83 / 118
第5章
第82話 量子記憶の開放――揺らぐ世界と“観測”の真理
しおりを挟む
祠の前、静かな時間
風が木々の間をザァ……
と抜け、崩れかけた祠の屋根が
カラ……ン
と乾いた音を立てた。
沈黙の中、草が
サラサラ
と擦れ合い、遠くで鳥の声が
チチ……
と響く。
リュークは祠を見つめたまま、ふと何かを思い出したように口を開いた。
「そういえば……ヴァルトって、どう思う?」
ルミエルは少し驚いたように顔を上げ、リュークを見つめる。
その瞳に、一瞬だけ迷いの色が浮かんだ。
「……正直、怖い。でも、嫌いじゃないの。なんでか分からないけど……」
彼女の声はやわらかく、けれど内側には確かな感情の温度があった。
「俺も、正直よく分からないけど……なんていうか、あいつ、“何か知ってる”人間な気がするんだ」
リュークの声は静かだったが、その目にはどこか警戒と探るような光が宿っていた。
ルミエルはゆっくりと頷く。
「うん。でも……信用できるかどうかは、まだ分からない」
「そうだな。あいつが味方なのか、敵なのか、俺たちには判断できない」
リュークは軽く息を吐き、
「フゥ……」
と空気を整えるようにして、祠の入り口へ目を向けた。
「……もしヴァルトがこの祠のことを知ってたら、何か言ってたかな」
「きっと、今じゃなくて……“もっと後で話す”つもりなんだと思う」
ルミエルの口調には、なぜか確信めいた響きがあった。
それはただの推測ではなく、“感じ取ったもの”を言葉にしているようだった。
——祠の静けさに、ふたりの声だけが淡く染み込んでいった。
リュークが、祠の柱にそっと触れた瞬間――
ノイズのような頭痛
脳の奥で、
ギギ……ッ
と軋むような鈍い音が響いた。
「ッ……ぐ……!」
鋭い痛みが、こめかみから脳髄へ突き抜ける。
焼けるような熱と共に、視界が一瞬
グニャ
と歪んだ。
世界の色彩がわずかに揺らぎ、空間そのものが脈打つような錯覚。
──【記憶層一致:同一空間に過去の自己痕跡を検知】
──【開放条件を満たしました──《量子記憶(初級)》 開放可能】
目の前には何もない。だが、脳裏に直接、無機質な文字列が浮かび上がる。
リュークは額を押さえながら、かすかに苦笑した。
「……来たか。やっぱり……ここで、何かがあったんだ」
静かにポーチへと手を伸ばす。
中にある小さな革袋を指先で探り、軽く振ると――
ジャリ……
金属が乾いた音を立てた。
「……開放できる。でも、ギリギリしかない」
ここ数日、ポーションの調合や素材の売却で、何とかかき集めた金貨50枚。
今使えば、また一からやり直しだ。
ついさっきまで――あと数枚集めてから、そう考えていた。
このタイミングで使うのは、本来なら想定外。
けれど――
背後で、ルミエルが黙ってこちらを見つめていた。
その眼差しに、不安はない。ただ、静かに“見届ける”という意思だけが宿っていた。
リュークは短く息を吐き、小さく呟いた。
「……怖いのは、記憶じゃない。その先にあるもの……それを知るのが、一番怖いんだよな」
思わず口から漏れたその言葉は、自分自身への問いかけだった。
けれど、すぐにリュークはわずかに首を振り、迷いを断ち切るように頷く。
「……でも、進まないと分からない。行こう。俺の記憶の中へ」
指先から金貨が一枚、一枚と浮かび上がり、静かに
キィン……
という音を残して光となり、空中で弾けていく。
その瞬間、空気が変わった。
祠の石肌が
コッ……コッ
と細かく震え、周囲の木々がざわめきを止める。
風が凪ぎ、音が消える。
——そして世界が、 “記憶の渦へ”と吸い込まれていく。
彩度が落ち、時間の流れが遅く感じられる。
記憶の層が、今この瞬間の現実と、静かに重なり始めていた。
◆開放:量子記憶(初級)
脳の奥で、
キィィ……ン
と金属が軋むような音が走った。
何かが“動いた”。
それは記憶ではない。“仕組みそのもの”が脳内に転がり込んできたような、重く、異様な感覚だった。
痛みではなかった。
ただ、足元が
グラ……ッ
と揺れたような、身体が遅れてついてくるような錯覚だけが残る。
目を閉じているはずなのに、視界の奥に“情報”が
ザー……ッ
とノイズのように流れ込んできた。
それは線でも面でもなく、波。微細な揺れを伴った光の軌跡。
空気の中、空間の肌に、形を持たない“何か”が確かに揺れているのが見えた。
そして――
その波の一つが、心の奥へと静かに踏み込んでくる。
数式でも理屈でもない。“言葉になる前の理解”が、音もなく沈み込むように脳を満たしていく。
──ψ(x,t):波のかたち。
──Δx·Δp ≥ ℏ/2:位置と運動量の揺らぎ。
「同時に存在する可能性」
「誰かが見ることで決まる現実」
断片的な言葉が浮かび、流れ、消えていく。
(……これが、この世界の“根っこ”……?)
