変わりました。

「では、話を始めるか…。」

さっきまでの笑顔のガザンさんの顔が真剣な顔に変わり、シェリルさんはガザンの側に座ると私達を見据えました。

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