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4異世界でネコになりましたが、魔法使いにお家へ返されました。
4-10異世界でネコになりましたが、ついに幸運スキルが仕事をしました!
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「本当か!」
「本当ですの?」
カナに自我があるということがルーシュの口から告げられると、お父様もお母様もワントーンくらい高い悲鳴に近い声を上げていた。
(おぉ、今声裏返ってたなー。私がネコになった初めての日みたい)
確かあの日もこんな感じだったなぁと、まだそんなに経っていないというのに何だか懐かしい気持ちになる。
あの時はまさかこんなに早く、ネコ化を脅かすような輩に出会ってしまうなんて思ってもみなかった。
(あぁ、もっと穏やかにネコとして過ごすはずたったのになぁ……。
それもこれも全て望んでいないところで「幸福スキル」がことごとく発動したせいだー)
と、ついつい嘆いてしまう。
それはまぁ、世間一般な場面で望むこととカナが望む内容が真逆なことが多いのは承知している。
してはいるが、発動する時のタイミングくらいはカナが制御できればよかったのにと思ってしまう。
(幸福スキルはいいとして、発動タイミングをある程度選べるようにお願いしておけばよかったなー)
今さらながら、美女の神様にお願いしたことを「ネコ化」に特化してしまったことが悔やまれる。
(そしたらこの天敵魔法使いの前で、発動なんてさせなかったのに)
もう現実逃避しかできることはないので、カナは大人しくテーブルの上で転がって満たされたお腹をさすさすと前足で撫であげる。
(んーそれにしても、料理は全部美味しかったなー。
本当ならちょっとばかしお酒とかも呑みたいところだけど、それはさすがに無理かなぁ。ネコだしなー)
お行儀悪くテーブルの上で寝転がったまま、そう心の中で願うと「ピロン」と軽い電子音が脳内に響いた。
(ん?)
ぺろぺろと前足を舐めながら天井を見上げれば、カナの視界に画面が投影されていた。
【スキル:幸運レベル4
ネコの姿でもお酒が呑めるようになる】
(おぉぉぉぉぉ!)
投影された画面に表示されたスキルの内容に、カナは目を大きく見開いた。
(こ、これは今までのどの幸運スキルよりも嬉しいスキル!)
ぴょいとカナは身を起こすと、善は急げとテーブル上をてってと駆け足で移動する。
(確か、お母様は食後の最後にデザートじゃなくてホットワインを呑んでいたはず!)
「呪いを解くのとは別になってしまいますが、カナさんと直接やりとりが出来るようにしてみてはいかがかと」
両親がルーシュの話に聞き入っている間に、カナはホットワイン入りのカップに頭から突っ込み、久しぶりのお酒を堪能することにした。
「本当ですの?」
カナに自我があるということがルーシュの口から告げられると、お父様もお母様もワントーンくらい高い悲鳴に近い声を上げていた。
(おぉ、今声裏返ってたなー。私がネコになった初めての日みたい)
確かあの日もこんな感じだったなぁと、まだそんなに経っていないというのに何だか懐かしい気持ちになる。
あの時はまさかこんなに早く、ネコ化を脅かすような輩に出会ってしまうなんて思ってもみなかった。
(あぁ、もっと穏やかにネコとして過ごすはずたったのになぁ……。
それもこれも全て望んでいないところで「幸福スキル」がことごとく発動したせいだー)
と、ついつい嘆いてしまう。
それはまぁ、世間一般な場面で望むこととカナが望む内容が真逆なことが多いのは承知している。
してはいるが、発動する時のタイミングくらいはカナが制御できればよかったのにと思ってしまう。
(幸福スキルはいいとして、発動タイミングをある程度選べるようにお願いしておけばよかったなー)
今さらながら、美女の神様にお願いしたことを「ネコ化」に特化してしまったことが悔やまれる。
(そしたらこの天敵魔法使いの前で、発動なんてさせなかったのに)
もう現実逃避しかできることはないので、カナは大人しくテーブルの上で転がって満たされたお腹をさすさすと前足で撫であげる。
(んーそれにしても、料理は全部美味しかったなー。
本当ならちょっとばかしお酒とかも呑みたいところだけど、それはさすがに無理かなぁ。ネコだしなー)
お行儀悪くテーブルの上で寝転がったまま、そう心の中で願うと「ピロン」と軽い電子音が脳内に響いた。
(ん?)
ぺろぺろと前足を舐めながら天井を見上げれば、カナの視界に画面が投影されていた。
【スキル:幸運レベル4
ネコの姿でもお酒が呑めるようになる】
(おぉぉぉぉぉ!)
投影された画面に表示されたスキルの内容に、カナは目を大きく見開いた。
(こ、これは今までのどの幸運スキルよりも嬉しいスキル!)
ぴょいとカナは身を起こすと、善は急げとテーブル上をてってと駆け足で移動する。
(確か、お母様は食後の最後にデザートじゃなくてホットワインを呑んでいたはず!)
「呪いを解くのとは別になってしまいますが、カナさんと直接やりとりが出来るようにしてみてはいかがかと」
両親がルーシュの話に聞き入っている間に、カナはホットワイン入りのカップに頭から突っ込み、久しぶりのお酒を堪能することにした。
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