流れ込んでくるのは、過去の記憶ではない。
“どうやってこの世界が形を成しているか”という、
根本の
「しくみ」
そのものだった。
物質でも精神でもない。
「観測する」
という行為が、決まっていない現実をひとつに“定める”。
そのしくみが、
ゴリ……ッ
と音を立てるように脳の中に刻み込まれていく。
|0⟩と|1⟩――重ね合わされた二つの状態。
誰かが“見る”。その瞬間、世界はどちらかに“決まる”。
(……誰が? 俺か? 本当に、俺が見ているのか?)
思考の深部で、世界がわずかに
ズ……ン
と揺れた。
重なり合った“現実の層”が、静かにズレ始める。
――目の前の石が、一瞬だけ“別の場所にあるように”見えた。
――ルミエルの声が、時間の奥から遅れて届いたように聞こえた。
――シャドウファングの影が、複数の動きを同時にしているように揺れた。
(……今、俺は“重なり合う世界の層”を感じているのか?)
世界が、波のように
ユラ……ユラ……
と揺れていた。
これが、“量子記憶”。
かつての自分が到達していた地点。
記憶ですら、“書き換え可能な数式”として扱う力。
風の触れ方が変わる。空気が少し重くなる。
風景の輪郭が、
ブル……ッ
と微かに震えていた。
世界が、静かに――“違う手触り”を見せ始めていた。
回想シーン:
「量子力学って、どういうことなんだ……?」
(……昔の自分は、こういう世界の“仕組み”を研究していた。確か、名前は――“量子力学”。)
それは、この世界のとても小さなもの――目には見えないレベルの粒の動き方を調べる学問だった。
たとえば、普通の物は、
「そこにある」
「今ここにいる」
って言える。
石はそこにあるし、ボールは投げれば
ズンッ
と飛んでいく。
でも……この“とても小さな粒たち”は、ちょっと違う。
同時に、いくつもの場所に“いる”ことがあるんだ。
“え? どういうこと?”って思うかもしれない。
でも、それがこの世界の真実なんだ。
しかも、その粒が
「どこにいるのか」
は、誰かが“見る”までは決まっていない。
見る前は、“あっちにもこっちにもいるかもしれない”――そんな“あいまいな状態”で存在してる。
そして、“見る”――つまり“観測する”ことで、はじめてひとつに
カチッ
と決まる。
「観測されるまで、世界は“重なったまま”存在している」
それが、量子力学の考え方だった。
(……だから今、視えている“揺らぎ”――
それは、“世界が決まりきっていない”証拠かもしれない)
石が
カクッ
とズレて見える。
ルミエルの声が、少しだけ時間をずらして
ユラ……
と届く。
シャドウファングの影が、同時に何通りもの動きをしているように
ブレ……ブレ……
と揺れている。
それはきっと、“一つに決まる前の、世界の姿”。
観測する者――つまり、自分が見ることで、世界がひとつに決まっていく。
量子力学は、ただの知識じゃない。
“選び取る力”なんだ――
無数に重なった“可能性の世界”の中から、
どれを“現実”にするかを、見て、決める。
そんな力――それが今、自分の中に流れ込んでいる。
次回:祠に託された記憶の断片
予告:祠に残された“記憶の断片”が、リュークたちを過去と未来へ繋ぐ。
――――――――――――――――――――――――――――――――
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!
読者の皆さまの評価や応援の言葉が、何よりの力になります。
よければ「応援♡」や「感想」など、お気軽に残していただけると、
とても励みになります。
挿絵が有った方が良いなど、なんでもかまいません。
今後も更新を続けていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いします!
風が木々の間をザァ……
と抜け、崩れかけた祠の屋根が
カラ……ン
と乾いた音を立てた。
沈黙の中、草が
サラサラ
と擦れ合い、遠くで鳥の声が
チチ……
と響く。
リュークは祠を見つめたまま、ふと何かを思い出したように口を開いた。
「そういえば……ヴァルトって、どう思う?」
ルミエルは少し驚いたように顔を上げ、リュークを見つめる。
その瞳に、一瞬だけ迷いの色が浮かんだ。
「……正直、怖い。でも、嫌いじゃないの。なんでか分からないけど……」
彼女の声はやわらかく、けれど内側には確かな感情の温度があった。
「俺も、正直よく分からないけど……なんていうか、あいつ、“何か知ってる”人間な気がするんだ」
リュークの声は静かだったが、その目にはどこか警戒と探るような光が宿っていた。
ルミエルはゆっくりと頷く。
「うん。でも……信用できるかどうかは、まだ分からない」
「そうだな。あいつが味方なのか、敵なのか、俺たちには判断できない」
リュークは軽く息を吐き、
「フゥ……」
と空気を整えるようにして、祠の入り口へ目を向けた。
「……もしヴァルトがこの祠のことを知ってたら、何か言ってたかな」
「きっと、今じゃなくて……“もっと後で話す”つもりなんだと思う」
ルミエルの口調には、なぜか確信めいた響きがあった。
それはただの推測ではなく、“感じ取ったもの”を言葉にしているようだった。
——祠の静けさに、ふたりの声だけが淡く染み込んでいった。
リュークが、祠の柱にそっと触れた瞬間――
ノイズのような頭痛
脳の奥で、
ギギ……ッ
と軋むような鈍い音が響いた。
「ッ……ぐ……!」
鋭い痛みが、こめかみから脳髄へ突き抜ける。
焼けるような熱と共に、視界が一瞬
グニャ
と歪んだ。
世界の色彩がわずかに揺らぎ、空間そのものが脈打つような錯覚。
──【記憶層一致:同一空間に過去の自己痕跡を検知】
──【開放条件を満たしました──《量子記憶(初級)》 開放可能】
目の前には何もない。だが、脳裏に直接、無機質な文字列が浮かび上がる。
リュークは額を押さえながら、かすかに苦笑した。
「……来たか。やっぱり……ここで、何かがあったんだ」
静かにポーチへと手を伸ばす。
中にある小さな革袋を指先で探り、軽く振ると――
ジャリ……
金属が乾いた音を立てた。
「……開放できる。でも、ギリギリしかない」
ここ数日、ポーションの調合や素材の売却で、何とかかき集めた金貨50枚。
今使えば、また一からやり直しだ。
ついさっきまで――あと数枚集めてから、そう考えていた。
このタイミングで使うのは、本来なら想定外。
けれど――
背後で、ルミエルが黙ってこちらを見つめていた。
その眼差しに、不安はない。ただ、静かに“見届ける”という意思だけが宿っていた。
リュークは短く息を吐き、小さく呟いた。
「……怖いのは、記憶じゃない。その先にあるもの……それを知るのが、一番怖いんだよな」
思わず口から漏れたその言葉は、自分自身への問いかけだった。
けれど、すぐにリュークはわずかに首を振り、迷いを断ち切るように頷く。
「……でも、進まないと分からない。行こう。俺の記憶の中へ」
指先から金貨が一枚、一枚と浮かび上がり、静かに
キィン……
という音を残して光となり、空中で弾けていく。
その瞬間、空気が変わった。
祠の石肌が
コッ……コッ
と細かく震え、周囲の木々がざわめきを止める。
風が凪ぎ、音が消える。
——そして世界が、 “記憶の渦へ”と吸い込まれていく。
彩度が落ち、時間の流れが遅く感じられる。
記憶の層が、今この瞬間の現実と、静かに重なり始めていた。
◆開放:量子記憶(初級)
脳の奥で、
キィィ……ン
と金属が軋むような音が走った。
何かが“動いた”。
それは記憶ではない。“仕組みそのもの”が脳内に転がり込んできたような、重く、異様な感覚だった。
痛みではなかった。
ただ、足元が
グラ……ッ
と揺れたような、身体が遅れてついてくるような錯覚だけが残る。
目を閉じているはずなのに、視界の奥に“情報”が
ザー……ッ
とノイズのように流れ込んできた。
それは線でも面でもなく、波。微細な揺れを伴った光の軌跡。
空気の中、空間の肌に、形を持たない“何か”が確かに揺れているのが見えた。
そして――
その波の一つが、心の奥へと静かに踏み込んでくる。
数式でも理屈でもない。“言葉になる前の理解”が、音もなく沈み込むように脳を満たしていく。
──ψ(x,t):波のかたち。
──Δx·Δp ≥ ℏ/2:位置と運動量の揺らぎ。
「同時に存在する可能性」
「誰かが見ることで決まる現実」
断片的な言葉が浮かび、流れ、消えていく。
(……これが、この世界の“根っこ”……?)
流れ込んでくるのは、過去の記憶ではない。
“どうやってこの世界が形を成しているか”という、
根本の
「しくみ」
そのものだった。
物質でも精神でもない。
「観測する」
という行為が、決まっていない現実をひとつに“定める”。
そのしくみが、
ゴリ……ッ
と音を立てるように脳の中に刻み込まれていく。
|0⟩と|1⟩――重ね合わされた二つの状態。
誰かが“見る”。その瞬間、世界はどちらかに“決まる”。
(……誰が? 俺か? 本当に、俺が見ているのか?)
思考の深部で、世界がわずかに
ズ……ン
と揺れた。
重なり合った“現実の層”が、静かにズレ始める。
――目の前の石が、一瞬だけ“別の場所にあるように”見えた。
――ルミエルの声が、時間の奥から遅れて届いたように聞こえた。
――シャドウファングの影が、複数の動きを同時にしているように揺れた。
(……今、俺は“重なり合う世界の層”を感じているのか?)
世界が、波のように
ユラ……ユラ……
と揺れていた。
これが、“量子記憶”。
かつての自分が到達していた地点。
記憶ですら、“書き換え可能な数式”として扱う力。
風の触れ方が変わる。空気が少し重くなる。
風景の輪郭が、
ブル……ッ
と微かに震えていた。
世界が、静かに――“違う手触り”を見せ始めていた。
回想シーン:
「量子力学って、どういうことなんだ……?」
(……昔の自分は、こういう世界の“仕組み”を研究していた。確か、名前は――“量子力学”。)
それは、この世界のとても小さなもの――目には見えないレベルの粒の動き方を調べる学問だった。
たとえば、普通の物は、
「そこにある」
「今ここにいる」
って言える。
石はそこにあるし、ボールは投げれば
ズンッ
と飛んでいく。
でも……この“とても小さな粒たち”は、ちょっと違う。
同時に、いくつもの場所に“いる”ことがあるんだ。
“え? どういうこと?”って思うかもしれない。
でも、それがこの世界の真実なんだ。
しかも、その粒が
「どこにいるのか」
は、誰かが“見る”までは決まっていない。
見る前は、“あっちにもこっちにもいるかもしれない”――そんな“あいまいな状態”で存在してる。
そして、“見る”――つまり“観測する”ことで、はじめてひとつに
カチッ
と決まる。
「観測されるまで、世界は“重なったまま”存在している」
それが、量子力学の考え方だった。
(……だから今、視えている“揺らぎ”――
それは、“世界が決まりきっていない”証拠かもしれない)
石が
カクッ
とズレて見える。
ルミエルの声が、少しだけ時間をずらして
ユラ……
と届く。
シャドウファングの影が、同時に何通りもの動きをしているように
ブレ……ブレ……
と揺れている。
それはきっと、“一つに決まる前の、世界の姿”。
観測する者――つまり、自分が見ることで、世界がひとつに決まっていく。
量子力学は、ただの知識じゃない。
“選び取る力”なんだ――
無数に重なった“可能性の世界”の中から、
どれを“現実”にするかを、見て、決める。
そんな力――それが今、自分の中に流れ込んでいる。
次回:祠に託された記憶の断片
予告:祠に残された“記憶の断片”が、リュークたちを過去と未来へ繋ぐ。
――――――――――――――――――――――――――――――――
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!
読者の皆さまの評価や応援の言葉が、何よりの力になります。
よければ「応援♡」や「感想」など、お気軽に残していただけると、
とても励みになります。
挿絵が有った方が良いなど、なんでもかまいません。
今後も更新を続けていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いします!
0
あなたにおすすめの小説
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
72時間ワンオペ死した元球児、女神の『ボッタクリ』通販と『絶対破壊不能』のノートPCで異世界最強のコンビニ・スローライフを始める
月神世一
ファンタジー
「剣? 魔法? いいえ、俺の武器は『鈍器になるノートPC』と『時速160kmの剛速球』です」
あらすじ
ブラックコンビニで72時間連続勤務の末、過労死した元甲子園優勝投手・赤木大地。
目覚めた彼を待っていたのは、コタツでソシャゲ三昧のダメ女神・ルチアナだった。
「手違いで死なせちゃった☆ 詫び石代わりにこれあげる」
渡されたのは、地球のAmazonもGoogleも使える『絶対破壊不能』のノートPC。
ただし、購入レートは定価の10倍という超ボッタクリ仕様!?
「ふざけんな! 俺は静かに暮らしたいんだよ!」
ブラック労働はもうこりごり。大地は異世界の緩衝地帯「ポポロ村」で、地球の物資とコンビニ知識、そして「うなる右腕(ジャイロボール)」を武器に、悠々自適なスローライフを目指す!
……はずが、可愛い月兎族の村長を助けたり、腹ペコのエルフ王女を餌付けしたり、気づけば村の英雄に!?
元球児が投げる「紅蓮の魔球」が唸り、女神の「ボッタクリ通販」が世界を変える!
異世界コンビニ・コメディ、開店ガラガラ!
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる